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    <title>Numero TOKYONana Mori / 森七菜 | Numero TOKYO</title>
    <link>https://numero.jp</link>
    <description>クリエイションが詰まったインターナショナル・モード誌『Numero TOKYO』のWEBサイト</description>
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        <title>長久允 × 森七菜 対談「あなたにだけ伝えたい物語」</title>
        <link>https://numero.jp/20260412-makoto-nagahisa/</link>
        <pubDate>Sun, 12 Apr 2026 03:00:05 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Culture]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[Makoto Nagahisa / 長久允]]></category>
		<category><![CDATA[Nana Mori / 森七菜]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>居場所を求めて新宿・歌舞伎町に集う若者を描いた映画『炎上』。現実と空想の間を行き来する長久允監督独自のポップな表現と、森七菜の繊細な演技は、観る者を映画の中に引きずり込む。圧倒的なまでに観客を引きつける、二人の物語の伝え方とは。（『Numero TOKYO（ヌメロ・トウキョウ）』2026年5月号掲載）</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="picture"></p>
<p>──映画『炎上』、素晴らしかったです。新宿・歌舞伎町に居場所を求めてたむろする若者たちの物語で、家を飛び出してトー横界隈にやってきた主人公の「じゅじゅ」こと小林樹理恵役を、森七菜さんが鮮烈に演じています。長久允監督の長編映画としては2019年の『WE ARE LITTLE ZOMBIES』以来の新作になりますね。</p>
<p>長久（以下N）「はい、ずいぶん時間がかかっちゃいました。“トー横キッズ”を社会問題として伝えるいろいろな報道を受けて、これを映画にすべきだと思い立ったのは5年前くらいです。僕は2016年、埼玉県狭山市で起きた実際の事件に触発されて『そうして私たちはプールに金魚を、』という短編映画を撮ったのですが、そのときと同じように、ニュース記事やそこから拡散されたSNSでは切り抜かれていない優しさや痛みが実際の現場にはあるんじゃないかと思ったんですね。</p>
<p>そこから長い間、取材を重ねながら脚本を書いていきました。そして主人公のじゅじゅ役を託したいと僕が勝手に思ったのが森七菜さんです。出演作やバラエティ番組でのお姿を拝見しつつ、まだそこに浮上していない“沸騰した何か”がある気がして。森さんのぐつぐつ煮えたぎる内側を僕自身が見たくて、面識はなかったんですけどオファーしました」</p>
<p>森（以下Ｍ）「うれしいです。そんなふうに自分を見てくださるなんて。役者の仕事は過去作品や既成のイメージに縛られるところがあると思うので、そこを突き破る新しい役にチャレンジする機会をいただけるのは本当に貴重なこと。私を見つけてくれてありがとうございます」</p>
<p>N「こちらこそありがとう。大変な役なので、出てもらえると聞いたときはガッツポーズしました」</p>
<p>Ｍ「やらない理由はないと思いましたね。そこから長久さんの過去の映画も拝見しました」</p>
<p>──かなり特殊でしょう？</p>
<p>Ｍ「はい（笑）」</p>
<p>N「僕自身は特殊なつもりはないんだけど（笑）」</p>
<p>Ｍ「この感性の疾走感に自分がついていけるのか、撮影前はちょっと心配にもなりました。でもそれは不安というより楽しみで。自分が出合ったことのないものに出合うために、この仕事をしているので」</p>
<p>N「うわっ、頼もしい言葉ですね」</p>
<p>Ｍ「実際、撮影はすごく楽しくて。長久さんのイマジネーションがすごすぎて、異次元に飛ばされる瞬間もたくさんありました（笑）。あと撮影しながら感じたのは、長久さんご自身が作品そのままの人だなって。これほど監督さん本人の個性と、創作したものが純粋に一致しているのは珍しいなと思いますね」</p>
<p class="picture"></p>
</p><p></p>現実と境い目のないままフィクションを生きていた
<p>──歌舞伎町に集うトー横キッズの現実に対して、どんな距離感で向き合ったかをお聞きしたいです。</p>
<p>N「何よりもシンパシーが大事だと思っていました。徹底して避けていたのは、知ったふうな外野の大人がコミュニティの現場を搾取するような、表面だけ切り取って物語に当てはめること。5年間の取材を通じて、僕は彼らの生活の地続きに自分を置くことを意識しました。トー横の子たちから直接たくさん話を聞いて、その過程で僕自身がいろんな影響を受けていきました。</p>
<p>特に感銘を受けたのは、彼女・彼らが“アスファルトのキラキラ”を見つけられる眼差しを持っていること。大人になると見つけられないキラキラです。例えば『これあげまーす』とキーホルダーやアメをくれるんですが、それが全部可愛い。鮮やかなものを見つけるアンテナの感度がみんな高いんです」</p>
<p>Ｍ「私は“本当だ”と思ってやっていたので、撮影期間はじゅじゅとしてしか存在していなくて……客観視は難しいです。この映画のトー横が自分とじゅじゅにとっての現実でした。実際に新宿・歌舞伎町の広場で撮影して、観光客の人たちが私たちを実際にトー横にいる子だと思って通ることもあって。フィクションとはいっても、現実と境い目のないまま生きていた気がします」</p>
<p>N「現場は夜遅くまでいろんな音やざわめきにあふれているんですよ。その磁場が強烈で、セットでは絶対できない撮影ができました」</p>
<p>Ｍ「あとメイクと衣装が大きかった。地雷メイクやミニスカートで地べたに座っていると、だんだん自分が場に馴染んでいく気がしたんです。きっと実際トー横にやってきた子たちも、こうやって周囲に同化していったんじゃないかなって」</p>
<p>──現場の生っぽさが映画にすごく入っていますよね。撮っていく中で脚本は変わらなかった？</p>
<p>N「アドリブはないですね。いつもそうなんですけど、物語作家としての自分は言葉の一語一句までものすごく重要視しているので、台詞は語尾まで厳密に発声してもらっています。あっ、でもみんなで騒いでもらった光景を引き画で撮ったときに、一度だけアドリブにしたことがありました。その意味では自分の中で新たなバランスを試みた作品でもありますね」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──この題材ならドキュメンタリーで撮るアプローチもあったかと思うんです。それを劇映画として作ることの意義は何だとお考えですか？</p>
<p>N「“意義”に関しては今も探している途中ですけど、ただいちばん基本にあるのは、自分が“物語作家としてできること”について常に考えているってことですね。僕には現実と同様に夢や抽象的な感覚、違う次元のことも平等に扱いたいという気持ちがあるので、自動的にフィクションとしての創作過程になる。あと、トー横界隈を取材していくと、本当にヘヴィーな現実に触れることもあるんですね。この問題を改善するためには、社会のシステムを政治や法律で変える必要があると感じました」</p>
<p>Ｍ「あの場所は解放区でもあるけど、キラキラした印象の裏にはいろんな危険がすぐそばにあることも事実で……私自身も“居心地の良い地獄”みたいな実感がありました。トー横の広場が青い柵で囲まれていることは、地域の安全のためには必要なのかもしれないけど、やっぱりどこか切ないですね」</p>
<p>N「トー横の現実を知れば知るほど苦しかった。だからこそジャーナリスティックな“ネタ”として、一時の流行や風俗で消費してほしくないという気持ちが強くなりました」</p>
<p>──『炎上』というタイトルは、主人公が吃音であることも含めて三島由紀夫の小説『金閣寺』を連想させます（1958年に市川崑監督が『炎上』として映画化している）。トー横キッズを“今の現象”に限定せず、普遍性に向けて補助線を引いているように思えました。</p>
<p>N「おっしゃるように、『金閣寺』のもとになった歴史上の金閣寺放火事件のことは念頭にありましたし、ほかにも例えば昭和初期の戯曲・映画『何が彼女をさうさせたか』ですとか、ラリー・クラーク監督が『KIDS／キッズ』で描いたNYのストリートにも通じる。つまり『炎上』は歴史や地理を超えて、30年前にも70年前にも100年前にもいろんな場所であり得た物語として捉えています」</p>
<p>左：森七菜 ワンピース¥49,500／Caban（キャバン 丸の内店）トップ¥24,200／Des Prés（デ・プレ）</p>
<p></p>観客とは一対一の関係　“あなた”に向けて物語を届ける
<p>──お二人にとって物語とは？</p>
<p>N「ドキュメンタリーは観察者の視点に入る。でも僕は観ている人に仮想体験してほしい。『炎上』は“もし僕がじゅじゅだったら”という視点で脚本を書いて、それを森さんに託しています。もちろん、ほかの登場人物に共鳴してもらってもいい。僕にとって物語は“体験装置”です」</p>
<p>Ｍ「私は15歳くらいから俳優の仕事をしているので、物語は“自分の未来”として読む癖がついちゃって。台本が送られてきたときも、『これから自分が過ごす未来』が載っているものとして読むんです」</p>
<p>N「それ、面白いなあ（笑）。天から自分の未来の物語が降ってくる、みたいな？」</p>
<p>Ｍ「普段小説を読んでいても、もし自分が体験するとしたら……と仮定して読んでしまう。素直に読めなくなっているのは少し寂しいです」</p>
<p>──なんだかお二人、視点は違うけどおっしゃっていることは共通していますね。物語の見つけ方は？</p>
<p>N「強い怒りや悲しみを覚えたら、そこが物語の始まり。『ありがとうございます、この悲しみ』って（笑）。何かに対して受け入れられないと思うことがないと、物語は作れないと思っています」</p>
<p>──物語を作ることはセラピー的な側面もありますか？</p>
<p>N「ありますね。僕の映画は出だしが絶望の底で、そこからちょっとだけ上がる話ばかり。本当に“ちょっと”だけ（笑）。マイナス100からマイナス99になることをハッピーエンドと呼びたい」</p>
<p>──名言ですね。最後に物語と鑑賞者の関係について、どう考えているかお聞かせください。</p>
<p>N「僕は“ある一人”のために作っています。“あなた”のために。一対一の関係です。映画はたくさんの観客に広く共有して届けるものですが、でも僕は“あなた”の目だけを見て作っています」</p>
<p>Ｍ「私も一対一が好きです。不特定多数のみんなに向けた物語もイルミネーションみたいで素敵だけど、自分が拾ったひとつの星を、誰かに渡すくらいの輝きが、自分の伝え方として性に合っているといつも思っています」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="picture"></p>
<p>『炎上』<br />
自身の感情を表現することが苦手な樹理恵（森七菜）はある日、家族との関係に耐え切れず家出。SNSを頼りに辿り着いた先は新宿・歌舞伎町だった。さまざまな人と出会い、自分の意思を持つことができるようになった彼女にとって唯一安心できる居場所となったはずだったが……。　</p>
<p>監督・脚本／長久允　<br />
出演／森七菜、アオイヤマダ、曽田陵介<br />
2026年4月10日（金）全国公開<br />
URL／https://enjou-movie.jp/</p>
<p></p><p>The post 長久允 × 森七菜 対談「あなたにだけ伝えたい物語」 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>【Tシャツと私 vol.3】 森七菜インタビュー「役に合わせてTシャツを選ぶ」</title>
        <link>https://numero.jp/interview398/</link>
        <pubDate>Tue, 25 Jul 2023 09:00:02 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
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        		<category><![CDATA[Interview]]></category>
		<category><![CDATA[Tシャツ]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[What’s the Tee？]]></category>
		<category><![CDATA[Nana Mori / 森七菜]]></category>
		<category><![CDATA[Tシャツと私]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>Tシャツがスタイリングの主役になる季節がやって来た。さまざまな役柄でTシャツを着用してきた俳優たちが、この夏リアルに着たいTシャツスタイルを披露。第1回目はアニメ映画『天気の子』やNetflixシリーズ『舞妓さんちのまかないさん』等で確固たる演技力と瑞々しさを放つ森七菜。絶賛公開中の最新主演映画『君は放課後インソムニア』についても聞いた。（『Numero TOKYO（ヌメロ・トウキョウ）』2023年7・8月合併号掲載）</p>
<p class="picture"></p>
</p><p></p>古着っぽいくたっとしたTシャツが好き
<p>──最近買ったTシャツは？</p>
<p>「よく使う古着のWebサイトで、年配の男性の写真がデザインされたラグランTを買いました。袖の色がかわいいのと切りっ放しでクルクルしているところに惹かれました。夏は完全にＴシャツ派で、薄めの生地で古着っぽいくたっとした雰囲気のものが好きです。チェーンのブレスレットとか、何か一つアクセサリーを加えて抜け感をつくるスタイルが好きです。Ｔシャツ＋ジーンズにキラッとしたアクセサリーを合わせるシンプルなスタイルに憧れがあります」</p>
<p>──思い入れのあるＴシャツは？</p>
<p>「オーディションに受かったときに着ていたＴシャツは縁起が良い気がして捨てられません。ただ、役に合わせたTシャツを着ていくので、二度と着れないことが多いです。『舞妓さんちのまかないさん』で演じたキヨは青森の田舎から出てきた子だったので、オーディションには野暮ったさのある青と白のかなり太めのボーダーＴを着ていったら、プロデューサーさんに「そういう服はどこで見つけてくるの？」と言われました（笑）。お芝居を始めてから買うお洋服は役に左右されるようになりました。今となっては絶対に着ないミニスカートがクローゼットに入っていたりします。そこまで役に没頭できているんだなと思うと安心しますね。映画『君は放課後インソムニア』で演じた伊咲は、食べ物のイラストが描いてあるＴシャツだったり、キュートとボーイッシュが共存したようなＴシャツを劇中で何度も着ていて、それに影響されて地元の石川県で買った白Ｔにかわいいフォントで“能登ミルク”って赤字で入ったＴシャツを撮影現場に着ていきました。そうしたら共演者の奥平大兼くんがすごくオシャレで「私もう帰ります！」って思いました（笑）」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
自分らしい遊びも加えながら、楽しく役作りができた
<p>──『君は放課後インソムニア』は元々原作マンガのファンだったそうですね。</p>
<p>「そうなんです。『君は放課後インソムニア』の原作と出合った時ときは、そんなにマンガを読む習慣がなかったんですが、たまたま自分が出ていた『週刊ビッグコミックスピリッツ』に掲載されていたのを読んで『面白い』って思って単行本を買いました。原作者のオジロマコトさんが今回の映画化にあたり『夢が叶った』と言ってくださっていて、私も『実写化するなら絶対に参加したい』と思っていた作品だったので同時に私の夢も叶い、本当にかけがえのない作品になりました。自分が誰かの夢を叶える一部になるとは思ってもいませんでした」</p>
<p>──脚本を読んだときはどう思いましたか？</p>
<p>「連載を2時間に凝縮するので『どの部分が使われるんだろう』という気持ちはあったんですが、脚本を読んでみたら、完結しているというよりは伊咲と丸太（がんた）のこれからを予感させるようなストーリーになっていたのが嬉しかったです。今も連載は続いているので、映画を観て原作も読んでくれる人がいたらいいなと思いました」</p>
<p></p><p>──伊咲は悩みを抱えながらも、明るく力強く生きていますが、演じる上でどんなことを意識しましたか。</p>
<p>「伊咲と私は眉毛が太いところや明るく振舞うところが似ていると友達から言われていたので、森七菜にならないよう、でも私が演じた意味があるように気を付けました。原作の仕草とかをベースに、伊咲を吸収した森七菜としての遊びを加えました。池田千尋監督がその遊びの部分を喜んでくれて、カット尻を長くしてくれたりしたので、すごく楽しく役作りができました」</p>
<p>──役作りにおいて、そうやって自分から提案することは多いんですか？</p>
<p>「監督のスタイルや役に合わせて全くしないときもありますが、多いほうだと思います。池田監督は、例えば『このシーンの伊咲はこんなことを考えているんだと思うんだよね』と意見をくださったりして、それに対して私も『でもこういうことを考えている可能性もあるんじゃないですかね』とお伝えしりしたりして、密なやり取りができました。監督の作品や役への愛をダイレクトに感じましたし、私たちキャストの想いも救い上げてくださったのでやりやすかったです。いつの間にか監督と私たちの間で『とりあえずやってみよう』というワードが合言葉のようになっていて、信頼し合えている感覚がありました。言葉だけでなく、実際にお芝居で試してみることで、より作品が生ものになる気がして楽しかったですね」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p>──丸太を演じた奥平さんとの初共演はいかがでしたか？</p>
<p>「共演してみたいと思っていた俳優さんだったので、最初は単純に嬉しかったです。それに、丸太にもぴったりだと思ったので撮影に入るがとても楽しみでした。でも、現場に入る前は奥平くんのことを自分の世界観の中で生きている人なんじゃないかと勝手に思っていたんですが、お芝居の中で私のことを助けてくれたり、19歳という若さなのに、視野がとても広く、人に手を差し伸べるような優しさを持っている人なんだなと感じました。私が伊咲として何かを言っても丸太として必ず返してくれるので、憧れの俳優さんではありますが、相性の良さを感じて嬉しかったです。原作の伊咲と丸太は友達のような恋人のような相棒のような関係性ですが、映画ではその延長線のような2人でいられた気がしています。『この2人ならこのシーンの前後も冗談を言って笑い合っているんじゃないか』っていうことが、言葉には出さずとも暗黙の了解で、お互い同じようなことを考えてお芝居ができた気がしています」</p>
<p>──奥平さんはじめ同世代の共演者の方が多い現場だったと思いますが、どんな刺激を受けましたか？</p>
<p>「明るい雰囲気の中で高め合いができた気がします。ひとつ前の作品の『銀河鉄道の父』では監督に『その芝居じゃダメだ』と渇を入れられながら撮影が進んでいくようなところがありました。そうやってダイレクトに厳しいことを言っていただいたのは初めてのドラマ以来だったので『ありがたいな』って思って、興奮しました（笑）。その引き締まった気持ちのまま、『君は放課後インソムニア』の現場に入れた気がしています」</p>
<p>──伊咲と丸太は不眠症という悩みを共有し、徐々に惹かれ合っていきますが、その関係性をどう思いましたか？</p>
<p>「2人は恋や愛といった言葉では片づけられないような運命的な関係性に思えたので、実際に私にもそういう人ができたらいいなと思いました。お互いのことが好きで、この先付き合って、もし別れたとしても人生においてお互いの存在がすごく大切で、それはずっと続いていくんじゃないかなって思うぐらいの強い結びつきを感じました。私は家族以外の人には気を使ってしまって、ありのままの自分は見せられていない気がするので、そういう存在がいるのは羨ましいです」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
悔しさと嬉しさの繰り返しのなかで
<p>──伊咲はやがて天文部の活動に熱中していきます。森さんにとって熱中できることというとやはりお芝居になるのでしょうか？</p>
<p>「お芝居だけですね。子どもの頃、いろいろな習い事をやらせてくれたんですが、どれも続かずに唯一お芝居しか続いていないんです」</p>
<p>──そこまで魅了される理由というと？</p>
<p>「ずっと、自分のお芝居に対する手応えがあるかないかの間でキャッチボールされている感覚というか。誰かが『あのお芝居良かったよ』と褒めてくださったとしても、自分的には『ダメだったな』って思うと、また揺り戻しが起こる。私にとってお芝居の世界は、そういう悔しさと嬉しさの繰り返しでできているので、なかなか依存性があるなって思います」</p>
<p>──満足することはあるのでしょうか？</p>
<p>「褒めていただけるともちろん嬉しいんですけど、『100％その言葉を信じていいものなのか』って思っちゃうんです。でもその気持ちがまたモチベーションに繋がります」</p>
<p>──お芝居の楽しさは何か変化していきましたか？</p>
<p>「以前は今お伝えしたような、自分の感情の中のキャッチボールの揺れ幅を味わうためにお芝居をやっていたところがありました。『いつまで自分は自分のためだけにお芝居をやり続けるんだろう。でも自分がやりたくてやってるんだから、誰にどう思われてもいいや』と思っていたというか。でも、例えば『君は放課後インソムニア』のロケ地である七尾市の方が協力してくださったり、ファンの方に応援の声をいただいたりすることで、『その方たちのためにも頑張ろう』っていう気持ちがここ数年で生まれてきました。『七尾の人に納得してもらいたい』とか『ファンの方に納得してもらいたい』っていう風に心から思えるようになったのはすごく大事なことだと思いますし、自分がそういう気持ちを持てるようになったことに対して安心感があります。ただ、実際お芝居をしている最中は、誰も観ている人がいない前提で演じなければいけないので、その気持ちは一旦なくして集中しています」</p>
<p></p><p></p>
映画『君は放課後インソムニア』
<p>石川県七尾市に住む高校一年生・中見丸太（奥平大兼）は、不眠症のことを父親の陸に相談することもできず、ひとり憂鬱で孤独な日々を送っていた。そんなある日丸太は、学校で使われていない天文台の中で、偶然にも同じ悩みを持つクラスメートの曲伊咲（森七菜の）と出会い、その秘密を共有することになる。天文台は、不眠症に悩む二人にとっての心の平穏を保てる大切な場所となっていたが、ひょんなことから勝手に天文台を使っていたことがバレてしまう。だが天文台を諦めきれない二人は、その天文台を正式に使用するために、天文部顧問の倉敷先生、天文部OGの白丸先輩（萩原みのり）、そしてクラスメートたちの協力のもと、休部となっている天文部の復活を決意するが――。</p>
<p>原作／オジロマコト『君は放課後インソムニア』<br />
監督／池田千尋<br />
脚本／髙橋泉<br />
出演／森七菜、奥平大兼、桜井ユキ、萩原みのり、工藤遥　ほか<br />
配給／ポニーキャニオン<br />
全国公開中。</p>
<p>http://kimisomu-movie.com</p>
<p></p><p>The post 【Tシャツと私 vol.3】 森七菜インタビュー「役に合わせてTシャツを選ぶ」 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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