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    <title>Numero TOKYOMasayuki Ino / 井野将之 | Numero TOKYO</title>
    <link>https://numero.jp</link>
    <description>クリエイションが詰まったインターナショナル・モード誌『Numero TOKYO』のWEBサイト</description>
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        <title>見たことない！を届ける気鋭の表現者たち。vol.2 井野将之 × PZ Opassuksatit</title>
        <link>https://numero.jp/20221227-cue-for-something-new-2/</link>
        <pubDate>Tue, 27 Dec 2022 05:00:00 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Culture]]></category>
		<category><![CDATA[doublet / ダブレット]]></category>
		<category><![CDATA[Masayuki Ino / 井野将之]]></category>
		<category><![CDATA[見たことない！を届ける気鋭の表現者たち]]></category>
		<category><![CDATA[PZ Opassuksatit / ピーゼット・オパスクァサティトゥ]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>「これいったい何!?」と思わず見入ってしまうような“普通じゃない”を覚える作品に、いまワクワクが止まらない。<br />
それらを生み出し、私たちの感性を刺激してやまないアーティストやクリエイターをピックアップ！<br />
第2回はdoubletデザイナー・井野将之、アーティスト・PZ Opassuksatit。（『Numero TOKYO（ヌメロ・トウキョウ）』12月号掲載）</p>
<p class="picture"></p>
</p><p></p>世界を笑顔に巻き込む2人のタッグに世界が注目！ 
<p>ブレインランゲージでの対話</p>
<p>──2人が知り合ったきっかけは？</p>
<p>井野将之（以下、I）「いろいろなデザイナーが集まってご飯を食べる会があったんですけど、そこで話したのが初めてだと思います。僕らがLVMHプライズを獲ったばかりの頃、インスタントヌードルのプロダクト（カップの中身を水に浸すとTシャツになる）をPZが気に入ってくれていたのを覚えています」</p>
<p>PZ Opassuksatit （以下、P）「私が日本で初めてインスタレーションをしたときね。そのときに見たカプセルボール（ガチャガチャ）のシリーズも素晴らしくて、日常に存在するものをコレクションに変換していることに感銘を受けて、『このブランドは何!?』って。その後にディナーをして知り合ったときに、『あなたのアイデアはすごくクレバー』と伝えたことを覚えています」</p>
<p></p><p>──初めてコラボレーションをしたのはいつですか？</p>
<p>P「最初はリングボックス。インスタントヌードルのアイデアが好きだから、リングボックスを水に入れるとビッグTシャツになるというアイデアを思いついて、私からコラボレーションしたいと伝えたの。それがよく仕上がったから、次のショーでもコラボレーションしましょうってことになったの」</p>
<p>2人の初めてのコラボがこちら。「結婚しようよ！」と言わんばかりにリングボックスを水につけるとTシャツに変身。そしてそこには「YES, I DO」とポジティブなワードがプリントされている。ウェディングをテーマにしたPZのプロジェクト「PZ  World Wedding」より。</p>
<p>──井野さんとお仕事をしたときの印象はどうでしたか？</p>
<p>P「いつも物静かだけど、一緒に作業しているとすごく楽しいので、私はいつも大きな声で笑ってる（笑）。私は“ブレイン・ランゲージ”と呼んでるんだけど、脳で会話をするというか、すごくシンプルな単語や手ぶりでアイデアを伝え合うの。そうやって私たちのクリエイティビティでお互い何が欲しいのかを理解していったんだけど、私にとっては家族や友達と創造力を拡張していくような感覚だった」</p>
<p>──コラボレーションの中で印象に残るものは？</p>
<p>I「6月にパリで発表したショー（2023春夏）のアートディレクションをPZにやってもらったんですけど、動いている35人のエキストラが突然止まるところからショーがスタートして、その中に『ストレンジャー・シングス』のイレブンというキャラに扮した人がいたんですよ。PZに『作品が最近すぎるからやめない？』って言ったんですけど、実際はめちゃめちゃ面白かった。そういう『楽しいことをやろうよ』ってアイデアを出すPZはすごく素敵なんですよね」</p>
<p></p><p>PZがディレクションを手がけたダブレット2023春夏コレクションは話題をさらったばかり。ショーのモデルとは別に35人のエキストラが、日常の光景という設定で参加。中には『ストレンジャー・シングス』のキャラクター、イレブンに扮した子も。</p>
<p>P「私も最新のコレクションは印象深い。その前のコラボレーションはコロナ禍になる前のことだったから、今回は何かを壊すようなフレッシュさが必要だと感じていたの。エキストラとモデルをコントロールするなかで大変なこともあったけど、やってみたらクールになった。『ストレンジャー・シングス』にはずっとハマっていて、あのときはちょうど最新エピソードが配信されたばかりだったから（笑）」</p>
リアリティとユーモアを軸に
<p>──これまで一緒に仕事をしてきて、お互い得たものは何でしょう。</p>
<p>I「ロンドンでは人の型を取って作ったたくさんの人形たちに服を着せたり、日本では“酔っ払いのサラリーマン”のインスタレーションをPZはやったことがあるんですけど、イメージをヴィジュアルで見せるということに関して彼女は本当に素晴らしくて、それは自分の考えにも近いところがあったので共感しました。印象的なアイデアに多大な影響を受けています」</p>
<p>ドーバー ストリート マーケット ギンザやロンドンの同店で開催された、PZのインスタレーションの様子。どちらも本物の人間かと思うような等身大の人形がずらり。日本の“酔っ払いサラリーマン”の姿も作品に。</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p>バーチャルモデルimmaが25人登場したダブレット2022-23秋冬コレクションもインパクト大。井野いわく「人形を使ったPZのインスタレーションに影響を受けているかも!?」。二人の相乗効果で生まれる新しいアイデアにこれからも期待したい。</p>
<p>P「私は彼が作る服が好きで、彼のクリエイティビティにカリスマを感じるし、エナジーと才能を感じる。各々のピースに素晴らしい物語があるし、さらに服のクオリティも高い。写真や画像で見ても、リアルに服を見ても素晴らしいの。ディテールに関しても細かくて、独特のものがある。私はそういったことにインスピレーションを受けています。あと重要なのは、ユーモアとコメディ要素を持ち合わせていること。ファッション業界はそれを持ち合わせていることが少ないから、彼のクリエイションは業界をリフレッシュさせてくれるのよ」</p>
<p>井野がデザインするプロダクトでPZを驚かせたものの一つが、ダブレット2022春夏コレクションに登場した着るとその人がバナナになる、バナナ柄アイテム。「羨ましいくらいユニーク」とPZ大絶賛。　Photo：Ittetsu Matsuoka </p>
<p></p><p>──2人の共通点が見えてきました。</p>
<p>I「決してSFではない、日常におけるユーモアとリアリティですね。現実と非現実の間を行き来する感じの表現だったり」</p>
<p>P「重要なのは、人々を笑顔にさせること。それには自分自身が笑えることを探すことが大事で、シンプルさの中に人間にとっての美しさとユーモアを見つけること。難しいことだけど、それが大切なんです」</p>
<p>──今日の取材でもPZさんは人を笑顔にさせてくれる方だなと感じます。ところでPZさんは普段はどのようなことをされているんですか？</p>
<p>P「インスタレーション、アート制作とやりたいことをやっているだけだけど、私自身はファッションとかアートとかの境界線を曖昧にすることを大事にしていて、さらに私は人をカテゴライズするのも好きではない。その中で自分が考えたアイデアを具現化するまでできることは何でもやるって感じね。今はアーティストという肩書きでやっているので、なんでもやっていいと思うし、直感を大事に自分が好きなことを追求している感じ」</p>
<p>I「その感覚に、僕は沁みるように同感なんですよね。あとPZのすごいところは、全部に対して手を抜かない完璧主義で、仕事がとても丁寧。完成度がそれぞれ非常に高いので、一緒に働いているとひとつ上のところに自分を持っていってもらえる、そんなアーティストです」</p>
<p></p>ストーリーを楽しく伝達
<p>──クリエイトする上で、何を一番大切にしていますか？</p>
<p>P「どうしたら人々へストーリーを伝えられるか、意識することかな。人々にとって普通なことでも、それを変換して異なったストーリーを伝える。それと、作品をユニークな方向で見せていくということ。人々の日常にあるものにひねりを加えて違う方向で楽しく見せることをしたい。一緒に笑ってほしいの」</p>
<p>I「それがこちらからの一方通行ではなく、お客さんとの言葉のキャッチボールになればいいなって思いますね」</p>
<p>P「それってすごく大切なこと。前に井野さんのインタビューを見たときに『コメディアンになりたかった』って書いてあったんだけど、私たちは自分たちのアートをコメディ的な方向で表現しているのかも」</p>
<p>I「楽しいことが好きなんですよ。僕も何かを作ろうとしたときに、楽しいとかワクワクしないとやっぱりいいものが作れない。だから自分の好奇心を大切に、面白いと思うことを続けていきたいんですよね」</p>
<p>ダブレットがパリコレに初進出した、2020-21秋冬コレクションより。PZにディレクションを依頼した井野が思い出しては笑うのが、“ラーメンヘア”と呼んでいたモデルの手にPZが箸を持たせたこと！ ユーモアとファッション感のバランスに脱帽。 </p>
<p></p><p class="btn_entry">特集「見たことない！ を届ける気鋭の表現者たち」をもっと読む</p>




見たことない！を届ける気鋭の表現者たち。vol.1 映画監督・長久允 
Culture / 26 12 2022




<p></p><p>The post 見たことない！を届ける気鋭の表現者たち。vol.2 井野将之 × PZ Opassuksatit first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>「ダブレット」井野将之が思う、楽しいファッションとは？</title>
        <link>https://numero.jp/interview278/</link>
        <pubDate>Tue, 02 Nov 2021 11:00:08 +0900</pubDate>
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        		<category><![CDATA[Interview]]></category>
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		<category><![CDATA[Masayuki Ino / 井野将之]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>あるときはゾンビがランウェイを歩き、あるときはファミリーレストランを模した会場に多国籍のモデルたちが食品サンプルを持って登場する。いつもユニークなショーで楽しませてくれる「doublet」。デザイナーの井野将之は何のためにこの壮大な舞台を生み出しているのか？</p>
<p class="picture"></p>
井野将之「興味がない人にも届けたい」
<p>──2021AWコレクションのショーでは「再生」をテーマにモデルが後ろ向きにランウェイを歩く様子を逆再生動画で見せるという演出が話題になりましたね。</p>
<p>「映画『TENET』（2020）を見た後に、逆再生動画を撮って遊んでいたんです。だんだんコツをつかんできて、何かできないかなと思っていて」</p>
<p class="picture"></p>
</p><p></p><p>──過去のショーやデジタルコレクションもユニークな作りで、並々ならぬこだわりを感じます。</p>
<p>「ショーはファッション好きのためだけのものではないと思っています。服に興味がない人が見ても楽しめるエンターテインメントにしたい。それを見て、少しでもファッションに興味を持ってくれたらうれしいなと」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──YouTubeにショーの様子や裏側をアップすることも見る人を限定しない姿勢の表れなのかなと。</p>
<p>「そうですね。デジタルショーをやり始めてから、よりエンターテインメント性の高いものを作りたいと意識するようになりました」</p>
人と会うことが非日常になった。だからこそ、服を楽しみたい
<p>──今回のショーでは自身の幼少期の記憶や思い出が着想源になったそうですね。</p>
<p>「コロナの影響でここ１年ぐらい移動がしにくく、新しい刺激やインプットを得られる機会が減ったので、それなら自分の中を掘り下げてみようと。実家から昔の写真を送ってもらい、幼い頃のことを思い出しながらイメージを膨らませました。自分の中をタイムトラベルする感じでした」</p>
<p></p><p>──赤ちゃんが着るロンパースのようなウェア、愛くるしいぬいぐるみや戦隊ヒーローをイメージしたデザインもありましたね</p>
<p>「今回挑戦したかったのはエイジレスな服です。大人の服なのか子ども服なのかよくわからないもの。ジェンダーレスやタイムレスをテーマにした服はこれまでにもあったと思うんですけど、年齢も超越してみたいなと」</p>
<p>──「doublet」はショーもそうですが、コレクション全体にFunのムードを強く感じます。</p>
<p>「デザインするときは〝楽しさ〞を強く意識しているわけではないですが、着た人が元気になれる服を作りたいと思っています。たとえば、知らない人とでも『それ、面白いね』と話が弾むようなコミュニケーションのきっかけになるもの。コロナ禍によって外出もままならず、人に会わない生活を送っていると毎日同じ格好でもいいという人もいると思うんです。でも、ファッションを楽しむベースには〝人に会う〞ことがあると思うんですよ。誰に会うのかとか、どこに行くのかとか、TPOに合わせて何<br />
を着ようって考えると自然と気持ちが高まるし、相手と話が弾むとうれしいし。会うことがすごく貴重になったからこそ、人と会う喜びを底上げできるようなファッションを発信できたらと思います」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p>──今回は井野さんが幼い頃から親や祖父母から教えられ、聞いてきた「もったいない」という言葉もキーになっていて、ほとんどの服に再生可能素材を使われたとか。</p>
<p>「リサイクル素材を使うのは初めてで、国内にどういった工場があるのか、そこで何ができるのか、調べるところからのスタートでした。コロナが少し落ち着いていた昨年の夏に日本各地の工場を回ったのですが、新しい発見が多く、とても面白かったですね」</p>
<p>──例えば？</p>
<p>「日本で育った羊の毛は、環境負荷が高い薬品で洗浄する必要があるため、刈っても廃棄されていたそうなんですが、それってもったいないなと。なので、環境に配慮した方法で処理をして、純国産のメルトン生地を作ることにしました。ワラも一緒に織り込まれていて、独特の風合いになっています。左右で柄が異なる靴下はそれぞれ切り取り線が入っていて、線を切って縫うとぬいぐるみになるんです。靴下って履き続けるとゴムがよれたり、穴が開いちゃって捨てなきゃいけなくなると思うんですけど、こうやって別の形にすれば長く楽しめる。素材や技術に頼るだけではなく、デザインでリサイクルに取り組むのも面白いなと実感しました。今後はリサイクル生地と全面に打ち出さずに、さりげなく使っていきたい。それが一番いいかなって」</p>
<p>&nbsp;<br />




服づくりの概念を崩す注目デザイナー「Doublet」井野将之 
Interview / 09 11 2018



</p>
<p>&nbsp;<br />




ファイナルアンサー？ 「WISM」×「doublet」から届いたクイズT 
Fashion / 13 07 2019



</p>
<p>&nbsp;<br />




「トモ コイズミ」小泉智貴に訊く、楽しいファッションとは？ 
Interview / 09 07 2021



</p>
<p></p><p>The post 「ダブレット」井野将之が思う、楽しいファッションとは？ first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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