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    <title>Numero TOKYOIzumi Ogino / 荻野いづみ | Numero TOKYO</title>
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    <description>クリエイションが詰まったインターナショナル・モード誌『Numero TOKYO』のWEBサイト</description>
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        <title>ブランドや小説とコラボも！「ヴェネチア・ビエンナーレ」日本館代表・荒川ナッシュ医  応援イベントレポート</title>
        <link>https://numero.jp/20251206-venezia-biennale/</link>
        <pubDate>Sat, 06 Dec 2025 05:00:23 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Art]]></category>
		<category><![CDATA[Anteprima / アンテプリマ]]></category>
		<category><![CDATA[Izumi Ogino / 荻野いづみ]]></category>
		<category><![CDATA[Maha Harada / 原田マハ]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>2年に1度、世界中から注目の現代アートが集結する「ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展」が、2026年5月に開幕する。日本館の設立から70周年を迎える今回、日本代表を務めるのはパフォーマンス・アーティストの荒川ナッシュ医（えい）。この記念すべき展示に向けて、日本館の美術展初となるクラウドファンディングを含めたファンドレイジング（資金調達）プロジェクトが始動した。荒川ナッシュとその双子の赤ちゃん、「アンテプリマ（ANTEPRIMA）」の荻野いづみ、小説家の原田マハらが登壇したイベントの模様をレポートする。</p>
<p class="picture"></p>
現代アートのオリンピック「ヴェネチア・ビエンナーレ」の応援イベント
<p>「ヴェネチア・ビエンナーレ」は、“現代アートのオリンピック”と呼ばれる世界最大規模の芸術の祭典だ。イタリア・ヴェネチア市内の各会場には世界90カ国以上70万人を超える人々が訪れる。初開催の1895年から、130年以上の歴史を刻んでいる世界最古の国際美術展でもある。1980年代からは建築展も加わり、美術展と隔年で開催されている。</p>
<p>この国際展の大きな特徴は、国別展示方式。各国が独自のパビリオンや会場で代表作家を紹介する。日本が初めて公式参加したのは1952年。56年には、ブリヂストン創業者・石橋正二郎氏の寄付により、建築家・吉阪隆正が設計を手がけた日本館が完成した。それ以来、草間彌生や塩田千春、毛利悠子など、日本を代表するアーティストが展示を行ってきた。（※1）</p>
<p>※1（参考記事）Numero.jp／密やかにさざめくアートの時空。毛利悠子、国内初の大規模展＠アーティゾン美術館</p>
<p class="picture"></p>
<p>これを応援するコレクターズサークルが結成され、11月20日、荒川ナッシュ医とその双子の赤ちゃんを囲んで「日本館設立70周年記念 ファンドレイジング・イベント 2026年ヴェネチア・ビエンナーレ日本館を応援する会」が開催された。</p>
<p>コレクターズサークルのメンバーは、「アンテプリマ（ANTEPRIMA）」のクリエイティブ・ディレクターである荻野いづみ（※2）をはじめ、ジンズホールディングスCEO田中仁、福武財団理事で実業家の福武英明、森美術館理事長の森京子、アートコレクターの吉野誠一。</p>
<p>今回のクラウドファンディングについて、発起人代表の荻野いづみは、次のようなメッセージを寄せている｡</p>
<p>「アートには、国や文化を超えて“問い”を投げかける力があります。その力を未来へつなぐために、私たちは今、新たな挑戦をしています。円安の影響による美術輸送費や渡航費、現地での滞在費の高騰など、さまざまな困難がある中でも、日本館は他国に劣らない表現とプログラムを実現しようとしています。（中略）美術の枠を越え、民間企業やアートファン、そしてこの想いに共感してくださる皆さまと共に、クラウドファンディングを通して、日本館の新たな一歩を支えていただけましたら幸いです」</p>
<p>※2（参考記事）Numero.jp／創立30年を迎えた「アンテプリマ」荻野いづみが進化し続けられる理由</p>
</p><p></p><p>荒川ナッシュ医。イサム・ノグチの作品『丸山』（神奈川県横浜市「こどもの国」）にて。Photo：細川葉子</p>
日本館代表アーティスト・荒川ナッシュ医が語る展示ヴィジョン
<p>今回の日本館代表アーティストの荒川ナッシュ医は、1977年福島県生まれ。20代で渡米し、ニューヨークで21年間の活動を経て、2019年からロサンゼルスを拠点に活動している。コラボレーションをアート活動の基本として、さまざまな人との共同作業によってパフォーマンスを生み出す。アーティスト自身がパフォーマンスの演者となるだけでなく、制作した絵画やオブジェがパフォーマンスの一部となったり、観客を巻き込むことも。</p>
<p>美術館の床に来館者が自由に絵を描くことができる参加型の作品。荒川医『メガどうぞご自由にお描きください』2021年、展示およびパフォーマンス風景　テート・モダン、ロンドン　Photo：Brotherton-Lock　Courtesy of the artist</p>
<p>2024年には、国立新美術館で大規模な個展「ペインティングス・アー・ポップスターズ」を開催。絵画を用いてダンスでコミュニケーションしたり、人間が絵画の中に吸い込まれるパフォーマンスを発表したりするほか、松任谷由実やキム・ゴードンなどが展覧会のために書き下ろした新曲でインスタレーションを行うなど、大きな注目を集めた。</p>
<p>双子の誕生を控えた2024年、国立新美術館の個展会場で行われたパフォーマンス・イベントの一コマ。荒川ナッシュ医『LGBTQIA＋ ベイビー・シャワー・イベント』2024年、パフォーマンス風景　国立新美術館、東京　Photo：中川周　Courtesy of the artists and The National Art Center, Tokyo</p>
<p>私生活では、19年に米国籍を取得。昨年、同性婚のパートナーとの間に、卵子提供と代理懐胎によって双子の赤ちゃんを授かった。</p>
<p>今回のイベントには、パートナーと二人の赤ちゃんも参加。というのも、日本館での展示として「草の赤ちゃん、月の赤ちゃん」と題し、「赤ちゃんの声が聞こえる場所」をテーマにした体験型インスタレーションを構想。さまざまな人種の赤ちゃん人形が100体以上登場し、会期中には来場者が赤ちゃん人形を抱きかかえて展示空間を歩き回る光景が見られるかもしれないという。</p>
<p>「この作品の背景には、私自身が父親となり、日々の育児を通して感じる“新しい家族のあり方”や“多様性”、“日本らしさ”への問いがあります。クィアとして、またアーティストとして、伝統と現代のはざまでアイデンティティや労働、育児の問題に取り組んでいます」（荒川ナッシュ医）</p>
<p>タイトルの「草」は庭、「月」は時間と心の揺らぎを象徴している。日本館の設計を手がけた建築家の吉阪隆正は、“不連続統一体”というコンセプトを掲げ、建物を囲む庭と館内を行き来する回遊性を重視した。その特性を生かし、来場者と赤ちゃん人形が空間を行き来する構想について語った。</p>
<p>「タイトルには、日本の前衛的なパフォーマンスアートの歴史を作った草月アートセンター（※3）の領域横断的な活動へのオマージュも込められています。私の母と彼女の友人たちが制作するロンパース、赤ちゃんの声を使ったサウンドアートなど、多層的に展開していく予定です。また、作品の中では、日系やLGBTQ+という自分のバックグラウンドも掘り下げていく予定です」（荒川ナッシュ医）</p>
<p>（※3）草月アートセンター…いけばな草月流による前衛芸術の推進組織として1958年、映画監督の勅使河原宏によって設立。60年代を中心に、オノ・ヨーコやジョン・ケージ、マース・カニングハムなど伝説的なパフォーマンスの発信源を担ったことで、歴史的に重要視されている。</p>
<p></p><p>「設立70周年記念 2026年ヴェネチア・ビエンナーレ日本館を応援する会」国際文化会館（2025年11月20日）より。（右から）展示について説明する荒川ナッシュ医、キュレーターの高橋瑞木と堀川理沙。Photo：Kenji Takahashi</p>
<p>キュレーターは、香港のアートセンターCHATの館長兼チーフキュレーターの高橋瑞木と、シンガポール国立美術館シニアキュレーターの堀川理沙が共同で務める。</p>
<p>「『ヴェネチア・ビエンナーレ』は、アーティストが“国の代表”という一つの宿命をもって作品を制作します。私は19年にアメリカ国籍を取得しましたが、日本館の代表を外国籍のアーティストが務めるのは2回目だそうです。それを踏まえて、海外で活動するお二人とともに、国という枠組みを超えたさまざまな視点を取り入れた作品にしたいと思っています」（荒川ナッシュ医）</p>
日本館の成功と帰国展に向けて、初の大規模なファンドレイジングを実施
<p>また、日本館の主催・コミッショナーである国際交流基金（JF）とともに荒川ナッシュは、初の大規模なファンドレイジング・プロジェクトを実施する経緯について、日本では昨今の円安の影響による美術輸送費や渡航費、現地滞在費の高騰などに言及。より良い制作環境を整えるため、基本予算と合わせて総額1億円（うち7500万円を追加調達）を目標にファンドレイジングに挑戦することになったと語った。</p>
<p>寄付窓口は3種類。日本の税制優遇を受けられる国際交流基金（JF）への寄付、アメリカでの税制優遇措置がある米国フィスカル・スポンサー、そして税制優遇はないものの100万円以上でスペシャルサンクスギフトがつく日本館チーム口座だ。</p>
<p>さらに、荒川ナッシュ医個人としても、目標金額700万円のクラウドファンディングを立ち上げた。ヴェネチアまで足を運ぶことが難しい日本の人たちにも作品を届けるために、日本館の展示を舞台にした新作映像作品を制作する。</p>
<p>イベントでは、日本館展示の応援コレクターズサークルを代表して、アンテプリマのクリエイティブディレクター、荻野いづみが登壇。「2026年ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展」の総合タイトル「In Minor Keys」にちなみ、「私も、香港に在住する日本人という“マイナー”の一人です。そんなマイナーたちの力を集めて、“現代アートのオリンピック”といわれるヴェネチアで、日本が金獅子賞を目指せるようにバックアップしていきたい」と語った。</p>
<p>「設立70周年記念 2026年ヴェネチア・ビエンナーレ日本館を応援する会」国際文化会館（2025年11月20日）より、応援メッセージを贈る小説家の原田マハ（舞台中央）。Photo：Kenji Takahashi</p>
<p>さらに、MoMA（ニューヨーク近代美術館）に勤務経験がありキュレーターの経歴をもつ小説家、原田マハが登壇（※4）。本展示のキュレーターの一人、高橋瑞木とは森美術館開設準備室の同僚だったという彼女は、日本館応援コラボレーションとして、荒川ナッシュ医をモデルとした小説の制作を発表した。</p>
<p>「今まで小説の中で、モネやゴッホという憧れのアーティストを活写したことはあったのですが、同時代を生きるアーティストをモデルにするのは初めて。私にとっても新しい挑戦ですが、小説の素材としてこんなに魅力的な人を放っておく手はありません」（原田マハ）</p>
<p>自らの小説作品『板上に咲く』では版画家・棟方志功の青年期を描いたが、棟方が「ヴェネチア・ビエンナーレ」で現在の金獅子賞に近い「国際大賞」を獲得したことに触れ、「日本館70周年、医くん、次は君だ！」と、力強く宣言。</p>
<p>※4（参考記事）Numero.jp／原田マハ「言葉にすることで全てが動き出す」｜2025年、新時代を創る女性10人</p>
<p>「設立70周年記念 2026年ヴェネチア・ビエンナーレ日本館を応援する会」国際文化会館（2025年11月20日）より、荒川ナッシュ医とその家族、コレクターズサークルや国際交流基金など応援メンバーによる集合写真。Photo：Kenji Takahashi</p>
<p>　</p>
<p>クラウドファンディングでは、原田マハが荒川ナッシュをモデルに描き下ろした短編小説集の特別限定版が返礼にもらえる「原田マハ・コース」（すでに完売）や、アンテプリマの協力によるオリジナルバッグが提供される「アーティスト・ペアレンツ・コース」、日本館でパフォーマンスができるコースなど、さまざまな支援コースを展開。詳細はぜひ、クラウドファンディングのサイトからチェックを。</p>
<p>展示の詳細は来春までに発表される予定。クラウドファンディングに参加し、70年目の日本館を私たち一人ひとりの力で盛り上げよう。</p>
<p>※掲載情報は12月6日時点のものです。<br />
最新情報は公式サイトをご確認ください。</p>
<p>第61回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展 日本館 クラウドファンディング<br />
期間／2025年11月13日（木）〜2026年3月31日（火）23:59まで<br />
支援金額／3000円〜<br />
URL／https://congrant.com/project/artnest/19915</p>
<p>第61回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展 日本館展示「草の赤ちゃん、月の赤ちゃん」<br />
会場／ヴェネチア・ビエンナーレ日本館<br />
会期／2026年5月9日（土）〜11月22日（日）<br />
住所／Padiglione Giappone, Giardini della Biennale Castello1260, 30122 Venezia, Italy<br />
URL／https://venezia-biennale-japan.jpf.go.jp/ （展示情報は来春公開予定）</p>
<p></p><p>The post ブランドや小説とコラボも！「ヴェネチア・ビエンナーレ」日本館代表・荒川ナッシュ医  応援イベントレポート first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>創立30年を迎えた「アンテプリマ」荻野いづみが進化し続けられる理由</title>
        <link>https://numero.jp/20230927-anteprima/</link>
        <pubDate>Wed, 27 Sep 2023 09:30:29 +0900</pubDate>
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        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
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		<category><![CDATA[Izumi Ogino / 荻野いづみ]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>日本人女性として初めてミラノコレクションに参加し、 「アンテプリマ（ANTEPRIMA）」を率いてきたクリエイティブ・ディレクターの荻野いづみ。ブランド設立30周年を迎える今年、「ワイヤーバッグ」が再ブレイクし、ファン層を拡大。現代美術家や音楽家などさまざまなアーティストとのコラボレーションにも取り組み、さらなる進化を遂げている。これまでのブランドの歩みを振り返りながら、荻野自身の活動の原動力や時代性の捉え方、今後の新たな展望を聞いた。</p>
<p class="picture"></p>
</p><p></p>知的好奇心に突き動かされ、走り続けた
<p>──1993年のブランドスタートからクリエイティブ・ディレクターとして走り続けてこられましたが、そのパワフルな活動の原動力を教えてください。</p>
<p>「やはりキュリオシティですね。好奇心が旺盛で、一つのところにとどまらず、世界各国を飛び回る生活を続けてきました。ミラノと日本、香港で送る三拠点生活はさまざまなコントラストに溢れていて、それが原動力になっているのかなと思います。また、アート関係の友人が多く、彼らと世界中を回るのもいい刺激になっています。フットワークが軽い友人を持つと世界が広がりますね。パワフルな友人と一緒に過ごしていると、『私なんてまだまだ！』と思わせてくれます」</p>
<p>──目まぐるしい日々の中で、仕事とプライベートの切り替えはどうされていますか？</p>
<p>「あまり意識して切り替えることはないんです。やらなきゃいけないことが山ほどあるので（笑）。仕事とプライベート、両方で優先順位をつけて効率的に行うようにしていますが、あえて切り離さないことで、いいこともあるんですよ。プライベートで悩んでいることがあっても、気がつくと仕事のことを考えたりして、結果的に辛いことに長い時間捉われることがあまりありません」</p>
<p>──ブランドを続けてきた中で、もっとも変わったことはなんでしょうか？</p>
<p>「素材は常により良いものに変えていこうと意識しています。ワイヤーバッグを作るために欠かせないワイヤーコードはもともとイタリアで開発し、生産も現地で作っていましたが、今はすべて日本製です。現状に満足するのではなく、より質の高いものを目指したい。なので、素材への探究心は尽きません」</p>
<p></p>多様性に溢れたチームから生まれた独創的なクリエイティビティ
<p class="picture"></p>
<p>──30年前にミラノに制作の拠点を置き、これまでコレクションに公式参加されています。続けてきてよかったことはなんでしょうか？</p>
<p>「今年、ファッションを通じてイタリアの文化を国内外に広めた功労者として「TAOMODA AWARDS」を受賞し、イタリア政府からの招待でシチリア島タオルミーナの古代円形劇場でコレクションステージを行いました。政府が我々の活動を認めてくれたんだと思うと嬉しいですね」</p>
<p>──大変だったことはありますか？</p>
<p>「多国にわたる活動は苦労もありました。ミラノ、日本、香港と3つの拠点を持ち、さらに世界各国を巡る生活を送っているので、私自身『体が持つかな？』と不安になることがあります（笑）。また、さまざまな国の方々と一緒に仕事をすることは、言葉だけでなく、文化や環境の違いを踏まえる必要があり、コミュニケーションの難しさを痛感することも。常識が違うので、スムーズに行かないこともありました。ただ、これは良いことと表裏一体だと思うんです。創業当時から自ずとスタッフは国際色豊かなメンバーが揃っていて、またジェンダーやセクシュアリティに関係なく、多様性のあるチームづくりを行なってきました。さまざまな価値観を持つ人々とともにものづくりができることは私の誇りの一つです」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──「アンテプリマ」の強みは何だと思いますか？</p>
<p>「海外のコレクションに参加している日本のブランドは少なくないですが、クリエイティブチームを国外に置いているブランドはまだ少ないと思います。アンテプリマは30年間、生産と発表を国外で続けています。その経験と知識は強みであり、培った感性は我々のオリジナリティに繋がっていると思います」</p>
<p>“LOVE”をテーマに造形されたネオン管を絵画に描いたネオンシリーズで知られているアーティスト、横山奈美に荻野いづみ自身が書いた “LOVE”という文字で作品制作を依頼。</p>
<p>──インスピレーションソースはどこから得ていますか？</p>
<p>「現代アートですね。今、『ザ・ペニンシュラ東京』でアフタヌーンティーを提供しているのですが（9月30日まで）、そこではアーティストの横山奈美さんをクローズアップし、期間中1階ザ・ロビーで彼女の作品を展示しています。若手アーティストとのコラボレーションは大きなインスピレーションをもらえますし、美術館やギャラリー以外の発表の場を作ることで、多くの人にアートと接点をもたらす良い機会になると思っています。また、近々ワイヤーバッグをキャンバスにしたアートピースも発表予定です。アートだけではなく、さまざまな業界の友人たちもたくさんの刺激をくれます。チェリストの村岡苑子さんとステージでコラボレーションしたり、脚本家の中園ミホさんが書き下ろしてくださったオリジナルショートストーリーブックをワイヤーバッグに入れて販売するプロジェクトもあります」</p>
<p></p>才能あふれるアーティスト、デザイナーをサポートしたい
<p class="picture"></p>
<p>──2023-24年AWコレクションについて、「GLOW IN THE DARK（暗闇に光を）」をコンセプトにした理由をお聞かせください。</p>
<p>「不確実性な時代の中で、過去に目を向け、未来に問いかけ、自分たちの光を見つけ真価を見出したいと思い、暗闇の中で光を放つ洋服やバッグを発表しました。独自性を追求し、素材の革新に取り組むことで、他にはない輝きを放つアイテムが生まれました。アンテプリマが大事にしているクラフトマンシップや洗練されたデザインはキープしつつ、新しい技術にも挑戦しています」</p>


	


<p>──1998年に発売して以来、ワイヤーバッグはこれまでさまざまな変化を遂げてきました。改めて、ワイヤーバックはアンテプリマにとってどんな存在でしょうか？</p>
<p>「アイコンですね。フィーチャリスティックなワイヤーというマテリアルを手で編むというコントラストを持ったアイテムは、まさに私が日々目指している「コントラストのあるライフスタイルを楽しもう」というフィロソフィーを体現していると思います」</p>
<p>──近年は特に若い方の支持も増えています。その理由は何だと思われますか？</p>
<p>「『アンテプリマ』はこれまでサイズやデザインなど100種類ほどの『ワイヤーバッグ』を展開していますが、現代の感覚に合わせて、小さいサイズのバッグをフィーチャーしたところ、ファン層がぐっと広がりました。手を伸ばしやすいエントリープライスであること、パーティでもデイリーでも使える汎用性の高いデザイン性が受け入れられていると感じています。汚れにも強く、お子さんを育てるお母さんたちにも人気。手編みなので、光を受けると自然に輝くことも魅力です。また、ワイヤーバッグは型崩れにも強く、丈夫で、サステナビリティの観点からも比較的長く使えることが支持される理由の一つにもなっていると思います」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──SNSの台頭でファッションビジネス観は変わりましたか？</p>
<p>「ファッションショーのフロントロウにインフルエンサーが登場してから、急速にSNSを身近に感じるようになりました。アンテプリマでもSNSは大事なコミュニケーションツールの一つになっています。昨年、ミラノの公園でランウェイショーをしたのですが、そこには招待者だけではなく、ファッションを学ぶ若者や通りすがりの観光客など一般の方も大勢見にきてくださいました。みなさん自由にカメラを向け、SNSでアップされ、ショーの様子が多くの人に見ていただけたのではないかなと思います。今後も私たちなりの方法で「ファッションは閉ざされたものではない」という私たちなりのメッセージを発信できたらと」</p>
<p></p><p>──「アンテプリマ」には「デビューに年齢は関係がない」という思いを込めたと伺っています。今年は30周年という節目の年。新たにデビュー（挑戦）したいことはありますか？</p>
<p>「香港の非営利アートセンター『CHAT』とパートナーシップを組み、新しいアートプライズ『ANTEPRIMA × CHAT Contemporary Textile Art Prize』を立ち上げました。テート・モダンやメトロポリタン美術館のキュレーターらがアジア出身のテキスタイルアーティストを選出し、最終選考に残ったアーティストの作品を来年の冬にCHATで展示する予定です。今回のプライズの創出にあたって、テキスタイル・アーティストの活躍の場を広げることをサポートしたいと考えました。私たちのビジネスは才能あふれるアーティスト、デザイナーの存在が欠かせません。このプライズを続けていくことで、次世代アーティストの才能を育成し、業界内外に素晴らしい影響を与えてくれることを期待しています」</p>
<p></p><p>ANTEPRIMA POP UP STORE</p>
<p class="picture"></p>
<p>「アンテプリマ」のアイコンであるワイヤーバッグ「STANDARD(スタンダード)」に、脚本家 中園ミホがこのコラボレーションのために書き下ろしたオリジナルブックが付属されたバッグを期間限定で先行発売する。</p>
<p>日程／10月11日（水）〜10月20日（金）<br />
場所／代官山 蔦屋書店 2号館1階 建築デザインフロア</p>
<p></p><p>The post 創立30年を迎えた「アンテプリマ」荻野いづみが進化し続けられる理由 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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