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    <title>Numero TOKYOmukcyen / ムッシャン | Numero TOKYO</title>
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    <description>クリエイションが詰まったインターナショナル・モード誌『Numero TOKYO』のWEBサイト</description>
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        <title>マリー・アントワネットの生涯に重ねる、現代の自己像「ムッシャン」2026年秋冬コレクション</title>
        <link>https://numero.jp/news-20260402-mukcyen/</link>
        <pubDate>Thu, 02 Apr 2026 05:00:19 +0900</pubDate>
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        		<category><![CDATA[News]]></category>
		<category><![CDATA[Fashion]]></category>
		<category><![CDATA[mukcyen / ムッシャン]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p class="picture"></p>
<p>2026年秋冬東京コレクションのフィナーレを飾った、木村由佳が手掛ける「ムッシャン（mukcyen）」。昨シーズンに続き2度目となる今回のショーでは、18世紀フランス王妃、マリー・アントワネットの生涯に着目した。</p>


	


<p>今季のテーマ「在；formed」の背景にあるのは、木村自身がインフルエンサーとデザイナーという2つの顔を持つ中で感じてきた、社会から与えられるイメージへの違和感だ。王妃、妻、母といった多面的な役割を背負わされ、最後にはひとりの人間として運命を全うしたマリー・アントワネットの姿に、自身の葛藤を重ねたと語る。</p>
</p><p></p><p class="picture"></p>
<p>ファーストルックは、繊細な花柄レースを纏ったボリュームのあるトップとスカートに、パンツを合わせたレイヤードスタイル。ブランドを象徴するボディに沿うタイトなラインに加え、今季はゆとりのあるデザインが多く登場し、シルエットの対比を強調させた。</p>


	




	


<p>印象的だったのは、18世紀ヨーロッパのロココ様式の影響が色濃く反映されたルック。レースのヴェールや首元のラッフル、パワーショルダーのコートや高く結い上げたヘアスタイルなど、当時の華やかな文化を感じさせる要素を取り入れつつ、ブランド独自の世界観へと落とし込んでいた。</p>


	




	


<p>カラーパレットは、純真なホワイトから始まり、グレーを経て、ブランドのキーカラーであるブラックへと移行。フィナーレに向かうにつれ、装飾の華やかさは削ぎ落とされ、精神的な力強さが宿っていく過程を表現するようだった。</p>
<p class="picture"></p>
<p></p><p>そして、ブランドのシグネチャーアイテムであるセカンドスキンも昨シーズンに続いて登場。機能性を追求し、アルガンオイルを配合した素材によって、肌に吸い付くような滑らかな着心地を実現している。その生地には、“優しく守られているような安心感を形にしたい”という想いが込められている。</p>
<p class="picture"></p>
<p>世間からのイメージと本来の自分。その間に生まれる葛藤や違和感を、美しく、力強く描き出した本コレクションには、ムッシャンの新たな可能性と、揺るがない芯の強さが宿っていた。</p>
<p>&nbsp;<br />




デザイナー・木村由佳インタビュー「流されすぎず、時代と向き合う」 
Culture / 21 03 2026



</p>
<p></p><p>The post マリー・アントワネットの生涯に重ねる、現代の自己像「ムッシャン」2026年秋冬コレクション first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
        </description>
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        <title>デザイナー・木村由佳インタビュー「流されすぎず、時代と向き合う」</title>
        <link>https://numero.jp/20260321-kimurayuka/</link>
        <pubDate>Sat, 21 Mar 2026 11:00:22 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Culture]]></category>
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		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[mukcyen / ムッシャン]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>2023年に設立し、「JFW NEXT BRAND AWARD 2026」でグランプリを受賞した今注目のブランド、Mukcyen（ムッシャン）。デザイナー木村由佳が見つめる死生観、色と空間で立ち上がる感情、そして肌に触れる服の意味とは。その言葉の先に、今の時代に服を作る意味が浮かび上がる。（『Numero TOKYO（ヌメロ・トウキョウ）』2026年3月号掲載）</p>
<p class="picture"></p>
<p>&nbsp;</p>
不確かな未来の中で、何を着て生きるのか
<p>──「Mukcyen（ムッシャン）」というブランド名には、ご自身の苗字の中国語表記を元にした造語という背景があるそうですね。どんな思いから名付けたのでしょうか。</p>
<p>「あらゆる出来事や言葉に対して、意味が決まりすぎてしまうことは、それ以上考えられなくなってしまう原因の一つだと思っています。“〇〇っぽい”“文脈的にこう”と簡単に整理されてしまう場面を多く見てきました。だからこそ私は、『言葉になるまでの過程』を楽しみたいと思いました。名前の時点で内容を固定せず、作品を作り続ける中で更新されていく器として、このブランド名を考えました」</p>
<p>──ブランドの根底にある「死生観」は、どんな経験から形づくられたのでしょうか。</p>
<p>「大切な人を失う経験などを通して、死そのものだけでなく、死までの過程や死後の世界に強く関心を持つようになりました。どういう経過で人は亡くなっていくのかや死の美学について綴られた書物に惹かれ、気づけばたくさん読みあさっていました。仏教的な思想にも触れ、『残された人がどう生きるか』を考えるための手がかりになっています」</p>
<p>──死に対するイメージは、表現を重ねる中で変化しましたか。</p>
<p>「最初はどうしてもネガティブな印象が強かったのですが、歴史を辿るうちに、死はどの時代でも大切に扱われてきたものだと知りました。ファーストシーズンでミイラをテーマに選んだのは、『亡くなった人とつながり続けたい』という強い愛情に惹かれたから。死は終わりではなく、想いをつなぐ行為でもある。そのことに気づいてから、死は新しい表現やポジティブな方向性にもつながるものだと感じるようになりました」</p>
<p>──そうした思想は、どのようにデザインへ落とし込んでいますか。</p>
<p>「抽象的な思想であっても、服としては直感的にわかりやすく受け取ってもらえるようなデザインを意識しています。例えば、2025年秋冬コレクションでは時間がキーワードだったので、時計のモチーフを使ったり、時間の流れを感じさせるシルエットを取り入れたり。もうひとつ大切にしているのは、適度な緊張感です。肌で感じられて、ストレスはないけど着ることで意識が少し引き締まる。そんな感覚をもたらす服を目指しています」</p>
</p><p></p>感情が服になる瞬間
<p>──26年春夏コレクションで「7月5日の予言（※）」というテーマを選んだ理由は？</p>
<p>「予言そのものを信じたわけではなくて、その“可能性”に対する世の中の反応がとても興味深かったんです。不安や恐怖、不確定な未来に対して人はどう振る舞うのか。でも実際には、日常はそれほど大きく変わらなかったですよね。その事実がとても印象的でした。もし『何かが起きるかもしれない一日』だとしたら、どう過ごしたいのか。私は防備する服を着るよりも、どの時間帯でも自分が心地よく、納得できる状態でいたいと思ったんです。だから今回は、着ている服が自分を守るものというよりも、自分の感覚や気持ちを整えてくれるものになるよう意識しました」</p>
<p>※漫画家・たつき諒が『私が見た未来 完全版』で、25年7月5日に大災難が起こると予言。SNSで拡散され大きな話題になった。</p>


	


<p>2026年春夏コレクションにて初のショーを開催。「7月5日の予言」をテーマに、不確かな未来に人はどう振る舞うのかという問いを提示。ランジェリー要素やルームウェアの延長にあるアイテムなど、日常と地続きの服を通してメッセージを表現している。写真左は、肌への負担を抑えるアルガンオイル配合素材を開発した「セカンドスキン」ラインのルック。</p>
<p>──その考えを象徴するのが、先シーズンから継続して登場しているスキンケア効果のある「セカンドスキン」ですね。</p>
<p>「はい。長い着用時間でも着る人がストレスなく過ごせるものを作りたいと思い、アルガンオイルを配合した素材を開発し、肌に負担をかけないアイテムを制作しました。どの時代においても素材はいちばん重要なものだと思っていて、今の時代感を感じるようなファッションとスキンケアの領域を深く結びつけたいと考えました」</p>
<p>──洋服のカラートーンはシンプルで、会場は照明で赤に染まっていました。そこに込めた思いとは？</p>
<p>「今回は近未来の機械的なムードを意識して、洋服全体のカラートーンは寒色寄りにしています。その中で、夕日や桜の時期を感じられるピンクを差し色に。ピンクは普段あまり使わない色でしたが、自然と惹かれていた自分自身に少し驚きがありました。一方で、会場全体を包んだ赤の照明はブランドカラーでもあり、最も感情が伝わる色だと感じています。血の色であり、だから生きている証でもあり、同時に警告や危険を知らせる色でもある。緊張感や不安を空間として体感させるには、赤が一番強いと思いました。会場の音楽にはAIの音声を使用し、あえて感情のない音声を取り入れることで、想像の余白が生まれるように構成しています。洋服があふれる世の中で、『この時代にしか生まれないもの』を意識しながら制作しています」</p>
<p></p><p>──初めてショーを開催して、どんな手応えがありましたか。</p>
<p>「空間と感情を共有できる場所は特別でした。静止画では伝えきれなかった、動きや空気の流れまで含めて服が作用していく瞬間を体験できたのは大きかったです。3月に行うショーでは、感情のグラデーションを、より立体的に伝えていきたいですね」</p>
<p>──クリエイションの中でいちばん大事にしていることは？</p>
<p>「流されすぎず、時代と向き合うことです。時代の流れに乗ること自体は、決して悪いことだとは思っていません。むしろ、人は時代によって形づくられるものだとも感じています。だからこそ、これまで否定されてきた価値観が、いまどんなふうに変わろうとしているのか。そこを丁寧に受け止め、探り続けることが、今の自分にとっていちばん大切な姿勢です」</p>
<p>──これから、どんなデザイナーでありたいですか？</p>
<p>「インフルエンサーという経歴が、必ずしもポジティブに受け取られてこなかった時期もありました。そんな偏見を持たれやすい背景がある中でも、真剣にファッションと向き合い、ブランドとして成立させていく。その姿勢を通して、誰かを勇気づけられる存在でありたいと思っています」</p>
<p></p><p>The post デザイナー・木村由佳インタビュー「流されすぎず、時代と向き合う」 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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