デザイナー19組が参加した社会課題を考える展覧会 | Numero TOKYO
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デザイナー19組が参加した社会課題を考える展覧会

©︎Takumi Ota
©︎Takumi Ota

東京・渋⾕のギャラリー(PLACE)by method にて開催された、気鋭のデザイナーが参加する企画展「The Thinking Piece」。
本展での収益は、今回は、ウクライナや周辺国での⼈道⽀援のために寄付される。

「The Thinking Piece」は、多様な社会課題に対してデザイナーに支援を呼びかけ、その発信の場をつくる非営利のプラットフォーム。ライターの土田貴宏、デザインスタジオ「we+」の安藤北斗と林登志也を中心に、その活動を2022年春にスタートした。
「考える(ための)作品」という意味を込め、量産品とは異なる作品の展示を起点に、広い視野で思索するきっかけを増やすことを目指している。

©︎Takumi Ota
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本展ではwe+ほか、長嶋りかこ、Studio Driftなど国内外19組のデザイナーによる作品を展示販売。作品の多くは量産品ではなく、リミテッドエディションやユニークピース、プロトタイプが中心であり、希少価値の高いコンテンポラリーデザインを見られる貴重な機会ともなる。収益はウクライナや周辺国での人道支援のために国境なき医師団、CAREらに寄付されるという。

なお作品は、ウェブショップにて5月15日(日)まで先着順で購入できる。会場に足を運べなかった人も、オンライン上でぜひチェックを。

©︎Takumi Ota
©︎Takumi Ota

※掲載情報は5月1日時点のものです。
開館日や時間など最新情報は公式サイトをチェックしてください。

「The Thinking Piece」
会期/2022年4月26日(火)~5月1日(日)
※作品販売は、オンラインで5月15日(日)まで
会場/(PLACE)by method
住所/東京都渋谷区東1-3-1カミニート14号
URL/www.instagram.com/thethinkingpiece

Text:Akane Naniwa

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