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    <title>Numero TOKYO21世紀のモノクロ映画考 | Numero TOKYO</title>
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    <description>クリエイションが詰まったインターナショナル・モード誌『Numero TOKYO』のWEBサイト</description>
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        <title>新作から旧作まで、もっと知りたいモノクロ映画のこと</title>
        <link>https://numero.jp/20240608-cinematic-monochromatic-3/</link>
        <pubDate>Sat, 08 Jun 2024 01:00:53 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Culture]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[21世紀のモノクロ映画考]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>映画の作り手は、なぜ今あえてモノクロの映像表現を選ぶのか。あまたあるモノクロ映画の中からおすすめの近作や話題作、影響力のある作品を例に映画評論家・ライターの森直人が解説。（『Numero TOKYO（ヌメロ・トウキョウ）』2024年5月号掲載）</p>
</p><p></p>1. おすすめしたい近年の傑作『カモン カモン』
<p>『カモン カモン』　マイク・ミルズ監督（2021年） ©2021 Be Funny When You Can LLC. All Rights Reserved. U-NEXTで配信中</p>
<p>モノクロ映画のニューモードを体現する近作としてはまずこれを挙げたい。米国の映画作家マイク・ミルズ監督が『20センチュリー・ウーマン』（16年）に続き、人気スタジオ「A24」と組んだ珠玉のヒューマンドラマだ。お話は「父と息子」の練習のような叔父と甥っ子の姿を描いたもの。ミルズ自身の子育て経験に基づいたもので（パートナーはアーティストのミランダ・ジュライ）、幼い息子のホッパー君をお風呂に入れているときに思いついた物語らしい。脚本に惚れ込んだ名優ホアキン・フェニックスが突然9歳の甥っ子と過ごすことになったジャーナリストを演じる。</p>
<p>彼らがLAやNYなど米国の各地を回る旅が展開するのだが、本作にインスパイアを与えたロードムービーが『PERFECT DAYS』（23年）で話題沸騰中のヴィム・ヴェンダース監督の初期の名作『都会のアリス』（1973年）だ。やはりモノクロで撮られた本作のアートフォームにオマージュを捧げつつ、同時に“ドキュメンタリー性を盛り込んだ寓話”という意図が白黒の映像世界に込められた。撮影は『哀れなるものたち』（23年）などを手がける当代随一の名手ロビー・ライアン。モノクロ映像は回想やノスタルジアの表現として採用されることが多いが、もっと多様な選択の仕方がある。特に本作はシネマティックな愉楽を堪能させてくれる好例だ。</p>
<p></p>2. モノクロの美を追求する鬼才、タル・ベーラ監督
<p class="picture"></p>
<p>光と影だけで構成された映像世界――モノクロの美しさを追求した映画作家と言えば、ハンガリーを代表する鬼才にして伝説の監督、タル・ベーラ（1955年生まれ）を置いて他にない。1994年に7時間半にも及ぶ破格の大作『サタンタンゴ』を完成させて以来、ジム・ジャームッシュやガス・ヴァン・サントなど名だたる同業者を含む多くの賞賛と崇拝を集めてきた。しかし2011年に日本でもロングランヒットを記録した『ニーチェの馬』を最後に監督業からは引退。現在は後進の育成に努めている。</p>
<p>『ヴェルクマイスター・ハーモニー』4Kレストア版　タル・ベーラ監督（2000年）　© Göess Film, Von Vietinghoff Filmproduktion, 13 Production</p>
<p>何より物質としてのフィルムに魅せられているタル・ベーラは、映画の臨界点に迫るようなダイナミックな長回しを駆使し、人間たちが破滅や混乱に向かう漆黒の黙示録を巨大な壁画のように描きあげる。これまでニューヨーク近代美術館（MoMA）やパリの国立ポンピドゥセンターなどでも大規模な特集上映が催されてきたが、もはや現代アートの領域にいる映画作家だとも言える。そして146分の全編わずか37カットからなる2000年の傑作『ヴェルクマイスター・ハーモニー』の4Kレストア版が現在日本でも劇場公開中。ぜひスクリーンで圧巻の映像体験を喰らってほしい。</p>
<p></p>3. 影響力大！ 米インディーズの先駆性
<p>カラーで撮影されるのが当たり前の現代において、あえてモノクロ映像を選択する、という点で先駆的な動きを見せていたのが1980年代から90年代、ニューヨークを拠点・中心とする米インディーズ映画群だ。</p>
<p>『ストレンジャー・ザン・パラダイス』 ジム・ジャームッシュ監督（1984年）　©1984 Cinesthesia Productions Inc.　U-NEXTで配信中</p>
<p>例えばジム・ジャームッシュ監督の『ストレンジャー・ザン・パラダイス』（84年）や『ダウン・バイ・ロー』（86年）、スパイク・リー監督の『シーズ・ガッタ・ハヴ・イット』（86年／正確にはパートカラー）など。スティーヴ・ブシェミ主演の『イン・ザ・スープ』（92年）を撮ったアレクサンダー・ロックウェル監督は、久々に発表した2020年の新作『スウィート・シング』でもモノクロを採用した。</p>
<p>『スウィート・シング』 アレクサンダー・ロックウェル監督（2020年）　©2019 BLACK HORSE PRODUCTIONS. ALL RIGHTS RESERVED　U-NEXTで配信</p>
<p>彼らがモノクロを再解釈し、切り開いたルックの新鮮な魅力が、例えばノア・バームバック監督の『フランシス・ハ』（12年）、あるいはアマリア・ウルマン監督・主演の『エル プラネタ』（21年／米・スペイン合作）などの後続にも影響を与えているのは間違いないだろう。</p>
<p></p>4. モノクロ版で原点回帰『ゴジラ-1.0／C』
<p>『ゴジラ-1.0／C』 山崎貴監督（2024年） ©2023 TOHO CO., LTD. 「全国東宝系にて公開中」</p>
<p>いまや世界を席巻し、怪獣映画の新しいマスターピースとして熱狂的に迎えられ、第96回アカデミー賞視覚効果賞を受賞した山崎貴監督の『ゴジラ-1.0』。日本では2023年11月に劇場公開。同年12月にはアメリカでも公開され、全米歴代邦画実写作品の興行収入1位を記録した。そして本作のモノクロ版が24年1月12日に公開。</p>
<p>題して『ゴジラ-1.0／C』（タイトルの読み方は『ゴジラマイナスワン／マイナスカラー』）。このVer.はもちろん1954年の第1作『ゴジラ』へのオマージュ。まるで当時のニュースフィルムのように、戦争の傷跡と暗い影がモノクロ映像に込められたゴジラの原点に近づくためのアプローチである。いわばハイコンテクストな意図に基づくものだが、その深い陰影が刻まれた世界観は、より直接的な恐怖や重厚感を与えるものになっている。</p>
<p>また23年10月には『ゴジラ-1.0』公開記念の企画「山崎貴セレクション ゴジラ上映会」にて、庵野秀明総監督の『シン・ゴジラ』（16年）のモノクロ版『シン・ゴジラ：オルソ』が初上映された（「オルソ」とはモノクロフィルムの一種である「オルソクロマチックフィルム」のこと）。</p>
<p></p><p class="btn_entry">
特集「21世紀のモノクロ映画考」を<br />
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<p></p><p>The post 新作から旧作まで、もっと知りたいモノクロ映画のこと first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>三島有紀子監督インタビュー 「モノクロの世界に生きている」</title>
        <link>https://numero.jp/20240607-cinematic-monochromatic-2/</link>
        <pubDate>Fri, 07 Jun 2024 09:00:46 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Culture]]></category>
		<category><![CDATA[interview]]></category>
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		<category><![CDATA[21世紀のモノクロ映画考]]></category>
		<category><![CDATA[Yukiko Mishima / 三島有紀子]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>三島有紀子監督の最新作『一月の声に歓びを刻め』は自主映画からスタートし、その思いと作家性が遺憾なく込められた力作だ。本作を構成する３つのエピソードのうちのひとつはモノクロで撮られている。その理由を監督に伺った。（『Numero TOKYO（ヌメロ・トウキョウ）』2024年5月号掲載）</p>
</p><p></p>白黒の色は変わらなくても見え方が変わっていく
<p class="picture"></p>
<p>──新作の『一月の声に歓びを刻め』では、前田敦子さん演じるれいこを描く大阪・堂島篇をモノクロで撮られています。もちろんそこには傷ついた過去に対する喪の象徴性を帯びた意味合いもあるかもしれませんが、彼女が色を失った世界に生きているような悲観的な印象だけではなく、自分の人生のパレットに残された色で生きていくのだという力強さを感じました。</p>
<p>６歳で性暴力事件に遭ったとき、一瞬のうちに世界が白と黒になってしまった経験が私にはありました。かつて好きだった人がコロナウィルスで亡くなってしまい、八年ぶりに帰郷した大阪がきっとれいこにはこう見えているのかもしれないと話し合い、白黒で撮ることになりました。</p>
<p>──カルーセル麻紀さん演じるマキの北海道・洞爺湖篇と哀川翔さん演じる誠の東京・八丈島篇はカラーで撮られていますが、どういったところを意識しましたか。</p>
<p>「八丈島は歴史上、罪人が流された島なので、リゾートに見えないように厳しい自然の緑と黒を、湿度の高い色みで強調しています。洞爺湖の中島に初めて行ったとき、自分の体と心にまとわりついていた要らないものが削ぎ落とされていく感覚があったんです。神聖で、そして限りなく美しくすぎるからこそ、悲しかったりするような映像効果が得られるのではないかと思ったので、真っ白な世界を描き出しました。それは自分にとって禊であり、祈りのような時間といえるかもしれません」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p class="picture"></p>
<p>──色彩の面にもこだわっていらっしゃいますが、音響設計に関してはどうでしょうか。</p>
<p>「堂島篇はずっとくぐもった音になっているんですが、れいこが『レンタル彼氏』と訪れたラブホテルの部屋の窓を開けたとき、初めて大阪の街の音が広がって聞こえてくるようになっています。映像は白黒ですが、そこで見方が変わるように組み立てられています。最後にれいこが歌う場面まで白黒のままですが、失われた色ではなく、白と黒という力強い色に見えてほしかった。前田敦子さんの声や表情によって、感じ方が変わってくれればいいなと。見ている方に希望を感じてもらえるように色を変える方法もあったはずですが、むしろそうしてしまえば、私にとってはこの映画を信じられなくなってしまう。色自体は変わらなくても見え方が変わっていくほうが、自分にとってはこの作品を信じられると思ったんです」</p>
<p>──確かに最後にモノクロからカラーに切り替わる映画は多いですよね。その方が観客に対してわかりやすく希望を示せるはずですが、三島監督がそれを選択しなかったのは、映画と観客のことを心から信頼しているからこそだと思います。</p>
<p>「『一月の声に歓びを刻め』はもともと自主映画として始めたので、とにかく『映画』というもの、そしてお客さんが感じてくれるものを信じようと思い、説明しすぎることも無理に物語を展開させることもしないように作りました」</p>
<p>──そもそも、なぜ３つの物語で語ろうと思ったのでしょうか。</p>
<p>「罪を多面的に捉えたかったんです。傷つけられた人に近しい人たちの後悔の罪の意識、傷つけられた人の罪の意識、傷つける側の日常的な罪の意識……、複数の物語で描くことによって、罪や罪の意識を持ってしまう人間がそこに朧げながら浮かび上がってくるのではないかと思いました」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p>──この映画には、これまで秘めていた過去の傷ついた経験について女性たちが語り始めるような力があると思います。</p>
<p>「性暴力についての被害を語ることに限らず、あまりにも“性”について語られてないと感じています。セックスという意味の“性”であれば、そこには愛情があって非常に豊かなものであるはずが、それさえ語りにくい現状もある。もっと“性”について語れるようになればいいですよね」</p>
<p>──最後に、三島監督の好きなモノクロ映画について教えてください。</p>
<p>「フェデリコ・フェリーニ監督の『カビリアの夜』に『一月の声に歓びを刻め』と同じようなカットがあるんですが、傷ついてのたうち回りながら力強く生きている人間の姿に美しさを感じます。それ自体、私に映画が教えてくれたことでしたが、そこでは細胞レベルで生きようとしている姿がスクリーンに映し出されている。成瀬巳喜男監督の『女が階段を上る時』でも、いろんなことが起きてもそれでも自分の足で生きていく、その先も人生が続いていくことを思わせる人間の生きる力がありました。モノクロのほうが自分の中で俯瞰しながら映画を見られるので、映し出されている何万倍もの情報が頭の中で広がっていく。ときに映画はモノクロのほうが鮮やかなんです」</p>
<p></p><p></p>
『一月の声に歓びを刻め』
<p>北海道・洞爺湖の中島、伊豆諸島の八丈島、大阪の堂島の３つの“島”を舞台に、ストーリーの重要な存在として登場する“れいこ”をめぐる心の葛藤が描かれる。<br />
脚本・監督：三島有紀子<br />
出演：前田敦子、カルーセル麻紀、哀川翔<br />
©bouquet garni films<br />
https://ichikoe.com/</p>
<p class="btn_entry">
特集「21世紀のモノクロ映画考」を<br />
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<p></p><p>The post 三島有紀子監督インタビュー 「モノクロの世界に生きている」 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>21世紀のモノクロ映画考「物語を色づかせる 白と黒」</title>
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        <pubDate>Thu, 06 Jun 2024 01:00:08 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Culture]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[21世紀のモノクロ映画考]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>カラー映画が主流になった1960年代以降、そしてCG全盛時代を迎えた現在もなお、私たちに新鮮な鑑賞体験をもたらすモノクロ映画。古きも新しきも、まだ見ぬ世界の扉を開いてくれるモノクローム作品の魅力をひもといてみる。（『Numero TOKYO（ヌメロ・トウキョウ）』2024年5月号掲載）</p>
</p><p></p>物語を色づかせる白と黒
文・児玉美月
<p>セピア調のモノクロ映像のなかに現れた少女が突如家ごと竜巻に巻き込まれ、ようやくおさまったとき扉をそっと開けてみる。するとそこには美しい黄や橙の花々、水面の輝く青い池、瑞々しい緑の葉などが彩る鮮やかな世界が広がっている……。この幕開けから始まる『オズの魔法使』（1939年）は、ドロシーがライオンやカカシ、ブリキ男たちとともにカラフルなオズの国を冒険し、そして家へと帰ってゆく物語が描かれている。虹の彼方を夢見ていた少女は、いつもいた家の大切さに気づく。カンザスの農場にあるドロシーの家は最初も最後のシーンも同じくモノクロだが、私たちは同じ色を見ているはずでも、そこにまったく違う意味を見出すに違いない。映画の魅力は、同じ映像を見ていても観客それぞれがスクリーンにイマジネーションを迸らせ、自分だけの物語を投影できるところにあるだろう。きっとモノクロ映画はその意味で、もっとも可能性に開かれている。</p>
<p>『オズの魔法使』（1939）<br />
カンザスの農場でエムおばさんとヘンリーおじさん、そして愛犬のトトと共に暮らす少女ドロシーが、ある日竜巻に巻き込まれオズの国へ。脳みそのないカカシ、ハートのないブリキのきこり、勇気のないライオンと出会い、不思議な冒険の旅をする。 © 1939 Turner Entertainment Co. All rights reserved.　U-NEXTで配信中</p>
<p></p><p>近年、韓国映画『パラサイト 半地下の家族』（2019年）や近未来SF映画『マッドマックス 怒りのデス・ロード』（2015年）といった大作がカラーで公開されたのち、モノクロ映画としても公開された。観客たちは色情報を削ぎ落とした上でもう一度その映画と出逢い直し、そこに新たな物語を見つける。無声映画時代の巨匠であるチャールズ・チャップリンは、かつて「映画は音を得たとき、ひとつの表現手段を失い、色を得たときにもうひとつ失った」と言ったという。誰もが知っているように最初期の映画には、音も色もなかった。しかしこの現代に「モノクロ映画は『色のない映画』と決して同義ではありません。白と黒も色の一種であり、『カラー映画』と名指せる」（＊1）と述べたのは、中国の名匠であるロウ・イエだった。新作『サタデー・フィクション』（2019年）で自身初となるモノクロ映画を撮った彼が語る通り、モノクロ映画はときに、複数の色によって描かれるカラー映画より豊潤な「色の映画」にもなりうる。</p>
<p>『パラサイト 半地下の家族 モノクロ版』（2019）<br />
半地下住宅で暮らす貧しいキム一家。ある日、大学受験に失敗し続けている長男・ギウは、エリート大学生の友人から家庭教師の仕事を紹介される。ギウが身分を偽り訪れた先は、IT企業の社長、パク・ドンイク一家が暮らす高台の大豪邸だった。 ©2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&#038;A ALL RIGHTS RESERVED U-NEXTで配信中</p>
<p>『サタデー・フィクション』（2019）<br />
真珠湾攻撃7日前の1941年12月1日。スパイとしても暗躍する人気女優ユー・ジンは新作舞台上演のため日中欧が諜報合戦を繰り広げる魔都・上海へ。太平洋戦争開戦の情報を入手すべくフランス諜報員が仕掛けたマジックミラー計画の幕が開ける。 ©YINGFILMS 提供：アップリンク</p>
<p></p><p>実際にあったボリビアの連続性暴力事件を基にした『ウーマン・トーキング 私たちの選択』（2022年）</p>
<p>は、モノクロ映画ではないものの彩度が極限まで落とされている。男たちが街へと出払った隙を見計らい、村に残った女たちは「何もせず赦す」か「残って戦う」か「ここを去る」かの選択をめぐって議論を繰り広げる。あともう一息でモノクロ映画になりそうなその危うい画面は、わずかな希望が掻き消されてしまう寸前に生きる女たちの世界を、克明に反映しているかもしれない。そこではすべてが褪せている。終幕、語り手が「あなたの物語は、きっと私たちとは違うものになる」と未来に希望を託して画面が暗転する。その真っ黒な画面に、私たちはいつか訪れるべき色づいた世界を空想するだろう。</p>
<p>『ウーマン・トーキング 私たちの選択』（2022）<br />
自給自足で暮らすキリスト教一派の村で連続レイプ事件が発生する。男性たちは「悪魔の仕業」だと否定するが、ある日、実際の犯罪だったことが明らかになる。男性たちが町へ出て不在の2日間、尊厳を奪われた女性たちは未来を懸けて話し合う。　Ⓒ2022 Orion Releasing LLC. All rights reserved.　Amazon Prime Videoで配信中</p>
<p></p><p>モノクロ映画は、女たちの孤独を代弁する。『ROMA/ローマ』（2018年）は1970年代のメキシコを舞台に、子供を身籠ったと告げた途端に恋人が行方をくらませてしまった住み込みで家事手伝いをしているクレオと、彼女の雇い主で、父親が出て行ってしまった一家の母親ソフィアの交差を描く。男性不在のなか、「私たち女性はいつも孤独」とふたりは向かい合う。クレオがモップがけする床の上を泡立った水が流れてくるショットから始まるこの映画では、至る所に水のモチーフが鏤められている。その水は終盤の海にやがて結実するのだが、陽光が反射しながら寄せては返す激しい波の一線一線がまるで繊細な鉛筆のデッサン画のようであまりにも美しい。スクリーン一面に広がる白と黒だけの海は、あらゆる生命の源である神秘性と、あらゆる生命を奪う獰猛さの両義的で複雑な表情を浮かべている。</p>
<p>『ROMA/ローマ』（2018）<br />
舞台は政治的混乱に揺れる1970年代のメキシコ。メキシコシティのローマ地区に暮らす医者のアントニオ一家と、そこで住み込みの家政婦として暮らすクレオの関係を描いた、アルフォンソ・キュアロン監督による半自伝的ドラマ。　Netflix映画『ROMA/ローマ』独占配信中</p>
<p></p><p>白と黒の二色は、ときに不可避的に政治性とも結びつく。『PASSING―白い黒人―』（2021年）は1920年代のニューヨークを舞台に、黒人女性同士の複雑な感情を描いてゆく。医師の夫と生活するアイリーンが、旧友であるクレアと久しぶりに再会を果たす。クレアは黒人でありながら、白人のふりをして生きていたのだった。映画の幕開け、強い照明によってすべてが漂白されたような世界が幻視される。そこでは人々の肌の色も限りなく曖昧化され、白人と黒人の人種的垣根が溶け合う。映画が終わりに近づくにつれ、ゆっくりと空から雪が舞い落ち、白と黒だった世界をただ白く染めてゆく。それは「色」の概念を打ち消そうとしているようでもある。彼女たちの人生を残酷なまでに決定的に分けてしまった肌の色はそこではもう、何の意味も持たない。</p>
<p>『PASSING －白い黒人－』（2021）<br />
1920年代のニューヨーク・ハーレム地区で医師の夫や子どもたちと暮らす裕福な黒人女性アイリーンは、故郷の友人クレアと偶然再会する。黒人であることを隠して白人男性と結婚していた友人の存在が、平穏だった日常を揺るがし始める。　Netflix映画『PASSING －白い黒人－』独占配信中</p>
<p></p><p>しかしながらもちろん、あるいっときの過去でも悲観的でもないモノクロ映画もある。『フランシス・ハ』（2012年）の主演を務めたグレタ・ガーウィグは、この映画がモノクロで撮られたことに対して「反抗的な行為」（＊2）と率直に表現する。現代の映画がほぼカラーで撮られているのに鑑みると、モノクロ映画はそれだけで主流に抗う力を持つ。『フランシス・ハ』では、ダンサーを夢見る27歳のフランシスが同性の親友ソフィから同居を解消されて街を彷徨う。どこかへ定住し、安定した仕事に就き、異性と結婚して子供を産む、「大人」がたどるべき人生の道筋にフランシスは逆行してゆく。それは、モノクロからカラーへと進んだ映画史の逆を行く『フランシス・ハ』という映画そのものの在り方と重なり合う。まだ何の色にも染まっていないかのような自然体で飾り気のないフランシスの姿に似つかわしいのはカラー映画ではなく、モノクロ映画のほうに違いない。</p>
<p>『フランシス・ハ』（2012）<br />
ブルックリンで親友ソフィとルームシェアをしながら楽しい日々を送る27歳のフランシスの夢は、モダンダンサーとして大舞台に立つこと。しかし恋人と別れ、親友との同居生活も解消。居場所を求めて転々とする中で人生を見つめ直していく。 ©Pine District, LLC.<br />
Blu-ray：￥5,170　発売元：新日本映画社　販売元：ポニーキャニオン ©Pine District, LLC.</p>
<p>この21世紀にあえて選択されるモノクロ映画は、それぞれの作品が固有の意味を纏う。私たちが普段見ている世界はカラーであるがゆえに、モノクロ映画は世界の見え方を一変させるだろう。だからきっと、モノクロ映画との出逢いは、新たな世界との出逢いといって等しい。</p>
<p><br />
＊1　『作家主義 ロウ・イエ』（A PEOPLE／2023年）<br />
＊2　Black and white lights up screens in ‘Frances Ha,’‘Nebraska’（Los Angels Times／2013年7月12日）</p>
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<p></p><p>The post 21世紀のモノクロ映画考「物語を色づかせる 白と黒」 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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