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    <title>Numero TOKYOKarin / 花梨 | Numero TOKYO</title>
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    <description>クリエイションが詰まったインターナショナル・モード誌『Numero TOKYO』のWEBサイト</description>
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        <title>俳優デビューを果たした花梨にインタビュー「映画を作る人たちを羨ましく思いました」</title>
        <link>https://numero.jp/interview374/</link>
        <pubDate>Mon, 27 Mar 2023 09:00:50 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
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        		<category><![CDATA[Interview]]></category>
		<category><![CDATA[cinema]]></category>
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		<category><![CDATA[Karin / 花梨]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>YouTube配信の人気ドラマ『東京古着日和』。俳優の光石研が主役を務め、東京都内の古着屋を訪れ洋服との一期一会の出合いを追いかけるという古着好きにはたまらない“物欲”ストーリーだ。シーズン2の配信も人気を評し、4月21日より映画『大阪古着日和』の公開が決定した。そのタイトル通り本作は大阪を舞台として新たなストーリーが幕を開ける。主演を務めるのはお笑いコンビ「さらば青春の光」の森田哲矢で、ヒロインのナナ役をモデル・コラージュアーティストの花梨が演じ、ナナの叔父役として光石研も登場する。</p>
<p class="picture"></p>
<p>本作は古着を愛するお笑い芸人の哲矢が恋と仕事の間で揺れ動く3日間を描いたコメディドラマ。その恋の相手役を演じた花梨は今回、俳優デビューを果たした。モデルとして活動する傍ら、CMや音楽ジャケットの作品など手がけるコラージュアーティストでもある。マルチに活躍する彼女が初めて映画の現場に立ったとき、どんな世界が見えたのか。本作出演の思いから、自身のコラージュ作品、古着愛について話を聞いた。</p>
</p><p></p><p>──本作が俳優デビューであり演技に初挑戦とのことですが、オファーがきたときの率直な感想は？</p>
<p>「私にできるか不安なところもありましたが、素直に嬉しかったです。最初に台本が送られてきて『興味があったら監督と会ってみない？』と声をかけてもらいました。読んだ感想はセリフがすごく多いなと（笑）。でも監督とお会いしたときに『花梨さんのままで大丈夫』と言っていただけて。なので役を作るというよりかは自分のセリフを入れることに注力しました」</p>
<p>──確かにセリフはすごく多い印象でした。どのように覚えたのですか。</p>
<p>「自分が発した話した声を聞いたことをあまりなかったので、まずは自分がどんなふうに話しているのか研究しました。セリフを読んで録音し、いくつかパターンを作って何度も確認してという作業ですね。相手役を家族にも読んでもらって録音したりして、常に自分の声を聞いてました。『うわっ低いな』、『ローテンションしてるな』、『ボソボソ話してるな』など自分の声を確認して練習する準備を一番しましたね」</p>
<p>──どれくらいでセリフは覚えられた？</p>
<p>「初めは絶対に覚えられないって思っていたのですが、一週間くらいで全部セリフが入ってしまったんです。それは耳で聞いてたのがすごく良かったんだなと思いましたね」</p>
<p>──古着屋で働く店員ナナ役に共通点を感じる部分はありましたか。</p>
<p>「すごく私に近いと思いました。自分のやりたいことがあってそこがぶれていなかったり。好き嫌いがはっきりしている部分も。でも自分の中では思っているのに人に話すときは、それを言い切れる自信がないというか。自分で好きっていうことを言いづらいっていう部分もとても似ていましたね」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="picture"></p>
<p></p><p>──森田哲矢さんはご本人としての役を、花梨さん演じるナナもコラージュアーティストであったりと、みなさん半分ご本人という役を演じられていますよね。そこは役に入り込みやすかった？</p>
<p>「そうですね。入り込みやすかったです。でもこの作品を初めて観たときに『あ、ナナになってる』と感じました。私の部分はもちろんありながら普段の自分ではなくなっている映画の構成にすごく驚きました。</p>
<p>基本的に順撮りだったんですが、メールのやりとりなどは完成するまでどうなるかわからなかったので、作品を観てみてこうやってつながるんだと知って。いろいろなパターンがあると思うのですが、役者さんは映画の一部であり、全体像はまた違うんだなと。演じている自分と完成した作品はまた違っていてそこがとても面白かったです。今までは観る側でしかなかったので、役者さんメインのイメージで見ていたんですが、もちろんそれも大切ですが監督さんや編集さん、音声さんがすごくまとめ上げるんだなと思いました。私が出ているのがどうとかでなく、作品に関わっているスタッフ全員の役割があって出来上がっていくという。そういう世界がすごく楽しかったですよね。映画を一つにして作っていく人たちを羨ましく思いました」</p>
<p>──ちょっと裏方にも興味がある？</p>
<p>「案外、裏と表もないのかなとも思いました。役者さんも裏側だったりするのかな。映画という一つのものを作り上げるのは当たり前ですが映画に関わった人たち全員であることを、実際に携わることができて改めて実感しました」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="picture"></p>
<p class="picture"></p>
<p></p><p>コラージュ制作は私のメンタルを強くする
</p>
<p>──劇中のワンシーンで登場した水筒のデザインがコラージュ作品でしたよね。もしかしてあれは花梨さんが手掛けられたもの？</p>
<p>「そうです！　猫の宇宙旅行というテーマで私がコラージュしたんです」</p>
<p>──あれは元々あった作品なのか、それともこの作品のために制作されたのですか？</p>
<p>「この映画に合わせて制作しました。あの猫は森田さんが実際に飼っている猫で、監督にこれを使ってやってみてと言われたんです。どんな作品にしようかなと考えていたときに『猫も一緒に旅行に行きたいな』と浮かんで。宇宙旅行が思いついたのはちょうどテレビで宇宙系の番組がやっていて行きたいなと思い、感覚的な話になってしまうんですがそういった日常の些細なところから発想が生まれてきますね」</p>
<p>──森田さんの反応は？</p>
<p>「とにかくびっくりしていました（笑）」</p>
<p>──ご自身がコラージュアーティストになろうと思ったきっかけは？</p>
<p>「中学生くらいから作っているのですが、もともとはコラージュアーティストになろうと思ったことは一度もなく、ずっと趣味でやっていて。本当に好きなのでSNSに載せていたところ、徐々にお仕事をいただけるようになっていったので、アーティストという肩書きがついてきている感じでなんですね。高校3年生に予備校でコラージュの作品が一番評価されて。そのときは少し気分が落ちている時期だったので、そこで改めて好きで楽しいものなんだと思えてずっと続けています。なのでコラージュアーティストとしての分岐点はないと思います」</p>
<p>──あらゆるアーティストさんのアルバムジャケットを手がけられていますが、花梨さんが制作する上で大切にしていることは何でしょうか。</p>
<p>「言葉ではなかなか言い表わすのが難しいんですが、自分の譲れないラインはとても大切にしています。どんなに言われてもそこは絶対にブラさないって決めていますね。『ちょっとこのデザインを減らしてください』と言われたときに、ここを外したら私の作品でなくなると思ったらそこは絶対に変えないとか。そこの自分の譲れないラインと感覚はありますね。そのラインをなかなか言い表せないんですけど」</p>
<p></p><p>──作業中も感覚を大切にして作っている？</p>
<p>「物語を作ってから始めるのですごく突発的でもないですが、今回の猫の宇宙旅行に関しても物語を考えてから構図を作っていく感じですね。あと構図はブラさない。コラージュはアートだけどデザイン的なものだとも思っていて、平面構成に少し似てるんですね。計算的なところは結構あると思います」</p>
<p>──受注作品以外にご自身の作品を作るときはどうですか？</p>
<p>「そういうときは感情から進めることが多いかもしれません。今の気持ちを書き出して紐解いていって、どうしてこう感じたのかとか。気持ちだけでなく、好きなものがなぜ好きなのかを考えて形にしていくことが多いですね。そのパーソナルな部分を紐解いていってトピックとトピックをまた合わせて。言葉遊びみたいなイメージです」</p>
<p>──それによって自分の気持ちも整理できてメンタルも浄化されそうですね。</p>
<p>「そうですね。制作をしていない時期もありましたが、今は定期的に制作しています。そのほうが、メンタル部分は強くなってきたのかなと思います」</p>
<p class="picture"></p>
<p></p><p>花梨も愛する古着の魅力
</p>
<p>──花梨さんも古着好きだと伺いました。</p>
<p>「私は古着を身につけてない時がないくらい古着が大好きなんです！　スタンダードなものも古着で買いますね。今回の撮影もとても楽しくて10着くらい買っちゃいました。みんなびっくりしていました（笑）」</p>
<p>──それはすごい！　どの辺りの古着屋に行かれますか。</p>
<p>「代官山、富ヶ谷、祐天寺、三軒茶屋辺りに行っていて、ブランド古着を掘りに行くのは高円寺かな。今は高円寺がアツいらしいですね、海外観光客も押し寄せてるみたい。あと『東京古着日和』を見て日本橋エリアをまだ攻めれていないな～と思ったので行きたいですね。年末ロンドンに行っていて古着屋を回ったんですが日本の古着の方がレベルが高いと思いました」</p>
<p>──中でも好きな古着屋は？</p>
<p>「富ヶ谷にあるMilli Vintage（ミリ ヴィンテージ）は大好きな古着屋さんです！　結構通っています」</p>
<p>──花梨さんが思う古着の魅力ってなんですか？</p>
<p>「やっぱり出合いの高揚度ですね。あとは60～70年代のデザインはシャツの肩幅が小さめの作りが多いので、私の体形にすごく合うものが多いんです。色合いも昔のレトロなもの方が好みで、ボタンの柄もただのボタンでなく、一つ一つに拘っている部分を発見するとすごくテンションが上がります。</p>
<p>あと劇中の森田さんのアフレコのセリフもすごく共感しました。でも私はヴィンテージならではの花柄や模様が好きな方だったので、アメカジのスウェットやジーンズなどを通ってきてなかったので今回映画を通して知った世界でした。そこからアメカジを掘りまくって、ヤフオクやメルカリでずっと探していました」</p>
<p>──この映画で最後に森田さんが大阪で買った例のスウェットを着て、漫才ライブの舞台に立っているシーンがとても印象的で。というのも、あの古着のスウェットはこれまでも長い歴史があり、これをまた森田さんが着ていることでまた新たなストーリーが生まれていると感じました。花梨さんご自身の中で思い出深い古着の一着があれば教えてください。</p>
<p>「う～ん、なんだろうな。たくさんありますが、最初に浮かんだのは祖母と一緒に古着屋に行った際に購入した白色のブラウスですね。どんな場所にも着て行くんですが、なぜかそれだけは絶対に汚れないんです。それも60年代のものでたくさん着て生地が破れてしまっても、自分で縫い合わせてずっと着ています。自分の中で大切な思い出として残っているんだと思います。そのデザインに似たものをもう一着は欲しいと思っているんですけどまだ出会えてないんですよね」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p>──最後に、これから映画を観る人たちに伝えたいことはありますか？</p>
<p>「この映画を見たら身近にあるちょっとした幸せみたいなものを感じ取ってもらえると思っていて、とてもほっこりできる映画だと思います。今はSNSがあって情報がたくさんあり、すごい大きい何かを求めようとしすぎる世の中でもある。でもこの映画は一つのものだけを追い求めている。この作品ではそれが古着ですが、古着でなくてもいいし、古着好きじゃない人も楽しめると思います。ほっこり要素って生きていて絶対必要なものだと思うんです。そういうものを求めに映画館に行ってもらえたら嬉しいです」</p>
<p></p><p></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>『大阪古着日和』<br />
古着を愛する男の物語。生まれは大阪・堺。職業お笑い芸人。名は哲矢(森田哲矢)。単独ライブで訪れた大阪。仕事の合間に立ち寄った店は古着好き、アメカジ好きにとって夢のような場所だった。あれも欲しい、これも欲しいと物欲で悶絶する哲矢だが、ふとしたきっかけで店員のナナ（花梨）と意気投合。さらには、お店にナナの叔父である六(ロク:光石研)がやってきて哲矢と古着の奪い合いになり、果てはナナを挟んで珍妙なつばぜり合いが巻き起こる──。哲矢は、一着の古着とそしてひとりの女の子と、運命的な出逢いを果たす。大阪を舞台に三日間という限られた時間のなかで繰り広げられる物語。古着と恋、そしてお笑い。芸人・哲矢 はそれぞれにどんな恋文を送ったのだろうか。</p>
<p>監督・脚本・編集／谷山武士<br />
脚本／谷山武士 廣川祐樹<br />
キャスト／森田哲矢（さらば青春の光）、光石研、花梨、東ブクロ（さらば青春の光）、森島久<br />
4月21日（金）より渋谷PARCO・ホワイトシネクイントほか全国順次公開。<br />
©2023 TT BOOKS &amp; FILMS<br />
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