開館90周年を迎える東京都美術館で舟越桂ら5名の展覧会 | Numero TOKYO
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開館90周年を迎える東京都美術館で
舟越桂ら5名の展覧会

須田悦弘『バラ』2008 年(参考作品)

今年開館90周年を迎える東京都美術館で、「再生」をキーワードに、木の素材を活かした作品を制作する作家5名の展覧会が開催中。

出品するのは國安孝昌、須田悦弘、田窪恭治、土屋仁応、舟越桂の5名。天井高 10 メートルを超える巨大空間に丸太と陶ブロックを編みこむように積み上げる、國安孝昌のスケール感あふれるインスタレーションや、精緻な雑草や花の彫刻で知られる須田悦弘による、通路や隙間に不意に登場する繊細な新作のインスタレーションなど、日本を代表する作家たちの作品正解が存分に堪能できる構成となっている。ほか、作家による公開制作やワークショップが開催される夏休みの美術館 「木々のアトリエ」(8月3日〜8月9日)やアーティストトークなど、関連企画も充実。 開館90周年記念展「木々との対話──再生をめぐる5つの風景」 会期/2016年7月26日(火)~10月2日(日) 会場/東京都美術館 ギャラリーA・B・C 住所/東京都台東区上野公園 8-36 時間/9:30~17:30(入室は閉室の30分前まで、夜間開館日あり) 休館日/月曜 ※ただし、9月19日(月・祝)は開館 TEL/03-3823-6921 URL/90th.tobikan.jp 須田悦弘『バラ』2008 年(参考作品)

Text:Ai Kiyabu

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