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    <title>Numero TOKYOHitomi Kanehara / 金原 ひとみ | Numero TOKYO</title>
    <link>https://numero.jp</link>
    <description>クリエイションが詰まったインターナショナル・モード誌『Numero TOKYO』のWEBサイト</description>
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        <title>10人の有識者が選ぶ、“手放すことで強くなる”本と映画</title>
        <link>https://numero.jp/20260118-let-go-to-get-stronger/</link>
        <pubDate>Sun, 18 Jan 2026 01:00:30 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Culture]]></category>
		<category><![CDATA[book]]></category>
		<category><![CDATA[cinema]]></category>
		<category><![CDATA[Hitomi Kanehara / 金原 ひとみ]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[Naoto Mori / 森直人]]></category>
		<category><![CDATA[Rie Tsukinaga / 月永理絵]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>10人の有識者たちが、「やめる」「手放す」という決断をしたその先の世界を明るく照らしてくれる本と映画をセレクト。価値観やしがらみに縛られず、自分軸で生きるために。その決断を讃えよう。（『Numero TOKYO（ヌメロ・トウキョウ）』2026年1・2月合併号掲載）</p>
<p>&nbsp;</p>
英文学者・北村紗衣 選『タイタニック』
<p class="picture"></p>
手放すという決断が道をひらく
<p>「『手放す』というキーワードでまず思いつくのは『タイタニック』だ。これは私の世代の女性映画ファンには、映画館に行って映画を見るようになるきっかけを作った大事な映画だと思うのだが、人生の大事な局面では何かを手放さないといけないこともあるということをはっきり描いている。誰でも知っている映画だと思うのでネタバレするが、タイタニック号沈没後、ケイト・ウィンスレット演じるヒロインのローズは、レオナルド・ディカプリオ演じる恋人ジャックが、救助が来る直前に冷たい海で死んでしまったのに気づく。愛する人を失ってくじけそうになるローズだが、生前にジャックに対して決して諦めないと誓っていたため、文字通りジャックの手を放して必死に助けを求める。これでローズは救助されて生きのびることができた。これはローズがジャックとの愛を通して成長し、他人に頼らなくても生きられる一人前の大人の女性になったことを示す場面だ。</p>
<p>さらに映画の最後の部分で、年老いたローズはもう一度、手放す行為を行う。ジャックとの思い出の品でもある高価な宝石『碧洋のハート』を船の上から海に投げ捨てるのだ。この場面の解釈はいろいろあるが、私の解釈は、この宝石はローズの心そのものを象徴するというものだ。ローズは今までひとりで背負ってきたジャックとの物語を初めて人に打ち明け、重荷を下ろしたような気持ちになっている。もう先が長くないこともわかっているローズは、終活の準備として自分の心を海に沈むジャックに再び捧げようとする。ジャックが海に沈んでいく場面と、宝石が海に沈む場面はそっくりに撮られている。この二つの『手放す』場面は、どちらもローズの愛が亡くなったジャックのもと、つまりは海の底にあることを示唆している場面だと思われる」<br />Text：Sae Kitamura</p>
<p>北村紗衣（きたむら・さえ）<br />
武蔵大学人文学部英語英米文化学科教授。専門はシェイクスピア、舞台芸術史、フェミニスト批評。ウィキペディアでも活動している。</p>
<p>&nbsp;</p>
声優・池澤春菜 選『オメラスから歩み去る人々』
<p class="picture"></p>
誰かの犠牲の上に成り立つ幸せを思う
<p>「いらないものを捨てる。抱えていたものを手放す。感謝して卒業し、次へ進む。捨てることで、前向きな変化が得られることもある。だがもし、それが自分の生活を壊し、心地よさを損ない、大切な人や物と別れることを意味するのだとしたら。それでも、わたしたちは『捨てる』という決断ができるだろうか。</p>
<p>アーシュラ・Ｋ・ル・グィンの『オメラスから歩み去る人々』はわずか十数ページの短い小説だ。それでも読んだ人に強烈な印象を残す。誰もが幸せで満ち足りた生活を送る、美しい都市オメラス。だがその地下に、ひとりの子どもがいる。窓もなく、湿った床の上で、ひとり膝を抱えて座る知的障害のある子ども。その子が地下にいることを誰もが知っている。その子が垢と排泄物にまみれ、誰の愛も知らず、絶望と孤独の中にいることが、都市の繁栄を支えている。たったひとりの犠牲が、オメラスに生きる全ての人に幸せをもたらす。殆どの人は、葛藤し、悩み、苦しみ、泣き、自分の無力さに打ちひしがれ、やがて受け入れる。あるいは、忘れてしまう。そうして幸せに生きていく。だが時折、誰かが街の外に出る。そしてそのまま歩き続け、帰ってこない。</p>
<p>この小説に答えはない。あるのは永遠の問いだけだ。だからこそ、読んだ人を変えるのではないかと思う。わたしたちの生きる世界も、誰かの犠牲の上に成り立っていることがたくさんある。能天気なことをお花畑と揶揄する言い回しがある。けれど、その花は誰かの亡骸の上に咲いているのかもしれない。歩み去ることが、正義とは限らない。捨てるとは、不要なものを選ぶ行為だけではない。いつか、歩み去ることも選ぶこともできず、わたしが地下に取り残されるかもしれない。だから問い続けるしかない。わたしたちの足元にも、オメラスはあるのだから」<br />Text：Haruna Ikezawa</p>
<p>池澤春菜（いけざわ・はるな）<br />
声優。作家。第20代日本SFクラブ会長。『SFのSは、ステキのS』で星雲賞ノンフィクション部門を受賞。2024年に初短編集『わたしは孤独な星のように』刊行。</p>
<p>&nbsp;</p>
映画ライター・月永理絵 選『バーナデット ママは行方不明』
<p class="picture"></p>
何不自由ない生活を放り出して見つけた居場所
<p>「ある日突然、娘と夫との何不自由ない生活を放り出し家族の前から姿を消す主婦バーナデットをケイト・ブランシェットが演じる。実はバーナデットには、有名な建築家だったがある事件を機に家庭に入った過去がある。スクリューボールコメディのような怒濤の展開のなかで、とにかく彼女が社会でうまく振る舞えない人である、ということがひしひしと伝わってくる。人付き合いが大の苦手で、近所付き合いはもちろん、家族との旅行がプレッシャーとなり挙動不審に。それをごまかすための行動が大惨事を巻き起こし、遠い南極へと逃げ出すバーナデットだが、そこでの出会いが奇跡を起こす。</p>
<p>何より感動的なのは、彼女が自分の欠点だと思っていた全てが、実は彼女の才能を発揮するために必要なものだったと判明すること。こうしなければ、と思い込んでいた全てを一度手放してみれば、思いがけない居場所が見つかるかもしれない。そんな希望を与えてくれる映画」<br />Text：Rie Tsukinaga</p>
<p>月永理絵（つきなが・りえ）<br />
映画ライター、編集者。朝日新聞や「週刊文春」「CREA.web」などで映画評やインタビュー記事を執筆。著書に『酔わせる映画　ヴァカンスの朝はシードルで始まる』（春陽堂書店）。</p>
<p>&nbsp;</p>
ブックディレクター・山口博之 選『ネガティヴ・ケイパビリティで生きる』
<p class="picture"></p>
答えを急ぐのをやめる
<p>「SNSでも本でも、さまざまなイシューについてあなたはどちら側だと問われ、成功するなら何をやるべき、素早く決断をしろという言葉が流れ続けてくる。答えを迫られているような、とにかく急がされているような感じがしてしまう。『ネガティヴ・ケイパビリティ』は、『わからないことに耐えながら、じっと観察して本質にじりじり迫っていく』ような力やあり方のことで、この本はその『わざわざ立ち止まってモヤモヤした状態でいるための力』を再評価し、どこか回りくどく、無駄に思われるようなことの大切さを教えてくれる。</p>
<p>哲学者である著者3人のやり取り自体、安易に答えを示さず、多様な引用や比喩、話題を経由して展開され、しっかりと観察し、対象ににじり寄っていく感覚を味わうことができる。ネガティヴ・ケイパビリティとともに、観察すること、公私の間にあるコモンの必要性、イベントではなくエピソードを、という考えをこれから大切にしたくなった」<br />Text：Hiroyuki Yamaguchi</p>
<p>山口博之（やまぐち・ひろゆき）<br />
ブックディレクター、編集者。旅の本屋BOOK246、選書集団BACHを経て2017年にgood and sonを設立。公共図書館から個人邸までさまざまな場のブックディレクションを手がける。</p>
</p><p></p>映画評論家・森直人 選『ハッピー・オールド・イヤー』
<p>監督・脚本／ナワポン・タムロンラタナリット　出演／チュティモン・ジョンジャルーンスックジン　Prime Videoにてレンタル配信中　©2019 GDH 559 Co.,Ltd.</p>
人生をリセットするための断捨離
<p>「年の瀬、バンコクの片隅で、一人の女性が“さよなら”の準備をしている。新世代のタイ映画『ハッピー・オールド・イヤー』の主人公ジーンは、北欧で学んだミニマリズムを胸に、自宅をデザイン事務所に変えようと奮闘中。だけど家の中はモノと記憶であふれている。ピアノ、CD、雑誌、洋服、古いカメラ――それらはただの物体じゃなく、過去の自分や誰かとの関係そのものだ。捨てるのは簡単じゃない。時に痛みを伴うし迷いもある。でもジーンは、ただ片付けるだけじゃなく“返す”という選択をする。元カレに借りたカメラを返すとき、彼女の心にも静かな風が吹く。これは断捨離という儀式の形を取った人生のリセットボタンなんだなと思う。</p>
<p>この映画はモノを手放すことで心が少しずつ自由になっていく過程を、優しく、でも鋭く描いている。新しい年を迎える前にそっと問いかけてみたくなる。『本当に大切なものってなんだろう』と。風通しの良い心で新しい一歩を踏み出すために」<br />Text：Naoto Mori</p>
<p>森直人（もり・なおと）<br />
映画評論家。著書に『シネマ・ガレージ～廃墟のなかの子供たち～』（フィルムアート社）など。YouTubeチャンネル「活弁シネマ倶楽部」MC担当。</p>
<p>&nbsp;</p>
ライター・林みき 選『ナチュラルボーンチキン』
<p>著者／金原ひとみ　発行／河出書房新社</p>
安寧という檻から抜け出す
<p>「特集のテーマを聞いて、真っ先に思い浮かんだのがこの作品。主人公は、出版社の労務課に勤務する45歳の浜野文乃。食事から着るものにはじまり、生活そのものをルーティン化することによって心の安寧を維持している人物だ。しかし、青髪のツーブロックでスケボーに乗って通勤し、推しのホストに入れ上げる陽キャの極みともいえる文芸編集部の平木直理と出会ったことにより、浜野の判で押したような生活はトルネードに巻き込まれたかのごとく崩れていく。</p>
<p>このあらすじだけでは、平木が平穏を脅かす迷惑な存在に思えるかもしれないが、平木に振り回される度に凝り固まっていた心が動きはじめ、徐々に己を取り戻していく浜野の姿に、安寧が自分を閉じ込める檻になり得ると実感させられるのは、きっと私だけではないはずだ。『手放す』とは何かを失うことではなく、新たな物事を手に入れられる可能性を生み出すことだと前向きな気持ちになれる読書体験をぜひ」<br />Text：Miki Hayashi</p>
<p>林みき（はやし・みき）<br />
ライター。ファッション＆カルチャー誌の創刊と編集に7年間携わった後、フリーランスに。『Numéro TOKYO』本誌・公式サイトでは新刊レビューおよび文芸記事を担当。</p>
<p>&nbsp;</p>
映画批評家・児玉美月 選『プリシラ』
<p>監督・脚本／ソフィア・コッポラ　出演／ケイリー・スピーニー、ジェイコブ・エロルディ　価格／Blu-ray ¥5,500　DVD ￥4,400　発売・販売／ギャガ　©The Apartment S.r.l All Rights Reserved 2023</p>
スターとの結婚生活に終止符。新たな人生を歩み出す
<p>「1985年、『キング・オブ・ロックンロール』とも称されたエルヴィス・プレスリーの生涯唯一の妻であったプリシラ・プレスリーが、エルヴィスと共に過ごした14年間を綴った回想録『私のエルヴィス』を刊行した。この回顧録を基に、ガーリーカルチャーの代名詞である映画作家ソフィア・コッポラが、プリシラの視点から知られざる物語を紡いだ。</p>
<p>50年代の終わり、14歳のプリシラはすでに著名だったエルヴィスと運命の出逢いを果たす。やがてメンフィスにある邸宅での夢のような生活の中、プリシラは結婚と出産を経験するものの、果たしてこのままでいいのかと違和感が芽生えてしまう。エルヴィスの好みだったヘアメイクやファッションは少しずつ変化し、映画が進むにつれてプリシラはまるで別人のようになっていく。『プリシラ』は、愛していたとしても自分の人生のために手放さなければならない関係があること、そして女性の自立を描いている」<br />Text：Mizuki Kodama</p>
<p>©The Apartment S.r.l All Rights Reserved 2023</p>
<p>児玉美月（こだま・みづき）<br />
映画批評家。共著に『彼女たちのまなざし 日本映画の女性作家』、『反=恋愛映画論——「花束みたいな恋をした」からホン・サンスまで』、『「百合映画」完全ガイド』などがある。</p>
<p>&nbsp;</p>
書評家・豊崎由美 選『喜べ、幸いなる魂よ』
<p>著者／佐藤亜紀　発行／KADOKAWA</p>
しがらみを捨て自身の喜びのために生きる
<p>「18世紀後半のベルギー、フランネル地方を舞台にしたこの物語のヒロインは、亜麻糸商として成功した父親のもとに生まれたヤネケ。とてつもなく頭がよく好奇心旺盛なヤネケは幼なじみのように育った心優しいヤンとの間に子どもができると、単身女性の互助会組織のような『ベギン会』に入っている叔母のもとで出産。でも、結婚して一緒に子育てをしたいというヤンの願いを退け、ベギン会の中で自分の研究に没頭する。そんなヤネケを勝手と思う人がいるかもしれないが、小説を最後まで読めば彼女の生き方を潔いと思う人のほうが多いはず。</p>
<p>女性名では論文が発表できないからと、ヤンの名前を借りることを意に介さない。ヤネケには功名心のかけらもない。ヤンが商売で困れば惜しみなく知恵を貸す親切さも持ち合わせている。家や結婚や俗世、いろんなことを捨て、軽やかに自身の能力を伸ばし試す喜びに生きる。まさに仏教でいうところの放下。そんなヤネケの生き方にわたしは憧れる」<br />Text：Yumi Toyozaki</p>
<p>豊崎由美（とよざき・ゆみ）<br />
書評家。「週刊新潮」などに連載を持つ。共著に『文学賞メッタ斬り！』シリーズなど、単著に『時評書評』『どうかしてました』など多数。</p>
<p></p>ライター・小川知子 選『人生の最期にシたいコト』
<p>出演／ミシェル・ウィリアムズ、ジェニー・スレイト　ディズニープラスのスターで独占配信中　©2025 Disney and its related entities</p>
身体と欲望を取り戻す旅へ
<p>「かつて自分を安心させていたものが、いつしか自分の本音を見えなくさせることはある。実在の人物モリー・コーチャンはステージⅣの転移性乳がんの診断を受け、15年間連れ添った夫と離婚。これまでの人生を手放したことから、自身の身体と欲望を取り戻す旅が始まる。親友ニッキー・ボイヤーと始めた人気ポッドキャストをもとにしたコメディドラマは、死に向かうモリー（ミシェル・ウィリアムズ）が『40代女性』や『がん患者』といったラベルから解放され、主体性を取り戻していく日々を描く。</p>
<p>モリーを看取るニッキーは、あくまで介護者ではなく友人として寄り添い、混乱し、怒り、笑いながら彼女の生きざまを応援する。二人の対等で深い愛情に、もう当分ドラマは見なくてもいいと思えるほど満たされた。ケアと愛にまつわるダイナミクスについて考えながらも、涙が出るほど笑い転げて、確かにエンパワーされた。いつか来る死を前に、この物語を知っている自分でよかった、そう思えるほどに」<br />Text：Tomoko Ogawa</p>
<p>小川知子（おがわ・ともこ） <br />
ライター。インタビュー、コラムの寄稿、翻訳などを行う。共著に『みんなの恋愛映画100選』（オークラ出版）がある。</p>
<p>&nbsp;</p>
誠光社店主・堀部篤史 選『残像に口紅を』
<p>著者／筒井康隆　発行／中央公論新社</p>
五十音が一つずつ失われていくとき
<p>「『ひとつのことばが失われた時、そのことばがいかに大切なものだったかが初めて分かる。そして当然のことだが、ことばが失われた時にはそのことばが示しているものも世界から消える』（本文より）。小説世界から、五十音が一つずつ失われていく実験作としてよく知られる本作。その遊戯性、小説内で言語について語り尽くすメタ構造の面白さもさることながら、読後ページから目を上げ、周りを見渡すと、この世界は言語で構築されていることに気づかされるのがこの作品の凄みである。作家自身がその後断筆、虚構が現実化することで本作はようやく完結する。</p>
<p>日々新たなネットミームやスラングが生まれ続け、名付けられていなかったものに名前が与えられることで、複雑さと禍々しさを増すこの世界から、言葉が剥がれていくとすれば。肝心なのは何を失うかではなく、何を残すのか。自分自身50歳を目前にした今、老いていくことのメタファーにも読めてしまう」<br />Text：Atsushi Horibe</p>
<p>堀部篤史（ほりべ・あつし）<br />
京都は御所と鴨川に挟まれた河原町丸太町路地裏の書店、誠光社店主。小売と同時に編集、出版、執筆なども並行して行う。</p>
<p></p><p>The post 10人の有識者が選ぶ、“手放すことで強くなる”本と映画 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>小説家・金原ひとみインタビュー「手放すことで、受け入れられるようになった」</title>
        <link>https://numero.jp/20260103-kaneharahitomi/</link>
        <pubDate>Sat, 03 Jan 2026 01:00:37 +0900</pubDate>
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        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Culture]]></category>
		<category><![CDATA[Hitomi Kanehara / 金原 ひとみ]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>20年にわたり書きためてきたエッセイや掌編をまとめた新刊『踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君』を上梓した金原ひとみ。特にエッセイ「ニコール・キッドマンの初恋」では、離婚が成立した解放感あふれる気持ちを綴った。離婚からマインドまでを、手放すことで得られたものとは。（『Numero TOKYO（ヌメロ・トウキョウ）』2026年1・2月合併号掲載）</p>
20年の中で手放したもの
<p class="picture"></p>
<p>──20年にわたる作家生活で手放したものは何かありますか。</p>
<p>「こだわりみたいなものが昔は強かったなと思っていて。それこそデビュー当時は自分の美意識にそぐわないものもそうだし、人に対しても『受け入れられない』と思ったら一瞬でバツッと関係を切っていました。そのこだわりというか美意識のようなものを、意識的にというよりは段階的に少しずつ手放してきたのかなとあらためて考えると思いますし、この10年くらいであらゆるものを受け入れられるようになったと実感しています」</p>
<p>──エッセイ集の中で「小説と出会ったこと、恋愛をするようになったこと、母親のいる家を出たこと、この三つによってずいぶん生きやすくなった」と書かれていましたが、お母さまとの関係を手放すことは大きな決断でしたか？</p>
<p>「家を出たというのは、だんだん家に帰らなくなったっていうだけで、自分の中で決断して何か変えようと思ったわけではないんです。けど10年、20年たったときに『あの段階で家を出ていなかったら、いろんなものを損なっていたかもな』と思ったし、必要なことだったんだなと感じます。私が『蛇にピアス』でデビューしたとき、母親の感想の一言目が『セックスシーンは減らせないのか？』で、もうその瞬間に電話を切って、その後数年にわたって連絡を取らなかったんですよ」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──お父さまは真逆のことを言っていましたよね？</p>
<p>「父親は『親が地元に住めなくなるくらい恥ずかしいものを書け』って言ってくれましたね。当時はありがたくとも何ともなかったんですがいま思うとすごいことですね。</p>
<p>私は子どもに極力干渉しないようにと、幼い頃から気をつけて接してきたところがあって。やっぱり自分が母親にされてきて無理だったことはほとんど人格批判的なことで。個人の中にあるものを批判することがいかに相手の心を閉ざしてしまうかを実感してきたし、それで何組もの親子が縁を切っているのも見てきました。</p>
<p>だから何か口を出したくなっても、『“子どもが私の思うようになってほしい”という気持ちがあるから、こんなことを言いたくなるんだ。他人には言えないのに子どもになら言えるというのは親のおごり。もうちょっと切り離さなければ』と自覚することによって、自分をなんとか抑えながら『どうなっても私は応援しているよ』ってどうにか言えるようになりました」</p>
<p>──理想のお母さんですよ！</p>
<p>「どうなんでしょう。『あのとき、もうちょっと強く言っていれば……』みたいにならないといいんですけど。でも、今のところは割と何でも話してくれているので、それなりに心を開いてくれてるのかなとは思います」</p>
</p><p></p>食卓に並ぶものが変わった
<p class="picture"></p>
<p>──婚姻生活を手放すことを決意してから離婚されるまで7年かかったとエッセイ集の中にありましたが、気持ちを後押ししてくれたものは何かありますか？</p>
<p>「自分の内面から出てくる要請っていうのが強くなっていったのもありますし、あと、みんなにヒアリングして離婚体験談をあちこちで聞いたんですよ。離婚の話をしているときに『もしかして経験あります？』って聞くと、いろいろな話が出てきて。『みんなそんな壮絶な離婚を経て今、自由や幸福を手にしているんだ』と思えたし、成功体験を聞いていくにつれて『私もきっとできる』みたいな気持ちにさせてもらったところはあります。あと、ほうぼうからいろんな弁護士を紹介してもらったり、揉めたときにどう対応したかっていう実務的なことを教えてもらったりしたの『これだけちゃんと情報を集めたんだから、きっと大丈夫』ってなりました」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──離婚を経て、それまで押し殺していた心を取り戻したと思いますが、その他に取り戻せた物事は何かありますか。</p>
<p>「全く意識してなかったことなんですけど、食卓に並ぶものが変わったんですよ。相手の好みに合わせていたつもりはなかったんですが、無意識にちょっとずつ避けていたのかなっていうことにハッと気がつきました。でもそれって食卓だけじゃなくて、友人関係とか自分が読むものとか聞くものとか、日常にあるもの全てがちょっとずつ影響を受けていたんじゃないかと思ったとき、すごくゾッとして。誰しも、一緒に暮らしていると、家族や恋人から少なからず影響を受けるじゃないですか？ その染まっていたものがスッと溶け出していく感覚に気づいた瞬間、じんわりと『そうなんだ……私って野菜が好きだったんだ』となりました。</p>
<p>私は21歳で結婚したので、その間に加齢や生活スタイルの変化で変わっている部分ももちろんあるから、必ずしも相手の影響だけとは限らないんですが、40代の自分が生きやすい状況や好むものをなんでも好きに取り入れられるような状態になっていることがすごく喜ばしいし、幸せなことだと実感しています。自分が選び取ってきたものを捨てていく一連の作業を経たっていう達成感もありましたし、結婚生活があったからこそ書けたものもあったと前向きな捉え方もできるんですけど、全てがいい経験だったとは絶対に言いたくはないです」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p>──物事を手放したくても不安で手放せない人もいると思います。ポジティブな決意をするのに有効な対処方法は何かありますか。</p>
<p>「やっぱり私も離婚したいと思い始めた当初は、十何年も一緒にいる人がいなくなって自分がどうなっていくのかっていう不安もあったし、ちょっと非現実的な望みのように感じていました。でもずっと離婚したいのにできない状況の中でほとほとうんざりして、不安とかが吹き飛ぶほど結婚生活や同じ戸籍に入っていること、もう全てが嫌になったんです。</p>
<p>例えば、予行演習として服の断捨離とかしてみたらいいかもしれないですね。捨てて後悔ないなと思ったら『よし、これも捨てよう！』って感じで手放せるんじゃないでしょうか。あとコロナも大きかったなと私は思っていて。コロナ禍の最中に『もしかしたら死んじゃうのかもしれない』と考えたときに『自分にとって本当に必要なものって何なんだろう？』と本質的な取捨選択ができたという人が私の周りにはけっこういて。だから究極的な想像をしてみるのもいいかもしれないです。会社をやめる、やめないとかもそうですけど、自分が何を求めているのかがハッキリしない状態で、生活を続けていくのはつらいですからね」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="picture"></p>
<p>『踊り場に立ち尽くす君と日比谷で陽に焼かれる君』<br />
希死念慮に苦しんだ10代、デビュー作による芥川賞受賞、結婚、出産、孤独で自由なパリでの生活、かけがえのない子どもたち、離婚、そして新たな場所へ。朝日新聞に掲載され話題になった「『母』というペルソナ」ほか、20年にわたる作家生活で書き継いできたエッセイと掌編をまとめた一冊。</p>
<p>著者／金原ひとみ<br />
出版社／朝日新聞出版<br />
価格／￥1,980<br />
URL／https://publications.asahi.com/product/25620.html</p>
<p></p><p>The post 小説家・金原ひとみインタビュー「手放すことで、受け入れられるようになった」 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>金原ひとみインタビュー「変わりゆく時代に私たちはどう生きるか」</title>
        <link>https://numero.jp/20250622-fast-and-furious/</link>
        <pubDate>Sun, 22 Jun 2025 03:00:38 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Culture]]></category>
		<category><![CDATA[Hitomi Kanehara / 金原 ひとみ]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>時代の変化に取り残され、溺れもがく人々を鮮烈に描いた金原ひとみの最新作『YABUNONAKAーヤブノナカー』。さまざまな立場の8人の視点で時代と向き合った金原に、時代に取り残されず柔軟に生きる方法や未来への希望について聞いた。（『Numero TOKYO（ヌメロ・トウキョウ）』2025年6月号掲載）</p>
<p class="picture"></p>
</p><p></p>フェミニズムと向き合った<br />
一つの集大成としての作品
<p>──約2年にわたり文芸誌『文學界』連載された『YABUNONAKA』ですが、登場人物たちに起こる個々の出来事がつながって大きな物語が展開していく遠大な作品でした。書き始める前には、かなりプロットを決め込まれていたのですか？</p>
<p>「性的搾取の告発があり、それらをめぐるそれぞれの視点人物の思いがあり、衝突があり、最終的にはぼんやりとこんなラスト、とざっくりポイント、ポイントで考えてはいましたが、その間の動きなどはそこまで決めずに書き始めました。いまは世界の動きが激しいときなので、カチッと決めてしまうと波に乗っていけないんじゃないかという気がしたので、できるだけ潮流に身を任せられるよう、柔軟でいたいと考えていたんです。実際、2年弱くらい連載してきて、『書き始めた頃と自分の意識が微妙に変わったな』とか『ここは明確に変わったポイントだな』というところがけっこうあって、書籍化にあたって修正した部分もあります」</p>
<p>──8人の視点で書くことは最初から決めていたのですか？</p>
<p>「ここまでの人数になるとは思っていませんでしたが、一人称多視点は考えていました。性加害の問題って、年代や男女によっても、時代によっても捉え方がかなり変わるんですよね。なので、老若男女、できる限りのキャラクターを盛り込んで書きたいと思っていました」</p>
<p>──意見を異にする二人の登場人物たちが対立する様子を、さらに違う考えを持つ人物の視点で描いたシーンは、現代において絶対的な道理がないことを実感させられる凄みがありました。</p>
<p>「そう言ってもらえてよかったです。この二人の対峙を思いついたとき『これは疲弊するだろうけど、良いシーンになるだろうな、思い切り書きたい！』とワクワクして、すごく興奮しながら凄惨な罵り合いを書いたんですよ。どちらかからの視点で書くと絶対にモノローグが勝ってしまいフェアでないところが出てくるし、一方に加担はしたくなかったので別の視点から書きたいという思いから、第三者視点の回に盛り込みました」</p>
<p></p><p>──昨今、性的搾取や性加害の問題が明るみになり、フェミニズムにおける大きなテーマにもなっています。このテーマと向き合おうとしたきっかけは何だったのでしょう？</p>
<p>「もともと、いずれは書かなきゃいけないだろうし、自分も真っ向から書かなければならない問題だと思っていました。ただ、どこの視点に自分を固定するか迷っていた部分もあって。40代とか50代くらいの女性たちはみんな覚えがあるでしょうけど、そこに声を上げてこなかった経緯や、見過ごしてきたかもしれないという罪悪感があったりもするので、時代が変わったからといって、いきなり大きな声を上げることに抵抗があったというのもあります。でも変化の中で、いま逆に声を上げないことや表現しないことが別の意味を持ってしまう、それ自体が主張になるような状況でもあります。なので、このタイミングで一度、時代と向き合うという意味もこめて、集大成的なものを書きたいという気持ちもありました」</p>
<p>──メインキャラクターの一人である友梨奈の年齢を43歳にしたのは、声を上げなかった経験のある人物として描きたかったからですか？</p>
<p>「自分たちの見てきた時代がどんどん現代では通用しなくなっていく、移り変わりを目の当たりにしてきた年代にしたかったんです。いまの若い人の目から見て老害扱いされているような編集者の木戸が、軽蔑に値する男性として描かれていますけど、でも友梨奈自身は木戸とも普通に仕事をしてきて、彼らが活躍している時代も知っている。その時代が終わっていく様を、近いところで目にしてきた人であり、その移り変わっていく時代の中でこれからも生きていかなければならない世代でもあるので、割と相対的に物事を見られる年齢なんじゃないかと思ったんです。私自身いま41歳で、上の世代と下の世代の断絶というのをものすごく感じていて。どうにかして溝を埋められないかということも考えるようになってきたので、共感しやすい世代でもあります」</p>
<p></p>誰もの心の中にある有害な部分や加害性
<p>──友梨奈だけを主人公にしても作品として成立しそうなのに、なぜそこに木戸もメインキャラクターとして持ってきたのですか？</p>
<p>「時代とともに消えていく人が持っている虚しさとか、かつて彼らが興奮していたものとか、目指していたものとか、やっぱり笑えないんですよね、私は。木戸的な、邪悪なものを自分自身も持っていると思うし、自分もこれからベルトコンベアに載って潰えていくことを知っているので。そこを完全な他者として描くよりは、彼自身の視点で今の世界がどう見えているのか、いま自分がどういう存在であるのかということを把握しかねている様子だったりを書きたかったんです」</p>
<p>──木戸のような「おじさん」に属する人たちは、金原さんにとってどんな存在ですか？</p>
<p>「なんだろう……たぶん自分の中にも木戸はいるし、有害な部分はあるはずなんです。なので木戸を単なる悪者とか老害として切り捨てるような書き方はしたくなかったんです。それはやっぱりみんなの心の中にちょっとずつあるものかなと感じています。主に30代以上の人たちが、どんどん暴走していったり枯れていったり破滅していきますが、それぞれの人は大して凶悪なわけではない。普通の人が持ち得る欲望や、嫌悪、邪悪さによって身を滅ぼしていくんです。</p>
<p>例えば、友梨奈が持っている、間違っているものを徹底的に潰さずにはいられない『悪のような正義感』というのは私も強くあります。もちろん私はあんなふうにエクストリームなやり方はしませんが、一歩間違えばああなる可能性があるし、木戸のように枯れていく可能性もあるし、五松のように羽目を外してしまうかもしれない。自分も書きながら、これからの時代を中高年として生きていく難しさについて考えざるを得ませんでした」</p>
<p></p>絶対的な真理がない時代をサバイブしていくために
<p>──絶対的な正解や間違いがないという感覚は、今後どう変化するように予感していますか？</p>
<p>「『正解』と『間違い』がグラデーションのように移り変わっていく時代なのかなと思います。ずっと昔から移ろってきているんだけれども、いまはすごい速さで変化しているから、取りこぼされてしまう人たちがいて、そこで分断が生じているのではないでしょうか。各々がそれなりの柔軟性を持って変化に適応していかなきゃいけないし、慢心せず気をつけなきゃいけないことなんですが、このまま相対主義的な考え方に終始してしまいそうで怖いなというのはありますね。</p>
<p>──そんな状況の中で、私たちが個々にできることはありますか？</p>
<p>「私は、フランスに住んでいたとき、人の目がどうでもよくなったんですよね。他人からどう見られていようが、本当に心の底からどうでもいいと思っていて。それってやっぱり街の空気というか、無関心がそうさせていたんでしょうね。みんな『人からどう見られようがどうでもいい』となっているから『自分だけが気にしていてもしょうがない』っていう感覚になったんですが、そういう生活ってけっこう気楽だったんです。</p>
<p>人にどう見られるかっていうことを考えて先回りして動いていくことをしなくなって、純粋に思いついたことをパッとできるような身軽さを持てたりもして。なんだかんだで、人との距離感はそのくらいのほうが良いのかもしれないです。期待もしないし、見返りも求めずに他人と関われば、考え方が違う人同士でも仲良くとまではいかなくても同じ空間に生きていくことは可能になるような、無関心がつくり上げる心地よい領域があると思うんです。『頼らないし、期待しない。求めないし、求められない。傷つけもしない』っていう、そのくらいの距離感を保っていくことが、この殺伐とした時代を生き延びるためには必要なんじゃないかなと思っています」</p>
<p></p><p>──断絶するよりはずっといいですもんね。</p>
<p>「期待をしすぎない、求めすぎない、自分は自分のことにのみ集中力を向ける生き方のほうがいまは楽なんじゃないかなと思います。もちろん、だからといって閉じすぎると老害になりかねないので、バランスは難しいですが」</p>
<p>──時代の変化に敏感になるために意図的にされていることは何かありますか？</p>
<p>「世代を超えて人と付き合うということはできるだけやっていきたいなと思っているし、子どもたちに対しての聞き取り調査じゃないけれど『これについてみんななんて言ってる？』とか、それこそ映画の感想とかを聞いたりするのも『そんな見方をするのか』とか、けっこう違いが表れて面白かったりします。そうやって、できるだけ自分から遠い環境の人ともコミュニケーションを取ったり、意見を聞いたりすることで『えっ、そういう人がいるんだ』という驚きを常に取り入れていきたいです」</p>
<p>──「この感覚のアップデートはする／しない」みたいな判断はどういった部分でされていますか？</p>
<p>「現代における変化って、それなりの必要から生じている変化だと思うんですよね。いまの日本は、先進国に遅れをとっているところがあるので、現在進行形で起こっている変化、性加害に声を上げるようになってきたりとか、社会がそういうものを許さない方向に舵をきったこととか、そういう変化は遅すぎたくらいだと思います。若者たちが合理性を重んじる生き方を選ぶようになってきていることに関しては、それなりの必要があっての変化だろうけど、ちょっと『やりすぎじゃない？』と思うところもあるし、『そういったものを切り捨てることは、自分自身を切り捨てることにもなりかねない』という心配もあります。非合理の中にしかない居場所や、救いもあるので、そこを切り落とさないで欲しいなと思います」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
次の時代を生きていく若い世代への期待
<p>──若い世代の変化についていけない人は少なからずいると思うのですが、どうしたら金原さんのように柔軟な姿勢を取れるでしょうか？</p>
<p>「でも私が言っているのって、けっこう理想論で。やっぱり組織の中にいないので、具体的な支障が生じてきた場合はちょっと変わってくるんだろうなと思います。『若者の最近の変化、いいじゃん！』と言っていたら、それこそ私と同世代の人とかが『いまはもう新人に任せられないようなことを、自分が巻き取ってやらなきゃいけなくなっている』と言っていて。『こういうことを新人に任せるのは良くないよね』っていう風潮の中で、昔それを担ってきた人たちはスキルがあって楽にできるからこそ、そこにしわ寄せがいってしまっている、そういう話を聞くと自分は机上の空論しか語っていないんだなと、やっぱり当事者だったら全然違うだろうなとも痛感します」</p>
<p>──娘さんの影響ももしかしたらあったりするでしょうか？</p>
<p>「それはありますね。自分自身が流れゆく時代の産物でしかないという意識が、最近とても強くなりました。その意識によって、すごく若者に対して優しくなりました」</p>
<p>──前は優しくなかった？</p>
<p>「誰に対しても優しくなかったし、みんな敵だと思っていました（笑）。いま周りが全て敵に見えている人に対しても『まあそうだよね』ってなりますね。いまは割と全面的にどんな人でも受け入れたいし理解したい。その気持ちが『YABUNONAKA』でこんなにキャラクター数を作って、それぞれの一人称で書いてみようと思った要因の一つだと思います」</p>
<p>──あと、金原さんが新人作家の方の帯コメントをたくさん書かれているのを見ると、すごくオープンでいるのと同時に、若手に対して希望を持っていることが伝わってきます。</p>
<p>「若手に限りませんが、新しい書き手への希望は持っています。私には書けないものがガンガン生まれているので。小説って、時代と著者との掛け算みたいなものだと思うんです。その時その人にしか書けないものがあって、とんでもないものが生まれたりする。そういうものが生まれる瞬間に立ち会うことができるって同じ時代に生きていられることの特権ですよね。まだ世に出ていない作品の読者になれるのは、すごく光栄なことです」</p>
<p>──刺激になりますか？</p>
<p>「なります、なります。受賞しない作品でも、刺激を受ける作品ってたくさんあって。『こんな視点があるのか』とか『こんな書き方をする人がいるんだ』とか、全体的な傾向が興味深いときもあるし、それぞれから栄養をもらっている感じです。やっぱり前提として、小説が好きなんですよね」</p>
<p></p>
【金原ひとみを構成するもの】

<p>金原ひとみの頭の中とは一体？　人生の中で大きく影響を受けた小説、映画、音楽アルバムから、最近ハマっている食べ物、飲み物、愛用ファッションアイテムまでを聞いた。</p>
<p style="text-align: center;">CINEMA<br />
1.デヴィッド・リンチ『ロスト・ハイウェイ』（1997年）©1997 Lost highway Productions.<br />
2.アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ『アモーレス・ペロス』（2000年）© 2000 Altavista Films S.A. de C.V. / Z Films S.A. de C.V., México. All Rights Reserved.<br />
3.ジャン＝リュッ ク・ゴダール『軽蔑』（1963年）© 1963 STUDIOCANAL - Compagnia Cinematografica Champion S.P.A. - Tous Droits réservés　2.3.はともにU-NEXTで配信中。<br />
「『軽蔑』（3）や『アモーレス・ペロス』（2）はすごく気に入って、延々リピートで流していた時期があって。その世界の中で生きていたいと思う時期があったんでしょうね。リンチ作品はやっぱり『ロスト・ハイウェイ』（1）が私の中では一番印象に残っている、ショッキングな映画。サントラを買って、ずっと聴いていました。緊張感が高まるので、執筆中に流すのにも適しています」</p>
<p></p><p style="text-align: center;">MUSIC<br />
1.さよならポエジー『SUNG LEGACY』</p>
<p>2.ELLEGARDEN『ELEVEN FIRE CRACKERS』©GROWING UP Inc.</p>
<p>　3.マイケル・ジャクソン『スリラー』©aflo</p>
<p>「選ぶのにすごく悩んだのですが、アルバムならELLEGARDEN『ELEVEN FIRE CRACKERS』（2）、さよならポエジー『SUNG LEGACY』（1）、あと小学生の頃にハマったマイケル・ジャクソン『スリラー』（3）。音楽の趣味はけっこう更新していっていますね、どんどん新しいバンドも聴いているし。先日ツタロックフェス<br />
2025に行ったら、今年はずいぶん若手のバンドが多くて。“ついていけるかな？ ”と不安だったんですが、ちゃんと出会いや発見がありました」</p>
<p></p><p style="text-align: center;">BOOK<br />
1.村上龍『コインロッカー・ベイビーズ』（講談社文庫）　Photo：Koji Yamada</p>
<p>2.オー シュ卿（ジョルジュ・バタイユ）『眼球譚［初稿］』生田耕作／訳（河出文庫）Photo：Koji Yamada</p>
<p>3.オルハン・パムク『無垢の博物館』上・下 宮下 遼／訳（ハヤカワepi文庫）Photo：Koji Yamada</p>
<p>「小説を読み始めたのは父親（翻訳家の金原瑞人）が買ってきてくれた本がきっかけでした。当時は“余計なお世話！”みたいに思っていましたけど（笑）。『コインロッカー・ベイビーズ』（1）と『眼球譚』（2）を読んだのは中学生の頃。『眼球譚』は “小説はどこまででもいけるんだ”ということを教えてもらった一冊。『無垢の博物館』（3）を読んだのは30歳くらいの頃で、パムクは影響を受けている作家の一人ですね」</p>
<p></p><p style="text-align: center;">FASHION<br />
ル・シティ M バッグ（ W38.5×H24×D13.5 cm）¥413,600（予定価格）／Balenciaga（バレンシアガ クライアントサービス）<br />
「ブランドはヨウジヤマモトとか好きですね。お気に入りのファッションアイテムは、2011年からずっと使っているバレンシアガのル・シティ。ちょこちょこ新しいバッグは買うものの、必ず戻ってきてしまいます」</p>
<p>FOOD &amp; DRINK<br />
シャロンベイラム ピュア ¥7,700／Chalong Bay（アトランティック）<br />
「食べ物は雲丹とか甲殻類とかうま味系のものが好きですね。特に牡蠣は大好き。外にしばらく出ていないときには“寿司食べたい”って思います。お酒はビールと酎ハイを毎日飲んでいるんですが、深酒するときは日本酒やワイン。日本酒は鳳凰美田が好きです。あとタイ旅行中に行ったシャロンベイの醸造所ツアーで飲ませてもらったホワイトラムが、鼻に抜けていく香りの良いもので。買って帰ってきたのをちょこちょこ飲むのが最近の流行りです」</p>
<p></p><p style="text-align: center;">YABUNONAKA</p>
<p>金原ひとみ／著『YABUNONAKAーヤブノナカー』（文藝春秋）</p>
<p>ある性的搾取の告発をきっかけに、加害者、被害者、その家族や周囲の日常が絡み合い、うねり始める。世界の変化の中で溺れもがく人間たちの「わかり合えなさ」のその先とは。</p>
<p></p><p>The post 金原ひとみインタビュー「変わりゆく時代に私たちはどう生きるか」 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>金原ひとみさんが6月号に登場。ファッションポートレートからロングインタビューまで盛りだくさんです！</title>
        <link>https://numero.jp/marikokimbara-44/</link>
        <pubDate>Mon, 05 May 2025 06:12:39 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Editor's Post]]></category>
		<category><![CDATA[Culture]]></category>
		<category><![CDATA[Hitomi Kanehara / 金原 ひとみ]]></category>
		<category><![CDATA[marikokimbara]]></category>
		<category><![CDATA[本]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>みなさん、金原ひとみさんの最新作『YABUNONAKAーヤブノナカー』は読まれましたか？　私は息つく暇もなく一気に読んでしまいました。ページをめくるのももどかしく感じるほど面白かったです。嬉しいことに取材が叶い、現在発売中の本誌6月号では4ページにわたり金原ひとみさんのポートレートとインタビューを掲載しています！！</p>
<p class="picture"></p>
</p><p></p><p>『YABUNONAKAーヤブノナカー』はある性的搾取の告発を巡り、時代の変化に取り残され、溺れもがく人々を描いた小説です。この小説のすごいのは、さまざまな年齢、性別、立場の8人の視点で物語が紡がれ、その誰もが解像度高く描かれているため、一人一人に共感してしまう点です。</p>
<p>インタビューでは金原さんに「いまは割と全面的にどんな人でも受けれたいし理解したい。その気持ちが『YABUNONAKA』でこんなにキャラクター数を作って、それぞれの一人称で書いてみようと思った要因の一つです」というお言葉をいただいたのですが、この作品からはそんな、金原さんの社会を見つめる厳しくもやさしい眼差しを感じました。</p>
<p class="picture"></p>
<p>私がNumero TOKYO編集部に異動してから6年、特集担当として、主に女性たちのパワーになるようなコンテンツを作れたらと試行錯誤してきました。フェミニズムを勉強したり、さまざまな作品に触れるなかで「過去のあの体験は女性性を搾取されていたのかも」「ヘラヘラ受け入れてしまったこともあったな」「困っている子がいたのに助けられなかった」と思い返すことも増え、性加害のニュースに敏感になり、身近な人の不用意な発言に傷つき、性加害を告発した女性が貶められるような言葉に怒り、「許せない」と思うことが増えました。そんな私にとって登場人物の一人、長岡友梨奈は最も共感できる存在でした。</p>
<p>でも一方で、加害者である木戸や五松にも少なからず共感してしまったし、友梨奈の正義感にも禍々しいものを感じたし、中立的な一哉やその他の登場人物にも危うさを見たのです。加害者を擁護する、とかではなく、この小説を読んで、めまぐるしい時代の変化の中で確実に取り残されてしまう人はいて、それはいつかの自分でもあるかもしれなくて、怒りに囚われてばかりではなく、もっとさまざまな人々と共存して生きていくにはどうすればいいのか、自分が変化に柔軟になるにはどうしたらいいかを真摯に考え続けなくてはいけない、と思いました。</p>
<p>インタビューでは金原さんがなぜこのテーマを扱おうと思ったのか、時代に取り残されず柔軟に生きる方法、未来に期待することなどを伺っています。ぜひ『YABUNONAKAーヤブノナカー』と併せて読んでいただけたら嬉しいです。</p>
<p></p><p><br />
金原さんのポートレートは鈴木親さんに撮り下ろしていただきました！　90年代後半からファッションフォトの最前線で活躍しながら、さまざまなカルチャーにも造詣が深く、作家や映画監督などの撮影も多数手がけている鈴木さん。実は金原さんが本誌に初登場した2008年10月号で、『蛇にピアス』の映画化を手がけた蜷川幸雄監督と対談した際にも撮影してくれていました。スタイリングを手がけたのは、統括編集長の田中杏子。鮮烈なイエローの、ボッテガ・ヴェネタのドレスは金原さんの知性と美しさを引き立ててくれ、メモリアルなポートレートになりました。ちなみにインタビューを担当してくれたのはこの2008年の対談も、昨年の朝吹さん、金原さん、鳥飼さんの鼎談も、今回のインタビューも林みきさん！　いつもながら丁寧な読み込みに頭が下がります。</p>
<p>さらに、金原ひとみファン（私）にとってたまらない「金原ひとみを構成するもの」コーナーも！　金原さんが影響を受けた小説とは？　金原さんの小説にはライブがたくさん登場するけど、どんな音楽を聞いてるんだろう？　どんな映画がお好きなんだろう……。さらにはお気に入りのファッションアイテムやハマっているお酒についても伺いました。私は早速、金原ひとみさんが影響を受けたという『眼球譚』をウキウキで手に入れて、電車の中で読み始め、慌てて閉じました。電車の中で読む本じゃなかった！　GW中に家で読みたいと思います（笑）。</p>
<p></p>
<p class="btn_entry">6月号をAmazonで購入する</p>
<p><br />
&nbsp;<br />




Get Moving! 
Magazine / 25 04 2025



<br />
&nbsp;<br />




鳥飼茜×朝吹真理子×金原ひとみ 鼎談「正しい身体の描き方をめぐって」 
Culture / 11 10 2024



 </p>
<p></p><p>The post 金原ひとみさんが6月号に登場。ファッションポートレートからロングインタビューまで盛りだくさんです！ first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>金原ひとみインタビュー「初めてハッピーエンドを書いたという気持ち」</title>
        <link>https://numero.jp/talks22/</link>
        <pubDate>Mon, 30 May 2016 10:18:42 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Interview]]></category>
		<category><![CDATA[People]]></category>
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		<category><![CDATA[Hitomi Kanehara / 金原 ひとみ]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p class="picture"></p>
<p>今年2月に出版された作家・金原ひとみさんの新作『軽薄』は、2012年にパリに移住した彼女が、日々の暮らしのなかで距離感を持って見つめ直した日本が舞台。過去のトラウマを抱えながらも、夫と息子に囲まれ一見恵まれた環境に生きるヒロインのカナが、アメリカから帰国した甥に再会し惹かれていく。危うい関係のなかで新たな希望を模索する主人公の姿に託した思いと、パリ生活の近況について尋ねた。</p>
<p>思い切り自分の好きな小説を書こうと思った</p>
<p>──2011年の震災の直後に一旦岡山に移住されて、翌年パリにいらしたそうですね。海外の都市のなかでパリを選んだ理由は？</p>
<p>「特にこれという理由はなくて、言ってみれば消去法です。でも、フランスで翻訳が出た時にプロモーションで一度パリに来たことがあって、その時にジャーナリストや編集者の方たちと話した感触がすごく良かったので、その経験が大きかったかもしれません。でも、フランス語を全く喋れなかったので、今思えばよく来たなぁ、と」</p>
<p>──新作の『軽薄』はパリにいらしてから書かれたわけですが、パリ生活の心境が反映されていますか。</p>
<p>「そうですね。一昨年の秋ぐらいから去年の3月頃にかけて書いたんですが、日本にいたらこういう感覚はなかったな、という部分もあります。海外で暮らしているうちに、日本に惹かれるところと、逆に日本のここは無理、というところが浮き彫りになってきて。その浮き上がってきた違和感を主人公に託したところがあります。<br />
じつは前作の『持たざる者』を書いているあいだ、ずっと自分をどんどんすり減らしているような疲弊を感じていたんです。作品自体はドキュメンタリーではないのですが、東日本大震災の後、自分自身が浮遊していた世界から現実に引き戻されたような感覚があって、しっかり真正面から書かなければと追い込んでいた部分があったんです。でも、当時はパリに来たばかりで子どもと3人暮らし。思うように仕事ができず、結局1年4カ月もかかってしまって。書き上げた後は強烈な開放感があって、次は思いっきり自分の好きな小説を書こうと思ったんです」</p>
</p><p></p><p>──それが、恵まれた環境のなかでもどこか違和感を覚えている主人公、カナの物語だったわけですね。</p>
<p>「そうですね。世間的には超ダメ人間とされるようなやつを書いてやろうと（笑）。ただ『持たざる者』から感情的に続いている部分はありました。『持たざる者』は、4人の主人公が震災や人間関係のトラブルによって、それぞれに持つ世界を喪失し、そこからどうやって生きていくかという話ですが、新作はその喪失の10年後を描いているような。<br />
たとえば、世界がまっとうな時には思う存分まっとうでない思いや物語を表現できますが、世界がおかしくなると、正気に引き戻されるようなことってありますよね。震災後、社会や世論がおかしなことになって、私はそこの関係がひっくり返ったと感じました。でも、『持たざる者』を書き上げて、ようやくかつての小説に向き合うときの状態に戻れた気がしたんです」</p>
<p class="picture">hitomi kanehara</p>
<p>ヒロインが辿りついた幸せの形とは？</p>
<p>──デビュー作の『蛇にピアス』のときから、金原さんの小説には自分が何を求めているかわからず試行錯誤しているヒロインが多い印象があります。今回もそれは共通していると思うのですが、金原さんのなかに核としてあるものなんでしょうか。</p>
<p>「自分自身、これでいいのかなと手探り状態で生きているので、迷いなく生きている人はなかなか書けないですね。『蛇にピアス』では、ヒロインのルイはピアスやタトゥーによって非日常に行くのではなく、むしろそこに日常を感じている。その方がしっくりくるんです。私も、煮詰まっている時にピアスを開けに行って「あー落ち着いた」と思ったことがありました。<br />
今回のカナにしても、ストーカー化した元恋人に殺されかける事件に遭いながらも、まっとうな生活を築き上げてきたなかで、同時にその生活への違和感と、別の方向へのベクトルを持ち合わせています。そんなふうに引き裂かれていく感覚というのは、誰しも多少はあるんじゃないかと思うんです」</p>
<p></p><p>──いざ幸福が目の前にあると怖くなる、というような？</p>
<p>「というよりも、今の世の中にはびこる“これこそが幸せ”というビジョンが嘘っぽく感じるんです。たとえば、結婚して子どもがいてマイホームを持ってというような、すでに形骸化した幸せのイメージが今でも横行しているのも不思議に思えます。ルイもカナも、言ってみればその形骸化した幸福ではない、それぞれの幸福を追求しているだけだと思います」</p>
<p>──ラストで彼女がひとつの決断を下す姿には、希望を感じました。</p>
<p>「迷いの中で受動的に生きてきた彼女が、何かひとつ掴んでみようと思った瞬間だと思います。それまで自分が疑いを抱きながらも無理やり信じてきた世界を捨てる覚悟をして、一歩踏み出したということなのだと思います。ゲスな道を選んだと思う読者もいるかもしれませんが（笑）、私自身は初めてハッピーエンドを書いたという気持ちがあります」</p>
<p>──金原さんの小説には帰国子女もよく登場しますが、小学校6年のときにサンフランシスコに1年いらっしゃった経験が影響していますか。</p>
<p>「そうですね。アメリカに行ったとき、とても開放感があったんです。日本での決められた枠組みが外の世界では通用せず、まったく違う考えを持つ人たちがいるのが当然、というのが新鮮でした。特にサンフランシスコは多文化だし、いろいろなことに寛容でのんびりした雰囲気でした。その分、日本に帰ってきたときはすごく辛かったんですけど（笑）。でも、いま自分が信じている価値観というのは一歩外に出たら通用しないということを、身をもって体験できたのは大きかったと思います。思春期って、狭い世界の中でこっちもあっちもだめだと感じてしまう。でもそういうときに、こういう道も、あるいはああいう道もあるんだという風に考えられるのは、強みになりますよね。狭い枠組みの中でもがいている人よりも、広い枠組みの中でもがいている人を書いていきたい、という気持ちは常に持っています」</p>
<p>──映画もお好きとうかがいましたが、最近、印象に残った映画や本はありますか。</p>
<p>「映画は、最近ではグザヴィエ・ドランの作品が好きです。あと、ラース・フォン・トリアの『メランコリア』は、観ている間の半分ぐらいは号泣していました。彼の作品に出てくる女性の苦痛のかわし方というか、処し方が本当に美しくて、あらゆるシーンに見惚れてしまいます。小説だと、トルコ人作家のオルハン・パムクの『無垢の博物館』がすごく良かったです。ある男性が、思いを寄せる女性のものをどんどんコレクションしていくという話で、過激な表現はいっさいなくて、正直上巻は読んでいてだるかったのですが、終盤に向かって血の気が引いていくような面白さでした。下巻の後半は、本当にぐるんぐるんと世界がめくれていくような体験で、この歳になって読書でこんな思いをすることになるとは、という感激と共に読み終えました」</p>
<p></p><p class="picture">hitomi kanehara</p>
<p>パリの女性は自分の存在に自信を持っている</p>
<p>──ところで、金原さんはオンとオフの状態の差は大きい方ですか。</p>
<p>「いえ、あまり違いがないような気がしますね（笑）」</p>
<p>──執筆をされていないときの、ストレス解消法などは？</p>
<p>「最近、時間ができると一人黙々と、腹筋や腕立てなど筋トレをしています」</p>
<p>──毎日の決まったリズムなどはありますか。</p>
<p>「今は完全に夜型で、子どもたちが寝た後10時ぐらいからメールや細かい仕事をして、それを終えてから朝の5時ぐらいまで原稿を書き、その後お昼まで寝ています。朝は夫が子どもたちを学校に送るので、子どもたちには朝は何があっても絶対にママを起こしちゃ駄目だよと吹き込んでいるんです（笑）。お迎えが四時半なので、それまでがフリータイムですね」</p>
<p>──『マザーズ』では子育てをする母親たちの本音を書かれていましたね。フランスではわりと早くから子どもを保育園に預けるのが常ですが、日本の子育てとの違いを感じますか。</p>
<p>「日本では母親たちに対して『お母さんなのに…』というような無言の抑圧がありますが、フランスでは本当に皆無なので、その辺の葛藤はなくなりましたね。なので、もしこっちで出産していたら『マザーズ』は書けなかったと思います。日本では今、女性にとって子どもを持つか持たないかというのはすごく大きな選択になっていますが、フランスだともっと気軽というか、妊娠、出産が自然の流れの中にある気がします」</p>
<p>──フランスに来て、ご自身のなかではどんなところが変わったと思いますか。</p>
<p>「いろいろ変わりましたね。自分に似合うと思うものも変わって、ファッションもシンプルになったし、ハイブランドのお店にはほとんど行かなくなりました。日本にいたときに凝り固まっていた部分がフラットになって、自由に何をやってもいいんだと思えるようになった。特に、パリに来て最初の1、2年は刺激が強かったです」</p>
<p>──たとえばどんな点が？</p>
<p>「男女の境があまりないところでしょうか。女性が媚びないし、媚びない自分に自信を持っている。フランスの、特にパリの女性はものすごく無愛想で、一部の人を除けばファッションにもかなり無頓着なんですが、それぞれが自分の存在に自信を持っているんです。自分の思いや感情をとても大切にしていて、わがままだなと感じることも多々ありますが、空気や人の顔色を読み過ぎてしまう日本人と足して二で割ればちょうどいいかもなー、と思ったりします」</p>
長篇小説『軽薄』の情報はこちら
<p></p><p>The post 金原ひとみインタビュー<br>「初めてハッピーエンドを書いたという気持ち」 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>甥との破滅的な関係を描いた金原ひとみ渾身の長篇小説</title>
        <link>https://numero.jp/news-20160530-hitomikanehara/</link>
        <pubDate>Mon, 30 May 2016 10:17:01 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Culture]]></category>
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		<category><![CDATA[Hitomi Kanehara / 金原 ひとみ]]></category>
		<category><![CDATA[hitomikanehara]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>裕福な夫と幼い息子に囲まれ、自らもスタイリストという華やかな職業に就く29歳のヒロイン・カナ。一見満ち足りた日々を送る彼女は、十代の終わりに、ストーカーと化した元恋人に刺された過去をもっていた。</p>
<p>物語は、アメリカから姉一家が帰国することにより大きく動き出す。すっかりと大人びた未成年の甥、弘斗より想いを寄せられたカナは、彼との危うく破滅的な関係へと足を踏み入れる。空虚の果てにある、一筋の希望とは？ 著者自身が「初めてハッピーエンドを書いた」と語る衝撃の結末を、ぜひその目で確かめて。</p>
作家・金原ひとみのインタビューはこちら
<p>『軽薄』<br />
著者／金原ひとみ<br />
出版社／新潮社<br />
価格／￥1,400（税抜）<br />
URL／shinchosha.co.jp/book/304534/</p>
</p><p></p><p>The post 甥との破滅的な関係を描いた<br>金原ひとみ渾身の長篇小説 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>2010年3月のおすすめの本をご紹介</title>
        <link>https://numero.jp/culture-edit-20100307-book/</link>
        <pubDate>Sun, 07 Mar 2010 10:56:28 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
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        		<category><![CDATA[Culture]]></category>
		<category><![CDATA[佐藤良明]]></category>
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		<category><![CDATA[book]]></category>
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		<category><![CDATA[渡辺公三]]></category>
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		<category><![CDATA[Hitomi Kanehara / 金原 ひとみ]]></category>
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		<category><![CDATA[トマス・ピンチョン]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section">

Text：Miki Hayashi


『闘うレヴィ=ストロース』
渡辺公三／著

<p>あらためて知るべき「闘う知識人」の総て<br />
2009年に長逝した偉大なる社会人類学者・思想家、レヴィ=ストロース。構造主義の祖とされる彼は、百年を超える生涯の中で何と闘ってきたのか？ レヴィ=ストロース研究の第一人者である著者による最新かつ最良の入門書。新時代の始まりに読むべき一冊。<br />
¥840（平凡社）</p>
<p class="picture"></p>

<p>本の詳細はAmazon.co.jpへ</p>

</p><p></p><p>The post 2010年3月のおすすめの本をご紹介 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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