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    <title>Numero TOKYOLieko Shiga / 志賀理江子 | Numero TOKYO</title>
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    <description>クリエイションが詰まったインターナショナル・モード誌『Numero TOKYO』のWEBサイト</description>
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        <title>写真家たちの冒険 vol.2  志賀理江子「身の回りに秘境は潜む」</title>
        <link>https://numero.jp/20230708-a-photographic-journey-2/</link>
        <pubDate>Sat, 08 Jul 2023 09:00:53 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Art]]></category>
		<category><![CDATA[Lieko Shiga / 志賀理江子]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[Adventurous]]></category>
		<category><![CDATA[写真家たちの冒険]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>人生で経験できることは、残念だけど限られているだろう。世界中の町に行くことは難しいし、身の回りのことだって全てを知らない。でも、私たちには写真家の眼差しがある。彼らの世界に触れることが、自分で体験するよりも遥かに豊かな経験になり得るのだ。特集「写真家たちの冒険」vol.2は志賀理江子。（『Numero TOKYO（ヌメロ・トウキョウ）』2023年6月号掲載）</p>
身の回りに秘境は潜む
<p class="picture"></p>
</p><p></p><p>今まで、そこまでたくさんの国を飛び回って写真を撮ってきたわけではないので、振り返ってみれば訪れたことがある土地はそれほど多くはなかったのでした。その代わり、自分が住む場所のせいぜい半径100メートル以内を、できる限りよく見ることはしてきたと思います。そうすると、どこにでも秘境はあるものだなといつも驚きます。</p>
<p>最近、身近なところに目を凝らして気づいたものとして、飢餓供養塔があります。宮城県にある自宅の近所の路傍に、1782年から88年にかけて起きた天明の飢饉を受けて立てられた、碑と無縁仏があるのに気づいたんです。東北は歴史上何度も飢饉に見舞われてきましたので、少し調べてみるとこうした供養塔はあちらこちらにあると知れます。江戸時代の記録をひもとけば、極まってわが子や土まで食べたといったすさまじい記録が、山ほど出てきます。命を落とした人数も膨大です。</p>
<p>宮城県の自宅近くにある飢餓供養塔にカメラを向けた。日常の中でパッと撮ったものだが、そういう写真がそのまま作品になるということが志賀の場合はほとんどない。写真を撮ることも含めて体験が彼女の体の中に一度入り込み、学んだことや感じたことと混ざり合い、長い時間を経て出てくる別の何かが、彼女にとっての作品だと語る。　Photo: Lieko Shiga</p>
<p></p><p>なぜそんなひどいことになってしまったのか。厳しい風土も一因ですが、人為的な理由も大きい。江戸時代には中央集権的な制度が確立して、中央政府が「この種類の米を育てて年貢を納めなさい」と命じていた。湿った東寄りの風「やませ」が吹く東北は元来、ヒエやアワならまだしも、中央が指定する米は育ちにくい背景もありました。一種類の米だけを無理に作るから、冷害が生じた際に全滅してしまい、おびただしい犠牲が出ることになってしまったのだと言われています。</p>
<p>家の近くにあった飢餓供養塔に目を向けるだけで、いろんなものが露わになってきます。思えばちょっとした違和感につながっているものは、周りを見渡すといろいろ見つかるものです。なぜデパートやスーパーにはこんなにモノがたくさん並んでいるんだろう、それらの商品は全部売れるんだろうか、きっと余って捨てられてるんじゃないか……。一つ一つの商品の値段ってどうやって決まっているのか。これはなんでこれほど高いのか、こっちはなぜこんなに安いのだろう……などと考えをたぐっていくと、近代という時代はどういうものだったのかというところへ行き着くし、もっと進めば、人は何をどれほど求めるものなのか、人間ってどういう存在なんだろうというところまで、問いがどんどん深くなっていきます。</p>
<p>供養塔の近くには、水を張った田んぼに映る明かりまでもが煌々と輝く大きなショッピングセンターがある（写真は建設当時に撮影）。飢饉当時と現在を対比し、落差や隔たりに思いを馳せる。　Photo: Lieko Shiga</p>
<p></p><p>夜の暗闇の中で、車を走らせながら、飢餓供養塔を横目に見ながら通り過ぎて、煌々と明るいショッピングセンターやコンビニエンスストアに入ると、そのアンビバレントな対比に、しかし確実に「食えない恐怖」からこれらも生まれた、という凄惨なつながりに、さまざまなことを突きつけられます。今はモノがあふれているように思えるけれど、低い日本の食料自給率を考えれば、飢饉の危機はそう遠い話ではないと思います。ひっそりとした供養塔と異様なまでに明るいLED照明との落差は、原子力でも何でも使い、過剰なエネルギーを求めて止まれない人間の業も強く感じさせます。</p>
<p>私が身の回りに目を向けているのは、自分がなぜここにいて、どうして今このような生活をしているのか、自分自身で理解したいがためなのだと思います。何百年も前にはここでこんなことがあって、それは反復するかもしれない、そうやってずっと続いていく歴史のとある一点に自分はいる。それを確認するのが、私にとっての旅なのかもしれません。</p>
<p class="btn_entry">
特集「写真家たちの冒険」をもっと読む</p>
<p></p><p>The post 写真家たちの冒険 vol.2  志賀理江子「身の回りに秘境は潜む」 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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                            <ldnfeed:image>
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        <title>志賀理江子が撮る「人間の春」とは？＠東京都写真美術館</title>
        <link>https://numero.jp/news-20190310-liekoshiga/</link>
        <pubDate>Sun, 10 Mar 2019 00:00:48 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Art]]></category>
				<category><![CDATA[exhibition]]></category>
		<category><![CDATA[artphoto]]></category>
		<category><![CDATA[Lieko Shiga / 志賀理江子]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>国内のみならず世界中で注目を集める写真家、志賀理江子。現代を生きる私たちの心の奥に潜む衝動や本能に焦点をあて、日本各地のさまざまな年代、職業の人々とともに協働し制作した新作が東京都写真美術館にて公開中だ。</p>
<p class="picture"></p>
<p>2008年より宮城県に移住し、東北で暮らすことをきっかけに、変わりゆく季節から溢れ出る強烈な生のエネルギーが同時に死を抱え込んでいることに共感した、という志賀。その後人間が絶えず多様なイメージを求め続ける理由の源をそこに見出し、深く追求するようになったそうだ。さらに3.11という生死をわける壮絶な体験を目の当たりにした経験から、「人間とは何なのか」という大きなテーマと向き合い、「春」という季節を手がかりに精神医学に関する書物や関係者との対話から考察を深めている。</p>
</p><p></p><p>〈ヒュ－マン・スプリング〉より『人間の春・太陽の下で』2019年　作家蔵　©Lieko Shiga</p>
<p>本展では、等身大を超えるスケールの写真インスタレーションで構成。「ヒューマン・スプリング」と名付けられたシリーズから、人間とは、人間にとっての春とは何なのかを鑑賞者に示し、問いかける。</p>
<p>精神の極限を見つめ、現代の社会と個人、自然と人類の関わりを編み直す写真家のまなざしから、生命にそなわる未来の力を感じることができるだろう。構想から4年の歳月を経て、満を持して公開となる本展。ぜひお見逃しなく。</p>
<p>「志賀理江子 ヒュ－マン・スプリング／ Shiga Lieko: Human Spring」<br />
会期／2019年3月5日（火）～5月6日（月・振休）<br />
会場／東京都写真美術館 2階展示室<br />
住所／東京都目黒区三田1－13－3恵比寿ガ－デンプレイス内<br />
時間／10:00〜18:00（木・金は20:00まで）※入館は閉館の30分前まで<br />
休館／月曜※ただし4月29日（月・祝）および5月6日（月･振休）は開館<br />
料金／一般700円、学生600円、中高生・65歳以上500円<br />
TEL／03-3280-0099<br />
URL／www.topmuseum.jp</p>
<p></p><p>The post 志賀理江子が撮る「人間の春」とは？＠東京都写真美術館 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>写真家・志賀理江子、 5年ぶりの大個展＠丸亀</title>
        <link>https://numero.jp/news-20170702-blinddate/</link>
        <pubDate>Mon, 03 Jul 2017 08:00:09 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
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        		<category><![CDATA[Art]]></category>
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		<category><![CDATA[artphoto]]></category>
		<category><![CDATA[Lieko Shiga / 志賀理江子]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>“自身と社会が交差する接点に生じる「イメージ」“を追い続ける、志賀理江子。1980年に愛知県に生まれ、2008年からは宮城県名取市の北釜地区に拠点を移し活動を行なっている。文献だけでは知り得ないその土地のオーラル・ヒストリーを作成し、地域のカメラマンとして関わってきた北釜での４年間を集約した個展「螺旋海岸」が大きな反響を呼んだ。</p>
<p>「弔い」「人間の始まり」「大きな資本」「死」 など、人間の生にまつわるテーマで展開される本展の中心となるのが、2009年にバンコクの恋人たちを撮影したシリーズ「ブラインドデート」だ。モノクロ写真に浮き立つのはバイクに跨がるふたり。ヘルメットを被らずむき出しになった素顔から覗く瞳に、思わず目を留めてしまう。</p>
<p>それぞれのテーマごとに、写真プリントだけでなく作家本人の執筆による考察と物語で構成されている。約20台ものスライドプロジェクターによるインスタレーションの試みにも注目だ。 ”私たちの肉眼で見えぬものは何か” の問いに挑戦する彼女の世界に向き合ってみたい。</p>
<p class="picture"></p>
<p>展示を楽しんだ後は、２階の「ブラインドデート・ライブラリー」に足を運ぼう。写真に関する本だけでなく、漫画やエッセイ、雑誌など世界中で集められた書籍が、志賀の制作スタジオ「スタジオ・パーラー」の本棚からセレクトされ、収められている。さらには、志賀自ら執筆者を迎えてリレートークを行なうなどイベントも盛りだくさんだ。こちらもお見逃しなく。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>志賀理江子　「ブラインドデート」展<br />
会期／2017年6月10日(土)〜 9月3日(日)<br />
会場／丸亀市猪熊弦一郎現代美術館<br />
住所／香川県丸亀市浜町80-1<br />
入場料／一般 950円　大学生650円<br />
時間／10:00－18:00（入館は17:30まで）<br />
休館／会期中無休<br />
TEL／0877-24-7755<br />
URL／tomiokoyamagallery.com/</p>
</p><p></p><p>The post 写真家・志賀理江子、 5年ぶりの大個展＠丸亀 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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