老舗酒屋が手がける“酒× アート”のほろ酔い新スポット誕生 | Numero TOKYO
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老舗酒屋が手がける“酒× アート”のほろ酔い新スポット誕生

酒屋と飲食店、アートギャラリーを併設する新スポットが、品川区西五反田にオープン。大正4年創業の老舗酒屋「桑原商店」が手掛けるショップでは、お酒や食、アートの文化的な背景や地域性を考慮した、オリジナルのセレクトを楽しめる。

五反田で代々酒屋を営む「桑原商店」が倉庫として活用していた場所にオープンした新たなスポットは、スキーマ建築計画の長坂常が空間設計を担当。日本最大級のガラス張り日本酒冷蔵ショーケースでは、約150種類の日本酒を取り揃える。 併設の飲食スペースでは、その中から週替わりの約40種類を好みの量とこだわりの酒器で楽しむことができ、日本各地から選び抜いた加工品をベースにしたアレンジ料理を味わうことも。

また、現代アートにも縁が深く、自由が丘のギャラリー「gallery to plus」を展開する「桑原商店」では、店内の至るところにアート作品を展示。今後ギャラリーと連動したアートトークや企画展、各地の日本酒や食をテーマにしたイベントも開催していく。

デザインや食、酒蔵など、さまざまなジャンルのプロが携わる新スポットで、ほろ酔い × アートのユニークな組み合わせを楽しんで。

桑原商店
住所/東京都品川区西五反田2-29-2
営業時間/10:30~21:00(飲食 17:00 – 21:00)
定休日/日曜・祝日、年末年始(12月28日~1月8日)
TEL/03-3491-4352(店舗直通)

Text:Anri Murakami

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