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    <title>Numero TOKYOAlia Sugawara / 菅原ありあ | Numero TOKYO</title>
    <link>https://numero.jp</link>
    <description>クリエイションが詰まったインターナショナル・モード誌『Numero TOKYO』のWEBサイト</description>
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        <title>墨絵アーティスト・菅原ありあとネイルアーティスト・菅原まやの姉妹によるコラボ ポップアップ展が開催</title>
        <link>https://numero.jp/news-20250424-papernails/</link>
        <pubDate>Thu, 24 Apr 2025 01:00:43 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[News]]></category>
		<category><![CDATA[Art]]></category>
		<category><![CDATA[Alia Sugawara / 菅原ありあ]]></category>
		        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p><br />
墨絵アーティストの菅原ありあとネイルアーティスト菅原まやの姉妹によるコラボレーション・ポップアップ展「Paper Nails」が4月25日（金）から27日（日）まで、TRUNK（HOTEL）CAT STREET内にあるイベントペース、ROOM101で開催。墨絵作品の展示に加え、ネイルチップや雑貨といったコラボグッズが販売される。</p>
<p>本展は、それぞれ異なる領域で活躍する姉妹にとって初めてのコラボ展であり、ネイルアーティストであるまやが、ありあのネイルを施術する日常的なコミュニケーションのなかで互いの表現方法におけるこだわりに共感したことから実現。</p>
<p>今回、精緻なタッチの墨絵と彫刻的な美しさを有するネイルアートが融合した作品を紹介する。モノクロの静謐な佇まいの中にパンキッシュでエレガントなムードが潜む作品群は、菅原ありあがこれまで表現してきた自然をテーマとするアートの世界観を反映したもの（菅原ありあの墨絵作品はNumero CLOSETでも取り扱っているのでぜひチェックを！）。</p>
<p>また、墨や和紙といった彼女の作品で用いられてきたマテリアルに加え、姉妹が「面白い」と感じた多種多様なエレメントをネイルアートに取り入れたのだという。<br />
</p>
</p><p></p><p>展示会場では、作品と同じコンセプトで製作されたネイルチップをはじめ、ポーチ、缶バッジ、ステッカー、Zineなどのオリジナルグッズが販売される。購入したネイルチップは、希望に応じてその場での装着（※別料金）もできるので、お気に入りのアートピースを身に着ける喜びを享受したい。</p>
<p>会期初日の4月25日(金)19:00〜23:00には、誰でも入場できるレセプションパーティも開催されるようなので、そちらも併せてお見逃しなく。</p>
<p>商品情報<br />
ネイルチップ ¥13,000〜<br />
ポーチ ¥4,000<br />
缶バッジ ¥500<br />
ステッカー ¥500<br />
Zine ¥3,000<br />
墨絵作品『Empty Butterflies』(edition of 3) ¥88,000 </p>
<p>菅原ありあ &#038; 菅原まや<br />
コラボレーション・ポップアップ展「Paper Nails」<br />
会場／TRUNK (HOTEL) CAT STREET内 ROOM 101<br />
住所／東京都渋谷区神宮前5-31<br />
会期／4月25日(金)~ 27日(日) 12:00〜20:00 </p>




墨絵アーティスト菅原ありあインタビュー 「頭の中に広がる、シュールで静謐なモノクロの世界」 
Art / 11 03 2025




<p class="btn_entry">
Numero CLOSETで菅原ありあの作品をチェックする</p>
<p></p><p>The post 墨絵アーティスト・菅原ありあとネイルアーティスト・菅原まやの姉妹によるコラボ ポップアップ展が開催 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
        </description>
                            <ldnfeed:image>
                                <ldnfeed:image_link>https://numero.jp/wp-content/uploads/2025/04/Paper-Nails.jpg</ldnfeed:image_link>
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        <title>伝統技術を用いながら新たな表現を追求する、注目の女性アート＆クラフト作家6名</title>
        <link>https://numero.jp/20250316-her-arts-crafts/</link>
        <pubDate>Sun, 16 Mar 2025 03:00:50 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Art]]></category>
		<category><![CDATA[Yuka Ando / 安藤由香]]></category>
		<category><![CDATA[Alia Sugawara / 菅原ありあ]]></category>
		<category><![CDATA[Lmrnuc / エルマルノウチ]]></category>
		<category><![CDATA[Hitomi Abe / 安部仁美]]></category>
		<category><![CDATA[kanehen / カネヘン]]></category>
		<category><![CDATA[Midori Arai / 新井緑]]></category>
		<category><![CDATA[Numero CLOSET / ヌメロ クローゼット]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>陶芸、墨絵、金工、竹工芸……伝統的な技法を用いながら自身の記憶や感覚を強みに新たな形を探求し、独自のスタイルを持つ現代の女性作家たちの作品を紹介。（『Numero TOKYO（ヌメロ・トウキョウ）』2025年3月号掲載）</p>
<p>※本企画で紹介する女性作家たちの作品はNumero CLOSETにて展開中。</p>
</p><p></p>Yuka Ando｜安藤由香
<p class="picture"></p>
つかみどころのない色を追い求める果てなき陶芸の道
<p>凛とした端正なフォルムに、繊細で複雑に絡み合うくすんだ色のグラデーション。陶芸家、安藤由香は釉薬をとことん追求する。土は釉薬との相性を前提に1、2種類に絞り込み、形にもそこまで強いこだわりはなく、釉薬の色を見せるための物質のように捉えているという。</p>
<p>「男性らしさと女性らしさが混在しているものや、真逆のものが共存する表現が好きなんです」というように、安藤の作品は、形はシンプルで理性的だが、感覚的でつかみどころのない色が特徴的だ。もともと服も身の回りも黒白ばかりだったが、色に目覚めたのは、陶芸の道を志すきっかけとなった丹波焼の山里の風景に感動した記憶や、後に過ごしたデンマークの空や海の美しさに魅了されたからかもしれないと振り返る。ロサンゼルスでの社会人経験を経て、陶芸の世界へ入り、デンマークに渡り、再び陶芸へと戻った。</p>
<p>安藤にとって陶芸とは「一回手から離れることが自分を駆り立てるんだと思います。たいがい目標を決めて行動に移す性格だからこそ、一度自分が突き放される感覚というか、委ねなければならない自分の中の葛藤や手に入らない感じがたまらないのだと思います。一生付き合える存在です」</p>
<p>（あんどう・ゆか）<br />
陶芸家。1982年大阪府生まれ、兵庫県西宮市で育つ。カリフォルニア州立大学卒業後、ロサンゼルスで社会人生活を経て、陶芸を志し帰国。作陶を学び、丹波焼にて３年間修業。その後、デンマークへ渡る。2013年に独立後は富山県氷見市に工房を構え、現在は兵庫県丹波篠山市に拠点を移し活動中。Instagram：＠yukaando </p>
<p class="btn_entry">
安藤由香の作品をNumero CLOSETでチェックする</p>
<p></p>Lmrnuc｜エルマルノウチ
<p class="picture"></p>
糸と針で思いのままに描く、自分と向き合う時間
<p>ミシン刺繍と手刺繍を組み合わせながら油絵のように糸を何層にも重ねて描き出す刺繍作家のエルマルノウチ。自由にミシンや手を動かす感覚はライブペイントに近い。「どうやったら自分の思い描くイメージに近づけるのか想像を膨らます中で現れる自分の中のカオスな状態が刺繍に出ていて、もっとシンプルな表現にも憧れますが、これが今の私のスタイルです」。</p>
<p>もともとファッションにルーツを持つエルマルノウチは、ヴィンテージのドレスの買い付けをしているときに、カフタンなど民族衣装に施された素晴らしい刺繍に感銘を受け、自分でも縫えたらいいなと思うようになったという。そこで心機一転、生まれ育った土地からあえて見知らぬ場所に拠点を移し、これまでの自分をリセットして本格的に刺繍で表現活動をしていくことに。</p>
<p>「刺繍をする時間はいろんな時代の自分と遊んでいるような感覚で、自分と向き合う時間になっています。見せることにとらわれず、楽しく続けたい。心地よさが全てです」。そんな彼女の自由さは、好きなミュージシャンの耳のクローズアップ、旅先で石を投げ入れた湖面の波紋、おじいさんとおばあさんのキスシーンといった独特のモチーフからもうかがえる。</p>
<p>（えるまるのうち）<br />
ファッション関係の仕事を経て、古着屋でのヴィンテージドレスの買い付けがきっかけで刺繍に夢中になり、独学で縫い始める。<br />
Instagram：@Lmrnuc </p>
<p class="btn_entry">
エルマルノウチの作品をNumero CLOSETでチェックする</p>




刺繍作家 Lmrnucインタビュー「糸と針で思いのままに描く、刺繍は自分と向き合う時間」 
Art / 09 03 2025




<p></p>Midori Arai｜新井緑
<p class="picture"></p>
ボーダレスに広がる、自由な墨流しの可能性
<p>水面に広げた墨や絵の具が生み出す色柄を、吸い上げるようにして紙などに写し取る墨流し。日本では平安時代の貴族たちが、川に墨を流して遊ぶようになったのが始まりといわれており、江戸時代には浮世絵の背景などにも広がっていった。海外にも同様の技法は古くから存在し、マーブリングと呼ばれている。「誰でもなんとなくの感覚でキレイにできてしまうから、広く楽しまれる一方で、技法そのものはほとんど発展していない。そこに自分が追求する意味がある」。</p>
<p>定期的に個展を開催し、2024年は等高線のような影を落とすアクリル板のシリーズで注目を集めた。水面で色をクラック（ひび割れの意）させる独自の技法を用いた作品は、石の断面を思わせる不思議な色柄を描き出す。それが自然の神秘なのか、あるいは人為的な演出なのか、見る側の感覚まで揺らすようなアプローチが特徴だ。</p>
<p>最近は、墨流しから起こしたデザインを彫るタトゥーアーティストとしても活動する。「10年の節目を迎える今年はいろんな職人さんと一緒に制作に取り組んでみたい。どんな相手の脇役にもなれるのが、墨流しのいいところです」</p>
<p>（あらい・みどり）<br />
墨流し作家。“墨流し”の伝統技法を独自のスタイルで表現する作品を制作。水や色と向き合い、呼吸と自然の力を合わせながら描いていく模様は、偶発性を味方にすることで頭の中の構想を超えた作品を引き出す。アートチームDWS（Dirty Workers Studio）での活動のほか、個展にてアートワークの発表をはじめ、他分野のアーティストやブランドとのコラボレーションも多数。墨流しをデザインに起こしたタトゥーアーティストとしても活動中。Instagram：@midori_dws </p>
<p class="btn_entry">
新井緑の作品をNumero CLOSETでチェックする</p>




墨流し作家・新井緑インタビュー「ボーダレスに広がる、墨流しの自由な世界」 
Art / 27 02 2025




<p></p>Hitomi Abe｜安部仁美
<p class="picture"></p>
伝統の技とアートの隙間に芽吹く新しい竹工芸
<p>室町時代から伝わる別府竹工芸の技法を用いた作品を制作する安部仁美。彼女が丁寧に編んだ竹工芸は、日常の道具としての役割を備えながらもアートピースのような存在感を放つ。</p>
<p>直球の伝統工芸とは一線を画す自由なクリエイションに、彼女が日本初の旗艦店立ち上げ時から「メゾン マルタン マルジェラ」で働いていた経験やファッション的アプローチを感じずにはいられない。「存在自体への興味を掻き立てる、心理学的なメゾンの考え方そのものに惚れ込んでいました。最も惹かれていたのはアーティザナル。古くなったものをまったく違うものに生まれ変わらせるという世界に魅了されたんです」。</p>
<p>安部にとって竹工芸は継承すべき伝統というよりもむしろ未知なるものを創造する表現の手段。海から顔を出した石に波が当たって泡立つ光景がフリルのように見えたことに着想を得た「ブリム」シリーズや、前髪をテーマにした「フリンジ」バスケットは、竹という素材の制約や伝統的な編み方をリスペクトしながら、オルタナティブな視点で遊び心を追求した。「パーソナルな記憶をたどりながら自由に自分を解放して、そこから広がっていくものづくりに挑戦することがとても楽しいんです」</p>
<p>（あべ・ひとみ）<br />
大分県生まれ。竹工芸作家。女子美術大学短期大学にて染織を学ぶ。「Maison Martin Margiela」の旗艦店立ち上げメンバーとしてチームに参加後、大分県竹工芸訓練支援センターにて竹工芸を学ぶ。2023年10月にGALLERY ESCAPERSで初個展を開催。現在は大分県日出町のアトリエにて制作活動をしている。<br />
Instagram：@a__hitomi </p>
<p class="btn_entry">
安部仁美の作品をNumero CLOSETでチェックする</p>




竹工芸作家 安部仁美インタビュー「伝統工芸とアートの隙間、日常と非日常のあいだにあるもの」 
Art / 10 03 2025




<p></p>kanehen｜カネヘン
<p class="picture"></p>
金属の繊細なバランスと形の響き合いのハーモニー
<p>「モビールは、重力とバランスと風という少ない要素の単純な原理なのに、とても複雑な動きをする点が面白い」。伝統工芸の鍛金（たんきん）を学び、「kanehen」として金属を叩いて生活の道具や身近な品を作る金工作家、宮島司緒里がモビールを主に制作し始めたのは数年前のこと。あるとき個展の際に、カトラリーやトレーだけでは平面的で展示空間が寂しく感じられ、間を埋めるためにモビールを作ったのがきっかけとなった。</p>
<p>当初はモビールといえばアレクサンダー・カルダーのイメージや、鍛金技術が不要なモビールを自分が作ることに躊躇があったが、数を作る中で自分なりのモビールの解釈を見つけた。鉄に比べて柔らかい真鍮素材を使用しているため自重でしなる繊細なバランス、金属そのままのテクスチャーや経年変化していく様を大切にし、黒色も塗装ではなく薬液により発色させるなど、随所に金属へのこだわりが見える。</p>
<p>「家で幼い子どもと向き合う日々に、台所に何げなく掛けてあった自作のフライパンを見てあらためて美しく感じられ、心がほぐれるような感動を受けました」。おのずと生活空間でのベストなサイズも決まっていった。kanehenにとってモビールは、家の中の植物のような存在だ。</p>
<p>（かねへん）<br />
1971年生まれ。98年東京藝術大学 大学院美術研究科 鍛金専攻修了。2003年より長野県にて「kanehen」として生活の中の金工品を制作する。10年、岐阜県に拠点を移し、その後モビールを中心に制作。<br />
Instagram：@kanehen_miya<br />
jimashiori </p>
<p class="btn_entry">
カネヘンの作品をNumero CLOSETでチェックする</p>
<p></p>Alia Sugawara｜菅原ありあ
<p class="picture"></p>
墨の濃淡で生み出すシュールな空想の世界
<p>和紙に墨を用い、モノクロで表現するアーティスト菅原ありあ。心臓と一体化した珊瑚、体の部分が骨になっているトンボ、どこかシュールなモチーフは、生まれ育ったアリゾナの砂漠や北海道の自然の風景の記憶と、そこから浮かび上がる空想の世界との融合によって生み出される。</p>
<p>「子どもの頃から家族でホラー映画を見たり、一人で怖い絵や本を見るのが好きでした」と昔から不安や恐怖にドキドキする感覚を楽しんでいたという。そして大学時代に民藝や伝統工芸、日本画に触れ、その繊細さや自然との調和に惹かれ日本文化への興味が深まった。なかでも掛け軸の素晴らしさに魅了され、従来の堅苦しいイメージを払拭し、現代の生活空間でも飾れる掛け軸を作りたいと積極的に自分の作品にも取り入れている。</p>
<p>「頭の中の世界を描いていますが、そこには色も、音もない静けさが広がっています」。菅原ありあにとって墨絵とは、素の自分の内面や本質を表現するための手段なのだ。</p>
<p>（すがわら・ありあ）<br />
北海道札幌市生まれ。墨絵アーティストで、モデルとしても活動。14歳までアメリカ・アリゾナで育ち、美術系の高校に進学、木炭デッサンを学ぶ。早稲田大学とユニバーシティ・オブ・ブリティッシュコロンビア（UBC）にて、植物や動物の生態、大地や岩石の形成、人間の脳の発達など、自然物に関する科学を学びながら、創作活動をしてきた。2022年初個展「ALTER ALIA」so1 gallery、24年ART FAIR TOKYO &#8211; GALLERY TARGET出展、個展「Black Water」SAI。<br />
Instagram：＠alia.sugawara </p>
<p class="btn_entry">
菅原ありあの作品をNumero CLOSETでチェックする</p>




墨絵アーティスト菅原ありあインタビュー 「頭の中に広がる、シュールで静謐なモノクロの世界」 
Art / 11 03 2025




<p></p><p>The post 伝統技術を用いながら新たな表現を追求する、注目の女性アート＆クラフト作家6名 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>墨絵アーティスト菅原ありあインタビュー 「頭の中に広がる、シュールで静謐なモノクロの世界」</title>
        <link>https://numero.jp/20250311-aliasugawara/</link>
        <pubDate>Tue, 11 Mar 2025 00:00:24 +0900</pubDate>
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        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
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		<category><![CDATA[pickup]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p class="picture"></p>
<p>和紙に墨を用いて、モノクロで表現する墨絵アーティストの菅原ありあ。どこかシュールなモチーフは、生まれ育ったアリゾナの砂漠や北海道の大自然の風景の記憶と、不安や恐怖を描いた絵や映画からの影響、そこから浮かび上がる空想の世界との融合によって生み出される。大学時代に学んだ民藝や日本文化から、墨絵の世界に魅了された彼女にとっての創作活動とは？ その原点に迫る。</p>
</p><p></p><p>心臓と一体化している珊瑚のモチーフ。</p>
<p>《Light Touch》※こちらの作品はNumero CLOSETでお取り扱い中</p>
絵を通して伝えたい世界には、色も音もない、静けさが広がっている
<p>──絵を描くようになったきっかけは？</p>
<p>「趣味で絵を描いていた父親の影響で子供の頃から描き始めましたが、家族みんな絵を描くのが日常的な環境で育ったこともあり、自然な流れだったように思います」</p>
<p>──どんな絵が好きだったのですか？</p>
<p>「子どもの頃から、恐怖や不安を感じるような絵を見たり、本を読んだりするのが好きでした。例えば、イラストレーターのStephen Gammell（スティーブン・ギャメル）が描いた絵本の世界が好きで、小学生の頃からハマっていました。怖いとは思うんですが、それを楽しんでいました。怖ければ怖いほど魅力的に感じるというか。よく家族でホラー映画を見たりしましたが、不安と恐怖にドキドキする感覚が好きだったように思います。例えば、デヴィッド・クローネンバーグ監督の『スキャナーズ』（1981年）や、ちょっとツイストが効いているものや、スピリチュアルな超常現象のようなものとか。そういった思い出が、作品のモチーフとして浮かんでくるアイデアにも繋がっているのかもしれません」</p>
<p>ありあさんお気に入りの父親の描いた絵画。</p>
<p>珊瑚から派生したモチーフは可愛いキャラクターのようなイメージ。</p>
<p></p><p>──墨絵で表現されていますが、日本画など伝統的な芸術や文化のどんなところに惹かれたのでしょう？</p>
<p>「大学時代に授業で民藝や日本画を勉強してから、和の文化に興味を持ち始めました。緻密さ、繊細さ、そして、陶芸のように自然の素材である土に人間の手が加わり作品が生まれているところが素晴らしいなと思いました。例えば、ミネラルや鉄分など土に含まれる成分と釉薬、さらに自然の火を加えることで、それらが反応し、色が変化し作品が生み出されるということが奥深く思います。自然の素材を使って、また別の自然の力と融合することで新しいものを生み出している。自然の現象を上手に活用している点や、自然と繋がっている感じに惹かれます。</p>
<p>私が描く絵のモチーフも自然界のものがほとんどですが、それは自分の生まれ育ったアリゾナの砂漠や北海道の自然の風景の記憶に影響を受けていて、そこからイマジネーションが広がり、空想の世界が生まれていています」</p>
<p>《Welcome　Strangulation》タイトルの通り歓迎するかのように梅の枝に細長い異生物が巻きつき、枝を貫通し内部に入り、梅の花から出てきている様子が描かれている。※こちらの作品はNumero CLOSETでお取り扱い中</p>
<p>《Wet Mirage》内臓のように伸びる枝にサナギから孵化したばかりの黒い蝶々が止まっている。※こちらの作品はNumero CLOSETでお取り扱い中</p>
<p></p><p>──水墨画など墨を使った絵画にもいろいろありますが、自分らしさ、自分のスタイルとは？</p>
<p>「自然のモチーフを描いているけど、どこか現実ではない別世界のシュールレアリスティックな要素が入っていること、そしてモノクロの濃淡のグラデーションで表現していることだと思います」</p>
<p>──どうしてモノクロだったのでしょう？</p>
<p>「私が絵を通して伝えたい世界には色の要素は入ってきません。頭の中にあるイメージを表現していますが、そこには色も音もない、静けさが広がっているんです」</p>
<p class="picture"></p>


	


<p>（写真左）《Bond》　（右）《Trap》　※こちらの作品はそれぞれNumero CLOSETでお取り扱い中</p>
<p></p><p>──墨絵を現代アートとして表現していながら、掛け軸という伝統的な形に落とし込んでいるのが新鮮です。</p>
<p>「掛け軸は、民藝について学んだことをきっかけに興味を持ちました。掛け軸が流行っているわけではありませんが、すごく素敵だし、実際に飾りやすいし、丸められるので運びやすくて、とても気に入っています。でも一般的にはどちらかというと、床の間や和室がないと飾れないというように、ちょっとハードルが高く、堅苦しい伝統文化のイメージが強いので、それを払拭したいんです。現代のライフスタイルにあった、新しい解釈の掛け軸や、飾り方を提案することで、仰々しい感じではなく、他のアートと同じように日常の空間に取り入れてもらいたいと思っています」</p>
<p>──ありあさんの考える新しい掛け軸とは？</p>
<p>「ミニチュアのフィギュアやドールハウスが好きだったので、掛け軸も可愛いミニチュアサイズにしました。このサイズなら飾りやすいので作ってみたいと、何軒か掛け軸の表具店に相談したら、無理だと言われてしまって。なら自分で作るしかないかなと思い、掛け軸の作り方を勉強して、見よう見まねで作ってみたんですけど、酷い仕上がりでした。とても難しくて、自分では無理だと思っていたら、知り合いにづてに教えてもらった小鍋誠正堂さんに作っていただけることになりました。本当に丁寧な仕事で、理想通りの美しい仕上がりです」</p>
<p>ミニチュアの掛け軸欲しさに見よう見まねで挑戦した掛け軸作り。</p>
<p></p><p>──モデルの仕事もされていますが、モデルとしての自分と、アーティストとしての自分はどう違うのでしょうか。</p>
<p>「今はモデルの仕事から、アーティスト活動に専念していく、ちょうど自分の中で切り替えのタイミングに差し掛かっているところです。モデルとしての自分は外側の自分で、アーティストとしての自分は、自分にしかわからないコアな部分です。なのでモデルをしているときは、外側の世界や他人とコミットしています。撮影はみんなのアイデアを合わせて生み出すコラボレーションだし、みんなが満足できるように協力し合って作り上げる作業です。でも、アート活動は、自分発信の完全な自分だけの表現です」</p>
<p>──創作しているときは自分にとってどんな時間ですか。</p>
<p>「自分と向き合う必要不可欠な大切な時間であり、行為です。これによって、自分の中の思考のバランスを取っているし、飾らない素の自分を出せる場でもあります」</p>


	


<p></p><p>──本当の自分を伝えたいというか、内に湧き上がるものを表現したいという思いがあったのでしょうか？</p>
<p>「自分を表現したいとか、見せたい、伝えたいということとは違って。子どもの頃から、私は人見知りで、すごくシャイだったので、どちらかというと自分が積極的に話すよりも人の話を聞いているタイプでした。友達と一緒にいるのは好きだし、楽しいんだけど、言葉を使ったコミュニケーションがそこまで得意ではなくて。言葉で自分の考えや思いをきちんと伝えられる人に比べて、私は自分が納得いくようには伝えられていない気がします。でも絵だったら、自分らしさや自分が思い描いている世界観を表現できるので、絵は私の中の純粋な内面を表現するツールみたいなものです。ミュージシャンに音楽があるように、私にはこれでした」</p>
<p>──小さい頃から恐怖や不安を感じさせるダークな世界観に惹かれるとのことですが、影響を受けたり、尊敬するアーティストはいますか？</p>
<p>「ドイツの画家Neo Rauch（ネオ・ラオホ）の作品を見ると、とんでもない世界観で、彼の頭の中はいったいどうなっているんだろうと興味があります。物理的な技法や手法ということではなく、思い描いている世界観に刺激を受けます。</p>
<p>あとは、自然から生まれたものを使って創作する作家さんにも惹かれます。例えば、前衛華道家の中川幸夫さん。彼の作品集を見ていると、花びらを全部潰して赤い塊のように、全く違うものにしたり、自然にある植物でこれほど激しい感情を伝えられることがすごいと尊敬します。一体どんな人生を歩んだのだろうと、その世界に圧倒されました。写真でしか見たことがないので、実物を見たかったですね」</p>
<p>前衛華道家・中川幸夫の作品集。この作品は、最小限の要素で表現されている、バランスが気に入っています。自分の表現もそこに通じる部分があるような気がします。</p>
<p></p><p>──やはりありあさんの中には自然というキーワードが常にあるんですね。</p>
<p>「北海道で生まれて、その後、14歳まで暮らしたアリゾナは本当に砂漠の中の田舎町で、ネイティブアメリカンも多いし、馬に乗っている人も、カウボーイも日常の風景でした。そこから、いきなり極寒の冬の北海道の札幌に引っ越して、死んでしまうのではないかというほどびっくりしました。若い頃は、都会に憧れていたり新鮮だったけど、実際に都会でずっと暮らしていると、あれ？なんか違うなと思うようになって、自然の風景が恋しくなります。北海道の実家に帰ると、ちょっとした生き物や動物が出てきたり、たくさんの花が咲いていたり、そういう自然の中にいることが心地いいし、結局好きなんです。きっとそれが作品にも自然に表れているんだと思います」</p>
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Numero CLOSETで菅原ありあの作品をチェックする</p>
<p></p><p>The post 墨絵アーティスト菅原ありあインタビュー 「頭の中に広がる、シュールで静謐なモノクロの世界」 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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