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    <title>Numero TOKYO豊川悦司 | Numero TOKYO</title>
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    <description>クリエイションが詰まったインターナショナル・モード誌『Numero TOKYO』のWEBサイト</description>
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        <title>ほかでは読めない！豊川悦司、木梨憲武、藤井フミヤの“寅年”対談（後編）</title>
        <link>https://numero.jp/interview59/</link>
        <pubDate>Wed, 18 Oct 2017 23:31:46 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Interview]]></category>
		<category><![CDATA[People]]></category>
		<category><![CDATA[interview]]></category>
		<category><![CDATA[木梨憲武]]></category>
		<category><![CDATA[豊川悦司]]></category>
		<category><![CDATA[Fumiya Fujii / 藤井フミヤ]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section">今までで最大にヤバかった瞬間と<br />
これからの未来予想図
<p>木梨憲武（以下K）「若い頃に大失敗したことって何かある？」</p>
<p>豊川悦司（以下T）「ありますよ。前日に飲み過ぎて３時間くらい遅刻したことが。結局、その日の撮影を全部飛ばしちゃって。以来、大反省して遅刻は二度としないようになった（笑）」</p>
<p>藤井フミヤ（以下F）「ノリちゃんは若い頃は仕事でも、自分の家で寝ないで人の家を転々としてたよね。誰かがいないと寝られないタイプで、とにかく人のノイズとかテレビつけっぱなしじゃないと寝られないんだって」</p>
<p>K「テレビも明かりも点けっぱなし。豊川くんは？」</p>
<p>T「家では暗くして寝るけど、地方ロケとかに行くと点けっぱなしですね。お化けとか出そうで怖いから。部屋のシミが気になっちゃったり（笑）」</p>
<p>F「そうなんだ！ 僕は真っ暗で無音じゃなきゃ寝られないタイプ。朝日のこと考えるとカーテンが数センチ開いてるのもダメだし、耳栓、アイマスクも必要。翌日がコンサートの時は眠剤飲んじゃうもん。高揚しててあれこれ考えちゃうから」</p>
</p><p></p><p>K「フミヤは最近、まじヤバかったってこととかある？」</p>
<p>F「この間、フルオーケストラで歌う本番前に風邪菌もらってさ。声の調子を探り探りリハをして、いざ本番になったら４曲目のサビの高音でダメになって──。最後の５曲目は合唱だったから助かったけど、まったく声が出なかった。あの時『本当に神様っているのかな？』って思ったよね。あれは結構、地獄だった。ノリちゃんは何十年も毎週収録あるけど、どうしてんの？」</p>
<p>K「30年やらせて頂いてるけど、やるだけは――。あまりきめ細かく考えていっても、その通りにならなかったり、それがゴールかもわからない。そういう意味で余白って大事だなと。そもそも、とんねるずは若い頃から何をやっても怒られないで育ってしまったから。普通にしてると『どうしたの？ 体調悪い？ 機嫌悪い？』って言われるくらいで。歌番組もバラエティも、ひっちゃかめっちゃかやればやるほど『ありがとうございます！』って言われたり。でも、それが今のご時世で受け入れられるのかそうじゃないのか分からないけど、かといってはしゃぎすぎてもバカみたいだし──」</p>
<p>F「完全なプロだもんね。ホントにすべてが見えてる」</p>
<p>K「まだまだここからだよ。豊川くんもそうじゃない？」</p>
<p>T「時々『あとどのくらい生きるんだろう？』って考えますけどね」</p>
<p>F「そうだよね！ 最近、いつもそのテーマだよ。健康とかさ（笑）」</p>
<p>K「病気になったら何もできないからね。そう思うと、毎日楽しむしかないって思うよね」</p>
<p>F「『この先、どうなりたいとか』ってよく聞かれるんだけど、オレはもうそこないんだよね。健康だったら何でもやれるから、とりあえずそこが一番だなと」</p>
<p></p><p>K「豊川くんは？ 自分で作品を撮りたいとかない？」</p>
<p>T「たまに、ちょっとしたものは演出したりはしてるので。欲を言えば、まったく違う人生を生きてみたいなって思ったり──」</p>
<p>F「え？ 何それ、来世の話（笑）？」</p>
<p>T「違う、違う！ 今世で、例えば職業を変えるとか。食べていくにしても、そこそこ蓄えもあるし。最もやりたいのは農業とか、商売でもいいんだけど、一人でやる仕事じゃなくて家でできるモノがいいなと。畑とビニールハウスを作ってとか。うどん屋でもいいんだけど、本当の意味での一国一城の主。誰にも干渉されない、すべて自分の人生を自分でコントロールできる生き方っていうのかな。誰にも何も言われないっていう」</p>
<p>F「俺はそれをもうやってきちゃったからそこにはいかないんだな。ミュージシャンってそんなもんだから。それなりにしがらみはあるけど『一生歌って生きていく』っていうことは、45歳くらいでようやく決めたの。それまでは何しようかなって考えてたけど、やっぱり歌手だなと──。一生歌えれば、箱が大きくなろうが小さくなろうが構わない。50人だろうが１万人だろうが歌う。それが今回の人生という結論に、もう行き着いちゃった」</p>
<p></p><p>T「何かきっかけってあったんですか？」</p>
<p>F「いろいろと挑戦したり楽しんできたけど、自分にいちばんテクニックがあることを考えたら、音楽だったっていうことかな」</p>
<p>K「フミヤは自分発信で、いま思ってることを詞にしてメロディに乗せて、そして人に響かせるというお仕事。例えば、『前から僕のこと懇意にしてくれてたんでしょ。その時から僕も好きだったんだ』って妄想しながら。でもそれがすごくいい曲だったりする（笑）」</p>
<p>F「なんだよ、それ（笑）。今は小さい個人事務所で、自分のツアーグッズも１回に30個くらい全部自分でデザインするし、パンフだって最近は作っちゃう。そのデザインができるのもずっとアートをやっていたからできるし、結局いろいろやってきたことが今に生きてるんだよね。結果、小さい商店みたいな感じになってるから──」</p>
<p></p><p>K「なかなか全部できるアーティスト、ミュージシャンはそういないよ。とうとうインディーズになったしね」</p>
<p>F「そうそう。とうとうレコード屋さんにもなっちゃった（笑）」</p>
<p>K「豊川くんの場合は、自分発信のものを演じるってことはあるの？」</p>
<p>T「フミヤさんといちばん違うのは、僕はお座敷に呼ばれて初めて仕事になるところ。自分でこういうものをやりたいっていう仕事ではない。誰かがこういう作品を作りたいとなった時に呼ばれてパフォーマンスする。そういう意味では、タイミングも自分ではなく相手次第で、僕はやるかやらないかっていう判断の自由だけを持ってる。だけどYESと言ったら、そこからは相手に合わせてやっていく──っていう」</p>
<p>K「その待つ間って、どういうふうに自分をコントロールするの？」</p>
<p>T「それが最近、待たなくなってきたというか、一生仕事がなくてもいいやってどこかで思ってる自分が。そうしたら遊んでいられるのにって（笑）」</p>
<p></p>父親としてのそれぞれの顔<br />
家族への想い
<p>F「ウチはもう子どもが巣立っていく年頃に。だから自由になれたっていうか」</p>
<p>K「ウチの14、18、21歳の子どもたちは、成美さんに育ててもらった感じ」</p>
<p>F「木梨家はノリちゃん含めて子ども４人って感じだもんね！」</p>
<p>K「しかも、男２人の三男が自分っていうね。犬もママの言うことしか聞かないから。ある時期、『父親として本当にその感じでいいの？ まだ間に合うよ』って言われたことがあって（笑）。でも『こうしかできないから、よろしくお願いします』と」</p>
<p>F「ノリちゃんはね、子どもたちに江戸っ子の口癖で『てめぇ、このやろう、ばかやろう』の連続なの（笑）」</p>
<p>K「そのリアクションを楽しんでるんだけど『返さないねぇ～』ってことが多々（笑）。言葉じゃ近寄ってくれないから『オラオラ～』って体当たりで行くと『痛いからやめてくれる？』って冷めてたり。でも、この間、珍しくバンドを背負ってライブを３日やった時は成美さんと一緒に来てくれて──」</p>
<p>F「子どもたちがノリちゃんを好きなのは見てて分かるよ。だけど本当に面倒くさいの、言葉と絡みが（笑）」</p>
<p>K「学校にはいまだに送っていて、その朝のコミュニケーションしかないから、ちょいちょい絡むんだけど（笑）。でも、ある程度の年齢になってくると『木梨の子どもだ』っていうようなのを間違いなく食らってるでしょ。そういう苦労をかけてたりもするんでね」</p>
<p></p><p>F「それは俺らの子どもは仕方ないよね」</p>
<p>K「フミヤのアナウンサーになった長男は生まれる前から知ってるから、俺の言うことはよく聞くの。ハワイでフミヤの30周年のサプライズをしようって企画した時も『おまえ、仕切れ』って無茶ぶりしたら『いや～皆さん！ 父のためにありがとうございます』って、一秒で対応して盛り上げてさ。彼は段取りできるヤツだから、アナウンサーになって正解」</p>
<p>F「僕はテレビ局を受けたいなら、表舞台じゃなく裏側の職種を勧めたの。だけど、ノリちゃんが『ダメだ、表に出ろ！ アナウンサーに行け』って。ホント、あなたのせいだから」</p>
<p>K「フミヤの倅（せがれ）だって知られたことで、すでにマイナス1000くらいからのスタートでしょ。でも、そういう経験をして立派に育っていくと思うよ」</p>
<p>F「まぁ、赤いふんどし身に着けてやれるアナウンサーは、あいつくらいだろうね（笑）」</p>
<p></p><p>T「今さらですけど、家族の話が意外というか。お二人ともプライベートを感じさせずに長年お仕事してきたのがホントにすごいなって、さっきから思ってて──」</p>
<p>F「悦ちゃんこそ、プライベート感を見せないタイプでしょ。バラエティなどに出てこなかったのはどうして？」</p>
<p>T「自分がテレビに出るほどの人間じゃないっていうのが根本的にずっとあって──。それに、役者がバラエティとか出るとゲストとして気を使われたりするでしょ。それも居心地が悪いんです」</p>
<p>F「舞台はやらないの？ 結構、役者さんって舞台好きな人多くない？」</p>
<p></p><p>T「みんなやりますね。僕は、劇団時代で終わったかな。舞台は麻薬みたいなところがあって、またやりたくなるのも分かる。だけど、僕は１カ月間、毎日毎日、同じことをやるっていうのがちょっと──。上手くいってもいかなくても、撮影が終わったら終わりっていう刹那的な感じが好きなのかも」</p>
<p>K「このスタイルだからこそ、豊川悦司。そういう美学はカッコいいし、それが芝居にも表れてると思う。たださ、仕事すればいいというスタンスとは違う。お見事です！」</p>
<p>T「もう主役をやることはなくなってきてるから──。役者って生花なんですよ。50代なら50代の役。30代も80代も無理」</p>
<p>K「それは、僕もフミヤも同じだと思うよ。逆に、年を重ねた今だからこそ、思うことってある？」</p>
<p>T「今は、嫌な一日やしんどい日もあるけど『どんな一日も自分次第』って言葉が好きですね」</p>
<p>F「そうだね。この年になると、何も起きないのがいちばん幸せって思わない？ 時々何かが起こるのは自分が起こすのではなくて自分以外のものが起こしたりするから。『そうきたか！』って」</p>
<p></p><p>K「悩みにしても、悩みって思うかどうかだよね。『うわうわ、出ましたね！ 急に』って言っていれば『さぁいったん落ち着きましょう』ってなるじゃない？」</p>
<p>F「ノリちゃんらしいわ」</p>
<p>K「ここからどう楽しむかだよね。もちろん家族のことも含め、自分自身としてもどんだけいいもの見たり、生活のスタイルを楽しむかってことが人生の半分以上になってきてる」</p>
<p>F「悦ちゃんは、人生最終地はなんとなく決めてるの？」</p>
<p>T「それはまだ決めてない。よく『俳優は天職ですか？』って聞かれるけど言い切る自信はないんだよね、今は」</p>
<p>K「その違いだよね。今分かったこがすべてという人と、これからもっと楽しいことが待ってるから──っていう」</p>
<p>T「どこかの王国の王女様と結婚するかもしれないし（笑）」</p>
<p>K「あはは。いいね、悦ちゃん！ でも、その続きは飲みの場にしよう。取材だと悦ちゃん照れるから、そろそろ３人で場所を変えますかね（笑）」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p>豊川悦司（Etsushi Toyokawa）<br />
1962年３月18日生まれ、大阪府出身。俳優。92年から放映されたドラマ『NIGHT HEAD』で注目を浴び、以来立て続けにドラマに出演。同年の映画『きらきらひかる』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。95年に主演したドラマ『愛していると言ってくれ』、97年『青い鳥』がに大ヒットし、名実ともに日本を代表する俳優へ。テレビドラマの演出や脚本も手がけ、活躍の幅を広げる。</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p>木梨憲武（Noritake Kinashi）<br />
1962年３月9日生まれ、東京都出身。80年『お笑いスター誕生!!』に石橋貴明とのコンビで出場。82年に同番組にて10週勝ち抜きグランプリを獲得。以降、『オールナイトフジ』『夕やけニャンニャン』に出演し、若者のカリスマ的存在に。2014 〜16年、創作活動20周年を記念した個展『木梨憲武展×20years INSPIRATION-瞬間の好奇心』を全国８カ所で開催し、40万人以上を動員した。</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p>藤井フミヤ（Fumiya Fujii）<br />
1962年7月11日生まれ、福岡県出身。83年にチェッカーズとしてデビュー、数多くのヒットを飛ばす。93年以降はソロアーティストとして活動。「TRUE LOVE」や「Another Orion」などミリオンヒットを世に送り出す。歌手活動のほか個展を開催したり、愛・地球博の名古屋パビリオン「大地の塔」をプロデュースしたりと、幅広く活躍。今年はF-BLOOD結成20周年を記念し、全国ライブツアーを決行。</p>
<p>&nbsp;<br />




ほかでは読めない！ 豊川悦司、木梨憲武、藤井フミヤの“寅年”対談（前編） 
Interview / 19 10 2017



</p>
<p></p><p>The post ほかでは読めない！<br>豊川悦司、木梨憲武、藤井フミヤの“寅年”対談（後編） first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>ほかでは読めない！豊川悦司、木梨憲武、藤井フミヤの“寅年”対談（前編）</title>
        <link>https://numero.jp/interview58/</link>
        <pubDate>Wed, 18 Oct 2017 23:30:37 +0900</pubDate>
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        		<category><![CDATA[Interview]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section">豊川悦司とは「はじめまして」<br />
二人が思い描く、“悦ちゃん”とは？
<p>木梨憲武（以下K）「だいたいフミヤのことは知ってるからね、今日は豊川くんのことを知りたいなと思って来たの（笑）」</p>
<p>藤井フミヤ（以下F）「僕もそうだよ。帰るまでには“悦ちゃん”って呼べるくらいになりたくて（笑）。まずは、デビューのきっかけは何だったの？」</p>
<p>豊川悦司（以下T）「大学で演劇部に入って、20歳の時に渡辺えりさんの『劇団３○○』という劇団に入ったのがきっかけで」</p>
<p>F「生まれはどこ？」</p>
<p>T「大阪市内で生まれて、大学も途中で辞めちゃって芝居をするために東京に出てきたんです。その時期はもう二人ともデビューされてましたよね」</p>
<p>F「僕がチェッカーズでデビューしたのが21歳」</p>
<p>T「とんねるずの最初は、10週勝ち抜きのオーディション番組ですよね。あれ、観てた記憶があって」</p>
<p>K「『お笑いスター誕生』ね。18歳のときだった。周りから出てみなよって誘われて──」</p>
<p>T「21歳の頃はもう劇団にいたんですけど、家にテレビがなくて──。劇団時代は貧乏で食うや食わずで、２年くらい自分の部屋すらなく、誰かの家に居候して回るっていう生活してたな（笑）」</p>
</p><p></p><p>K「そこに反発とかは？」</p>
<p>T「ないです。むしろ楽しくて、当時は携帯もない時代だから、親が何年もかけてやっと連絡のつかない俺の居所を探し当てたくらいで」</p>
<p>F「やっぱり下北近辺だった？」</p>
<p>T「いや、僕はずっと中央線を下ってましたね。最初は東中野で、阿佐ヶ谷、西荻、吉祥寺、三鷹と。10年近くかけて段々と。部屋もそれなりに大きくなっていって吉祥寺ぐらいでやっとユニットバスがついてる部屋に住めたというか、転がり込んだというか──」</p>
<p>K「グイッときたのは何歳ぐらいのとき？」</p>
<p>T「劇団を辞めて、今の事務所に入ったのが27歳で。そこからオーディションなどを受けるようになって、徐々にボチボチと。ちなみに、いちばん最初に受けたのが、桑田佳祐さんの『稲村ジェーン』で。結構、いいところまでいったんですけど負けちゃって（笑）。その後、29、30歳でドラマ『Night Head』に出演して、深夜ドラマの走りみたいな感じでブームになって──」</p>
<p></p><p>K「豊川さんって、今もそうだけどスタイルの守り方がカッコいいよね。バラエティとかも出ないじゃない？」</p>
<p>F「笑わないイメージだったよね、ずっと。無骨な役の印象がそのまま本人と通ずるような」</p>
<p>T「実際はそんなことないんですけどね（笑）」</p>
<p>F「でもさ『笑っていいとも』も『徹子の部屋』にも出たことないって逆にすごくない？」</p>
<p>K「ホントそう！ これだけの人なら、絶対に通る道だもん。ちょっと話が変わるけど、実は今日、謝りに来たんですよ。20年前くらいに豊川くんとウチの奥さんの安田成美が共演したドラマの打ち上げがあって、当時は何もわからず、暇だったし一緒について行っちゃって──」</p>
<p>T「そうでしたっけ（笑）？」</p>
<p>K「あれ？ 覚えてない？」</p>
<p>F「印象薄かったんだよ（笑）」</p>
<p></p><p>K「でね、今日この対談があることを成美さんに伝えたら、あの時『ホントいい加減にしてよ』と思っていたと。僕は楽しかったんだけど（笑）」</p>
<p>F「それを悦ちゃんが覚えてないってことは、すごく酔っぱらっていたか、ノリちゃんがあまり飛ばさなかったかのどっちかだよ。絶対に何かしらの印象を残して帰りたがる男だもん」</p>
<p>K「いやいや、いま思うとね、よくノコノコとドラマの打ち上げに行ったなと」</p>
<p>T「でも、ノリさんもお芝居してましたよね。奥さんとも映画『そろばんずく』で知り合って」</p>
<p>K「そうなんですけど、役を演ずることは、いまだにそうかもしれないけど恐れ多いというか──」</p>
<p>F「ノリちゃんは何でもなれちゃうから」</p>
<p>T「でも、個展をやられたり絵を描いていたりもしますよね」</p>
<p>K「ようやくそのリズムがいま気持ち良く──。だから生活のリズムも飽きなくなってきた」</p>
<p>F「時々『クレイジーすぎない？』ってくらい細かいことしたりするよね」</p>
<p>K「若い頃はグッと入っちゃったら、細いペンでミクロの世界に──ってこともあったけど、今はもう目が疲れちゃって（笑）」</p>
<p>F「でもさ、この間の段ボールのキャラクターだって何個作った？」</p>
<p>T「なんですか？ それ？」</p>
<p>K「妖精というテーマでアドリブで手のひらサイズのキャラクターを作ったら面白くなっちゃってね。最初は100個くらいのつもりだったけど、フミヤが家に来て『100じゃ迫力ないよ。1000だな』っていうわけ。そこからノイローゼ（笑）。海外ロケで時差ボケ中でもずーっと作り続けて。その合間に仕事してさ。でも、1000個超えた時は嬉しかったなぁ」</p>
<p>T「作ったんだ！ すごい！ 仕事しながらだと大変ですよね。僕も、年齢とともに働いてる時間と自分の時間を住み分けられるようになってきたのか、住み分けようとしてるのかっていうのはあって──。若い時は仕事がすべてだったから」</p>
<p></p><p>F「変わったきっかけって？」</p>
<p>T「湘南に移住したのが大きかったかな。東京には仕事をしに行く──とはっきり分けちゃったから」</p>
<p>K「俳優仲間とかで信頼のおける友っている？」</p>
<p>T「う～ん、いないですね」</p>
<p>F「意外！ 役者さんって１クール長いから仲良くなりそうなのに」</p>
<p>T「俳優さんって体育会系のノリの人が多くて、わりとつるむのが好きというか夜中に呼び出しかけたり──。そういうのすごく苦手で（笑）」</p>
<p>K「僕も若い頃は呼び出ししてたね。『何やってんの、フミヤ？』とか」</p>
<p>T「飲みの席で仕事の話をしたりします？」</p>
<p>K「イヤ──。でも、してないようでしてるのかな？」</p>
<p>T「飲むのは好きだったけど、飲んで演技論とかを語り合うのが嫌なんですよ。若い頃、必ずそういう話になって『アイツの芝居のここがどうこう』とか。あの欠席裁判みたいな感じがしてすごく好きじゃなくて」</p>
<p>F「わかる。ノリちゃんとは、呼び出しとかじゃなく普通に電話しながら『暇なら飲もうか』って、毎日一緒に飲んじゃってる感じだよね」</p>
<p></p>誰がいちばん、モテた？<br />
モテ事情と家族について
<p>K「特に最近は、奥さん同士も仲良しだからね。フミヤがあの店美味しいよって予約入れてくれて４人で行くことも多くなった。子どもも大きくなったから。それが今の僕らの関係」</p>
<p>F「ノリちゃんはバラエティやってるからなのか、タモリさんと同じで、好き嫌い関係なく、いろんな人が連絡してくるじゃん。ジャニーズの若い子からも電話が来たり」</p>
<p>K「問い合わせ所になっちゃってたからね。都合のいい男なんですよ、たぶん（笑）」</p>
<p>F「お笑いって二種類あって、テレビに出ているとすごく面白いけどプライベートになるとまったく面白くない人と、どっちも面白い人がいるけど、ノリちゃんは常に人を笑わせてないと嫌なタイプだから」</p>
<p>K「そんなたいしたもんじゃないんだけど、盛り上がってないと気が済まないからさ」</p>
<p>F「そういうタイプだから人が懐いていくんだろうね」</p>
<p>K「最近はさ、下の世代に何か言いすぎて途中で嫌われちゃうんじゃないかとか。だけど、仕事のことに関しては、時代こそ違えど自分の想いを伝えないと──って思ったり。そういうのない？」</p>
<p>F「おれは意外とそういうのないかも」</p>
<p>K「20、30代ってみんな頑張りたいじゃない？ そういう話を聞いてるとすごくいいな～って思うの。これからなんだなって。特に、20代って自分の子どもの世代だし。でも、やっぱり売れるヤツは勢いがいいね。なんか、いいズカズカ感がある。逆に、引いてばかりじゃタイミングもなくなるじゃない？ だから、ズカズカこられるほど可愛いなって思っちゃって、言いたくなっちゃう」</p>
<p>F「職種的に若い子と出会う機会ってほぼないからな。役者はどう？」</p>
<p>T「役者は集団作業だからいろんな人と絡むけど、ミュージシャンは孤独ですよね」</p>
<p></p><p>F「まったく接点ない。フェスぐらいだけど、挨拶に来られて終わりだもん。女優さんとか会ってみたいよ。キレイな人、多そうだし（笑）。俳優さんが羨ましいよ。派手なプライベートの時期もあったんじゃない？」</p>
<p>T「僕はないですよ。ずっと地味です」</p>
<p>F「でも、どう見てもモテるじゃん」</p>
<p>T「いや、ミュージシャンのほうがモテるでしょ」</p>
<p>F「そういえば、チェッカーズとか俺に会いたくて業界に入ったっていう子が結構いるの。昨日の現場にもいて、エンジニアとしてテレビ局に入社して、以前、オレの音を録って『夢が叶った』って言ってた子が、今やディレクターになって、昨日とうとう映像を撮ったんだよ」</p>
<p>K「自分でカット割りから照明まで決めて、好きだった人を撮るってスゴイわ。それね、付き合ってあげたほうがいい。お礼としてね（笑）」</p>
<p>F「でも、そんな感じでスタイリスト、ライターなど結構いた時期があった。『いつか会えるんじゃないかって頑張ってきました』って、泣いちゃったりね」</p>
<p>T「まさにスターならではのエピソード！」</p>
<p></p><p>K「豊川くんもそういう話あるんだろうけど、語らなそうだよね。でも、そろそろよくない？ 年齢的にも」</p>
<p>T「隠すとかじゃないんですけど、若い頃に自分が誇示していたことが、最近になって俯瞰で見ると、すごくバカらしいことってたくさんありますからね。なぜもっと頭が柔らかくなかったんだろうあの頃──って思うことはいっぱいありますね」</p>
<p>K「そういう意味では、フミヤは最近、言い過ぎで俺が止めるくらいだから。飲んでる時にあけっぴろげ過ぎる（笑）」</p>
<p>F「でもさ、この年になると丸くなったって言われるよね」</p>
<p>T「すごく言われる（笑）。自分でもそう思うし」</p>
<p>K「僕は今でもせっかち爺としてね、車のブレーキを踏むタイミングだけでもイライラしちゃう」</p>
<p>F「ほんと、せっかちだよね」</p>
<p></p><p>K「ロケの段取りも撮影の段取りもすべて見えちゃうからね。何回かやるなら、さっきのでいいんじゃないの？ 気持ち一回しかできないでしょって」</p>
<p>T「分かります。ノリさんは特にそうなると思うな。今日の対談にしても全部の状況を見通してるのが分かるし」</p>
<p>F「でもね、超ワガママでもあるから。つまらないとすぐいなくなる（笑）。『あれ？ 帰ったの？』って」</p>
<p>K「あ、それは体調なの。自分がアゲられない時だから。帰りたくて帰ってるんじゃなくて」</p>
<p>F「僕はわりと責任持って最後までいるからね。とはいえ、最近は朝までとかキツくなってきたけど（笑）」</p>
<p>T「僕もホント無理。だいたい普段は10時に寝て５時に起きてますから」</p>
<p>K「一緒！ 昼寝も必須になってきた（笑）」</p>
<p>F「サーフィンやる人は早起きだよね。ハワイではずっとサーフィンしてるって聞いたよ」</p>
<p>K「いいな～。でも、真っ黒にならない？　仕事的に大丈夫なの？」</p>
<p>T「ダメなんですよ（笑）。オフは次にどんな役のオファーが来るかわからないから、髪も髭も伸ばしっぱなしにしてたり──。フミヤさんは、ハワイでは山登り派なんですよね？」</p>
<p>F「そうそう。どちらかといえば山だね」</p>
<p>K「僕もそういう環境が欲しくてたまらないのに、結局はただハワイに居られればいいっていう感じかな。絵も特に描かないし」</p>
<p>T「引退したらまた違うかもしれないけど、仕事の合間にのんびりしたいと思ったらハワイしかない。なので、帰国する時に必ず次の予約を入れてくるんですよ」</p>
<p>F「ワイキキの端に好きなホテルがあって、いつも同じ部屋なんだってね」</p>
<p>T「そうなんですよ。とりあえず１カ月予約して、キャンセルぎりぎりまで調整して日にちを決める感じで」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p>豊川悦司（Etsushi Toyokawa）<br />
1962年３月18日生まれ、大阪府出身。俳優。92年から放映されたドラマ『NIGHT HEAD』で注目を浴び、以来立て続けにドラマに出演。同年の映画『きらきらひかる』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。95年に主演したドラマ『愛していると言ってくれ』、97年『青い鳥』がに大ヒットし、名実ともに日本を代表する俳優へ。テレビドラマの演出や脚本も手がけ、活躍の幅を広げる。</p>
<p class="picture"></p>
<p>木梨憲武（Noritake Kinashi）<br />
1962年３月9日生まれ、東京都出身。80年『お笑いスター誕生!!』に石橋貴明とのコンビで出場。82年に同番組にて10週勝ち抜きグランプリを獲得。以降、『オールナイトフジ』『夕やけニャンニャン』に出演し、若者のカリスマ的存在に。2014 〜16年、創作活動20周年を記念した個展『木梨憲武展×20years INSPIRATION-瞬間の好奇心』を全国８カ所で開催し、40万人以上を動員した。</p>
<p class="picture"></p>
<p>藤井フミヤ（Fumiya Fujii）<br />
1962年7月11日生まれ、福岡県出身。83年にチェッカーズとしてデビュー、数多くのヒットを飛ばす。93年以降はソロアーティストとして活動。「TRUE LOVE」や「Another Orion」などミリオンヒットを世に送り出す。歌手活動のほか個展を開催したり、　愛・地球博の名古屋パビリオン「大地の塔」をプロデュースしたりと、幅広く活躍。今年はF-BLOOD結成20周年を記念し、全国ライブツアーを決行。</p>
<p>&nbsp;<br />




ほかでは読めない！ 豊川悦司、木梨憲武、藤井フミヤの“寅年”対談（後編） 
Interview / 19 10 2017



</p>
<p></p><p>The post ほかでは読めない！<br>豊川悦司、木梨憲武、藤井フミヤの“寅年”対談（前編） first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>豊川悦司、木梨憲武、藤井フミヤ。豪華な顔ぶれ寅年メンズ、緊急対談！</title>
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        <pubDate>Wed, 16 Aug 2017 01:05:17 +0900</pubDate>
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		<category><![CDATA[Culture]]></category>
		<category><![CDATA[木梨憲武]]></category>
		<category><![CDATA[対談]]></category>
		<category><![CDATA[etsujitoyokawa]]></category>
		<category><![CDATA[noritakekinashi]]></category>
		<category><![CDATA[Fumiya Fujii / 藤井フミヤ]]></category>
		<category><![CDATA[豊川悦司]]></category>
		<category><![CDATA[Ako Tanaka / 田中杏子]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"></p><p></p><p>The post 豊川悦司、木梨憲武、藤井フミヤ。豪華な顔ぶれ寅年メンズ、緊急対談！ first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>豊川悦司×木梨憲武×藤井フミヤのトラ年メンズの豪華な対談。</title>
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        <pubDate>Mon, 19 Jun 2017 06:45:27 +0900</pubDate>
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        		<category><![CDATA[Editor's Post]]></category>
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		<category><![CDATA[Culture]]></category>
		<category><![CDATA[Fumiya Fujii / 藤井フミヤ]]></category>
		<category><![CDATA[豊川悦司]]></category>
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