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    <title>Numero TOKYOKentaro Sakaguchi / 坂口健太郎 | Numero TOKYO</title>
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    <description>クリエイションが詰まったインターナショナル・モード誌『Numero TOKYO』のWEBサイト</description>
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        <title>坂口健太郎、aespaのカリナ、ピョン・ウソクらが来場。人生の痕跡を衣服に宿す「プラダ」2026秋冬メンズコレクション</title>
        <link>https://numero.jp/news-20260127-prada/</link>
        <pubDate>Tue, 27 Jan 2026 05:00:40 +0900</pubDate>
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		<category><![CDATA[2026-27年秋冬コレクション]]></category>
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            <![CDATA[<article>
                
         
            
    
                 
                    
                        
                    
                
            
                 
                    
                        
                    
                
            
                 
                    
                        
                    
                
            
                 
                    
                        
                    
                
            
                 
                    
                        
                    
                
            
                 
                    
                        
                    
                
            
                 
                    
                        
                    
                
            
                 
                    
                        
                    
                
            
                 
                    
                        
                    
                
            
                 
                    
                        
                    
                
            
                 
                    
                        
                    
                
            
                 
                    
                        
                    
                
            
                 
                    
                        
                    
                
            
                 
                    
                        
                    
                
            
                 
                    
                        
                    
                
            
            
        
    
                
                    坂口健太郎
                
            
                
                    坂口健太郎
                
            
                
                    坂口健太郎、カリナ
                
            
                
                    カリナ（aespa）
                
            
                
                    ピョン・ウソク
                
            
                
                    ガウォン（MEOVV）
                
            
                
                    許光漢（シュー・グァンハン）
                
            
                
                    トロイ・シヴァン
                
            
                
                    ニコラス・ホルト
                
            
                
                    ウィン（メータウィン・オーパッイアムカジョーン）
                
            
                
                    マヤ・ホーク
                
            
                
                    ロアン・サーマン＝ホーク、マヤ・ホーク
                
            
                
                    ルイス・パートリッジ
                
            
                
                    アン・コリアー
                
            
                
                    ジャック・ハーロウ
                
            
        
        
        
         
            
                
             
            
                
             
        
    
        
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        <p class="first_section"><p>本コレクションのテーマは「BEFORE AND NEXT」。コレクションノートの言葉を借りれば、ミウッチャ・プラダとラフ・シモンズは今回、過去を消し去ることなく進化すること、そして過去から受け継いだものを活かす新しい考え方を提案したのだという。会場の四方を囲む壁面をアールデコ調のドアや窓で装飾したシンプルな空間に、アイルランドのポストパンクバンド、ヴァージン・プルーンズの楽曲『Theme for Thopught』の歪んだギターサウンドが響き渡るとショーはスタート。ファーストルックはブラックのチェスターコートとスラックス、足元にはレザーのプレーントゥを合わせた端正なスタイル。ややナローなラペルと狭いVゾーンに合わせるようにシルエットはかなり細身で、袖口からインナーウエアのカフスが無造作に飛び出している。その後も起毛感のあるウールやヘリンボーン柄だったり、シングルブレスト仕立てになったりと多少の変化はあるものの同じようなコートがメインのルックが続く。コレクションノートによると、「縦長のかっちりとした新しいシルエットは、着る人への姿勢や心構えを考慮したものであり、不安定で予測不能な時代において、こうした明快さが安心をもたらすのだ」と説いている。</p>
<p class="picture"></p>
<p>また、よく目を凝らすと、シャツ地のインナーは単純にカフスを幅広に折り曲げているのではなく、ルックによっては片側をカラフルなカフリンクスで留め、もう片側はあえて大胆に折り返すなど微妙な表情を付けている。また、袖口には汚れたシミのような加工まで施されている。さかのぼれば「ミュウミュウ」2025年春夏コレクションでも、シャツの襟を片側だけわざと乱すことで幼少期のおしゃまでどこか歪な装いを表現していたが、不完全なものや未熟なものに「美」を見出すことは、ミウッチャにとって創作における重要なエレメントなのだろう。</p>
</p><p></p>


	



<p>今期のテーマ「BEFORE AND NEXT」を日本的に解釈すれば、“温故知新”というニュアンスが近い。例えば、コレクションの前半にバリエーションで魅せていたトレンチコートとショートクロークの組み合わせもその好例だ。ギャバジン製の正統派トレンチコートの上部に、カットしたアウトドアライクなアウターを被せたドッキングデザイン。ネイビー地にはパステルグリーン、ベージュにはパープルというようにコントラストカラーを組み合わせ、上品なギャバジンと60/40クロスのようなヘビーデューティなマテリアルの対比が面白い。コレクションノートにも「伝統を踏まえながら、親しみのある要素を再構築し、既成概念への問いかけを通して一つのピースを組み立てた」とあるが、その言葉を象徴する一枚であった。</p>
<p></p>


	



<p>また、ジェンダーにおける旧弊な価値観にとらわれない提案も近年のプラダの特徴だ。“女性らしさ”を問い直した2025-26秋冬ウィメンズコレクションやマイクロミニ丈のブルマを取り入れた2026春夏メンズコレクションなど、画一的な性規範に対する懐疑的な視点は今回も健在だ。中盤以降に登場した素肌に着たニットのタンクトップもそのひとつ。スクエアにカットした深めの胸元や幅広のリブストラップ、ゆったりとしたシルエットなど、“マチズモ”的な肉体美を誇示するかのようなタンクトップ姿とは趣の異なるセンシュアルなムードは、コレクションのなかでも一際新鮮に映っていた。</p>



	



<p>再度、コレクションノートを引用すると、時間が持つ重要性も伝統を尊ぶキーワードとしてテーマを補強していた。ショート丈とロング丈で登場した中綿入りのレザージャケットはところどころ褪色し、雑に保管されていたような無数の畳みシワが付けられている。また、先述したスクエアネックのタンクトップには布帛のタイプもあったが、日に焼けたような黄ばみや食品汚れを思わせるシミが施されている。いわゆる経年変化やエイジングによる美しさではなく、個々人の記憶に紐づいたような人生の痕跡が意図的に表現されており、「文化や意味、知性、配慮といった文明が育んできた普遍的な人間の価値を維持することの大切さ」を暮らしの名残りに宿す。</p>
<p>ラフ自身もコレクション終了後「考古学っぽい考えでアプローチした」と語っているように、歴史の堆積や時間の経過を表現したディテールは多方に散見された。終盤に登場したベージュのバルマカーンコートとスイングトップもその一例だ。襟元や前立て、後ろ身頃など、表地が剥がれ落ちて芯地の千鳥格子柄が露出したような手の込んだ加工が施されている。まるで土に埋もれた数千年前の遺物を、丁寧に刷毛でかき出して見つけたような多層的な意匠はまさしく「考古学」的であり、着る人のパーソナリティをじっくりと紐解くようでもある。</p>



	



<p>他にも小物類では、船乗りが甲板で被るサウウェスターハットが目を引いた。ランダムにプリーツを入れてシワのようなクセが付けられており、そのまま被る以外にもぎゅっと圧縮してアウターの背面に貼りつけてコサージュのようなアクセサリーとしても機能していた。また、今回カラーパレットがネイビーやグレー、ブラックなどダークトーン中心だったこともあり、レザーシューズのシューレースに取り入れられていた鮮やかなパステルカラーがモダニティを添えていたのも印象的であった。</p>
<p>「私たちは、過去に学んだことを生かして、何を築くことができるのでしょうか」。ミウッチャとラフは観る者にそう問いかける。むろん、それは社会に横たわるさまざまな問題についてのことでもあり、今回の示唆に富んだコレクションから何を感じ取り、どんな気づきを得るのかは鑑賞者の想像力に委ねられている。</p>
<p></p>
<p>PRADA<br />
プラダ クライアントサービス<br />
TEL／0120-45-1913<br />
URL／www.prada.com</p>
<p></p><p>The post 坂口健太郎、aespaのカリナ、ピョン・ウソクらが来場。人生の痕跡を衣服に宿す「プラダ」2026秋冬メンズコレクション first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <link>https://numero.jp/news-20250703-prada/</link>
        <pubDate>Thu, 03 Jul 2025 01:30:43 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[News]]></category>
		<category><![CDATA[Fashion]]></category>
		<category><![CDATA[Prada / プラダ]]></category>
		<category><![CDATA[Kentaro Sakaguchi / 坂口健太郎]]></category>
		<category><![CDATA[SANA / サナ]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article>
                
         
            
    
                 
                    
                        
                    
                
            
                 
                    
                        
                    
                
            
                 
                    
                        
                    
                
            
                 
                    
                        
                    
                
            
                 
                    
                        
                    
                
            
                 
                    
                        
                    
                
            
                 
                    
                        
                    
                
            
                 
                    
                        
                    
                
            
                 
                    
                        
                    
                
            
                 
                    
                        
                    
                
            
                 
                    
                        
                    
                
            
                 
                    
                        
                    
                
            
                 
                    
                        
                    
                
            
                 
                    
                        
                    
                
            
                 
                    
                        
                    
                
            
                 
                    
                        
                    
                
            
                 
                    
                        
                    
                
            
                 
                    
                        
                    
                
            
                 
                    
                        
                    
                
            
                 
                    
                        
                    
                
            
            
        
    
                
                    SANA
                
            
                
                    坂口健太郎
                
            
                
                    坂口健太郎
                
            
                
                    イ・ドヒョン
                
            
                
                    イ・ドヒョン
                
            
                
                    KAI
                
            
                
                    KAI
                
            
                
                    ウィン（メータウィン・オーパッイアムカジョーン）
                
            
                
                    ウィン（メータウィン・オーパッイアムカジョーン）
                
            
                
                    ベネディクト・カンバーバッチ
                
            
                
                    ベネディクト・カンバーバッチ
                
            
                
                    ベニート・スキナー
                
            
                
                    ニコラ・マウパ
                
            
                
                    TransfOrmProject
                
            
                
                    TransfOrmProject
                
            
                
                    トシン・コール
                
            
                
                    ティパナリー・ウィーラワトノドム
                
            
                
                    リズ・アーメッド
                
            
                
                    マムード
                
            
                
                    マムード、サナ、ストームジー
                
            
        
        
        
         
            
                
             
            
                
             
        
    
        
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        <p class="first_section"><p>「A CHANGE OF TONE」と題された本コレクション。簡素にまとめられたコレクションノートには、“姿勢の変化—意味の解体、そして力の解体”や“無限に広がる自然要素の組み合わせ”など、コレクションを形作るうえでのキーワードが並べられ、中にはムードボードに貼り付けたイメージのように、“恋人たちの湖、頂の果て、最後のひと泳ぎ”といった情緒的な言葉が映像の断片のような役割を果たす。</p>
<p> </p>
<p>プラダ財団Depositoに設けられた広大な会場は、床面に毛足の長い花型のラグを点々と敷いただけのシンプルな空間。会場内に寄せては返す波音や、小鳥のさえずりといった環境音が流れるなか静かにショーはスタートした。ファーストルックは、裾部分に朝焼けのイラストをあしらった白いオープンカラーシャツに、ブルマのようなマイクロミニ丈のショートパンツを合わせたもの。インナーに挿したベイビーブルーのタートルが首元から顔を覗かせる。続いて、レザージャケットを羽織りながら頭にはパルミット製のハットを被り、足元はビーチサンダルであったり、ダブルのテーラードジャケットとジャージートップスを合わせ、ジャケットの袖を肘までたくし上げるなど、先述したコレクションノートの言葉を拾えば、意味や力の「解体」──。ここでは、季節感や既存のドレスコードを解体して再構築したような、ある種“チグハグ”なルック群が続く。</p>
</p><p></p><p>とはいえ、アイテム単体で見ると極めてシンプルかつ洗練されており、ミウッチャ・プラダがショー後に語った「作り込まれたものを生み出すために、多大な労力を費やすような無駄で複雑な動きに相対するコレクションです」という言葉が説得力を帯びる。当然、シンプル＝簡単ではないことは明白であり、「複雑なものよりも、完璧なコットンパンツを仕立てる方が大変なのです」と付け足された彼女の言葉からは、イタリアのアルチザンが伺える。音楽で例えるなら、クオリティや価値の上下を計るものではなく、難解で高尚な現代音楽より3分間のマジカルなポップソングを生み出すことの苦労とでも言うべきか。「完璧なコットンパンツ」という比喩は、40年超のキャリアを重ねて今なおモードの最前線を走るミウッチャらしい含蓄溢れる言葉でもあった。</p>



	



<p></p><p>その後もプラダらしいショートスリーブのニットトップスやペールトーンのステンカラーコートに、ライン入りのトラックパンツを合わせたルック、さらにアンダーウェアのようなロングタンクトップの上にシンプルなTシャツをレイヤードしたりと、有り体に言えばノンシャランなルックが続く。また、ハイゲージのニットに合わせたシャツの襟や裾をアシンメトリーに処理した“こなし”のテクニックは、ミュウミュウ（Miu Miu）の2025年春夏コレクションで披露されて以来、これまでプラダを含めて多用されており、こうした不完全だったり整い過ぎていないものに美しさを見出していることがよくわかる。同様にコレクションを通じて登場した編みを解きほぐしたような粗野なパルミットのハットは、不完全さが造形美に結び付いたキーアイテムとして強く印象に残った。</p>



	



<p></p><p>中盤以降で目を引いたのが、ヒッピーやフラワームーブメント的なモチーフだ。デイジーの花柄をプリントしたレトロな配色のチュニック、トップスの裾にあしらったフリンジ使いなどがその好例。また、映像を見返していて気付いたのがコマンドセーターに施したフリンジである。戦争を出自とするミリタリーウエアとヒッピーカルチャーという両極の組み合わせは、まさしく「力」（機能）の解体でもあり、緊迫した社会情勢に対する「A CHANGE OF TONE」もしくは「A CHANGE OF MOOD」と捉えるのは自然なことだろう。実際に、ミウッチャ自身が今回のコレクションに対して「穏やかであることは、戦うための新しい方法論」とも語っており、対抗手段としてのファッションという側面を備えていたのは間違いなさそうだ。</p>



	



<p>また、旧来のジェンダー規範に対する「解体」も多方に見てとられた。ラフ・シモンズの幼少期の記憶に立ち帰ったブルマはもちろんのこと、エポレット付きのサファリシャツをワンピースに転用したり、オーバーサイズのテーラードジャケットとロング丈のシャツを合わせてボトムスを排したりと、ノンバイナリーな魅せ方が光る。小物類では、カラーブロッキングでデザインされたナイロン製のバッグが秀逸。とくにペールピンクやミントグリーンで切り替えたバックパックやマリンカラーを組み合わせたショルダーバッグは、実際に展開されれば人気を集めそうだ。他にもウィメンズコレクションでも披露されたオープントゥのレザーシューズもメンズ版として登場。コントラストカラーを組み合わせたり、タッセルとタンが一体化したデザインなど、春夏らしいデッキシューズも様々なバリエーションが揃う。<br />
 <br />
ショーの終了後には、ミウッチャ、ラフともに「今まで作ってきたコレクションの中で、今回が一番楽だった。」と述懐。「構築的なものではなく、より人間的で、軽快で、フレッシュに、カラフルに」作られたものであり、再度、コレクションノートを引用するならば、今回は「感覚」に従い、「衝動」に突き動かされたピュアなアウトプットだったようだ。また、ミウッチャは「これはコンセプチュアルなコレクションではなく、本能的なものです。」とも強調している。 何もかも性急すぎる時代において、“穏やかなトーンに変えよう！”というメッセージは、バックラッシュでも何でもなく誠実で冷静な視点と言えよう。歩みを少しだけ止めて周囲を振り返ってみたときに、何か新たな発見や気づきを得られるかもしれない。そんな余韻を感じさせるコレクションであった。</p>
<p></p><p>  <br />
プラダ クライアントサービス <br />
 TEL／0120−45−1913 <br />
URL／www.prada.com</p>
<p></p><p>The post 坂口健太郎やTWICEのサナらが来場。本能に導かれてシンプルに帰結した「プラダ」2026春夏メンズコレクション first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>坂口健太郎、TWICEのサナらが来場。本能から生まれた表現を創作に昇華した「Prada」2025秋冬メンズコレクション</title>
        <link>https://numero.jp/news-20250127-prada/</link>
        <pubDate>Mon, 27 Jan 2025 04:00:06 +0900</pubDate>
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        		<category><![CDATA[News]]></category>
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				<category><![CDATA[Kentaro Sakaguchi / 坂口健太郎]]></category>
		<category><![CDATA[Prada / プラダ]]></category>
		<category><![CDATA[2025-26年秋冬コレクション]]></category>
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                    坂口健太郎
                
            
                
                    坂口健太郎
                
            
                
                    坂口健太郎
                
            
                
                    SANA
                
            
                
                    SANA
                
            
                
                    キム・テリ
                
            
                
                    キム・スヒョン
                
            
                
                    キム・スヒョン
                
            
                
                    ジョセフ・クイン<br />

                
            
                
                    トロイ・シヴァン
                
            
                
                    メータウィン・オーパッイアムカジョーン
                
            
                
                    リー・シエン
                
            
                
                    ルカ・グァダニーノ
                
            
                
                    ルイス・パートリッジ
                
            
                
                    シアスター・ゲイツ
                
            
                
                    セバスチャン・スタン
                
            
                
                    ハリス・ディキンソン
                
            
                
                    キース・パワーズ
                
            
                
                    マムード
                
            
                
                    ニコラ・マウパ
                
            
        
        
        
         
            
                
             
            
                
             
        
    
        
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        <p class="first_section"><p>約1年前に行われた2024年秋冬コレクションにおいて、“本来の人の在り方”や“人間性”をテーマにしたプラダ。「UNBROKEN INSTINCTS（不屈の本能）」と題した今回のコレクションでは、前回のテーマをさらに推し進め、創造性のツールである人間の本性や基本的本能を模索。それらは、誰かに学ぶわけではなく自然に身に付くものであり、人間誰しもが備える初期衝動であると説いた。そして、理屈や道理を超えた本能的なものの中に、新たな洗練のカタチや飾らないエレガンスを発見できるのだと付け加える。</p>
<p>オランダの建築家 レム・コールハース主宰の建築組織「OMA」のシンクタンク部門AMOが手掛けた会場には、インダストリアルなムードを醸す足場を組んだような大掛かりな構造物を設置。その間を縫うように設けられたランウェイ上には、キャサリン・マーティンがデザインしたブルーの絨毯が敷かれている。</p>



	



<p>数々の映画音楽を手掛ける日本のコンポーザー、梅林茂の『On the Lake(From“Yumeji”)』の重厚なストリングスと共にショーはスタート。ファーストルックは、タイトなショートスリーブニットと黒のスラックス、足元にはボタニカル柄のウエスタンブーツを合わせたシンプルなスタイルだ。続いて、肩周りから身頃にかけてファーをあしらったロングジャケット、淡いマドラスチェックのコートにチェックシャツを合わせ“パターン オン パターン”のレイヤードで着崩したスタイルなど、シルエットがスリムであること以外は、とくに共通項のないルックが矢継ぎ早に続く。</p>
</p><p></p>


	



<p>また、テーラリングを軸とした端正なルックの合間に、シンプルなカットソーとデニム、さらにパジャマシャツと共地のパンツといった、ぐっとドレスダウンした装いが差し込まれ、意図的に散漫さを演出したかのような、どこか取り止めのない印象で前半は進んでいく。ディテールに目を向けると、コートやダウンベストに用いられた大胆なファー使いが目を引く。また、クロップド丈も含めて細身のボトムスに合わせた、色柄や素材の異なるウエスタンブーツは、今コレクションを象徴するキーアイテムと言えるだろう。</p>
<p></p>


	



<p>サウンドトラックがマイケル・ナイマンの『Memorial』に変わった中盤以降では、シルエットの対比や異素材の組み合わせなど、コレクションノートから引用するに「偶発的なコントラストから、意外性のある魅惑的な組み合わせが生まれた」ルックが続く。シアリングはコートのラペルと前立てだけでなく、インナーアイテムにもふんだんに用いられている。襟元にコサージュをつけた2Bジャケットと鮮やかなサテンシルクのタイトパンツの組み合わせやシャイニーなダウンアイテムのレイヤリング、さらに、エスキモーが被るようなファー付きのフードは、背面を70sライクなヒッピーフラワー柄の異素材で切り替えるなど、何かしらの引っ掛かりが新鮮な違和感となって、観る者の機微に触れ、奥底にある本能を揺さぶる。</p>
<p>強固なメッセージやコンセプチュアルな演出に頼らず「衣服」を媒介に、じんわりと情感に訴えるようなコレクションではあるが、“ロマンス”のエレメントも点在。例えば、ニットウェアの首元やシューズに施された船のイカリやバスケットボールのモチーフが連なるネックレスやハードウェアは、何か意味を見出すものではなく、心身を保護するお守りのような装飾だという。</p>
<p></p>


	



<p>
小物類では、スエードやエイジングされたようなレザーなど、マテリアルごとに異なる表情が楽しめるダッフルバッグや、レトロクラシックなカラーブロックが新鮮なボストンバッグ、さらにラフに携えたバックル付きのクラシカルなウエストポーチなどが印象に残った。また、ウィメンズにおいては近年、ブレイクの兆しを見せるウエスタンブーツだが、本コレクションきっかけにメンズの世界でもトレンドの大きな潮流を生み出しそうな予感だ。</p>



	



<p>
前述したコレクションノートには、「自然な形でとっさに表われた仕草は、私たちの生身の人間性を反映しています」というラフ・シモンズらしき言葉が綴られている。一見、混沌とした無秩序のようなコレクションの、瞬間瞬間に垣間見える新しい洗練さやエレガンスの提案。それは、偶発的に発露される感情の高まりや溢れ出す情熱といった自然発生的な本能＝（イコール）生身の人間性が、創造性においても寄与することを示している。</p>
<p></p><p></p>
<p></p><p>PRADA<br />
プラダ クライアントサービス<br />
TEL／0120-45-1913<br />
URL／www.prada.com</p>
<p></p><p>The post 坂口健太郎、TWICEのサナらが来場。本能から生まれた表現を創作に昇華した「Prada」2025秋冬メンズコレクション first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
        </description>
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        <title>有村架純×坂口健太郎インタビュー「ふたりの信頼関係があるから乗り越えられた」</title>
        <link>https://numero.jp/interview453/</link>
        <pubDate>Thu, 14 Nov 2024 09:00:59 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Interview]]></category>
		<category><![CDATA[Kentaro Sakaguchi / 坂口健太郎]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[Kasumi Arimura / 有村架純]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>有村架純と坂口健太郎が主演を務めるNetflixシリーズ「さよならのつづき」が11月14日（木）に配信スタート。脚本を岡田惠和、監督を黒崎博が手がけたこの作品は、事故で恋人・雄介（生田斗真）を失ったさえ子（有村架純）が、雄介の心臓を提供された成瀬（坂口健太郎）に偶然出会うことからストーリーが始まる。今回が4回目の共演となる有村架純と坂口健太郎は、ストレートなラブストーリーとは異なるこの作品にどう向き合ったのか。また、ロケ地の北海道で過ごした時間についても聞いた。</p>
4回目の共演だからこそ、お互いに信頼感があった</p>
<p>
<p>──有村さんが演じたさえ子、坂口さんが演じた成瀬について、お互いの役柄のどんなところに魅力を感じましたか。</p>
<p>有村「坂口さんの声色は柔らかくて、すっと耳に馴染んでいく感覚がありますよね。だからこそ成瀬が纏っている空気感も優しくて、さよ子にとっては生田（斗真）さんが演じた雄介とはまた別の、もうひとつの“柔軟剤”のような存在だったのかもしれません」</p>
<p>坂口「架純ちゃんとはこれまでいくつもの作品で共演してきて、しなやかさの中に芯が一本通っている俳優さんだと思っていたんです。今作のさえ子も、自分の足ですっと立っている人物だし、架純ちゃん本人に通じるものがあると感じました。役は全く別の人物ですが、どこか俳優本人の香りがすることは、演じる上ですごく大事なことですよね」</p>
</p><p></p><p class="picture"></p>
<p>──この物語で特に印象に残ったポイントはありますか。</p>
<p>有村「まずはタイトルです。実は撮影が始まったとき、まだタイトルがついてなくて。私たちも撮影しながら、どんなタイトルがいいかなとみんなで考えて提案しました」</p>
<p>坂口「僕もいくつも考えたんだけど、大喜利みたいな雰囲気になったよね（笑）」</p>
<p>有村「『さよならのつづき』というタイトルは、脚本の岡田惠和さんが考えてくださったものなんですけど、これを聞いたとき、そういう物語だったのかと、すごくしっくり来たのを覚えています。この物語は、さえ子にとって大切な人、雄介が亡くなり、彼の心臓が成瀬に移植されることから始まります。成瀬に移植された雄介の心臓には記憶があったというストーリーは、観てくださる全ての方が共感できるものではないかもしれません。でも、実際に臓器移植によってドナー（臓器提供者）の記憶が転移する経験をされた方もいらっしゃいます。だから、私もリアリティをもって演じなくてはと思いました。成瀬は結婚していて、ミキさんというパートナーがいるわけですが、愛し愛されたことの記憶は永遠に残り続けるということを、純度を高く保ちながら演じきることが重要だと思いました」</p>
<p>坂口「この設定なら、湿度のある不倫ドラマにすることもできるけれど、伝えたいことはそうじゃないんですね。だから観る人に、これは必然だったんだと感じてもらうにはどうしたらいいのか、悩んで試行錯誤しながら撮影しました。僕は基本的にラブストーリーはいつも難しいものだと思っているんです。多くの人が経験していることだから、リアリティとフィクションのバランスを考えなくてはいけない。今回はそれに加えて、移植された心臓が記憶をもっているから、難しかったですよ。今もどう演じるのが正解だったのか答えは出ていないけれど、考える時間は楽しかったし、これまで何度も共演した架純ちゃんと一緒だったので心強かったです」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p>──この作品でご自身にとって挑戦だったこととは？</p>
<p>有村「台本では、さえ子は身振り手振りが大きくて、感情を表に出す魅力的な人物として書かれています。そんな人物をこれまでに演じたことがなかったので、自分はどこまでできるんだろうと思いながら、やりすぎだったかな、それとも足りなかったかなと、監督やスタッフさんの意見を聞きながら喜怒哀楽の表現に挑みました」</p>
<p>坂口「僕にとっては全てのことが難易度が高かったです。さえ子に出会って、成瀬の心がどうしても動いてしまうけれど、それは成瀬がさえ子を愛しているのか、それとも雄介の記憶をもった心臓が求めているのか。物語の前半と後半でも、成瀬の中にある雄介の割合が変わります。それは目には見えないことなので、それをどうやって表現したら、観る人に伝わるんだろうと、何度も監督やスタッフさんたちと話し合いました」</p>
<p>──今作の脚本には、お二人の意見も反映されているとのことですが、脚本家の岡田惠和さんとは、どのようなやりとりがあったのでしょうか。</p>
<p>有村「直接のやりとりではなかったのですが、台本をいただいてからプロデューサーとお話する機会がありました。どう思いますかと聞いてくださったので、私なりの感想とこんな心情になるシーンがあったらという意見をお伝えしました。そこから、またブラッシュアップしてくださって、新しい台本をいただいたら感想をお伝えするというのを、決定稿になるまで何度か繰り返しました。この作品は、さえ子が大切な人を失う悲しい出来事から始まります。でも、さえ子は明るくてさっぱりした性格で、勢いで進んでしまうような人物です。だからこそ、みんなが慕ってくれるんですが、このキャラクター像により説得力をもたせるにはどうしたらいいのか、私からもいくつか提案しました」</p>
<p>坂口「僕からプロデューサーさんを通して提案したのは、例えば、成瀬とさえ子が二人きりになって、もっと密接になっていこうとする瞬間、どこまでが雄介の記憶で、どこからが成瀬の意思なのかを明確にしたほうがいいんじゃないかという点です。それから、成瀬とパートナーであるミキの関係や、ミキとさえ子の繋がりについても、いろいろ意見をお伝えしました」</p>
<p></p><p>──お二人にとって、台本作りに参加することはよくあるのでしょうか。</p>
<p>有村「今回は、制作サイドが私の意見を伝えやすい環境を作ってくださったので、とても感謝しています。何度も打ち合わせして作品を作っていくことで、私も制作側と同じ熱量で取り組むことができました。ただ、どの映画やドラマでも。毎回同じことができるわけではないし、俳優が踏み込みすぎるのも良くない場合があると思います。今回は、発言した分、責任感も生まれたし、作品に携わる自覚がさらに強くなりました」</p>
<p>坂口「僕は最近、意見を伝えることが増えました。特に作品の中で重要な役をいただいた場合は責任もあります。以前は、与えられたものを演じ切ることが大切だと思っていたんですが、セリフに自分のニュアンスや考え方が少しでも反映されると、より感情が乗るんです。もちろん時間的な制約もあるし、全員が意見を出していたらパンクしちゃったりもするだろうから、そのバランスも見極めながらではありますよね」</p>
<p></p>現場で生まれたスタッフとの絆
<p class="picture"></p>
<p>──お二人はこれまでも何度も共演していますが、今回の撮影で知った新たな一面はありましたか。</p>
<p>有村「驚いたことがひとつありました。現場にミニカップ麺が用意されていたんですが、健ちゃんはカップ麺のスープを全部飲み干してから、麺を一気に食べるんです。そんな食べ方をしている人、初めて見ました」</p>
<p>坂口「僕は猫舌なんですよ。スープを先に飲むと麺がちょっと冷めるじゃないですか。それを一気に食べるのが一番おいしい食べ方だと発見したんです」</p>
<p>有村「スープは熱くないの？」</p>
<p>坂口「……熱い」</p>
<p>有村「それはいいんだ（笑）。健ちゃんは本当にいい人なんですけど、今回は特に現場をまとめてくれました。これまでも、スタッフさんとのコミュニケーションが上手だったけれど、今回は特にチーム一体にしてくれて、さらに背中が広い人になっていました」</p>
<p>坂口「背中はね、懸垂が効きます。プッシュの日と、引っ張る日を分けると、背中はちゃんと鍛えられます（笑）」</p>
<p>有村「いつもこうやってふざけてはいるんですけど、現場が疲れてたり緊張感が走ったときも、率先してみんなを笑顔にしてくれるんです」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p>坂口「それは、架純ちゃんがカメラ前に、ちゃんとさよ子として存在してくれるから。そこに集まったスタッフさんたちを、僕は外側からガシッと捕まえればいいだけだから（笑）。意外な一面というと、今回の撮影では、架純ちゃんは今、心の置き所みたいなところが穏やかなのかもなと感じました。緊張の糸を緩める方法を見つけたんだろうなと思っていたけれど、どう？」</p>
<p>有村「そうかもしれない。お互いにここ数年で軽やかさが生まれてきたよね。30代になったからなのかもしれないけど」</p>
<p>坂口「僕はもう33歳ですよ。架純ちゃんは？」</p>
<p>有村「来年の2月で32歳。深夜の撮影がお互いにしんどくなったよね。次の日、目の下にクマができちゃって」</p>
<p>坂口「感慨深いね。でも、現場で『ちょっとしんどいね』とこぼせる相手がいるのはありがたかったです。僕が今回の撮影中、一番緊張したのは、大雨の中を大学まで走って迎えに行くシーン。日本に数台しかない超大型扇風機みたいなのを2台稼働させて、台風のシーンを作ったんですけど、そのまま吹っ飛びそうでした」</p>
<p>有村「あれはすごかった」</p>
<p>坂口「スタッフさんたちも、びしょ濡れで台風の雨を作ってくれるから、現場に対してすごく愛情が沸きました」</p>
<p></p>3カ月の滞在で見つけた、北海道の魅力
<p class="picture"></p>
<p>──北海道ロケでしたが、街を楽しむ時間はありましたか。</p>
<p>有村「3ヶ月くらい北海道に滞在したので、オフの日にスタッフさんやマネージャーさんと札幌に行ったり、余市のウイスキー工場を見学したり。小樽やニセコでも楽しんだし、北海道を満喫することができました」</p>
<p>──お気に入りの場所は？</p>
<p>有村「電車のシーンでニセコロケをしたとき、待ち時間にカフェに行ってコーヒーをいただいたり、カフェで販売していた『クッチャンシティー』というTシャツをスタッフさんたちと購入してみんなお揃いで着たりしてました」</p>
<p>坂口「僕は小樽の飲み屋街に通って、小樽にたくさん友達をつくりました」</p>
<p>有村「いつの間にか街の人たちと仲良くなっていたよね。健ちゃんと仲良くなった方が、雨の寒い日に豚汁を作って現場に持ってきてくださったこともあったんですよ」</p>
<p>坂口「ロケ先に僕らはお邪魔している立場なので、なるべく街の人と交流しようと思っているんですが、特に今回の小樽は楽しかったですね」</p>
<p>有村「撮影していると、みなさん『健太郎！』と声をかけてくださって」</p>
<p>坂口「ほんとにありがたかったよねぇ」</p>
<p></p><p>──今回の物語はコーヒーが重要なカギでした。コーヒーのように、癒しや安らぎを与えてくれるようなものはありますか。</p>
<p>有村「私は香りですね。お香も好きだし、ネイルオイルにも香りのいいものを使ったりしてます。好きな香りがそばにあると、深く呼吸できる気がするんです。緊張した頭が緩んでいくような癒しを感じます」</p>
<p>──特に好きな香りは？</p>
<p>有村「ウッド調の香りや白檀が好きです」</p>
<p>──坂口さんは？</p>
<p>坂口「癒しかぁ。僕は今まで、自分から休みがほしいと思ったことが一度もなかったんです。仕事は楽しいし、休むと時間を持て余すから。先日、ほとんど初めてといっていいくらい時間ができたんですけど、何をしたらいいのかわからなかったんです。それで、先輩の家に遊びに行って羽根を伸ばしてみたら、これはこれで楽しいんですね。だからこれから、癒しを与えてくれるものを、探してみるつもりです」</p>
<p>──やってみたいことはありますか？</p>
<p>坂口「山に行きたいです。キャンプはやることがたくさんあって忙しいので、ただ何もしない時間を過ごしてみたいです」</p>
<p>──最後にこの作品に関連して、人が惹かれ合うのは運命か偶然か、どちらだと思いますか。</p>
<p>有村「感覚が似たもの同士は、引き寄せ合うのかなと思うことはあります。私の友達はみんな、同じ星から来た人たちのような感覚があるんです。自分で引き寄せたのかわからないけれど、出会ったのは偶然ではない気がします」</p>
<p>坂口「誰かと出会って話をしたり体験を共有したりすると、縁が生まれて、それはなくなることはないと信じているんですね。例えば、僕と架純ちゃんが次の共演作で大喧嘩をしたとしてもこの縁は切れることはないし、一緒に作品をつくった監督やスタッフとの縁は切っても切れないものになりますよね。だから、出会いは偶然や奇跡だったとしても、その先は必然なのかもしれないなぁ。今作では、小樽との縁が生まれました。この先、近くに来ることがあったら挨拶に行くだろうし、これはずっと続いていくだろうなと思います」</p>
<p></p><p>衣装（有村架純）:トップ¥321,200 スカート¥253,000 ブーツ¥286,000／すべてFabiana Filippi（アオイ）イヤカフ¥28,600／Due Donne（ドゥエドンネ）</p>
<p>衣装（坂口健太郎）:カーディガン¥47,300、パンツ¥42,900／Wewill（ウィーウィル）　シャツ¥86,900／Studio Nicholson（スタジオ ニコルソン 青山）　その他／スタイリスト私物</p>
<p></p>Netflixシリーズ「さよならのつづき」
<p></p>
<p>恋人の雄介（生田斗真）を事故で亡くしたさえ子（有村架純）。雄介の心臓を提供されて命を救われた成瀬（坂口健太郎）。出逢うはずのないふたりが、列車のトラブルをきっかけに言葉を交わすように。さえ子は、成瀬の中に雄介の記憶が“生きている”ことを知り、成瀬に心を惹かれるが、成瀬にはミキというパートナーがいた。「さえ子に会いたい」と“心”が思ってしまう成瀬。自分は誰を愛しているのか？ ふたりの心は揺れ始める。</p>
<p>脚本／岡田惠和<br />
監督／黒崎博<br />
音楽／アスカ・マツミヤ<br />
撮影監督／山田康介<br />
美術監督／原田満生<br />
出演／有村架純 坂口健太郎 生田斗真 中村ゆり 奥野瑛太 伊藤歩 古舘寛治 宮崎美子 斉藤由貴 イッセー尾形 三浦友和<br />
原案・企画・製作／Netflix<br />
URL／www.netflix.com/さよならのつづき<br />
Netflixシリーズ「さよならのつづき」、11月14日（木）よりNetflixにて独占配信</p>
<p></p><p></p>
<p class="btn_entry">有村架純＆坂口健太郎の<br />
直筆サイン入りチェキを1名様にプレゼント！</p>
<p></p>
<p></p><p>The post 有村架純×坂口健太郎インタビュー「ふたりの信頼関係があるから乗り越えられた」 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
        </description>
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        <title>坂口健太郎 ＆ 齋藤飛鳥インタビュー「“わからない”という答えも正解の一つ」</title>
        <link>https://numero.jp/interview377/</link>
        <pubDate>Sat, 08 Apr 2023 03:00:02 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Interview]]></category>
		<category><![CDATA[Aasuka Saito / 齋藤飛鳥]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[Kentaro Sakaguchi / 坂口健太郎]]></category>
		<category><![CDATA[interview]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>『世界の中心で、愛をさけぶ』や『窮鼠はチーズの夢を見る』といった行定勲監督作品の脚本を手掛けた伊藤ちひろが監督・脚本・原案を担った『サイド バイ サイド 隣にいる人』。そこに存在しない“誰かの想い”が見える不思議な力を持つ青年・未山を演じたのは坂口健太郎。物語のカギを握る未山の元恋人・莉子役演じたのは、乃木坂46からの卒業発表後初の映画出演となる齋藤飛鳥。哀しみを纏い、無防備だがどこか近寄りがたい特異なオーラを放っている。今作が初共演となるふたりに聞いた。</p>
現場で作り上げて行った、未山と莉子というキャラクター

	

<p>──『サイド バイ サイド 隣にいる人』の脚本を読んだ時の印象を教えてください。</p>
<p>坂口健太郎（以下、坂口）「伊藤ちひろ監督とは『ナラタージュ』の脚本を担当されていたときから交流があって、映画の内容が決まる前から『坂口くん主演で映画を撮ってみたい』と言われたことがありました。それで、話しているときに『今の坂口君の言葉のチョイスはちょっとおもしろいかも』って言われたりして、監督のなかで未山像がかたまっていったんです。いざ準備稿を読んでみるとすごく不思議な作品で、捉えどころがないなと思いました。多くの作品ではセリフで登場人物の心情や状況を伝えますが、極力言語化することを省いていた。余白がすごく多いし、考えさせられる作品だなと思いました」</p>
<p>──未山像を作っていく作業はいかがでしたか？</p>
<p>坂口「脚本を読んである程度『未山ってこんな人かな』と考えた上で現場に行ったんですが、いざクランクインしてみたら監督に『未山は現在のパートナーである詩織さん（市川実日子）やその娘の美々（磯村アメリ）昔の恋人である莉子（齋藤飛鳥）といった相対する人によってどんどん変わっていってほしい』と言われたんです。それは未山像を作るうえでのヒントになりましたし、持って行ったものを一回捨てるきっかけにもなりました」</p>
<p>──齋藤さんは脚本を読んだときはどう思いましたか？</p>
<p>齋藤飛鳥（以下、齋藤）「自分なりに噛み砕いても、監督とお話しても掴みきれない感じがあったので、不安を感じたり、心配したりせずに、現場に行ってから全部作っていこうと思いました。ちょっと楽観的ですけど、現場で言われたことをやることに撤しようと思いましたね」</p>
</p><p></p><p class="picture"></p>
<p>──坂口さんは齋藤さんが演じた莉子についてはどんな印象を持ちましたか？</p>
<p>坂口「詩織さんが映画の中の健やかで風通しの良い部分を担っているとしたら、莉子はもうちょっと暗いものを抱えていて、結構負荷のかかる部分を担わなきゃいけなかったと思うんです。そして、今回は監督が具体的な指示を出すというよりは、『心の中にイメージができてから動いてみてください』という演出方法だったので、まずそれを作るのが大変だろうなと思いました。セリフが多くなく、表情や一瞬の間や動きで表現するというすごく難易度の高いことを求められたんじゃないかなと思います。もちろん飛鳥ちゃんと莉子は別人ですけど、莉子に見えてはっとさせられるときがありました。ちょっと特殊なキャラクターだからこそ、『こうやるんだ』っていうのがあり過ぎてもくどくなってしまう。元々ご本人が持ってるものに演出や共演者のお芝居が加わったうえで、リアルな莉子が垣間見えました。例えば、喫茶店でふたりで黙って向き合うシーンがあって、『これはどういうことなんだろう？』って思うような不思議なシーンなんですが、そこでただ俯いてる莉子から感じ取る暗さがありました。その暗さは飛鳥ちゃんが持っているものとはまた別なんだろうけど、レンズを通してしっかりと感じ取れたので、素敵な女優さんだなと思いましたね」</p>
<p>齋藤「そんな風に見ていただいてたんですね。私は『どうやったらお芝居が上手に見えるか』とか、『どうやったら莉子が乗り移っているように見えるか』と思っても、多くの作品に出て経験を積んでいるわけでもないので、何も手札がない状態。それでもやらなきゃいけないと思って臨みました。だから、良いように受け取ってくださった気がします（笑）」</p>
<p>坂口「（笑）。莉子は映画のストーリー的にも気になる存在だし、飛鳥ちゃん自身も気になる魅力を持っている方だから、莉子という役にフィットしていたんじゃないかなと思います」</p>
<p></p>第一印象は、いい意味でイメージを裏切られた!?
<p class="picture"></p>
<p>──おふたりは今回初共演ですが、お互いどんな印象を持っていましたか？</p>
<p>坂口「落ち着いたクールな方なのかなという印象がありました。でもいざ話してみると、落ち着いているけど明るい。ツボに入るとすごく笑ったりするので、結構印象が変わりましたね」</p>
<p>齋藤「私は坂口さんに対して繊細で静かなイメージがあったのと、すごく器用な方なんじゃないかと思っていました。でも実際はよく喋るしよく食べるし、常に笑っているような方。現場を盛り上げたり、引っ張ったりしている姿を見て『意外だな』と思いました」</p>
<p>坂口「俺と実日子さんはちょっと喋り過ぎだったよね？（笑）」</p>
<p>齋藤「それは思います（笑）。今日みたいな取材のときは率先して喋ってくれるのですごくありがたいんですけど」</p>
<p>坂口「喋り過ぎだったなと反省しました（笑）」</p>
<p>齋藤「でも、おかげで現場がパッと明るくなったと思います」</p>
<p></p><p>──伊藤監督は坂口さんの圧倒的な透明感に魅了されて生まれた作品だとコメントされています。</p>
<p>坂口「そう言っていただけるんですけど、実際の僕は透明感とは真逆の生活ぶりなんです。飛鳥ちゃんも今言ってくれたけど、繊細ともよく言われるんですが……」</p>
<p>齋藤「真逆ですよね」</p>
<p>坂口「そうだよね？　大雑把だしズボラだし、ガハガハしてる感じ。でも、未山は綺麗でしたね（笑）。骨格とかのディティールが、他に類を見ない透明感がありました」</p>
<p>齋藤「あははは」</p>
<p>坂口「監督が実際の僕を広げて未山像を作ってくれて、もちろん未山＝僕だとは思っていないですけど、『こういうニュアンスを感じていたんだな』『こう見られているんだな』っていうのは自分にとっても発見でしたし、不思議な感覚を覚えました」</p>
<p>齋藤「坂口さんは実際お会いすると、繊細なイメージとはギャップがありましたね。今おっしゃっていたようにガハガハ系でもあるんですが、ずっと柔らかい。それは未山ではなく坂口さん自身の魅力なんだろうし、そういうところに惹かれる人が多いのはよくわかります。だから、未山は坂口さんじゃなければいけなかったんだと思いますし、坂口さんだから成立したんだと思います」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p>──完成した映画を観てどう思いましたか？</p>
<p>坂口「不思議でした。今こうやって未山のことをいろいろと話しても、『なんで未山はああいうチョイスをしたんだろう？』とか『あのときの未山の感情は何だったんだろう？』と100%腑に落ちてない自分がいるんです。余白が多分に作られている作品なので、観るタイミングによって捉え方も違ってくると思います。感想のパターンがたくさんあるというのは、ある種の豊かさだとも思いますね」</p>
<p>齋藤「セリフがそもそも少ないですし、わかるようでわからない、すごく曖昧な魅力があると思います。だから、何も考えずに観て、ぼんやりと頭に情景が残るような作品になったらいいのかなと思いました」</p>
<p>──余白が多く、受け手側に委ねるような役柄は演じやすいですか？　それとも難しいですか？</p>
<p>坂口「演じやすいかどうかで言うと大変でした。監督の頭の中を読み解いて咀嚼した上で、それを表現してみるという作業は、他の現場よりもアンテナをずっと張り巡らせていないといけないんです。今は割とはっきりとしたストーリーがあって答えを導きやすい作品が多くて、そういう作品の良さももちろんありますが、この作品は『わからなかった』という答えも正解だと思う。この作品をはっきりと理解して演じていたら、ここまでの透明感や不明瞭さは生まれなかったと思います。戸惑いながら演じたことが実は良かったのかなとも思います。飛鳥ちゃんは監督に『時が止まっているように見せてほしい』と言われてましたが、作品の中でも時は動いているわけなので、すごく難しいですよね。僕も『存在だけしてほしい』と言われたんですけど、『わかりました』と言いながらも、『どういうことなんだろう？』と思って演じていました。その探っている感じが作品の味付けになったんじゃないでしょうか」</p>
<p>齋藤「私もすごく難しかったです。莉子ちゃんは何を考えてどう生きてきた人なのか全くわからなかった。でも、坂口さんがおっしゃっていたように、それ以上わかろうとしなかったんです。現場でもキャストの皆さんもスタッフの皆さんも何かをずっと探り続けていて、『この画が正解だよね』っていう結論を出すのではなく、窓を入れるか入れないかひとつ取っても、細やかに考えながら丁寧に作られていました。そういう現場に私がいられたということが経験値として充分だったんじゃないかって思います。端から私がこの作品に対して何か色を付けたり、味をつけたりすることはできないと思っていたので、現場で坂口さんや実日子さんのお芝居を見て、それに対してどう向き合おうか考えながら動けたのが良い経験ですね」</p>
<p></p>心の壁は作るタイプ？　人との距離の取り方

	

<p>──『サイド バイ サイド 隣にいる人』というタイトルには「距離の取り方を意識する時代において、これまでの人生で誰が隣にいたか、誰に隣にいてほしいか」ということを意識するという想いが込められているそうですが、作品を通じてそういうことは意識されましたか？</p>
<p>坂口「少し話はずれてしまうかもしれないんですが、僕は人との距離感の取り方がうまいタイプなんですよ（笑）」</p>
<p>齋藤「確かに上手そうです（笑）」</p>
<p>坂口「それに、愛情や幸せな感情の自己発電能力がすごく高いと言われます。時々はピリピリすることもありますが」</p>
<p>齋藤「私はめちゃくちゃ下手だと思います。最初はとりあえず分厚い壁を作るっていうことが自分の中で決まっちゃってますね」</p>
<p>坂口「今、その壁はどうなんでしょう？（笑）」</p>
<p>齋藤「今は半分ぐらいにはなってます（笑）。坂口さんはやっぱりすごく柔らかい雰囲気を作っていただけるので……あと、これは実日子さんにも言えることなんですが、おふたりともすごくカラッとしてるので、『こう思われるかな？』とか『こう思われたいな』っていう風に考えて行動する必要がない方たちというか。最初はいつものように分厚い壁を作っていたんですが、しばらくしたら『なんでもいいか』と思えるようになりました」</p>
<p>坂口「それはもしかしたら俺が『どう思われてもいいか』って思ってるからなのかもしれない」</p>
<p>齋藤「ああ、そうなのかもしれないです」</p>
<p>坂口「ちなみに、壁の質は何で厚みはどれくらいあるの？」</p>
<p>齋藤「質は鉄で、厚みはこの部屋ぐらいです」（※80㎡程度の部屋でした）</p>
<p>坂口「結構な壁なんだね(笑)。それが半分になったということは俺は割と頑張ったんだね」</p>
<p>齋藤「さっき私のことを『明るい』と言ってくれましたけど、それって10年私のことを応援してくれたり、10年一緒にいるメンバーが言うようなことなんです。ひとつの作品で共演した距離感の方からはそんなことをあまり言われたことがないんですよね」</p>
<p>坂口「え、でも明るくない？ めっちゃ笑うし」</p>
<p>齋藤「あははは。でも付き合いが短い方からはあまり言われないんですよね」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p>──では、『サイド バイ サイド 隣にいる人』というタイトルにかけて、すぐそばにないと困るものというと？</p>
<p>齋藤「私はコーヒーです。ないと困りますね。でも、坂口さんも結構飲んでましたよね？」</p>
<p>坂口「俺もコーヒー大好き。だから俺もコーヒーかな。バリスタの資格を持ってるって言ったっけ？」</p>
<p>齋藤「あ、言ってました」</p>
<p>坂口「そうなんです。小自慢を挟ませてもらいました（笑）」</p>
<p>齋藤「あははは。私、さっきからすごく気になっていたんですが、（坂口の手元に置かれたタンブラーを見て）そのタンブラー、私がずっと使ってるものと一緒なんですよ」</p>
<p>坂口「そうそう。これ飛鳥ちゃんが『サイド バイ サイド 隣にいる人』の現場で使ってたのと一緒だよ」</p>
<p>齋藤「あ、わかってたんですね？」</p>
<p>坂口「そうだよ。現場でこれを飛鳥ちゃんが使ってて『これいいね』って話したあとに、ドラマの撮影現場に行ったら、いつも良くしてくださってるスタッフさんが『坂口くん、コーヒー毎日飲んでるから』っていって誕生日プレゼントとしてくれたんだよね。『飛鳥ちゃんが使ってたやつだ！』って思って。すごく使い心地が良いからずっと使ってる」</p>
<p>齋藤「そうだったんですね！　いろんな人にお薦めしてるのに誰も使ってくれてなくて（笑）。初めて私以外に使ってる人を見ました。すごい偶然」</p>
<p></p><p>──次に、未山の不思議な能力にちなんで、「目に見えないものを信じますか？」という質問をしようかと思っていたんですが、その兆しが見えました　（笑）。</p>
<p>齋藤「確かに（笑）」</p>
<p>坂口「……信じます！（笑）」</p>
<p>齋藤「あははは。たまたまですよ」</p>
<p>坂口「ほら、やっぱりめっちゃ笑う人なんですよ。飛鳥ちゃんは実日子さんと俺がカラッとしてるって言ってたけど、例えばさっきの『現場に飛び込んでみようと思った』っていう話はどこかリンクする気がしていて。最初は壁はあるにせよ、『もういいや』と思って飛び込める力強さを持っているというか」</p>
<p>齋藤「ああ、そうかもしれないですね」</p>
<p></p>サイド バイ サイド 隣にいる人
<p></p>
<p>そこに存在しない“誰かの想い”が見える青年・未山（坂口健太郎）。その不思議な力で周りの人々を癒し、恋人で看護師の詩織（市川実日子）とその娘・美々（磯村アメリ）と静かに暮らしていた。 そんな未山はある日、これまで体感したものとは異質の強い想いを感じ始める。それは、高校時代の後輩で、遠く離れた東京で活躍する草鹿（浅香航大）のものだった。その真意を確かめるため草鹿と対面を果たすが、草鹿から明かされたのは、過去に未山と恋人・莉子（齋藤飛鳥）が遭遇した事件の顛末だった…。</p>
<p>監督・脚本・原案／伊藤ちひろ<br />
出演／坂口健太郎、齋藤飛鳥、市川実日子、浅香航大 ほか<br />
配給／ハピネットファントム・スタジオ<br />
©2023『サイド バイ サイド』製作委員会  4月14日（金）TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開。<br />
https://happinet-phantom.com/sidebyside/ </p>
<p></p><p>The post 坂口健太郎 ＆ 齋藤飛鳥インタビュー「“わからない”という答えも正解の一つ」 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>坂口健太郎、俳優として転機を迎えている今を語る</title>
        <link>https://numero.jp/interview97/</link>
        <pubDate>Wed, 06 Jun 2018 00:30:53 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Interview]]></category>
		<category><![CDATA[People]]></category>
		<category><![CDATA[Kentaro Sakaguchi / 坂口健太郎]]></category>
		<category><![CDATA[interview]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p class="picture"></p>
<p>坂口健太郎といえば、雑誌『メンズノンノ』の看板モデルとして活躍しつつ2014年に俳優デビュー。立て続けに話題作に出演し、数々の新人賞を受賞するなど、俳優としての存在感を増している。そして昨年、約7年務めた専属モデルを卒業。現在は連続ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』で初主演を務めるなど、俳優として、新たな道を歩み始めたばかりだ。</p>
<p>──『メンズノンノ』では専属モデルとして約20年ぶりに単独表紙を飾るなど、充実した7年間。大きな気持ちの変化があったがゆえの卒業だったのでしょうか？</p>
<p>「特に大きなきっかけはないんです。そんな空気になってきたんですよね（笑）。いちばんの古株ではなかったですけれど、ありがたいことに表紙をやらせていただいたり、誌面に多く出させていただいたりして、もう後輩にバトンタッチしてもいいだろうという感じはありました。そろそろタイミングがきたかなと」</p>
<p>──モデルと俳優では、心持ちが違いますか？</p>
<p>「僕はもともと、モデルはモデル、俳優は俳優と分けて考えてはいました。モデルの仕事もすごく楽しかったし、昔からの仲間もいる。俳優はチームでお芝居をするにしても、もう少し孤独な作業の積み重ねです。芝居ってすごく変な仕事じゃないですか、別の人になりきるって。でもそこがすごく面白いし、楽しいと思っています」</p>
</p><p></p><p>──“メンノンモデル”というのはある種、自分のキャラクターを立てる仕事でもあったと思いますが、いま取材などで他人に自分のことを話す機会が増えたのでは？</p>
<p>「めちゃくちゃ増えましたね。取材などであらためて言葉に出したりすると、なんとなく頭の中が整理される気がします。またお芝居をするときも『どうしてこういうセリフが出るんだろう？』と役のことを考えるのはイコール自分のことを考えることで。そういうときに、自分はこういう面があったんだと再確認することもあります」</p>
<p>──慣れ親しんだ環境を離れ、気持ちの変化はありましたか？</p>
<p>「年末は、一年を振り返る取材が多かったのですが、不安定な時期もあったなあと。たぶん俳優として微妙なポジションだったんでしょうね」</p>
<p></p><p><br />
ジャケット¥125,000 タンクトップ¥14,000 パンツ¥79,000 スニーカー ¥60,000 リング¥21,000／すべてDries Van Noten（ドリス ヴァン ノッテン　03-6820-8104）</p>
激しい負の感情は持たないけれど、笑顔で距離を置くタイプ
<p>──お芝居を始めて今年で4年目。一般的に新人といえる3年も過ぎましたね。</p>
<p>「毎年毎年が全然違うんです。最初の年は目新しいことや刺激的なことばかりで、2年目はいい意味で少しずつ慣れて自分の表現ができてきて。そして3年目は曖昧な自分にちょっとぐらついている気持ちのときもあった。でもそれは、役に対して自分がどういうアプローチをして、どういうものを求められているのかっていうことを考えるようになってきたから」</p>
<p>──悶々とした時期は過ぎた？</p>
<p>「どうだろうなあ。ふわふわとした時期があっての今だとは思います。今年に入ってから、初めてのことがすごく多くて。写真集を出したり、ラジオのパーソナリティをやったり、ドラマ主演だったり。意図したわけじゃないんですが、このタイミングが続いていますね」</p>
<p></p><p>──以前ヌメロに出ていただいたのが2年前。この時のインタビューで、目標は主演とおっしゃっていて、この4月から『シグナル　長期未解決事件捜査班』で連続ドラマ初主演。有言実行ですね。</p>
<p>「あ、本当だ！ ありがとうございます」</p>
<p>──すでに映画ではW主演も経験されていますが、主演という立場は今までと何か違いますか？</p>
<p>「うーん、あまり変わらないかもしれないですね。やっていること自体は2年前とも変わらなくて、主演で何がいちばん違うかというと、宣伝ですね（笑）。バラエティなどでドラマの告知をするのが本当に苦手なんですよ（笑）」</p>
<p>──『シグナル』は海外で大ヒットしたドラマのリメイクです。原作は観るタイプですか？</p>
<p>「はい、すぐに観ました。観ないでゼロからっていうのももちろんあると思うんですけれど、僕は観てもゼロにはできるなと。一回通り抜けることが大事だと思って。日本と海外の司法の違いもあるから。オリジナルの部分もあるんですが」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p>──役作りはどのように？</p>
<p>「プロファイリングができる役なので、関連書などは読みましたね。でもそれが100％反映されるわけではないです。例えばボクサーの役だったら、トレーニングするだろうし、知識として同じ分野のものを入れておくことが必要かなってだけで。どこかで何かには使えるかも、くらいです」</p>
<p>──今回の役柄は、頭脳明晰だけど人を信用しない骨太な警察官の三枝健人。坂口さんのイメージからは遠いのかなと。</p>
<p>「今までは情けなかったり、優しくて繊細だったりする役が多かったから、一瞬すごく距離を感じるんですけれど、深い部分までいくとなんとなく似ている部分もあったりします。健人は若いときは特にいろんなものにトゲトゲしているし、犯人を捕まえるために先走る瞬間もあったりして、すごく不器用。興味のある役ではありますね」</p>
<p>──坂口さんはなんでもしなやかに対応して、穏やかに見えます。健人のように、自分の中に激しい反発心や怒りはありますか？</p>
<p>「うーん、怒りとか、そういうものに対しては鈍いのかも。でも意外と取捨選択はしているかもしれないですね。苦手だなと思った人とは、ニコニコしながら距離を置くタイプだし（笑）。冷めているし、そこは健人と距離のある部分だと思いますね。僕は健人のような人生を経験していないし、根本からその役になることは無理だからこそ、演者としてわかってあげたいなっていうスタンスでいます」</p>
<p></p>現実主義の自分にとって“夢”はふわふわしすぎている
<p class="picture"></p>
<p>──私生活では役との切り替えができるタイプですか？</p>
<p>「癖として出てしまうことはあるけれど、役が抜けないみたいなことはあまりないですね。26年間も自分として生きていたので、そこまで変われないかなと思います」</p>
<p>──常に自分を客観視していますよね。</p>
<p>「現実主義なんだと思います。1oo％役になりきることは羨ましいし、なりたいなって気持ちも強くあるんですけれど、きっと自分に合っているのは役になりきるというより、役に寄り添うほうなんだろうなと」</p>
<p>──それは最近気づいたことですか？</p>
<p>「そうですね、始めた頃は役にならなきゃって思いが強かったかもしれないですね。でも100％役になりきってしまうより、役90％で自分10％でいたほうが、僕の場合は120％を目指せる気がしています」</p>
<p></p><p>──ドラマのキャッチフレーズは「過去を変えろ 未来を救え」。変えたい過去はありますか？</p>
<p>「ないです（即答）」</p>
<p>──じゃあ恋愛に限っては？</p>
<p>「ないです（即答）」</p>
<p>──迷わないですね（笑）。</p>
<p>「過去は変えたくないなあ。こういうところも現実主義だなって思うんですが、過去を変えることで今の自分じゃなくなるほうが怖い」</p>
<p>──思い当たる後悔もないですか？</p>
<p>「うーん、ピアノは続けていればよかったなあ。先生が怖すぎて、保育園のときにやめました（笑）。それくらい」</p>
<p>──では未来について。今年27歳になり、30歳ではどうなっていたい？</p>
<p>「ここまでの役者になっていたい、というのはあんまり定めていないかもしれない。きっと積み重ねだろうし、僕はすごくタイミングを重視しているというか。『シグナル』で主演をさせていただいているのも、今がやるべきタイミングだからという解釈をしていて。だから本当に現実主義だし、夢っていうものって、ちょっとふわふわしすぎちゃっていて、嫌だなあって」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p>女性には転がされるものだと思っているし、それでいい</p>
<p>──プライベートはいかがでしょうか。例えば、誰かと一緒に暮らしたり、家に他人がいるのは大丈夫なタイプですか？</p>
<p>「一人暮らしを始めて2年ちょっとですが、誰が来てもOKな家にはしているかも。この前も照明さんと衣装さんと一緒にうちで飲んでいました」</p>
<p>──女友達も多いタイプですか？</p>
<p>「いますね。30半ばくらいの女友達が何人か。でもいつの間にか僕は弟キャラにされているんですよ。それがおかしい！といつも思っていて（笑）」</p>
<p>──いい意味で女性慣れしているというか、女きょうだいがいる雰囲気はありますね。</p>
<p>「それもよく言われますね。実際、2つ上の姉がいるんです。でも弟扱いはおかしい（笑）」</p>
<p></p><p>──魅力的だなと思う女性はどういう人でしょうか。</p>
<p>「うーん、女性にはかなわないなとは思いますね。主導権を握っているのは女性だし、姉がいるせいで転がされ慣れているかもしれないですね。ああ転がされているな～と気づきながらもそういうものだと思っている（笑）」</p>
<p>──逆らわずに転がされると（笑）。</p>
<p>「はい、大丈夫ですね。そういえば、前に手相を見てもらったとき、男性と女性の両方の性の感覚を持っていると言われたんですよ」</p>
<p>──坂口さんのしなやかさとか器用さは、女性の持つ芯の強さに通じるところがあるかもしれないですね。ちなみに以前は、理想の女性にナウシカを挙げていました。</p>
<p>「あ、そこは変わらないかもしれない！強いだけじゃなくて、置かれた環境で攻撃を受け続けても立っている感じが素敵だなと思って。リアルにそういう女性がいたとして近寄るかといわれたらわからないですけれどね（笑）」</p>
<p></p><p>The post 坂口健太郎、俳優として転機を迎えている今を語る first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>Journey</title>
        <link>https://numero.jp/magazine97/</link>
        <pubDate>Tue, 26 Apr 2016 15:00:40 +0900</pubDate>
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        		<category><![CDATA[Magazine]]></category>
		<category><![CDATA[モードな冒険モードの冒険]]></category>
		<category><![CDATA[Journey]]></category>
		<category><![CDATA[Kiko Mizuhara / 水原希子]]></category>
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		<category><![CDATA[Kentaro Sakaguchi / 坂口健太郎]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p><br />
時代は大きく動いている。世界はすごいスピードで変化している。だからこそ、旅は必要なのだ。旅とは単なる空間移動だけではない。知らない人に出会い、初めてのことを学び、未知を既知に変えること。新しいことを吸収して、昨日とは違う自分になること。でも、それらすべてを含めてJourney＝冒険は私たちに今いちばん必要な事なのだ。感性をゆさぶるあらゆる冒険へいざ！</p>
<p>・美しい日本の島へ<br />
・食をめぐるおいしい旅<br />
・心のエクササイズで マインドフルな自分に<br />
・パフォーミング・アーツと出会う旅へ<br />
・シュールでユーモラスな愛すべき妖怪たち<br />
・アフリカの大地に息づくファッションに魅せられて<br />
<br />
genuine mode<br />
田中杏子のリアル・モード vol.64 style journey</p>
<p>人はなぜ旅に出るのか。日常から離れることで、自分の心を解き放つ。非日常の中でこそ、浮かび上がる新たな個性…。旅が生み出す“自由”な発想を、ファッションを通して表現。確固たる存在感と、枠にとらわれない柔軟性を併せもつ水原希子が着こなす。旅を謳歌する女性のスピリットを感じて。<br />
<br />
my fantasy voyage<br />
妄想ファッションの旅</p>
<p>世界のあちこちへ旅に出たいけれど、なかなか行けない場合もある。そんなとき、妄想を膨らませてコーディネートすれば、世界中、いや宇宙にだって行けちゃう！　豪華客船のクルージングに招待されたら？　シネマ女優気分でビーチを楽しむなら？　春夏シーズンのとておきのファッションで妄想の旅にレッツゴー！<br />
<br />
travel to Islands in Japan<br />
大自然と神秘の島、奄美大島</p>
<p>日本ほど島という特性がある国は他にはないかもしれなない。風習、食、音、言葉に至るまで、島には独自の文化が今なお色濃く残っている。その画一化されていない個性にクリエイターたちも惹きつけられている。クリエイターたちが語る島の魅力を知ると、日本のことをもっと好きになってしまうに違いない。<br />
<br />
Take a delicious trip<br />
食をめぐるおいしい旅</p>
<p>究極の食材を追い求めさまざまな産地を訪ねる料理人、料理しながら各地を放浪するミシュランシェフといった旅する料理人という新たなスタイルから、 世界や地方の有名店の味を堪能できるコラボレーション、その土地ならではの食文化を体験できる空間やイベントなど、食でめぐる旅気分をピックアップ。<br />
<br />
runway of the tribes<br />
アフリカの大地に息づくファッションに魅せられて</p>
<p>テレビ番組「クレイジージャーニー」では、裸の美人写真家として大反響を呼んだヨシダナギ。自ら服を脱ぎ、裸になり、体を張って撮影した世界一ファッショナブルなアフリカの「スリ族」の写真を、貴重な撮影秘話や、少数民族への思いを語ったインタビューとともに紹介する。ヨシダナギが記録し続ける、どんなファッションショウのランウェイよりも刺激的だという、少数民族たちのルーツ・オブ・ファッションとは!?<br />
<br />
デビュー18周年を迎えた歌姫の心の内を告白<br />
アーティストとして生きる、浜崎あゆみのいま</p>
<p>現在37歳。18年前のデビュー当時から変わらない愛らしさと、誰もが憧れる美肌は浜崎あゆみのシンボル。思わず触れたくなるような、彼女の肌へと迫ったビューティーストーリー。<br />
<br />
曇りのないヌードスキンをめざして<br />
美白スキンケア</p>
<p>PM2.5などの微小有害物質やブルーライトが、細胞レベルへ色素沈着を促すという事実。2016年美白は、従来より一歩踏み込んだケアが肝心に！<br />
<br />
men laid bare<br />
蜷川実花「裸のオトコ」坂口健太郎</p>
<p>モデル、そして俳優として、このところ映画やドラマで存在感が増している坂口健太郎。NHKの朝ドラ『とと姉ちゃん』にも登場するなど、このところ話題が絶えない。いま勢いに乗る彼の“旬”の瞬間を捉えた、蜷川実花との撮影に注目。<br />
<br />
the man under the clothes<br />
EXILE SHOKICHI虜になるボディ、そして色香</p>
<p>4月27日に初のソロアルバムをリリースする、EXILE SHOKICHIがNuméro TOKYO初登場。鍛え抜かれた惚れ惚れするほどのボディを持ちながらも、“いまのカラダは自分の中で10％です”という、あまりにもストイックな言葉を発するSHOKICHIとは、いったいどんな人？　彼の素顔に迫った。</p>
</p><p></p><p>The post Journey first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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