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    <title>Numero TOKYO高松宮殿下記念世界文化賞 | Numero TOKYO</title>
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    <description>クリエイションが詰まったインターナショナル・モード誌『Numero TOKYO』のWEBサイト</description>
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        <title>第33回「高松宮殿下記念世界文化賞」受賞者決定！　SANAA（妹島和世＋西沢立衛）など計6組</title>
        <link>https://numero.jp/news-20220916-praemiumimperiale/</link>
        <pubDate>Fri, 16 Sep 2022 10:00:41 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Art]]></category>
		<category><![CDATA[高松宮殿下記念世界文化賞]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>2022年9月15日、第33回高松宮殿下記念世界文化賞の受賞者が発表された。同賞は、世界平和のための国際理解の礎となる文化芸術の発展に貢献した芸術家に感謝と敬意を捧げ、その業績を称えるもの。なお今年度より、アメリカの元国務長官、ヒラリー・ロダム・クリントンが国際顧問に就任した。</p>
<p class="picture"></p>
<p>今回は、ジュリオ・パオリーニ（絵画部門）、アイ・ウェイウェイ（彫刻部門）、妹島和世＋西沢立衛／SANAA（建築部門）、クリスチャン・ツィメルマン（音楽部門）、ヴィム・ヴェンダース（演劇・映像部門）の計6名が受賞となった。また同時に発表される第25回「若手芸術家奨励制度」は、クロンベルク・アカデミー財団が受賞した。以下、受賞者の功績やインタビューの抜粋をお届けする。</p>
</p><p></p>【建築部門】妹島和世＋西沢立衛／SANAA　
<p>周囲の環境と一体化するような美術館を<br />
（左）妹島和世　（右）西沢立衛
</p>
<p>SANNAは日本を代表する建築家ユニット。個別にも事務所を持つ。伊東豊雄建築設計事務所で経験を積み、独立後『再春館製薬女子寮』（1991年）などで注目された妹島と、大学卒業後に妹島事務所に入った西沢にて1995年に設立された。</p>
<p>キャリア初期より「公園のような建築」を志向し、周囲の環境と一体化するような建築、人と人とのつながりをゆるやかに生み出す建築を目指し、具現化させてきた。代表作として『金沢21世紀美術館』（2004年、日本、ヴェネツィア・ビエンナーレ国際建築展で金獅子賞受賞）や、『ニューミュージアム』（2007年、アメリカ）、『ROLEXラーニングセンター』（2009年、スイス）、『ルーヴル・ランス』（2012年、フランス）など。</p>
<p>2010年にプリツカー賞など、受賞歴も多数。斬新な建築デザインで、新世代の牽引役を務めている。オーストラリア・シドニーの州立美術館の増築が2022年12月に一般公開予定。</p>
<p>『金沢21世紀美術館』（2004年）
設計: SANAA　※写真は2022年、金沢市役所屋上から撮影</p>
<p>「街は美術館だし、美術館は街のようなのっていうことを提案したんです。で、何となく美術館だけが切り離されるというよりも、やっぱり街と共にあるし、美術館の中もその延長になるっていうようなことを考えたんですけど。（中略）外から見ても何となく連続性だったり、そういうものを感じられるような建物の在り方をつくりたいと思って造っています」（妹島和世のコメントより一部抜粋）</p>
<p>『ルーヴル・ランス』（2012年）設計: SANAA　Photo: Hisao Suzuki　© SANAA, IMREY CULBERT, C Mosbach</p>
<p>「例え美術に興味がない人でも来れるという、普段着で来れる美術館、敷居が低い美術館というスローガンもあったんです。それがそのまま建築になったっていうところがあると思うんです。（中略）（日本の建築は）ダイナミズムが西洋的なものと違う何か動的なものがあります。この豊かな地形と自然のアジアモンスーン型のこの気候の中で生まれてきた何か流動的なものっていうのが、すべての建築に及んでいると思います」（西沢立衛のコメントより一部抜粋）</p>
<p></p>【彫刻部門】アイ・ウェイウェイ
<p>タブーを排し、表現の自由を追求<br />
アイ・ウェイウェイ　Photo: Shu Tomioka</p>
<p>中国・北京生まれのアーティスト。現在はポルトガル在住。英国に拠点、ドイツにスタジオを構える。</p>
<p>文化大革命後、前衛芸術集団の結成に加わるが当局から活動を停止され、渡米しアートを学ぶ。帰国後より『漢時代の壺を投げ落とす』『権力の場に中指を立てて敬礼する』など、既存の権威に一石を投じるパフォーマンスを展開。</p>
<p>2008年の北京五輪スタジアム『鳥の巣』に携わったものの「政府のプロパガンダの一部になってしまった」として外れた。当局による拘禁や常時監視などを経て、2015年に欧州に移住。彫刻、インスタレーション、写真、映像などを通して難民や人権など人間の極限状況を描写し、タブーを排した自由な創作活動を続ける。</p>
<p>近年ではドキュメンタリー映画も製作しており、23ヶ国40ヶ所の難民キャンプを取材した『ヒューマン・フロー　大地漂流』や、パンデミック中の武漢を記録した『コロネーション』、香港の民主化デモに焦点を当てた『ゴキブリ』など。2022年にはプッチーニのオペラ『トゥーランドット』の新作で演出家デビューも果たした。</p>
<p>《永久自転車》台北市美術館の展示（2011年）© Ai Weiwei Studio
</p>
<p>「私の辞書にはタブーという言葉がありません。『好き』や『嫌い』というのは人間の感情ですが、ジェスチャーも禁止することなく自由に表現すべきだと思うのです。人が恐れるジェスチャーも、実はその状況についてあまり知らなかったりします。だから私はその境界を超えて、自分が誰であるかを示し、『これは表現の自由だ』と言うためにテストしているのです。それ以上のものではありません」（アイ・ウェイウェイのコメントより一部抜粋）</p>
<p></p>【演劇・映像部門】ヴィム・ヴェンダース　
<p>人の心の声に耳を傾ける<br />
ヴィム・ヴェンダース　Photo: Beata Siewicz</p>
<p>ドイツ・ドュッセルドルフ生まれ。ベルリン在住。ニュー・ジャーマン・シネマを代表する映画監督の一人。</p>
<p>パリのスタジオで学び、帰国後ミュンヘンテレビ・映画大学在学中に映画監督の活動を開始。『都会のアリス』（1974年）、『まわり道』（1975年）、『さすらい』（1976年）は旅をテーマにした「ロードムービー三部作」として有名に。『パリ、テキサス』（1984年）でカンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞、『ベルリン・天使の詩』（1987年）で同監督賞。</p>
<p>小津安二郎から大きな影響を受けており、オマージュ作品『東京画』（1985年）の製作や、過去の世界文化賞受賞者のピナ・バウシュや、セバスチャン・サルガドのドキュメンタリー映画も手掛けた。2012年、写真家の妻、ドナータと共にヴィム・ベンダース財団を設立し、20本の映画を復元、デジタル化した。安藤忠雄ら設計による東京・渋谷の公共トイレを舞台にした最新作が2023年に公開予定。</p>
<p>『夢の涯てまでも ディレクターズカット版』（1994年）のウィリアム・ハートと笠智衆</p>
<p>「映画には、物語の声や内なる声という美しい媒体があり、いわば思考回路をたどることができるのです。（中略）私は、語りかける声や内なる声という媒体がとても好きで、『東京画』など、自分の語りかける声を使った映画もたくさん作ってきました。そうすることで、ストーリーテラーとしての可能性が大きく広がると思うのです。いわば、人の心の声に耳を傾けることができるのです」（ヴィム・ヴェンダースのコメントより一部抜粋）</p>
<p></p>【絵画部門】ジュリオ・パオリーニ
<p>美術をめぐる枠組みに揺さぶりをかける作品を発表<br />
ジュリオ・パオリーニ　© archivio Paola Ghirotti </p>
<p>イタリア・ジェノヴァ生まれ。芸術活動「アルテ・ポーヴェラ」の主要作家として知られながら、その範疇に収まり切らない独自の表現活動を行う。</p>
<p>遠近法とグラフィックデザインを生かし、消失点のない幾何学的な抽象画を創作するほか、写真、コラージュ、石膏などを用いて絵画の概念を問い直し続けてきた。中でも美術史の名品から着想し、見る者と見られる物、時間や空間、美術をめぐる枠組みなどに揺さぶりをかける作品が特徴的。</p>
<p>代表例として『ロレンツォ・ロットを見る若者』（1967年）や『ミメーシス（模倣）』（1975、76年）など。ワーグナーのオペラ『ワルキューレ』『パルジファル』など、舞台デザインでも高い評価を受けている。ヴェネティア・ビエンナーレやドクメンタなど国際展にも数多く参加し、日本では1987年、1997年に展覧会を開催。</p>
<p>「仕事と休息の区切りはない。芸術家にとって仕事は休息」と語り、81歳現在も精力的に制作を続ける。</p>
<p>フィレンツェ・ノヴェチェント美術館の個展『現在とはいつですか？』（2022年）。壁の絵《フリーフォール（幸せな自殺）》2018–2019年　Photo: Ela Bialkowska, OKNO Studio　Courtesy of Fondazione Giulio e Anna Paolini, Turin</p>
<p>「あらゆる芸術的イメージ、美術史に属するあらゆる物の外観は常に、なにか別のものに結びついたなにものかであると、いつも確信してきました。（中略）そうした属性がいつ生まれたのかを私たちは知らないし、それはいつの間にか消えます。そしてこの過去からの道のりは、時にきわめて独自な、時に矛盾したイメージを確実に生み出します。しかしながら、すべては、いま述べたようなイメージの美術史を形成するシンプルな流れに属していると私は信じているのです。（中略）そんな信念は私の宗教とも言えるのだと思います」（ジュリオ・パオリーニのコメントより一部抜粋）</p>
<p></p>【音楽部門】クリスチャン・ツィメルマン
<p>ピアノの構造を知り尽くす名ピアニスト<br />
クリスチャン・ツィメルマン。愛用のピアノと バーゼルにて（2022年）©&#xfe0f; BartekBarczyk.Art</p>
<p>ポーランド生まれ。スイス在住。現代最高峰のピアニストとして知られる。5歳からピアノを学び、1975年「第9回ショパン国際ピアノコンクール」に弱冠18歳で優勝。翌年、ドイツ・グラモフォンの専属としてアルバムをリリースした。</p>
<p>世界中で2000回を超える演奏会に出演し、共演した指揮者は小澤征爾など130人以上にのぼる。ショパン没後150周年（1999年）の前年には、ポーランド出身の音楽家で編成した「ポーランド祝祭管弦楽団」を結成し、ショパンのピアノ協奏曲の公演を積極的に行った。大の親日家であり、日本では1978年から250回以上の公演を開催したほか、2003年より東京都内に自宅を持つ。</p>
<p>「ピアニストは楽器に興味を持つべきだ」という持論のもと、専用のピアノを公演のたびに世界各地に運び、自ら調律し、組み立てるなどピアノのメカニズムや音響学にも精通。こうした厳格な姿勢、知識と技が繊細な演奏を支えている。</p>
<p>「50年代、60年代のポーランドはとても貧しい国でした。（中略）スペアパーツを入手することも、交換することもできませんでした。だから、実質的には、自分でやるしかなかったのです。私はいつも手作業で、東京のアパートを全部自分で建てたほどです。ピアノという楽器は信じられないほど複雑で、ちょっとしたことを変えるだけで、突然、別の楽器になってしまうので、いつも楽しく仕事をしていました。（中略）今日、私は少なくともキーボード、あるいはピアノ全体を持ち歩き、30分から1時間でピアノを音響に合わせることができるようになりました」（クリスチャン・ツィメルマンのコメントより一部抜粋）</p>
<p></p>【第25回 若手芸術家奨励制度】クロンベルク・アカデミー財団
<p>新進気鋭の演奏家を育成<br />
ギドン・クレーメルとリハーサルを行う岡本誠司ら学生　クロンベルク市民会館のリハーサル室にて（2022年）　© Patricia Truchsess von Wetzhausen</p>
<p>ドイツ・フランクフルト近郊のクロンベルクに拠点を構える。新進気鋭のヴァイオリニスト、ヴィオリスト、チェリスト、ピアニストの育成（3、4年間）のため、1993年に設立。2004年より財団法人化。「音楽は世界言語であり、世界中の音楽仲間は芸術の純粋さを人類のために役立てよう」というチェリスト、パブロ・カザルスの遺志を継ぎ、若手育成に取り組んでいる。世界文化賞受賞者のギドン・クレーメル、ダニエル・バレンボイムなどが指導するほか、コンサート、公開マスタークラス、公開リハーサルも定期的に開催している。</p>
<p>毎年平均5、6名の学生を受け入れており、これまでチェリストの宮田大を含む64名が卒業した。2022年9月に一流の音響と最新の設備を備えたコンサートホール「カザルス・フォーラム」が開館。新たな拠点を持ち、クラシック音楽界の指導的役割を目指すという。初の日本ツアーを来年2023年6月に開催予定。</p>
<p>高松宮殿下記念世界文化賞<br />
www.praemiumimperiale.org/ja</p>
<p></p><p>The post 第33回「高松宮殿下記念世界文化賞」受賞者決定！　SANAA（妹島和世＋西沢立衛）など計6組 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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