開館50周年を迎える彫刻の森美術館に、浅田政志のスタジオが登場! | Numero TOKYO
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開館50周年を迎える彫刻の森美術館に、浅田政志のスタジオが登場!

Photo:Masashi Asada
Photo:Masashi Asada

神奈川県・箱根に位置する彫刻の森美術館が開館50周年を記念して、参加型イベント「ちょうこくの森アートライブ」を2019年9月23日(月・祝)まで開催している。「浅田家」で人気を集める写真家・浅田政志のスタジオ「浅田撮影局」が期間限定で登場し、二代目主として現場にも出勤する(9月22〜23日)。

自身の家族とともにさまざまなシチュエーションで撮影したユニークな家族写真「浅田家」をはじめ、人々の記憶に残る記念写真を撮り続けている浅田政志。その写真スタジオで、来場者はカメラを片手に自由に撮影し、フォトジェニックな作品を作り出すことができる。 場内には、作品づくりに最適なセットを多数展示。大人気の「目玉焼きのオブジェ」では、足場が設けられ高い位置から撮影できる仕組みになっている。他にも、所蔵作品と一体化できるスポット、台座から顔を出して胸像になれるスポット、たくさんの人が青空の背景でいっぺんに撮影できるスポット、二代目スタジオ主の書斎など、幅広いバリエーションで撮影を楽しむことができる。 <使用例>

Photo:Masashi Asada
Photo:Masashi Asada

また、彫刻の森美術館ではこの夏、ピカソ館が待望のリニューアルオープン。20世紀を代表するスペインの芸術家、パブロ・ピカソの作品を専門に紹介するために1984年に開館して以降、陶芸を中心とした約320点のピカソ・コレクションを公開。リニューアル後は、テーマ展示「ピカソの挑戦〜かたちの変貌〜」を開催。絵画、陶芸、彫刻などさまざまな素材や手法で“形”に挑んだ創作活動を、ピカソが残した言葉と合わせて紹介する。新しくなった展示室で、ピカソ・コレクションの数々を堪能してみてはいかが?

「ちょうこくの森アートライブ」では「浅田撮影局」のほか、アーティストの展示やトーク、ワークショップや体験型プログラムなどを開催。詳細は公式サイトをチェック。彫刻の森を紹介するガイドツアー、パントマイムやジャグリングなどのサーカス・パフォーマンス、野外コンサートなどさまざまなイベントで彩られる彫刻の森の夏を満喫しよう!

「Asada-Studio 浅田撮影局」
会期/開催中〜2019年9月23日(月・祝)
会場/彫刻の森美術館 本館ギャラリー1F
住所/神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1121
時間/9:00〜17:00
※入館は閉館の30分前まで
休館日/年中無休
TEL/0460-82-1161
URL/hakone-oam.or.jp

Text : Akiko Kinoshita

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