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    <title>Numero TOKYOInterview | Numero TOKYO</title>
    <link>https://numero.jp</link>
    <description>クリエイションが詰まったインターナショナル・モード誌『Numero TOKYO』のWEBサイト</description>
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        <title>n.SSignインタビュー「自分を信じて新たな一歩を」新生活に贈るエールと新曲に込めた想い</title>
        <link>https://numero.jp/interview483/</link>
        <pubDate>Tue, 31 Mar 2026 09:00:25 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Interview]]></category>
		<category><![CDATA[n.SSign / エンサイン]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p class="picture"></p>
<p>7人組グループn.SSign（エンサイン）が、日本3rdシングル『FEELIN’ GOOD』をリリース。グルーヴィーなファンクサウンドで新しい境地を見せた『Funky like me』の日本語バージョンも収録する。2022年のグローバルオーディションプロジェクト『青春スター』を通して結成され、2023年8月にデビューした彼ら。着実に成長を続ける彼らの“今”を「FEELIN’ GOOD」というキーワードで紐解く。また、新生活を迎える人への心温まるアドバイスと、おすすめ楽曲もたっぷりとお届け。</p>
<p>——まずは、名前とニックネーム、チャームポイントを教えてください。</p>
<p class="picture"></p>
<p>HANJUN（以下、ハンジュン）「わんぱくボーイ、ハンジュンです。僕のかっこいいダンスに注目してください」</p>
<p class="picture"></p>
<p>HUIWON（以下、ヒウォン）「僕はヤバラバヒウォンです。チャームポイントは明るい笑顔です」</p>
<p class="picture"></p>
<p>KAZUTA（以下、カズタ）「僕はn.SSignのカズタです。僕の魅力はセクシーさです！」</p>
<p class="picture"></p>
<p>SUNGYUN（以下、ソンユン）「ソンユンです。僕のニックネームは“訛りプリンス”。僕の魅力は“ベーグル”です。パンのほうじゃなくて、ベイビーフェイスとグラマーを兼ね備えている、という意味です」</p>
<p class="picture"></p>
<p>ROBIN（以下、ロビン）「甘い笑顔のロビンです。僕の魅力は、英語の発音、かな？」</p>
<p class="picture"></p>
<p>DOHA（以下、ドハ）「僕の名前はドハです。ニックネームはセクシーポニョ、セクシーリップがチャームポイントです」</p>
<p class="picture"></p>
<p>LAURENCE（以下、ロレンス）「n.SSignのキラキラロレンスです。僕の魅力は、イケメンなところ！」</p>
<p>——3年目となるn.SSignですが、デビュー当時に比べてグループが成長したと感じるポイントは？</p>
<p>ヒウォン「効率的に練習できるようになりました。みんなの気持ちが通じ合っているからだと思います！」</p>
<p>ハンジュン「全体的にビジュアルが良くなった気がします。でも、これからももっとがんばります！」</p>
<p>ソンユン「ステージの上で、余裕が出てきました。デビューからたくさんのステージを経験して、成長してきた証拠だと思います」</p>
<p>ドハ「団結力が上がりました。お互いに顔を見れば今日のコンディションがどうなのかわかるし、その対処法もわかっているので、チームワークがどんどん良くなってきています」</p>
<p>ロレンス「ストレスに打ち勝つ方法がわかるようになってきました。忍耐力が出て強くなってきている気がします」</p>
<p>ロビン「n.SSignのパフォーマンスの存在感が増してきました。どんどんプロらしい雰囲気になってきたかな」</p>
<p>カズタ「僕らの日本での活動も増えたので、みんなの日本語力が伸びて、僕の負担も減ってきました」</p>
<p>——自分だけが知っている、隣のメンバーの魅力を教えてください。</p>
<p>ロレンス「ドハ兄さんには、人を幸せにする魅力があります。落ち込んでいるときにドハ兄さんと話すと、気持ちが明るくなれます」</p>
<p>ドハ「ロビンにはロビンにしかない魅力があります。ちょっと不思議だけど、もっと知りたくなるミステリアスなところがある気がします」</p>
<p>ロビン「ソンユン兄さんは『かわいい』と言ってもらうことが好きです。いつもソンユン兄さんは『やめてよ』と言うけど、本当はもっと言って欲しいって思っているって僕はわかっています」</p>
<p>ソンユン「思ってないよ（笑）。カズタ兄さんは、セクシーな魅力が溢れつつ、心はとても清純です。兄さんは、よく美しい風景を撮っているんですけど、その写真もすごく素敵なんです」</p>
<p>カズタ「ヒウォンは、オンとオフとで表情が変わります。みなさんが知っているのはかわいいヒウォンだけど、オフでは賢くて男らしい部分があります。一番年下とは思えないほどカッコいいヒウォンの表情は、僕らだけが知っています」</p>
<p>ヒウォン「ハンジュンは、一見、とても男らしくみえますけど、実はものすごく優しくて柔らかい性格で、そのギャップが魅力です」</p>
<p>ハンジュン「ロレンスは圧倒的なビジュアルと、周りの人を気遣える優しさと繊細さ。しかも自分をオシャレに見せる方法もわかっています」</p>
</p><p></p><p class="picture"></p>
<p>——n.SSignの日本3rdシングル『FEELIN’ GOOD』にちなんで、最近の日本の活動で「FEELIN’ GOOD」だったエピソードを教えてください。</p>
<p>ソンユン「さっぽろ雪まつりで、カズタ兄さんとMCを務めたんです。COSMO（n.SSignのファンネーム）は、僕が日本語を話せることは知っているけれど、僕のことをまだご存知ではない、ほかのグループのファンの方に、僕はこんなに日本語ができるんだよという姿を見せることができたのは、『FEELIN’ GOOD』でした」</p>
<p>カズタ「札幌へは3年ぶりだったんですけど、今回も雪景色が本当にきれいで、とても癒されました。いつかプライベートで訪れて、みんなでゆっくり過ごしたいです」</p>
<p>ドハ「さっぽろ雪まつりではコラボステージがあって、ほかのグループのメンバーと一緒に『雪の華』を歌ったんです。それがすごく楽しかったし、最初のパートが僕だったので、みなさんの大きな歓声が『FEELIN’ GOOD』でした」</p>
<p>ハンジュン「コンサートにたくさんのCOSMOのみなさんが来てくれることがとてもありがたいし、それがいつも『FEELIN’ GOOD』です。ありがとうございます！」</p>
<p>ヒウォン「今もそうなんですけど、インタビューで僕らの活動のことを話せるのは、いつも『FEELIN’ GOOD』です。この記事を読んだら、きっとn.SSignってどんなグループかわかってくれますよね。たくさんの人に僕らのことを知ってもらえることが嬉しいです」</p>
<p>ロビン「今回の日本のホールツアーでは、初めて広島を訪れました。広島で待っていてくれたCOSMOのみなさんと、たくさんいい思い出を作ることができたのが『FEELIN’ GOOD』でした。それから、札幌で食べたスープカレーも美味しくてそれも『FEELIN’ GOOD』！」</p>
<p>ロレンス「スープカレーといえば、今日、東京でもスープカレーを食べたんです。これまでカレーといえば、CoCo壱が世界で一番だと思っていたけれど、それに匹敵するおいしさでした！」</p>
<p>——CoCo壱が好きなんですか？</p>
<p>ロレンス「 大好きです！ 日本にくるたびに食べてます！ 僕らCMもやりたいです！ ぜひ！」</p>
<p class="picture"></p>
<p>——すごい熱意ですね。さて、オフの時間で「FEELIN’ GOOD」なのはどんなとき？</p>
<p>カズタ「みんな、オフのときのほうがあるかもしれないですね」</p>
<p>ハンジュン「僕は、目覚ましのアラームをセットしないで寝るときです。たっぷり眠って朝の日差しで目が覚めるのは最高です」</p>
<p>ロレンス「僕もハンジュンと同じですが、僕は起きたときにすでに日が沈んでいるくらい、たくさん眠ったら『FEELIN’ GOOD』です」</p>
<p>全員「（笑）」</p>
<p>ソンユン「活動期間中は、いつも宿舎にご飯をデリバリーしてもらうんですけど、お休みの日に外に出かけて、お店でキムチチゲを食べるときが『FEELIN’ GOOD』です」</p>
<p>ロビン「僕はソンユン兄さんと逆なんですけど、宿舎でご飯をデリバリーして食べる直前、袋を開封するときです。早く食べたいと焦る気持ちで、パックを開けている時が最高です」</p>
<p>ヒウォン「そのとき、もしコーラがなかったら？」</p>
<p>ロビン「それは…FEELIN’ BADです…」</p>
<p>一同「（笑）」</p>
<p>ドハ「顔がむくみやすいから、普段は夜ご飯の量を控えているんですけど、次の日にスケジュールがなかったら、たくさん夜ご飯を食べることができるのでFEELIN’ GOODです」</p>
<p>ヒウォン「お休みの日に、今日は何しようかと考えている時間がFEELIN’ GOODです。いろいろ考えるのに、結局、何もしないこともあるけど（笑）」</p>
<p>カズタ「僕は、ショッピングしているときです。欲しいものはたくさんあるけれど、買ったらちゃんと使うのかなと想像している時間も楽しくて。買ったのに使わないと、メンバーに『兄さん、やっぱりそれ使ってないね』と言われちゃうんですよ（笑）」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p>——さて、春は別れと出会いの季節です。新しい環境に一歩踏み出そうとする人たちに、一言アドバイスをお願いします。また、不安なときに元気が出るようなn.SSignの曲をおすすめしてください。</p>
<p>ソンユン「まず、卒業式を迎えたみなさん、おつかれさまでした。これから社会人になる方は、いろんな不安や悩みを抱えているかもしれないけれど、初めてのことは誰も上手にはできないものです。まずは、自分を信じて前に進んでください。いつかいい結果が出ると思います。オススメの曲は『HAPPY&#038;』。卒業式のような雰囲気があるので、ぜひ聴いてみてください」</p>
<p></p>
<p>ヒウォン「新しいことをする前に不安を感じるのは当たり前だし、この緊張感があるから、それを乗り越えようとして、もっと成長できると思います。僕がおすすめするのは『HOME』。 n.SSignという戻る場所があるから、きっと大丈夫。曲を聴いてがんばってください！」</p>
<p>ソンユン、カズタ「ヒウォンかっこいいな！」</p>
<p></p>
<p>ロビン「新しい環境は怖いですよね。緊張もあるし、上手にできるか不安だけど、自分を信じてください。ロビンもあなたなら大丈夫だと信じています。曲は『BEAUTIFUL』です。あなたはいつもBEAUTIFULだから自信をもって！」</p>
<p></p>
<p>ドハ「新しいことを始めるのは、ドキドキしますよね。何事も始まりはいつもそうです。新しい経験をすると、世界はもっと素敵に思えるはずです。僕がおすすめしたいのは『SPICE』。「온 세상이 아름다워 with you（世界中が美しいよ、君と一緒なら）」という歌詞があるから」</p>
<p>カズタ「僕のパートだ（笑）」</p>
<p></p>
<p>ハンジュン「不安に感じることは当たり前だから気にしないでください。まずは、あまり考えずに、ただやってみる。そうしているうちに、いつのまにかその環境に馴染んでいることに気がつくと思います。曲は『EVERBLUE』、青春を感じる爽やかな曲です。きっと、今が青春です。がんばってください」</p>
<p></p>
<p>カズタ「誰しもが始まりは不安です。怖いからと挑戦を諦める人もいるかもしれないし、その始まりはあまり希望したものじゃないかもしれません。でもまず一歩踏み出して、もし、やっぱり違うなと感じたら、やり直してもいいと思います。もし、自分の望んだ道だけど不安だなと思うなら、まずは全力で突っ走ってみてください。きっと、いい結果がついてくるはず。万が一、思ったとおりの結果にならなかったとしても、全力で頑張ったことは自分の誇りになるはずです。まずは、春からの新生活に、全力で挑んでみてください。そんなあなたにオススメの曲は『NEW STAR』。あなたも新しいスターになれるよ、という曲です。人生、悔いなく生きていきましょう」</p>
<p></p>
<p>ロレンス「これから新生活を迎える人に、ひとつ覚えていてほしいのは、絶対に写真を消さないこと。僕は最近、携帯をみていたら、学生時代の写真が消えていたんです。思い出を振り返りたいのに、写真がないと幸せな記憶も忘れてしまう。学生時代の思い出は、いつか恋しくなるかもしれない。それから周りの人をいつも大切にして、隣にいる人を気遣ってください。おすすめは『ワームホール』です」</p>
<p>カズタ「え？ 意外な展開！」</p>
<p>ロレンス「なぜかというと、とにかく突っ走ってきた僕らの成長を見てもらえたら、自分もこれだけ成長できるかもしれないと感じてもらえるはずだから」</p>
<p></p>
<p>カズタ「なるほどね」</p>
<p>——日本3rdシングル『FEELIN’ GOOD』の聴きどころと、これからのn.SSignの意気込みについてリーダーのカズタさんから一言お願いします。</p>
<p>「春にぴったりの曲で、過去や未来よりも全力で今を楽しもうという曲です。ミディアムテンポで聴きやすく、通勤通学中に聴いて1日をハッピーにスタートしていけたらいいなと思います。これからのn.SSignの目標は、オリコン1位をとること！ いつもたくさんのCOSMOに応援していただいてとてもありがたいと感じていますが、その恩返しとしても、いつか1位をとりたいなと思います」</p>
<p></p>
<p></p>
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7名様にプレゼント</p>
<p></p>
<p></p><p>The post n.SSignインタビュー「自分を信じて新たな一歩を」新生活に贈るエールと新曲に込めた想い first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
        </description>
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        <title>蜷川実花インタビュー「破壊、再生、また破壊」前代未聞の写真集＆展覧会、カオスと創造の現在地</title>
        <link>https://numero.jp/interview482/</link>
        <pubDate>Sun, 22 Mar 2026 03:00:25 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Interview]]></category>
		<category><![CDATA[Mika Ninagawa / 蜷川実花]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[Ako Tanaka / 田中杏子]]></category>
		<category><![CDATA[interview]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>写真家、映画監督、現代美術家として、あらゆる制約を突破し続けてきた蜷川実花。その本人をして「ある種の狂気をはらんだエネルギーや『撮らずにはいられない』原始的な衝動を詰め込んだ」と言わしめる、衝撃のアーティストブックが完成した。『mirror, mirror, mirror, mika ninagawa』（2026年3月13日発売）──。今あえて「破壊、創造、また破壊」を世に問う決意と覚悟とは？ 刊行を記念した展覧会の制作現場、ひりつく“カオス”のただなかで、小誌創刊以来の盟友・田中杏子統括編集長が聞いた。</p>
<p class="picture"></p>
規格外！『mirror, mirror, mirror mika ninagawa』誕生秘話
<p>田中杏子（以下：田中）「今回のアーティストブック『mirror, mirror, mirror mika ninagawa』は、これまで実花ちゃんが出してきた100冊以上の写真集のどれとも違う、まさに規格外と呼ぶにふさわしいものになりました。どういうきっかけで作ることになったの？」</p>
<p>蜷川実花（以下：蜷川）「私自身、30年近くキャリアを重ねてきたなかで、写真が基礎にあるけれど、映画を撮ったり、インスタレーション作品を発表したりと、見る人にとって全体像がつかみづらくなってきているかもしれないと感じていて。</p>
<p>そのなかで、あらためて写真家としての現在地、今の気分に近いものを作りたいなと思っていた時に、afumi inc.（※1）代表の佐藤ビンゴさんから『ぜひそういう本を作りませんか』というお話をいただいたんです。それで、担当してくれた編集者の我孫子裕一さんがひと夏かけてうちの事務所に通い詰めて、膨大な量の写真を全部見るところから制作がスタートしました」</p>
<p>（※1）afumi inc.　…世界的ブランドのPRや、田名網敬一ら アーティストの作品集を手がけるエージェンシー。</p>
<p class="picture"></p>
<p>田中「全部って、それはもう想像がつかないくらいの点数になるでしょう？ 何万点……いや、何十万点とか？」</p>
<p>蜷川「この3月に桜の写真だけを集めた写真集『VIRA』（bookshop M）を刊行するんだけど、桜の花を撮った写真だけで、約7万点から選んだのね。それを考えると今回は数十万、いや100万点近いレベルかもしれない。それを全部、我孫子さんが見てくれて、じゃあどういう本にしようかと考えた時に、デビュー当時から変わらないことも、そこから広がってきた膨大なエネルギー量やカオスな状態も、全部を込めてそのまま肌触りとして伝わるような本にしたいという話になって。そこから『破壊、再生、また破壊』というキーワードが出てきたんです」</p>
<p class="picture"></p>
<p>田中「包まれた中に何冊も本が入っていて、ポスター、ステッカーにポストカード……実花ちゃんが小学生の頃に描いた絵まで入ってる（笑）。本も手で綴じているし、それを包んでリボンで留めていくという……『これを作るんだ！ 作りたい！』　という熱量がすごいと思う」</p>
<p>蜷川「私自身もそうだし、我孫子さんもそうだけど、とにかく手作りと熱量でできている本で、AI時代の今、そんなコスパもタイパも悪いことってなかなかやらないでしょう？ でも、大きい展覧会やプロジェクトをたくさんやってきたからこそ、ここで思い切り、効率とかそういった考え方を度外視して、作りたいもののために自分で手を動かすクリエイションをしたかったんだよね。作りたいものを作るということが、すごくまぶしく思えるの」‎</p>
<p>田中「『mirror, mirror, mirror mika ninagawa』という本のタイトルも気になります。これはどういう意味だろう？ ずっと変わらない実花ちゃんのコアな部分から、より商業的に携わっていることまで、すべてをひっくるめて、自分の立ち位置をもう一回、鏡のように写し出す……そんなイメージ？」</p>
<p>蜷川「商業的な仕事が自分と離れているかというとそんなことはないけれど、この本は発表するために作ったものではなく、『どうしても撮りたい』『撮らずにはいられない』という衝動に突き動かされたものだけで構成されてます。だから、自分の中で取り残されていたことを、ここで思い切りやっちゃおうという感じかな。『mirror, mirror, mirror』という言葉は、我孫子さんがどっぷり私の世界にダイブするなかで、今の世界を写し取っていくのが写真家の使命である一方で、自分の内面も写り込んでいる、そういういろいろな鏡の意味を重ねて、このタイトルを提案してくれました。</p>
<p>例えば、毎年同じ桜を撮っていても、違う写真になる。同じ瞬間は二度とないし、その時の自分の感情が写るから、桜の写真はセルフポートレートのようなものだと感じています。そうやって手からこぼれ落ちていくものをすくい上げて残していくことこそ、私が写真家として大事にしていることだから、そういった意味で“写し鏡”にもなっている本だと思う」‎</p>
<p class="picture"></p>
膨大なエネルギーを詰め込んだ “写し鏡” の現在地
<p>田中「それにしても、これまでの膨大な量の写真のセレクトに始まって、ここに至るまでにいったい、どれくらい時間がかかったの？」</p>
<p>蜷川「それはもう夏からえんえんと……セレクトと構成だけで、半年以上はかかってます。私の写真はグラフィック的でもあるので、どうしてもその面白さに引っ張られてしまうけれど、そうではなく写真として伝わることを大事にしたいと思って。でもそのなかで、私自身『こんなの撮ったっけ？』みたいな写真を我孫子さんが引き上げてくれたり、それがすごく面白かった」‎</p>
<p>我孫子裕一（以下：我孫子）「実花さんは“この1枚”に対する思い入れがすごく強いんです。編集者としては、並べた時の見え方をどうしても優先しがちになるけれども、そうではなく実花さんの思いを真摯に受け止めなければと、打ち合わせをしては本の構成を組み直して、十数回もの再提出を繰り返した結果、この形にたどり着きました」</p>
<p class="picture"></p>
<p>蜷川「でもこうやって振り返ると、1990年代の“女の子写真”のブームの中でデビューしてから約30年間、蜷川幸雄の娘ということもあって、強い風圧を浴びたり消費されたりするなかで、逆にこっちが消費する側に回ることもある。色眼鏡で見られたりする一方で、消費につながる広告の写真を撮る側になったりと、両方がすごくまだらな状態でずっと続けてきた肌感覚が、すごくこの本に出ていると思う。</p>
<p>きれいなことだけじゃない、大変なこともいっぱいあったけれど、でも世界って美しいよねって思ったり、反対に絶望したり……。そういうことがこれだけギュッとまとまったのは、私一人では決してできることじゃなかったと思います」</p>
<p>‎</p>
<p>田中「この展示だって、普通じゃないよね。しかも実花ちゃん自身が、自分でペンキを塗ったりレジンの作品をくっつけたり、えんえん手を動かしている。こうして制作現場を見ているだけでも、ものすごいエネルギーを感じます」</p>


	


<p>展覧会の制作現場でのひとコマ。自ら防毒マスクを装着し、古民家の空間を色とりどりのペンキで染め上げていった。</p>
<p>蜷川「『7日間で完成させる！』と決めて、もう必死でやってます（笑）。でもその間にも『あっ、三重県の梅が今ちょうど満開だ』って気づいて、昨日の夜に向こうに着いて撮影して、さっき帰ってきたところ。ずっとそういう風にして写真を撮ってきた、その集合体が私なんですよね。もっと合理的に調子よく生きているように見られがちな気がするけど、そんなことは全然なくて。これまでに撮ってきた量は、写真家のなかでも半端ないほうだと思います」‎</p>
<p>我孫子「膨大な写真を見ていくなかで本当にすごいと感じたのは、例えば同じ桜を撮るのでも『ちょっと手前をぼかしてみよう』『もう少し左に寄ってみよう』『いやもっと手前かな』ということを、えんえんやり続けていること。そのすさまじい努力をごく自然に、あっち側の世界に入り込みそうなくらいに続けている。ものすごいパワーを感じましたね」</p>
<p>蜷川「でも我孫子さんだって相当なもんですよ。本を留めて重ねて、一つひとつ包んでリボンを結んでるわけだから。2000部を作るのに、これからずっと作業して1カ月くらいかかるんだって（笑）。そんな本、聞いたことがないでしょう？」</p>
<p>‎</p>
<p class="picture"></p>
</p><p></p>下北沢の古民家に出現した「破壊、再生、また破壊」の宇宙
<p>田中「これだけ手が込んでいるのに、税込みで1万1千円だなんて目を疑うしかない（笑）。でもどうして、『破壊、再生』と来て『また破壊』というキーワードにしたんですか？」</p>
<p>蜷川「最初は『破壊と再生』という言葉だったんだけど、『いや、“また破壊”だ！』って思って。それにしても、こんなにたくさん冊子が入っていてこの値段だもんね。金額まで破壊することはないのに、我孫子さんも自分の作業代を度外視してる（笑）」‎</p>
<p>我孫子「僕自身も、実花さんの出発点から今に至る流れを、破壊もできるし再生もできる本をと考えた時に、最初はもっと少ない冊数にまとめようと考えていたんですが、どこか物足りなさを感じていて。実花さんやブックデザインをお願いした秋山伸さんと相談するなかで、去年の年末ぎりぎりになってふと『これだ！』と覚醒できたんです。『実花さんの熱量を表現するには、この構成しかない！』と思って、お正月の1月1日なのに打ち合わせをお願いしました」</p>
<p>蜷川「大晦日の玄関先に、提案の資料がそっと置いてあって……発売まで2カ月しかないのに、年明けの時点で構成が決まっていなかったから、ようやく『これだ！』と思えてよかった（笑）。それに加えて、せっかくだから展覧会もやろうという話になった時に、約12年間暮らした下北沢でやりたいな、と思ったんです。この町で子ども二人を育てながら何本も映画を撮ったり、父が亡くなったり……いろいろな体験がギュッと詰まってる、それこそカオスだった日々を過ごした場所で展示できるのも、すごくいいなと思っています」‎</p>
<p>展覧会『mirror, mirror, mirror, mika ninagawa』より。</p>
<p>田中「この展覧会もまた、実花ちゃんワールドがあふれ出ているよね。実花ちゃん自身が防毒マスクをつけてペンキを塗ったりしている写真や動画を送ってもらって、『ここまでやるんだ！』ってびっくりしました」</p>
<p>蜷川「最初は本の発売を記念して展覧会をやろうというところから始まったんだけど、本がここまでキラキラしたものになるからには、普通の展示じゃあ面白くないなと思い始めて。私自身、大人になって着込み過ぎちゃった服をこのタイミングで脱ぎ去るというか、普通の展示みたいに事前にPC上できっちり空間構成を決めて作るのではなく、学生の頃みたいに自由で愚直に自分たちの手で作り上げようと決めたんです。</p>
<p>だから直前までどういう展示内容にするか決めずに、まずは畳の部屋にペンキをぶちまけて、その場で『こうしたらどうかな？』って作っていく感じにしたの。現場のライブ感覚で作り込んでいくことで、自分の感性とダイレクトにつながるものにしようと思って」‎</p>
<p>展覧会『mirror, mirror, mirror, mika ninagawa』より。床の間に飾られた、アーティストブック特装版のアクリルキャビネット。
</p>
<p>田中「住宅街の中にあるこの古民家の空間を、まるごと『破壊、再生、また破壊』している感じがすごく面白い。しかもそれだけじゃなくて、下北沢のいろいろなお店ともコラボレーション企画を展開するんだよね？」</p>
<p>蜷川「そう。一つは古着屋の『異言 &#8211; igen tokyo -』で、ある時ふらっと入ってみたらめちゃくちゃセンスがよくて、そこから独立した子が始めたばかりのお店なんだけど、私が作ったバッジやレジンを付けたりダメージ加工をしたりして、限定カスタム古着やオリジナルアイテムを展開します。</p>
<p>あとは、スープカレーの名店『マジックスパイス』で『蜷川実花スペシャルセット』を限定メニューとして出してもらったり、子どもたちとよく食べた『パティスリー・コウヅ』でも、ソフトクリームとロールケーキのコラボメニューを展開してもらいます。そして下北沢カルチャーといえばの『ヴィレッジヴァンガード下北沢店』でも、特設コーナーを展開してくれます。この4軒と展覧会会場を回るスタンプラリーも開催しますよ」</p>
<p>展覧会『mirror, mirror, mirror, mika ninagawa』より。庭に出現したLEDヴィジョンを縁側に座って観賞するのも、この場所ならではの醍醐味の一つ。</p>
<p></p>“創造のカオス” に浮かび上がる、蜷川実花の現在地
<p>田中「これだけ盛りだくさんの試みをとおして、見る人にはどんなことを感じてもらいたいと思う？」</p>
<p>蜷川「最近の展示で私のことを知った人たちは、驚くかもしれないね。例えばTOKYO NODEで開催した『蜷川実花展 Eternity in a Moment 瞬きの中の永遠』（2023〜24年）や、京都市京セラ美術館の『蜷川実花展 with EiM：彼岸の光、此岸の影』（2025年）のイメージと比べたら、ぜんぜん違う印象だと思う。でも町の中の小さな空間にこういう世界が詰まっているのを見て、きっと楽しいと思ってもらえるんじゃないかな」‎</p>
<p>展覧会『mirror, mirror, mirror, mika ninagawa』より。2棟からなる会場の建物のうち、もう1棟はショップ空間に。下北沢のお店とコラボレーションしたオリジナルグッズも並ぶ。</p>
<p>田中「世界中の人に向けてあちこちで大きな展示をする一方で、こちらは正反対に手作りで親密な空間を作り上げているわけだから、そのエネルギーたるや、本当にすごい。でも、体だけは気を付けないと」</p>
<p>蜷川「いやもう日々、カオス状態ですよ。いつものことだけど（笑）。今、京都の北野天満宮で開催されている『KYOTO NIPPON FESTIVAL 2026 -時をこえ、華ひらく庭-』（2026年2月1日〜5月24日）でインスタレーション展示をやっていて、そこでダンスカンパニーのDAZZLEとともに実施するイマーシブシアター『花宵の大茶会』（3月20日〜5月24日）の演出も手がけるのに、その準備がこの展覧会と完全に重なってしまった。</p>
<p>そうでなくても海外の大型展示も幾つも控えているし、映画の企画とかも動いてるしで、『どうしよう、やばいやばい！』って言いながら、この古民家に籠もって作業しているうちに『ああ、ここが私のシェルターなんだなあ』と思ったら、どんどん楽しくなってきちゃって。1990年代に戻った感覚というか、作ることの純粋な楽しさだけで作ってる感じがするんです」‎</p>
<p><br />
アーティストブック『mirror, mirror, mirror, mika ninagawa』の冊子たちを“パラパラ漫画”風に撮影したもの。</p>
<p>田中「本にしても展示にしても、実花ちゃん自身がこれで英気を養っている。そんな感じがひしひしと伝わってくるし、令和の時代でみんなが忘れかけている、こういう表現にこそ、ものすごく価値があると心から思います」</p>
<p>蜷川「本当にそうだと思う。写真なんて、今はデータにアクセスすれば幾らでも見られるけれど、この本は真逆で、手に取って見てみなければ伝わらない。その意味でも、もう二度と作ることができないような、自分の中のいろんな原石がギュッと詰まっているご褒美みたいな本になりました。</p>
<p>普通の出版社だったらこんなに重くて手間のかかる本を作るわけがないし、この展示にしても同じで、ここへ来て体験しなければわからないことをやろうとしている。でも私としては、今の時代がそうだからとか、そういうことじゃなくて、『やりたい！』という思いの純粋さで作っていて。そこがいちばん大事だと思うし、ぜひ多くの人に見てもらいたいところかな」</p>
<p>&nbsp;<br />
アーティストブック「mirror, mirror, mirror mika ninagawa」<br />
蜷川実花の創作活動の源である「破壊、再生、また破壊」をテーマに、七つの冊子、ポスター、ステッカー、ポストカードなどを風呂式状の表紙で包んだアーティストブック。ページネーション、コラージュ、カラーコピーなどあらゆる手段を用い、デビュー当時から未発表の最新作に至るまで、蜷川作品の破壊と再構築を試みる。また、祭壇をイメージした小型のアクリル製キャビネットに同書を収納した特装版もリリース予定。</p>
<p>著者／蜷川実花<br />
価格／￥11,000<br />
発行／カルチュア・コンビニエンス・クラブ（CCC ART LAB）<br />
発売／光村推古書院</p>
<p>展覧会「mirror, mirror, mirror mika ninagawa」<br />
蜷川実花が十数年にわたり活動の拠点としてきた下北沢の地において、アーティストブックの刊行を記念した展覧会を開催。同書に結実した表現の軌跡を「破壊、再生、また破壊」というテーマのもとに、展示空間の中であらためて構成する。</p>
<p>※掲載情報は3月22日時点のものです。<br />
最新情報は公式サイトをご確認ください。</p>
<p>会場／DDDART<br />
会期／2026年3月13日（金）〜5月31日（日）<br />
住所／東京都世田谷区代沢4-41-12<br />
時間／11:00〜19:00<br />
休場／会期中無休<br />
料金／前売券：一般￥1,100、大学・専門学校生￥1,000、￥中高生800、未就学児（小学生以下）無料、障がい者手帳をお持ちの方￥1,000　その他、当日券や書籍付きの券種など詳細はサイトにてご確認ください。<br />
URL／https://mirrorninagawa.com/</p>
<p></p><p>The post 蜷川実花インタビュー「破壊、再生、また破壊」前代未聞の写真集＆展覧会、カオスと創造の現在地 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>輝きながら変化し続けるCLOSE YOUR EYES。1周年を迎えて伝えたい、感謝とポジティブなエネルギー</title>
        <link>https://numero.jp/interview481/</link>
        <pubDate>Tue, 17 Mar 2026 09:00:28 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Interview]]></category>
		<category><![CDATA[CLOSE YOUR EYES / クローズ ユア アイズ]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>サバイバルオーディション番組『PROJECT7』を通して結成された、7人組ボーイズグループCLOSE YOUR EYES。2025年4月に1stミニアルバム「ETERNALT」でデビューをした彼らが、1周年を目前に、CLOSER（ファンのこと）と歩んだ道のりとこれまでの活動を振り返った。</p>
デビューから1年。さらなる成長を遂げた7人の現在
<p class="picture"></p>
<p>——まず自己紹介をしてください。また、隣にいるメンバーの尊敬する点も教えてください。</p>
<p>JEON MINWOOK（以下、ミヌク）「チョン・ミヌクです。猫に似ていると言われています。僕の魅力はヴィジュアルです（笑）。 次のメンバー、マージンシャンの尊敬するポイントは、フィジカルの強さです！」</p>
<p>MA JINGXIANG（以下、マージンシャン）「マージンシャンです。ニックネームは“ジャイアント・ベイビー”です。僕の魅力は、ステージの上と普段の自分には、ギャップがあるところ。ヨジュンさんの尊敬するところは、小さな顔とダンスの上手さ。それから責任感があって、いつもみんなをサポートしてくれるところです」</p>
<p>JANG YEOJUN（以下、ヨジュン）「チャン・ヨジュンです。僕の魅力は、鋭くクールなルックスと繊細な内面です。ソンミンの尊敬するところは、小顔とヴィジュアルの良さです」</p>
<p>KIM SUNGMIN（以下、ソンミン）「キム・ソンミンです。僕を“セクシーなうさぎの王様”と呼んでください（笑）。僕の魅力はのどぼとけと、清純なセクシーさです。スンホの尊敬するポイントは、周りの人を助けてくれるところと穏やかな性格。スンホと一緒にいると落ち着きます」</p>
<p>SONG SEUNGHO（以下、スンホ）「ソン・スンホです。ファンのみなさんは、僕のことを“ワンちゃん”と呼んでくれます。僕の魅力は、子犬や弟のようなフレンドリーさと親近感。ケンシンは、いつも明るくて可愛くて……（隣でケンシンがフェイスラインをアピール）それから、フェイスラインも素敵です（笑）」</p>
<p>KENSHIN（以下、ケンシン）「ケンシンです。ファンの方は、よく“しんちゃん”と呼んでくれます。性格も『クレヨンしんちゃん』のしんのすけに似ているらしくて。魅力は、シャープなアゴのラインと明るい性格です！ キョンベの尊敬する点は、チームの最年少なのにいつも努力を惜しまないことと、運動神経の良さです」</p>
<p>SEO KYUNGBAE（以下、キョンベ）「ソ・キョンベです。最近、ファンの方に、手が丸くて可愛いと言われたので、それが魅力かもしれません。ミヌクさんは、人生の先輩として感性が豊かなところを尊敬しています！」</p>
<p class="picture"></p>
<p>——1stミニアルバム『ETERNALT』での正式デビューから、もうすぐ1年を迎えます。この7人で過ごした時間は、どのようなものだったのでしょうか。</p>
<p>ミヌク「新しい環境で、自分よりも年下の新しいメンバーといろんな経験を重ねて、これまで知らなかった感情にも出会いました。自分が大きく変化した1年だったと思います」</p>
<p>マージンシャン「デビューする前は団体生活の経験が少なかったのですが、メンバーと一緒に過ごして、みんなの良さを知ることができたし、自分に足りない部分を自覚することができました。もっと努力しなきゃと感じたし、メンバーそれぞれにも課題があったと思うのですが、僕たちが壁に直面していると、ミヌクさんがいつもサポートしてくれました。頼もしいリーダーがいて本当にありがたいし、メンバー同士で助け合っているので、みんなに感謝しています」</p>
<p>ヨジュン「僕もいろんな経験をした1年でした。自分の置かれた状況をしっかり認識しながら、現実的にやるべきことに向き合って努力を重ねたので、精神的にも大人になったと思います。いい思い出もたくさんできました」</p>
<p>ソンミン「デビューする前、僕ら7人は別々の人生を歩んでいました。こうして一緒のチームになって、それぞれの性格を少しずつ知ることができたし、思っていた以上に親しくなれました。自分自身も成長することができた時間でした」</p>
<p>スンホ「みんなが言う通り、この1年で僕らはたくさんの新しい経験をしました。この7人だから乗り越えられたこともあったし、幸せな思い出もできて、僕にとって忘られない時間になりました」</p>
<p>ケンシン「僕は、これまで以上に頭を使った1年でした。日本を離れて韓国での新しい生活が始まり、最初はどうコミュニケーションしたらいいのかもわからなくて。韓国語を覚えるのも大変だったし、敬語の使い方も難しかった。それから、チームとは何かをたくさん考えた1年でした」</p>
<p>キョンベ「それまで別々で暮らしていたので、生活習慣もさまざまだったのですが、お互いに尊重しながら気遣って過ごすことで、少しずつ距離が縮まって仲良くなれたと思います」</p>
<p class="picture"></p>
<p>——宿舎のルールはありますか。</p>
<p>ミヌク「最初はみんなで相談して、たくさんルールを決めたんですけど、一緒に暮らすうちに、ルールがなくても上手くやれるようになりました」</p>
<p>——みんながルールを守るから、自然と決まりごとはなくなった？ </p>
<p>ケンシン「それもあるけど、どうでもよくなっちゃったものもありますね。例えば、玄関には靴は1足だけ出して、他の靴はしまうというルールだったんですけど、今は靴が溢れています（笑）」</p>
<p>キョンベ「それが僕らのスタイルです（笑）」</p>
</p><p></p>ミヌク＆マージンシャン「自分自身に向き合い、自分の魅力を知った」
<p class="picture"></p>
<p>——このメンバーに出会って運命を感じた瞬間は？</p>
<p>ミヌク「僕らが出演したサバイバルオーディション番組を、たまに見返すことがあるんですね。番組中は、今のような構成のチームになるとは思ってもいませんでした。今、こうやってみんなで楽しく活動していることを考えると、これは運命としか思えません」</p>
<p>マージンシャン「僕もデビューメンバー7人が決まって、みんなで並んだときに運命を感じました。みんな努力を重ねてデビューすることができたけど、それだけじゃなくて運命的なものがあったんだと思います。だから、この出会いをがとても貴重に感じます」</p>
<p class="picture"></p>
<p>——あなたにとって「ステージ」とは？</p>
<p>マージンシャン「ファンのみなさんに恩返しができる場所です。ステージはファンのみなさんと楽しむことができる貴重な機会ですし、自分たちのカッコいいところをお見せできることが幸せです」</p>
<p>ミヌク「ステージは、僕が歌手になった理由そのものです。ステージでパフォーマンスをしているとき、ここに立つために僕はアイドルになったし、そのために精一杯努力したんだと実感します」</p>
<p>——ひとりの表現者として、ステージからファンのみなさんへ伝えたいものは？ 「愛」以外でお答えください。</p>
<p>ミヌク「心の底から湧き上がってくるような楽しさです。目と耳と心で喜びを感じたら、いつまでも記憶に残るだろうし、明日を生きる力になりますよね。そういうステージをみなさんにお届けしたいと思います」</p>
<p>マージンシャン「エナジーをお伝えしたいです。アイドルという存在は夢そのものだし、僕らも活動しながらみなさんと一緒に夢を作っていくような気持ちなんです。毎日、学校や仕事に行くのは大変だと思いますが、僕らのステージが、夢を描くエネルギーになったらうれしいです」</p>
<p class="picture"></p>
<p>——CLOSE YOUR EYESのメンバーになって、どんなところが成長しましたか？</p>
<p>ミヌク「ボーカル力が成長したと思います。このチームでは、リーダーとして弟たちを引っ張る存在にならないといけないので、自分はそれに相応しい人なのか、自分自身を見直すことが増えました。メンバーにアドバイスをするときに、そういう自分はちゃんとできているのか、とか。自分がその課題を克服するときにどうしたのかも伝えたいので、この1年はしっかり自分に向き合いました。そういう部分で成長したと思います」</p>
<p>マージンシャン「僕は成長というよりも、自分の魅力を探していました。チームではラップや低音パートの担当なのですが、それが僕の魅力だと知ることができました。それに、これまではずっと“末っ子”の役割が多かったのですが、このチームでは、2番目の“兄”として、皆んなと過ごす中でたくさんのことを学びました」</p>
ヨジュン＆ソンミン「誇らしい存在になって、感謝の気持ちを伝えたい」
<p class="picture"></p>
<p>——このメンバーに出会って運命を感じた瞬間は？</p>
<p>ヨジュン「デビュー前のことなんですけど、マージンシャンさんと僕は、以前ほかのサバイバル番組で一緒だったんです。僕らがデビューすることになった番組でも一緒になり、前回よりもたくさん話をするようになったんですね。そのとき、こういうのが運命っていうんだなと思いました」</p>
<p>ソンミン「その番組では、ヨジュンさんはいつも帽子を深くかぶっていてストイックだったので、ちょっと近寄りがたい雰囲気があったんですね。でも、そんなふうに、僕にとって印象的だった人がファイナルに残ったときに、これが運命なんだと思いました。今では、ヨジュンさんとはふざけ合うくらいの仲良しです」</p>
<p>——あなたにとって「ステージ」とは？</p>
<p>ヨジュン「僕の誇らしい“仕事”です。遊びでも趣味でもないから、責任もあるし真剣に取り組んでいます」</p>
<p>ソンミン「ステージは、“折り紙”です。紙を折るたびに新しい形が生まれますよね。ステージに上がるたびに、新しい自分が現れるので、自分を作っていく“折り紙”のようだなと思います」</p>
<p class="picture"></p>
<p>——ひとりの表現者として、ステージからファンのみなさんへ伝えたいものは？ 「愛」以外でお答えください。</p>
<p>ヨジュン「感謝を伝えたいです。僕らはもともと普通の男の子でした。僕らがアイドルになれたのは、応援してくださるみなさんがいたからです。いつも感謝を感じていますし、パフォーマンスを通して恩返しをしたいと思っています」</p>
<p>ソンミン「“誇らしい気持ち”を届けたいと思います。番組から応援してくださる人もいらっしゃいますし、デビューしてから応援してくださった方もいます。そんなみなさんが、ステージを見て『私たちのCLOSE YOUR EYESは誇らしいな』と感じてくれたらうれしいし、そんなパフォーマンスをしていけたらと思っています」</p>
<p class="picture"></p>
<p>——CLOSE YOUR EYESのメンバーになって、どんなところが成長しましたか？</p>
<p>ソンミン「デビューの頃は、音楽番組でカメラを見ることすらできなかったんですね。でも、僕もメンバーのみんなも経験を重ねて成長して、落ち着いてカメラとアイコンタクトできるようになって、もっと舞台を楽しめるようになりました」</p>
<p>ヨジュン「精神的に大人になったと思います。幼い頃は、何もしなくても夢は全部叶えられるものだと思っていたんです。でも、年齢を重ねるにつれて、努力も運も必要だし、ひとつずつ積み重ねることでしか目標に到達することはできないんだとわかりました。デビューしてからは、自分たちが立っている足元を見つめながら、そこから夢を描くようになりました。その部分で成長したと思います」</p>
スンホ＆ケンシン＆キョンベ「笑顔と思い出と、圧倒的な“何か”を届けたい！」
<p class="picture"></p>
<p>——他の6人に出会ったのは運命だったと感じる瞬間は？</p>
<p>スンホ「ステージでのパフォーマンス中に、メンバーたちと目が合うと幸せな気持ちになるんです。これは運命だからなんだと思います」</p>
<p>ケンシン「サバイバルオーディション番組で、この7人に決まったことがすでに運命だと思うので、7人での活動自体が運命です」</p>
<p>キョンベ「このチームは全員が仲が良いんです。いつも、お互いをサポートしたり気遣いをしているので、これは運命だったからだと思います」</p>
<p>——あなたにとって「ステージ」とは？</p>
<p>スンホ「僕はアイドルになることができて、とても幸せなんですね。僕の幸せを叶えてくれるのがステージです。もっとたくさんの人に僕らのことを知っていただいて、もっとたくさんのステージでパフォーマンスすることが僕の願いです」</p>
<p>ケンシン「ステージに立つことは、僕が人生で一番やりたかったことです。日本にいたときも、僕はエネルギーが溢れてしまうタイプで、自分だけじゃなくて周りの人も笑顔にすることが大好きでした。もっとたくさんの人を笑顔にするためにはどうしたら良いだろうと考えて、アイドルを目指したので、ステージは僕の願いを叶えてくれた場所です。これからも、ステージから僕のエネルギーをたくさんの人にシェアしていきたいと思います」</p>
<p>キョンベ「ステージは僕にとって“充電器”です。歌って踊ると体力は消耗しますが、みなさんに応援していただくと、心に幸せが“充電”されていくからです」</p>
<p class="picture"></p>
<p>——ひとりの表現者として、ステージからファンのみなさんへ伝えたいものは？ 「愛」以外でお答えください。</p>
<p>キョンベ「うーん……。ちょっと言葉にできないな。僕らのパフォーマンスを見て、うわぁという衝撃を受けて欲しいんですね。だから、なにか圧倒的なものを伝えたいです」</p>
<p>スンホ「“思い出”です。僕たちの舞台を見て1日が印象深いものになったらいいし、いい記憶として残ったらうれしいです。それが僕らがステージをする理由のひとつです」</p>
<p>ケンシン「僕は笑顔を届けたいです。パフォーマンス中も、ステージからみんなが笑顔になっているかなと確認しているんですよ。僕は、笑顔でいればなんでも上手くいくはずだと信じています。そのメッセージを伝えるために、これからも頑張ります！」</p>
<p class="picture"></p>
<p>——CLOSE YOUR EYESのメンバーになって、どんなところが成長しましたか？</p>
<p>キョンベ「髪の長さです。学生のときは、前髪で目が隠れるのが嫌で自分で切っていました。でも、アイドルはヘアスタイルが重要なので、辛抱強く伸ばしています。忍耐力もついたかもしれません」</p>
<p>スンホ「僕は話し方です。サバイバル番組のインタビューでも、カメラの前で上手に話せなかったんですが、少しずつ自分の気持ちを上手に話せるようになりました」</p>
<p>ケンシン「想像力が成長したんじゃないかなと思います。僕らの曲は想像力を働かせなきゃいけない歌詞が多いので、歌うときに情景を想像して、しかも韓国語で歌うわけですから、その分、もっとたくさん考えて考えて。そんなところが成長したと思います」</p>
<p></p>名曲揃いのCLOSE YOUR EYES、メンバーおすすめの曲とは？
<p>——デビューからすでに3枚のミニアルバムをリリースしていますが、特にグループを成長させてくれたと感じる曲は？</p>
<p>ミヌク「『X』です。 ひとつの目標を乗り越えて、次の場所に向かうという内容の曲なんですが、僕らはこういう雰囲気も表現できるんだという印象を与えられたんじゃないかと思います」</p>
<p></p>
<p>マージンシャン「ヒップホップテイストの曲『SOB』です。僕たちは文学少年というコンセプトでデビューしたんですが、この曲では新しい姿を見せることができたし、ステージでパフォーマンスすると、会場全体が一体になって盛り上がるので、とても幸せを感じます」</p>
<p></p>
<p>ヨジュン「『Paint Candy』では、僕らのパフォーマンスが一体化したと感じた瞬間がありました。この曲を起点に、僕らのパフォーマンスのレベルが一段上がったと思います」</p>
<p></p>
<p>ソンミン「僕も『Paint Candy』です。デビュー曲は叙情的な曲だったのですが、この曲は、ダンスの面でもテンポが速いので、パフォーマンスの実力が上がったと思います」</p>
<p>スンホ「デビュー曲の『All My Poetry』です。初めてのMV撮影や音楽番組の出演など新しい経験を通して、僕らが最初の大きな成長を遂げた曲だと思います」</p>
<p></p>
<p>ケンシン「僕は『Who’s Dat』です。最初の頃は、韓国語の発音に苦労したんですね。『Who’s Dat』では、発音も上手になってきたし、ラップパートにしっかり感情を込めることができました」</p>
<p></p>
<p>キョンベ「僕も、ミヌクさんと同じ『X』です。最初に聴いたときは、すごく難しい曲だと感じたのですが、同時に必ずいいものにしなくちゃとも思いました。人間は高い壁に直面したとき、それを乗り越えようとして大きく成長しますよね。この曲はボーカル面でも大きく成長させてくれた曲でした」</p>
<p>——この1年でさまざまな楽曲を発表したCLOSE YOUR EYESですが、おすすめの曲を1日のシーンごとに挙げてください。まず、夕方ごろ、会社や学校から帰宅する電車や車の中で聴きたい曲は？</p>
<p>キョンベ「勉強や仕事を終えて、家に帰るときって、気持ちが軽くなりますよね。もっと気分が良くなるように、『SOB』のKorean Grand Music Awardバージョンをおすすめします。オリジナルバージョンの『SOB』より、さらにワクワクします」</p>
<p></p>
<p>ケンシン「テンションが高まる『CHIC』をおすすめします。コンサートでは、サングラスをかけてモデルのようにウォーキングをするようなダンスだったんですけど、この曲を聴いてウォーキングして帰ると楽しいと思います」</p>
<p></p>
<p>——入浴やスキンケアなどナイトルーティンのときに聴きたい曲は？</p>
<p>スンホ「お風呂に入ってスキンケアするときは、リラックスしたいから、心が穏やかになる『Close Your eyes』をおすすめします」</p>
<p></p>
<p>ソンミン「スキンケアするときに鏡を見ますよね。美しくなる自分に向かって「あなたは誰？」という『Who’s Dat?』はどうでしょうか」</p>
<p>——就寝直前に聴きたい曲は？</p>
<p>マージンシャン「『All My Poetry』で希望に満ち溢れる気持ちで眠ると、いい夢が見られると思います」</p>
<p>ミヌク「僕も『Close Your Eyes』。目を閉じてお休みなさいということで」</p>
<p>全員「（笑）」</p>
<p>——なかなか寝付けない夜におすすめの曲は？</p>
<p>ヨジュン「僕は曲を聴きながら、その情景を想像することが好きなんですね。眠れない夜は『To The Woods』で、森の中にいることを想像したら、気持ちが落ち着くかもしれません」</p>
<p></p>
<p>——最後に、朝起きて、仕事や学校にいく時に聴きたい曲は？</p>
<p>ミヌク「じゃあ僕が代表して、『How to Dance』をおすすめします。この曲は、雨が降ってもそのうち光が差して、温かい気持ちになるという希望に満ちた歌詞なので、きっと清々しい朝になると思います」</p>
<p></p>
<p>——最後に、2026年のCLOSE YOUR EYESの注目ポイントを教えてください。</p>
<p>ミヌク「今年の僕らは、これまでとは違う、新しい曲と新しい姿をお見せします。ぜひ見守ってください！」</p>
<p></p><p>CLOSE YOUR EYES 3rd ミニアルバム「blackout」発売記念特典会</p>
<p>2026年3月18日（水）<br />
仙台：タワーレコード仙台パルコ店 イベントスペース</p>
<p>2026年3月19日（木）<br />
仙台：イオンモール新利府南館1階 ライブスクエア</p>
<p>2026年3月20日（金・祝）<br />
大阪：マイドームおおさか3階Eホール</p>
<p>2026年3月21日（土）<br />
大阪：マイドームおおさか3階Eホール</p>
<p>2026年3月22日（日）<br />
福岡：イオンモール福岡 1階ウエストコート</p>
<p>詳細はこちら</p>
<p></p>
<p class="btn_entry">CLOSE YOUR EYESメンバーの直筆サイン入り<br />
チェキを7名様にプレゼント！</p>
<p></p>
<p></p><p>The post 輝きながら変化し続けるCLOSE YOUR EYES。1周年を迎えて伝えたい、感謝とポジティブなエネルギー first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>中川翔子×産婦人科医・安部まさき 対談「大変は、全部おもしろい！　双子がくれた、人生の第2章」</title>
        <link>https://numero.jp/interview480/</link>
        <pubDate>Tue, 10 Mar 2026 07:00:40 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Life]]></category>
		<category><![CDATA[Interview]]></category>
		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Shoko Nakagawa / 中川翔子]]></category>
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        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>不妊治療や2度の流産という辛い経験を乗り越え、9月に双子を出産した中川翔子さん。妊娠中に『Numéro TOKYO』で行った対談（記事はこちら）をきっかけに、産婦人科医であり双子ママでもある安部まさき先生と意気投合。奔走するふたりが考える、育児と仕事、プライベートに奔走する現代女性のあり方とは。</p>
<p class="picture"></p>
不妊治療も妊娠も産後も、不安はいっぱい
<p>安部まさき（以下、安部）「中川さん、ご出産おめでとうございます！　大きなお腹の時にお目にかかったので、双子ちゃんの誕生が我がことのように嬉しかったです」</p>
<p>中川翔子（以下、中川）「ありがとうございます！　検診に行くたびに『高齢・ハイリスク・多胎をなめるな！』と怒られっぱなしの妊婦ライフでしたが、なんとか無事に産まれてくれて」</p>
<p>安部「双子妊婦さんは早産などのリスクも高くなるので、どうしても医師からあれこれ注意されてしまいがちですよね」</p>
<p>中川「私は2回の稽留流産という引き裂かれるような悲しみも経験しているので、正直、妊娠中は不安でいっぱいでした。お腹が大きくなるとどんな体勢でもしんどいし、妊娠後期には肺と横隔膜が圧迫されて、声も出なくなったことも。大丈夫かな、無事に産まれてくれるかなという怖さがずっとつきまとっていました。35週すぎて『むくみがひどいから入院しましょう』と言われた時にはほっとしました」</p>
<p class="picture"></p>
<p>安部「高齢出産の方だと、妊娠中期から半年近く入院というケースもあります。お仕事をしながら、発信しながら無事に出産なさったのは本当に素晴らしいですよ」</p>
<p>中川「帝王切開は麻酔が効いていて術中は痛みがないので、『本当にいま赤ちゃん産んだの？』と不思議な感じでしたね。泣き声が聞こえた時に、時間はかかったけれど、2人でここに来てくれたんだなという実感が湧きました。先祖だったり、家族だったりの血をバトンタッチするという子どもの頃の夢が叶って、畏れ多いし、大変だし、怖いし、可愛いしといういろんな感情がせめぎあっています。ただ、そのかわり術後の後陣痛と子宮収縮はめちゃくちゃ痛かったですね」</p>
</p><p></p><p>元気な双子の男の子を出産！　ふたつの新しい命とともに、母としての第一歩を</p>
“大変”はすべて“面白い”に変換！
<p>中川「双子妊娠などリスクが高いと、とにかく安静にと言われるんです。特に妊娠後期はスーパーにも行かないように、歩かないようにと注意されていて、ただぼーっと楽な体勢を探しながらアニメを観て横になるしかなかった。双子合わせて5.2キロでお腹が巨大になりすぎて、シムスの体勢でもしんどいんですよ。家の中ですら、お風呂やベッドの上り下りもきつい。足元が見えなくてぶつけるし、トイレも近い。一人でいる時間は、身体もメンタルも相当きつくて、かなり追い込まれていました」</p>
<p>安部「医師である私も、妊娠中はやはり不安になりましたよ。特に初めての妊娠で双子を授かったときはいつも心配していて。その気持が出産の日まで続くんですよね。」</p>
<p>中川「むくみがひどくなって、ついに入院になった時は、逆にホッとしました。家にいても、どうしたらいいのか分からないくらいお腹が巨大になっていたから。入院する時、たまたまiPad miniを持っていったんです。今の大変さって、人生の中でもすごく貴重な出来事の連続の日々なのでは…！と思って、絵日記を描いてみたんです。インスタに載せたら、先輩ママたちから『わかる！』『そうだったよね！』とたくさん反響をいただいて。もともと絵を描くのは大好きなので、ベッドで動けない毎日の息抜きとして、絵日記が新しい趣味になり大活躍しました。いつか双子にプレゼントしたい！という気持ちで描いていると、いくらでも描きたいことが溢れてくる。それが“大変”を“面白い”に変換するきっかけになりました。妊娠中はずっと時間があったのに、これをやろうという発想になれなかったのは、きっと不安で頭がいっぱいだったからかも。入院して、塩分コントロールされたご飯を3食出していただけて、先生が赤ちゃんが無事かどうか毎日診てくださる。そうやってやっと、心と身体がホッとできたんだと思います」</p>
<p>安部「中川さんの絵日記、私も拝見しててすごく楽しかった！　うちのクリニックにいらっしゃる皆さんの話を聴いていても、たくさんのママさんたちがあの絵日記に励まされているのがよくわかります」</p>
<p>中川「そうなんですね、嬉しい！　以前、日常のあれこれをエッセイ漫画にしようと挑戦したことがあるのですが、なかなかうまくいかなかったんです。それが、妊娠や出産、子育てとなると、無限に書きたいことが出てきて。40歳くらいまで生きてくると、なかなか“初めて”ってないじゃないですか。でも、妊娠や出産についてはすべてが初めてで、びっくりで、大変で。『あ、これはぜんぶ面白いんだ！』と、絵日記を書くことで再認識できたんです」</p>
<p>安部「フォロワーさんの中には、『しょこたん、絵日記書くよりもちゃんと寝て！』なんて心配している方もいらっしゃいますが、むしろストレス発散なんですね」</p>
<p>中川「今思えば、産後すぐは麻酔でハイになってぎっしり書いていた時もあります（笑）。でも、絵や文にしないと忘れちゃうからその時にしかわからない気持ちを残しておきたいなと思うし、子どものことが心配で一睡もできない時に、絵日記を書くことでむしろ頑張れたんです。新しい趣味を見つけた感じ！」</p>
<p>しょこたんママ初のエッセイが5月1日に発売！　双子育児のリアルと笑いが一冊に。</p>
<p>妊娠中から描き続けている絵日記。初めての連続だった日々の驚きや感情を未来へ残すための大切な記録</p>
<p></p>“ひとりじゃない”が大きなパワーに
<p>安部「産後の母親のメンタルケアは、今もなお大きな課題です。中でも双子のママさんたちは育児の大変さが重なり、心身ともに大きな負担を抱えやすい状況にあるので、心を病んでしまうことも少なくありません。そんな中で、中川さんが絵日記をつけることで毎日の小さな出来事に楽しみを見出し、『楽しさ』や『幸せ』へと変えていったことは本当に素晴らしい！　これから出産する、あるいは育児に向き合っているお母さんたちの励みにも、希望にもつながると思います」</p>
<p>中川「逆に、私もフォローしてくださるお母さんたちに励まされています。妊娠中に落ち込むことがあってデジタルデトックスしていたのですが、インスタは治安が良くて、みなさん優しいし色々教えてくれる。産後も、Threadsを見ていたら授乳中の夜中のお母さんたちのグループができていて、みんなで『一緒に頑張りましょう！』ってなって救われました。ひとりじゃない、いろんな人がいる！って思えるのは大事。いつかリアルでママ会をやりたいです」</p>
<p>安部「そのバイタリティ、すごいですね」</p>
<p>中川「直接は会えていないけれど、全国にママ友ができたような感じ。みなさんが受け止めてくれることで、居場所ができたなと思いました。だから私も、不安に思っている妊婦さんやママさんに大丈夫だよ、なんとかなるよ！と伝えていきたい。子どもたちにも、皆で助け合って楽しくしている大人の姿を見せたいですね」</p>
<p>安部「私もそういう妊婦さんやママさんを応援したいので、うちの病院で出産もしていただけるように準備中なんです」</p>
<p>中川「なんて素敵！　まさき先生は4人の育児も楽しんで、お医者さんとしても活躍されていて、本当に大リスペクトです」</p>
<p>安部「少子化が進んでいるといわれる今だからこそ、妊婦さんが安心して出産できる場所や、産後の回復を支えてくれる場所が必要じゃないかと。ただ『産む場所』ではなく、喜びのあるお産を迎えられる場所を作りたいと思っています」</p>
<p>中川「本当ですよね。病院やホテルなど、産後ケアには4回ほどお世話になりましたが素晴らしい！　あれがなかったら、私は絶対に倒れていたと思います」</p>
<p>安部「産後の体の辛さや育児の大変さをひとりで抱え込むと、産後うつにつながってしまうこともあります。頑張りすぎず、手助けを求めるということも大切。今は産後のケアやサポートも以前よりかなり充実してきているので、遠慮せずにどんどん利用していただきたいですね」</p>
<p>中川「双子は可愛いけれど、お腹は痛いし、眠れないし、鏡を見ると自分がボロボロで落ち込むし…。産後ケアにいってプロの方が双子を見てくれた時に、やっとゆっくり眠ることができて救われました。わからないことを教えていただいたり、産後の養生になるお食事を用意してくださったり、おっぱいマッサージなど産後の体のケアができたり、場所によっては本やまんがまで用意してあって。この憩いの場がどれだけ尊いかと感動しました」</p>
<p>安部「一泊でもストレス発散になりますよね」</p>
<p>中川「産後ケアを奥様にプレゼントする素晴らしい旦那さんもいるそうですよ。ほかにも、私が住んでいる地域は医療費が高校生まで無料だったりと、支えてくれる仕組みがたくさんある。すごく安心できるし、社会に感謝しますね」</p>
<p>椿山荘の産後ケアで用意されたお食事。「体に染みわたる優しさで、本当に救われました（涙）。ゆっくり休んで整える時間の大切さを実感しています」</p>
<p></p>「すみません」は封印し「ありがとう」に
<p>中川「妊娠や出産って物理的にも大変ですけれど、精神的にもきますよね。私は、こんなに仕事をストップさせたことがないので、それに対する焦りや“社会から取り残されている”感があって」</p>
<p>安部「産まれるまでも大変ですが、産まれてからの身動きのとれなさも想像を超えていますよね」</p>
<p>中川「今まで何も考えないでやってきた自由が、物理的に封印されて。特に、双子用のベビーカーだと大きくて通れない場所も多いので、スーパーすらなかなか行けない現実にびっくり」</p>
<p>ふたりを連れての外出は想像以上の難易度。大変さも2倍で、双子とのお出かけは毎回チャレンジの連続</p>
<p>安部「よくわかります。私がひとりで双子を連れて外出できるようになったのは、産後1年経ってからでした。子どもが4人となった今は、主人や母、それに子どもが3人いる妹の協力なしには暮らしていけません。お互いの家を行き来しているので、夜になると子ども7人がどちらかの家でガヤガヤしてます（笑）」</p>
<p>中川「子どもたちが、親族のきずなをつなぎ直してくれますよね。夫や母の助けも嬉しいのですが、ほとんど連絡をとっていなかった従姉妹まで手伝ってくれるんですよ。恐縮すぎて、周囲に『すみません』『ごめんなさい』って言ってたら、従姉妹が『ありがとうでいいんだよ！』って言ってくれて」</p>
<p>安部「その言葉は泣けますね」</p>
<p>中川「助けてもらうことに罪悪感があったんだなと思って、メンタル手術をして『ありがとう』を言えるようにしました」</p>
<p></p><p>子育ての大先輩、母・桂子さんも頼れるサポーター</p>
育児も仕事も、追い込みすぎず楽しむ
<p>安部「私は最初の出産が研修医のときだったので2か月で復帰しましたが、やはり周囲にはすごく助けられました」</p>
<p>中川「本当ですよね！ 産休でこんなに長く立ち止まるのも初めてだったので、すごく怖かったし焦りもありました。妊娠中は『来年のお仕事、全部やります！』なんて言っていたけれど、産後3か月経ってもこんなに身動きがとれないんだ……と、想像していなかったことがいっぱいです。でも、双子はめちゃくちゃ可愛いし、お仕事も楽しいし、外の空気を吸えるって幸せだなとも思うんです。赤ちゃんがまだ小さいのに働きに行く罪悪感への葛藤もありました。でも、家族やまわりのみんなで一緒に育てている感覚もあって。双子と自分の身体を第一にしながら、無理はしすぎず、お仕事をいただけるありがたさも噛みしめて、ママと仕事の両方を頑張れたらいいなと思っています」</p>
<p>安部「私は完璧主義なほうなのですが、子どもができて、うまくできないことは適当でいいかなと思うようになりました（笑）。靴が履けないとか、あっちに行きたいとかぐずられて、待つのが当たり前なので」</p>
<p>中川「大変だけれど、たくさんのママさんたちから『大変だね』とか『よく頑張ったね』とSNSでもリアルでも優しく声をかけてくれて救われます。大変だけれど可愛いが勝る！」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
出産や育児で、“人生のチャプター2”へ
<p>安部「そういえば、私は昨日、まんが好きな子どもたちとアニメイトに行ってきました。子どもが大きくなるとそういう楽しみも増えますよね」</p>
<p>中川「それもすごく楽しみ！　食べものとかまんがとか遊びとか、子どもたちが何を好きになるかなって想像するだけで泣けちゃう。押し付けちゃいけないとは思っているのですが、神である『ドラゴンボール』と『ゲゲゲの鬼太郎』だけは目につくところに置いておきたいな（笑）」</p>
<p>安部「妊娠する前は『女の子だったらラプンツェルのコスプレさせたい』なんておっしゃっていたけれど、双子男子はいかがですか？」</p>
<p>中川「男の子、めちゃくちゃ可愛い！　最高可愛いです！　親子でディズニーにも行きたいし、チップ＆デールを着せたいなとか、夢が膨らみます」</p>
<p>安部「楽しみが広がりますよね」</p>
<p>中川「以前、NHKの『おかあさんといっしょ』のファミリーコンサートに出させていただいたことがあるんですが、『ぼよよん行進曲』で、曲に合わせて親が赤ちゃんを持ち上げるんですよ。ステージから観ると、客席にたくさんの赤ちゃんが飛んでいるみたい！ 今度は私もお客さんとして行って、双子をぼよよんさせたい！」</p>
<p class="picture"></p>
<p>安部「それは絶対に楽しいですね！　子どもが産まれると生活はがらっと変わり、毎日が子ども中心になりますよね。けれどその中で日々新しい発見があり、子どもと一緒に成長し、これまで知らなかった楽しさに出会ったり、小さな優しさや喜びを感じたり、人とのつながりの温かさに気づいたり…。そんな時間が少しずつ積み重なっていくのだなと実感しています」</p>
<p>中川「私は、そもそも子どもを産む人生になると思えない……と悩んだこともあるし、過去のLINEを見たら『もう私は孤独に死んでいくんだ』なんてつぶやきもあって（笑）。40歳からでも人生の第2章が始められるんだと、双子に教えられている気分です。実はまだ、不妊治療中に採った卵が2つ、保存されていて。年齢もあるしさすがに大変だから無理だなと思いつつは破棄できないんですよ」</p>
<p>安部「母親の年齢が上がるにつれて、妊娠中のリスクも高くなってきます。その点で、中川さんが若い年齢のときに採卵し、凍結胚が残っているというのは良いですね。もしかしたら中川さんの未来には第3章が始まる可能性もあるのかも？」</p>
<p>中川「双子が二卵性ということもあるのか、同じ親なのにこんなに違うんだ！というのが面白くて。あと2個の卵はどうなんだろう？と考えてしまいますね」</p>
<p>安部「どうしても双子って、どちらが足が速いとか、どちらが勉強できるとか比べられがち。でも、それぞれ個性があるまったく違う人間ですよね」</p>
<p>中川「すごくわかります。ふたりは全然違って、どちらも可愛い。そして、その愛がどんどん広がっているんですよ。“赤ちゃん可愛い”から始まって、“すべての人が赤ちゃんだったんだ……みんな可愛いじゃないか！”ってなってきて。私は人が怖いと思いながら生きてきた部分があるんですが、出産を経て人が好きになりました。マネージャーさんからも『子どもが産まれて明るくなったね』と言われたし（笑）。出産して世界が狭まるのでは？という恐怖があったのですが、逆にマインドが広がった感じ。これも大変、あれも知らないーーーそして全部が面白い！」</p>
<p></p>コミックエッセイ『しょこたんの子育てクエスト ママLV.1』を発売
<p>中川翔子によるコミックエッセイ『しょこたんの子育てクエスト ママLV.1』が、2026年5月1日に宝島社から発売される。2025年9月末に双子の男の子を出産した中川が、妊活から妊娠、出産、産後の双子育児までの体験をユーモアとリアルを交えて描いた一冊。SNSに投稿された漫画に加え、本書限定の描き下ろしエピソードも。発売を記念し、5月24日には六本木 蔦屋書店でイベントも開催予定。</p>
<p>『しょこたんの子育てクエスト ママLV.1』<br />
発売日／2026年5月1日（金）<br />
定価／￥1,980</p>
<p>



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<p></p><p>The post 中川翔子×産婦人科医・安部まさき 対談「大変は、全部おもしろい！　双子がくれた、人生の第2章」 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>この春、銀座に満開のアートが花開く——現代美術家SHUN SUDO独占インタビュー</title>
        <link>https://numero.jp/interview479/</link>
        <pubDate>Fri, 06 Mar 2026 05:00:06 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Interview]]></category>
		<category><![CDATA[Shun Sudo / しゅん すどう]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[interview]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>ひと目見たら忘れられない「BUTTON FLOWER（ボタンフラワー）」をアイコンに、ポルシェや「クリスチャン ルブタン（Christian Louboutin）」とコラボレーションするなど、注目を集める現代美術家SHUN SUDO。ニューヨークでのデビュー個展から10年を経て新境地を開拓、全点新作による大規模な展覧会がGinza Sony Parkで開幕を迎える。象徴的な“花×ボタン”モチーフの由来から、たゆまぬ創造の秘訣まで。Numero.jp独占取材によるインタビュー。</p>
<p class="picture"></p>
“人の心をつなぐ” 自由な作風を育んだもの
<p>——表現のコンセプトと、作品を象徴するモチーフ「BUTTON FLOWER」に込めたメッセージについて教えてください。</p>
<p>「世界中を旅して印象に残った風景や出来事が、記憶やイメージとして自分の頭の中に蓄積されていき、それをどう表現しようかなと考えながら絵と向き合っています。『BUTTON FLOWER』については、2015年に初めてニューヨークで個展を開催した時に描いたモチーフが原点です。街の人々のエネルギーを花に見立てて、花とスマイルマークや洋服のボタンを組み合わせて描いてみたところ、モチーフとコンセプトがぴたりとはまる感じがして。それ以来、二つの生地をつなげるボタンのように、『人と人の心をつなげたい』という思いを込めるようになりました。もし世界地図で生地を作ったとしたら、端にある日本をボタンとして、西洋と東洋を1枚のジャケットとして留めることができる。そんなイメージも重ねています」</p>
<p class="picture"></p>
<p>——独学でアートの道を志したそうですが、そのきっかけは何だったのでしょうか。</p>
<p>「絵に関しては、物心ついた頃からずっと描き続けてきました。その後、海外に遊びに行った時にリキッドアイライナーで友達の肌に絵を描いてあげたところ、とても喜ばれて。言葉の壁を超える力を感じましたね。そこから誕生日カードを描いてプレゼントしたりするうちに、自分が表現できるもののなかで一番これがしっくり来るな、と感じるようになりました。<br />
あと大きいのはマンガからの影響です。子どもの頃はマンガばかり読んでいましたし、絵を描く時も『ドラゴンボール』をはじめ、モチーフをポップにデフォルメして描く鳥山明先生ならではの技法など、インパクトを受けた表現を自分なりに探求して、楽しみながら描いていました」</p>
<p class="picture"></p>
<p>——マンガと異文化交流を通じて、日本らしさとポップの両方に通じる感覚を養っていったわけですね。</p>
<p>「日本らしさといえば、実は小学生の頃、歌舞伎の舞台に子役として出ていました。海や松の木など、歌舞伎の書き割りの絵は独特のデフォルメ表現で、舞台の上から見るとすごく巨大でインパクトがあった。あの時の影響から、体で圧を感じられるような絵を描きたいなと思うようになりました。歌舞伎については代々の家柄というわけでもなく、子役で辞めてしまったのですが、二代目 中村吉右衛門さんにはとても可愛がっていただきました。吉右衛門さんも絵を描いてらっしゃって、地方巡業中に僕が海を見て描いていたら「目に映るものすべてを描かなくていいんだよ」と教えてくださって。楽屋で化粧中の僕の姿を描いていただいた絵は、今でも大切な宝物です」</p>
<p>——まさに貴重な体験です。東洋と西洋、描くことと魅せること……多感な頃に感じてきたさまざまな要素が、現在の作風である、文脈を超えた表現にもつながっている気がします。</p>
<p>「イラストレーターとして活動した経験も大いに反映されていると思います。クライアントの要望に合わせていろいろなタッチで描いていくうちに、おのずと表現の幅が広がりました。ニューヨークでの初めての個展『Paint Over』でも、伝統的な水墨画を思わせる表現の上にストリートっぽいポップなタッチを重ね、固定観念を打ち壊そうと試みました。独学で始めたこともあり、その後も自分の中でジャンルを決めず、好きなものを自由に描く感覚を心がけています」</p>
<p class="picture"></p>
</p><p></p>Ginza Sony Parkに満開の花が咲き誇る展覧会
<p>——今回の展覧会が開催されるGinza Sony Parkとは、2025年のオープン前からコラボレーションや展示を重ねてきました。</p>
<p>「きっかけは、僕自身がGinza Sony Parkの考え方に触れたことです。具体的には、旧ソニービル（1966〜2017年）の建て替えにあたって、誰もが思い思いに過ごすことのできる “公園” を作るというプランでした。古いビルの解体後の2018〜21年には、銀座の一等地にもかかわらず、高い建物がなく植物がたくさん植えられたスペースが出現して、『本当にこんなことができるんだ』と驚きましたね。その時は地下のアートウォールを手がけたり、実験的スペースのSony Park Miniで作品を展示したり。その後も工事期間中の仮囲いに絵を描かせていただいて、現在の建物がオープンする直前の24年にも、内装工事前の空間で山口幸士さん、玉山拓郎さんと3人展『ART IN THE PARK（工事中）』を行うなど、普通ではできないような体験をさせていただいたと感じます。その経験をふまえて、次はぜひ一人で展覧会をやりたいと思い、今回の展覧会につながったという流れです」</p>
<p>「ART IN THE PARK：SHUN SUDO “HANA-MI”」展示風景より。©︎ Keisuke Nishitani</p>
<p>——「ART IN THE PARK：SHUN SUDO &#8220;HANA-MI&#8221;」と題して、実に4フロアにもまたがる大規模な展覧会になりますが、どんなコンセプトで臨みますか。</p>
<p>「Ginza Sony Parkのコンセプトは、『アクティビティと余白で、人と街、人と人をつなぐ。』こと。銀座の中心にありながら大きな空間で街とつながり、誰もが自由に楽しめる公園のような余白を体現している点に、僕もつねづね共感してきました。そして、今回の展覧会が開催される3月の日本は、桜が咲くお花見の季節。僕がいろいろな景色の中で見た花を、余白がコンセプトの空間にたくさん咲かせることで、訪れる人の心を動かすことができたならと考えています」</p>
<p>——「BUTTON FLOWER」のモチーフに込められた意味と、誰もが楽しめるお花見というコンセプトに、昨今の世界情勢にも通じる強いメッセージ性を感じます。</p>
<p>「実は、表現に強いメッセージを込めるのはあえて避けるようにしています。作品を見た人から『元気が出るね』と言われることが多くて、今回もGinza Sony Parkのコンセプトのとおり、見る人に余白を持ってアートを明るく楽しんでもらいたいと考えていますね。実際、コロナ禍の2020年には作風をガラリと変えて、世界の出来事をテーマに描いていた時期もありました。アメリカ大統領選のニュースを見て、日米両国の最も有名なキャラクター同士がジャンケンをしている絵を描いたり、ブラック・ライヴズ・マター（BLM）の人種の問題を受けて、黄色いコーンに白いバニラと茶色いチョコレートのミックスソフトクリームの絵を描いたり。その後、こういうメッセージ性は自分の核としてありつつも、見る人にはなるべく明るく見てほしいなと思うようになったんです」</p>

	

<p>過去の作品より。（左）『Are You Ready?』、（右）『New  Normal Temperature』（ともに2020年 ©︎SHUNSUDO）※参考作品</p>
<p></p>何者にもとらわれず変化していくアートの展望
<p>——そうしてご自身のスタイルを確立されてきたわけですが、「BUTTON FLOWER」のモチーフを縁取る黒い線が近年では柔らかく、よりフリースタイルな印象に変わってきました。その理由は？</p>
<p>「10年間、アクリル絵の具で描いていたのですが、とりあえず自分の形がはっきりしてきたので、ここ数年は油絵の具で描くようになったのがまず一つ。油絵のほうが表現の幅が広いと感じますし、新しい絵をどんどん描いていく感覚で試してみています。僕自身、子どもの頃に『美術って難しいな』と感じてしまったこともあり、そういう敷居の高さを取り払いたいという思いがある。ヨーロッパの美術館に行くとピカソやモネの絵を誰もが気楽に楽しんでいますが、僕の絵もそうやって、自由に楽しんでもらえたらと思うんです」</p>
<p>「ART IN THE PARK：SHUN SUDO “HANA-MI”」展示風景より。さまざまなタッチの「BUTTON FLOWER」の表現も見どころの一つ。©︎ Keisuke Nishitani</p>
<p>「日本の小学校の授業でも、上手とか下手とか、苦手意識を植え付けられてしまう場合がありますよね。図工の授業の時、秋に落ち葉を拾ってきて絵を描いたんですが、先生がイチョウの葉を描いている女の子に『赤い葉っぱのほうがきれいだろう』と言ったことに違和感を覚えた記憶が残っていて。とはいえ、その先生のことは今でも尊敬しています。教室に音楽を流して、音に合わせて好きなように描かせてくれた楽しさは忘れられない。だからこそ、好きなものを自由に描きたい。今も油絵初心者なりに表現を広げて、いろいろなタッチを試みているところです」</p>
<p>「ART IN THE PARK：SHUN SUDO “HANA-MI”」展示風景より。圧巻の大型作品も初公開される。©︎ Keisuke Nishitani</p>
<p>——クリスチャン ルブタンとのコラボレーションのためにパリに滞在したことも、いろいろな気づきにつながったそうですね。</p>
<p>「ルブタンさんとお会いしたところ、絵をすごくいいねとほめてくださって。1年ほどパリに通って打ち合わせや制作を重ねるなか、当初の予定から拡大して、ロンドンやミラノなど、各国で僕の絵を使ったキャンペーンを展開してくださいました。その頃につながったパリのグラン・パレRmn芸術工房と、今回の展覧会で発表するスカルプチャーの制作プロジェクトがスタートしたり、街の景色などに触れるなかで『ここで生活して絵を描いてみたい』と思い、アパルトマンを3カ月借りて美術館に通ったりしたことが、大きな影響につながったと感じます。そうやって見てきたものを自分なりにどう表現できるかな、と考えて日々描いていますね」</p>
<p>「ART IN THE PARK：SHUN SUDO “HANA-MI”」展示風景より。グラン・パレRmn芸術工房で制作したスカルプチャー作品。©︎ Keisuke Nishitani</p>
<p>——将来の目標と、アーティストを目指す若者に向けたアドバイスをお願いします。</p>
<p>「今、こうやって描いていること自体が幸せなので、ずっと絵を描いていきたい。その結果、自分の絵がどう変化していくかも楽しみだったりします。一方で、もっと世界中、いろいろな場所に行ってみたいという思いもある。その土地の景色や印象が自分に影響を及ぼして、それが絵の中にも表れてくるんです。若い人たちへのアドバイスとしては、とにかく量を描くことだと思います。僕自身、頭の中に描きたいイメージはあるけれども、どんどん描いていかなければ、いい線は生まれてこない。イラストレーターの経験を経て、自分の中に表現のバージョンが数多く蓄積していることがすごく役立っていると思います。僕も今まさに描きながら、新しい自分のスタイルを探しているところです」</p>
<p>「ART IN THE PARK：SHUN SUDO “HANA-MI”」展示風景より。会場限定のオリジナルグッズにも注目だ。©︎ Keisuke Nishitani</p>
<p>「ART IN THE PARK：SHUN SUDO &#8220;HANA-MI&#8221;」<br />
2025年に作家活動10周年を迎えたSHUN SUDO。花を描いた油彩の新作でGinza Sony Parkの4フロアに満開の花を咲かせる展覧会。新作のシルクスクリーンやスカルプチャー作品のほか、新作BE@BRICKの先行発売、トートバッグなど会場限定のオリジナルグッズも販売される。</p>
<p>※掲載情報は3月6日時点のものです。<br />
最新情報は公式サイトをご確認ください。</p>
<p>会場／Ginza Sony Park　B3F、B2F、3F、4F<br />
会期／2026年3月7日（土）〜3月29日（日）<br />
住所　東京都中央区銀座5-3-1<br />
時間／11:00〜19:00　※最終日は〜17:00<br />
休場／無休<br />
料金／無料<br />
URL／www.sonypark.com/activity/019/</p>
<p></p><p>The post この春、銀座に満開のアートが花開く——現代美術家SHUN SUDO独占インタビュー first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>【JISOO、CHIKAインタビュー】「7人だから乗り越えられた」HANAの1stアルバムまでの軌跡</title>
        <link>https://numero.jp/interview478/</link>
        <pubDate>Wed, 25 Feb 2026 09:00:31 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Interview]]></category>
		<category><![CDATA[HANA / ハナ]]></category>
		<category><![CDATA[interview]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>7人組ガールズグループHANAが、1stアルバムとなる『HANA』をリリース。メンバーを代表して、JISOOとCHIKAにインタビュー。</p>
<p class="picture"></p>
<p>オーディション番組『No No Girls』でデビューメンバーが発表されたのは2025年1月11日。プレデビュー曲「Drop」を経て、昨年4月に「ROSE」でメジャーデビュー。それから加速度をつけて次々と曲を発表し、音楽番組やフェス、NHK紅白歌合戦への出演など、目を見張るような快進撃を続けてきた。そんな彼女たちが初めてのアルバムに込めた思いとは。</p>
挑戦が私を強くした。<br />
1年の軌跡が詰まったアルバム
<p>──1stアルバム『HANA』がついに発売されます。これまでの軌跡が1枚のアルバムになった感想を教えてください。</p>
<p>JISOO「時間が経つのは、こんなにも早いんだなと感じました。こうやって1枚のアルバムになってみると、『もうこんなにたくさんの曲を作ったんだ』と感慨深かったし、私たちのプロデューサーである、ちゃんみなさんのすごさも改めて感じました。幅広いジャンルの曲があって、どの曲も全部いい。本当にありがたい気持ちです」</p>
<p>CHIKA「私もありがたい気持ち100%です。このアルバムの曲をバーって並べたときに、ちゃんみなさんが『うわ〜頑張ったね』と言ってくださって。達成感がありました」</p>
<p>──振り返ってみると、自分にとって大きなチャレンジだったと思う曲は？</p>
<p>JISOO「私は『Cold Night』です。『My Body』をレコーディングしたとき、歌い方についてかなり迷っていたんです。その頃、ハイトーンとロートーンのバランスに悩んでいて。レコーディングでもっとロートーンの声を出したくて、何度も練習したし、泣いたこともありました。ちゃんみなさんが『JISOOのやりたい方法でやっていいよ』と言ってくださって、そのおかげで新しいことを試すことができました。それもあって、『Cold Night』では、自分が思っていたニュアンスを出すことができたんです。だから『My Body』と『Cold Night』のあたりは、私がひとつ壁を乗り越えた時期でした」</p>
<p>CHIKA「私にとっての挑戦の曲は『Blue Jeans』でした。私は自分の高音には自信をもっていたんですけど、声や歌い方自体にはあまり自信がなくて。『Blue Jeans』には高音のパートがないので、『この曲のCHIKAは面白くない』と思われるんじゃないかと不安がありました。でも、結果的にそんな気持ちを突破してくれた曲になりました。『My Body』でも、私のパートには高音のところはないけれど、それでも自信をもってステージに立てるようになりました」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──デビューメンバー発表から約1年強でのアルバムリリースです。この短いスパンでリリースを続ける激動の日々を、ふたりはどう乗り越えてきたのでしょうか。</p>
<p>JISOO「周りの支えがなかったら難しかったと思います。ひとりだったら絶対できなかった。特にメンバーとは毎日一緒なので、個人的な悩みも全部シェアすることができて、メンバーから勇気をもらえました。そんな環境だったので乗り越えられたと思います」</p>
<p>CHIKA「私はフェスやファンミーティングなど、ライブがご褒美になりました。HANAに関しては、ぜひライブを見てほしいという気持ちが強くあって。特に昨年はHANAのパフォーマンスを初めて見る方がたくさんいらっしゃったと思うんです。そんな方々も、私たちのファンであるHONEYsと一緒になって盛り上がってくれて、それを肌で感じられたことがすごく嬉しかったし、力をもらえた時間でした」</p>
<p>JISOO「私たちは、ライブでみなさんからエネルギーをもらうので、ライブがない時期はもどかしいです」</p>
<p>──では、3月から始まるホールツアー『Born to Bloom』も楽しみですね。</p>
<p>JISOO「ツアー中は、ものすごく元気だと思います（笑）」</p>
<p>CHIKA「すごく楽しみです。私たち、どんどん調子が良くなっていくと思います」</p>
</p><p></p>『No No Girls』から成長したこと。<br />
プロデューサー・ちゃんみなとの関係
<p>──『No No Girls』からの変化について伺います。CHIKAさんはオーディションを通して自分にどんどん自信がついて、デビュー間近の頃は堂々とパフォーマンスする姿が印象的でした。今は自信を失うようなことがありますか。もし、そんなことがあったらどのように自信を取り戻すのでしょうか。</p>
<p>CHIKA「今は、パフォーマンス面で自信を失うことはなくなりました。いい意味で、完璧を求めなくなったんです。それよりも、ステージで全てを伝えられているかが重要です。きっとみんなからもらったバイブスが、私を変えてくれたんだと思います」</p>
<p>──JISOOさんはオーディション中に、自分の歌に納得いかなくても何度も録り直すシーンがありました。先ほども『My Body』の話がありましたが、過密スケジュールの中でどうやって気持ちを切り替えているのでしょうか。</p>
<p>JISOO「歌い方に関してはまだ録り直したりするんですけど、以前より良くなったのは、例えば、プリプロ（※）だったら、このぐらいで大丈夫だと判断できるようになったんです。一年前だったら、プリプロでも納得できなければスタジオから家に帰りたくなかったくらいだったんですけど、今は『次があるから大丈夫』って。次のスケジュールのためにも、一旦ここで終わらせるのがいいと思えるようになりました。CHIKAもMOMOKAも『偉い！ 成長したね！』と褒めてくれたんですよ（笑）」</p>
<p>CHIKA「ちゃんみなさんも、JISOOのレコーディングのときは放っておいてくれるんです。いくらちゃんみなさんが『最高！』と言っても、JISOOは自分で納得できなかったらダメなので。JISOOに関しては『好きにやりなさい』っていう」</p>
<p>JISOO「ちゃんみなさんは『私はすごく良かったけど、JISOO的には何かある？』といつも聞いてくださるんですね。だから『じゃあもう一回やらせてください！』って（笑）」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──この1年で、ちゃんみなさんとの関係に変化はありましたか。</p>
<p>JISOO「オーディション中は、プロデューサーさんだという意識が強かったんですけど、今は友達であり、私たちの母という感じです」</p>
<p>CHIKA「デビューしてから、ちゃんみなさんとの距離がどんどん近くなった気がします。だから逆に、他のグループのプロデューサーさんってどんな感じなんだろうって興味が湧きますね」</p>
<p>──ちゃんみなさんは『いずれはメンバー自身で楽曲制作できるように』と公言されてますよね。</p>
<p>CHIKA「それこそ『BAD LOVE』はJISOOとMOMOKAが作詞を手がけて、『My Body』はMOMOKAが作詞に参加しました。コレオグラフィーに関しても、シングル2曲目の『Burning Flower』は自分たちで、『BAD LOVE』はNAOKOを中心に、振り付けを作りました」</p>
<p>──今回のアルバムに収録された『ALL IN』は、作詞作曲のクレジットが「HANA」なんですね。これは初めてですか？</p>
<p>CHIKA「この曲は自分たちで作詞作曲して、コーラスやアレンジの部分は手伝っていただきましたが、ほぼ自分たちで制作しました」</p>
<p>JISOO「クレジットに『HANA』の名前があることが、すごく嬉しいです」</p>
<p></p>メンバーがいるから乗り越えられた
<p>──移動中や待機時間にメンバー間で流行していることはありますか。</p>
<p>JISOO「流行っているもの……なんだろう……。私たち、ずっとしゃべっているんですよ」</p>
<p>CHIKA「チーム全体がうるさいんだよね（笑）」</p>
<p>JISOO「あるとき、控室がたくさんある会場だったんですね。それで、自分たちの楽屋がわからなくなって迷子になりかけたんですけど、奥からすごく賑やかな声が聞こえてきて、『あそこだ！』ってたどり着けたことがありました（笑）」</p>
<p>──どんなことを話しているんですか。</p>
<p>JISOO「ファッションのことが多いです。私たちの中でファーのアイテムが流行っていて、どこで買ったの？とか」</p>
<p>──メンバーからもらった言葉で、勇気づけられたことは？</p>
<p>CHIKA「最近、YURIから『自分のことを信じられないなら、私の言うことを聞いて』と言われたんです。今も自分のことを疑ってしまうことがあるんですね。デビューするときは、ちゃんみなさんを信じたから、自分のことを信じることができたんです。だから、信頼する人の言葉を信じることが、私にとってはすごくいい案だと思いました」</p>
<p>JISOO「YURIはそういう言葉をよくくれるんです。私もパフォーマンス中にありえないミスをしたことがあって。頭が真っ白になってパニックになりかけたとき、YURIが励ましてくれて、気持ちが軽くなりました。普段から私が何かミスしたり納得いかないとき、YURIとMOMOKAが元気になる言葉をかけてくれます」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──もし1日だけ他のメンバーと心と体が入れ替わることができたら、誰になってみたいですか。</p>
<p>JISOO「私はMOMOKAかな。考え方が真逆なんです。私は心配性で心配しすぎるクセがあるんですけど、そんなときはいつも隣でMOMOKAが『心配しすぎだよ』と冷静に指摘してくれるんですね。そういう人がひとりチームにいるだけで本当に助かります」</p>
<p>CHIKA「私もMOMOKAですね。考える必要のないところまで考えすぎてしまうので、気持ちの切り替えが上手いMOMOKAになって、これ以上は考える必要はないというラインを知りたいです」</p>
<p>──今、とても忙しい毎日だと思うのですが、どうやってリフレッシュしていますか。</p>
<p>CHIKA「マンガを読みます。バッグにマンガを2冊入れておくのがデフォルトで、海外に行ったりちょっと長い休みのときは最大5冊。メイク中もずっと読んでいて。その時間が私にとっては“オフ”になるんです。休憩中もひとりでマンガを読んで、マンガに集中することで、気分転換になります」</p>
<p>JISOO「私は最近、早寝早起きの大切さに気がつきました。家を9時に出るなら7時には起きて、ごはんを作って、それを食べながら1話20分くらいのアニメを見ることが幸せです」</p>
<p>CHIKA「え！ JISOOが？」</p>
<p>JISOO「ずっと出かけるギリギリに起きていたけど、最近そうなの」</p>
<p>──最近、ハマっているマンガやアニメは？</p>
<p>CHIKA「最近は『チ。―地球の運動について―』を読んでいます。危険性を顧みずに好奇心に従って夢を追うキャラクターに共感しちゃうんですよ。特にこの作品に登場する『怖くない人生などその本質を欠く』という言葉に救われました。前に進むのは怖いこともあるけれど、それでいいんだ、これが生きることなんだ、私もたくさん挑戦しようと思いました」</p>
<p>JISOO「私がアニメやマンガを見始めたのは『SLAM DUNK』からだったので、今もスポーツ系のマンガやアニメが大好きですね。登場人物が何度挫折しても立ち上がる姿に、私の音楽人生を重ねて力をもらっています。『ブルーロック』の『世界一のエゴイストでなければ世界一のストライカーにはなれない』という言葉から、自分に集中して自信をもって頑張ろうと思えたし、『メダリスト』を読んで何度挫折しても立ち上がる力をもらいました」</p>
<p>──今の質問にも重なるところがあるんですが、心の支えになっている一冊を選ぶとしたら？</p>
<p>JISOO「韓国の『GARBAGE TIME』というバスケのマンガです。音楽をやめようかと迷っていた時期があって、この作品の次のエピソードの公開だけが楽しみでした。『No No Girls』で日本に来たときも、このマンガを全冊持ってきて、読んで泣いて練習して泣いて、読んで泣いてまた頑張る……という毎日でした」</p>
<p>CHIKA「わかる！ 私も悩んでたときに救ってくれたのが『進撃の巨人』でした。私たちはみんなマンガやアニメが好きだけど、特にJISOOと私は、マンガとアニメからものすごく勇気をもらっています」</p>
<p>1st Album『HANA』<br />
発売日／2026年2月23日（月）デジタルリリース、25日（水）CDリリース<br />
URL／hana-brave.lnk.to/1stAL_HANA</p>
<p></p><p>The post 【JISOO、CHIKAインタビュー】「7人だから乗り越えられた」HANAの1stアルバムまでの軌跡 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>山中柔太朗 × 髙松アロハインタビュー「春になったら、箱根の温泉でゲームしよう」</title>
        <link>https://numero.jp/interview477/</link>
        <pubDate>Tue, 17 Feb 2026 09:00:05 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Interview]]></category>
		<category><![CDATA[Aloha Takamatsu / 髙松アロハ]]></category>
		<category><![CDATA[Jyutaro Yamanaka / 山中 柔太朗]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>山中柔太朗と髙松アロハがW主演を務める、映画『純愛上等！』が公開。ケンカは強いがクールで寡黙な白岩高校の佐藤美鶴（山中柔太朗）と、人望が厚くケンカも強い紅桜高校の亀井円（髙松アロハ）という、敵対する高校のトップを張るヤンキーふたりが恋に落ちるという新感覚のラブストーリーだ。同じ事務所で共演は3回目。よく顔を合わせるというふたりが、今作で改めて感じたお互いの魅力とは？</p>
再発見した、お互いの優しさと相性のよさ
<p class="picture"></p>
<p>──共演すると知ったときの気持ちと、最初に脚本を読んだときの感想は？</p>
<p>山中柔太朗（以下、柔太朗）「原作（七緒による同名マンガ）の美鶴はイケメンキャラで、キラキラしている印象だったんですが、脚本では、ラブストーリーに加えて兄弟愛なども描いていて、映画になるのがすごく楽しみだったのを覚えています」</p>
<p>髙松アロハ（以下、アロハ）「僕、ひとりっ子なんです。だから、弟がいる円を演じることが楽しみでした。それに、柔くんとご一緒するのは、とてもありがたいことだし、むしろ僕でいいのかという不安もありました。経験が多いわけではないので、頑張らなきゃなというプレッシャーも感じつつ作品に臨みました」</p>
<p>柔太朗 「僕も共演がアロハくんと聞いて、僕らはけっこう相性がいいんじゃないかという直感があったし、絶対に良い作品になると思いました」</p>
<p>──撮影していく中で知った、お互いの新たな一面は？</p>
<p>柔太朗「実は、共演するのはこれで3回目なんです。最初に共演してからもう5年経ちます。イベントではアロハくんの活躍を見させていただいていたんですが、最近はしっかり話す機会がなくて。でも今回、撮影で一緒に過ごして、昔よりもさらに優しい人だなと感じました。スタッフさんにも僕にも気遣ってくれて、ミネラルウォーターを渡してくれたり、細やかな気遣いがたくさんあって、これはモテそうだと思いました」</p>
<p>アロハ 「（笑）。柔くんはいつも男前なんですよ。顔が急接近するシーンがあるんですけど、演技中にも関わらずドキッとしちゃいました。生まれ変わったら、柔くんみたいになりたいです。顔も心も全てが完璧すぎます」</p>
<p>──どんなシーンにキュンとしましたか。</p>
<p>アロハ「円が美鶴に壁ドンされるシーンです。顔がものすごく近距離になって、“キュン死”しそうになりました。僕がキュンとするってことは、柔くんのファンの人だったら、大変なことになるんじゃないですか。“ガチキュン”ですよ。『この映画の円がもし自分だったら』と想像して、“ガチキュン”を楽しんでください」</p>
<p>柔太朗「僕もアロハくんに“キュン”としたことがあって。撮影中じゃないけれど、早朝からの撮影の日は、駄菓子屋のシーンで控室になっている畳の部屋で、空き時間に横になったりしてたんです。そうしたら、アロハくんが『座布団を枕にする？』と聞いてくれて。そういう細かい気遣いに“キュン”としました」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──共演して、すごいと感じたところは？</p>
<p>アロハ「普段の柔くんと美鶴になった柔くんは、全く別人になっていることがすごい。あと、柔くんは飲み込みがすごく早いんですよ。監督の指示もすぐに吸収するし、スイッチの切り替えがすごく早い。役に入り込んだらもう誰も止められないなと感じました」</p>
<p>柔太朗「そんなことないです。もちろん監督さんの指示は、なるべく早めに吸収したいなと思っています。アロハくんは、アーティスト活動のときのパフォーマンスもそうなんですが、表情を作るのが上手なんです。表情のバリエーションが豊富で、楽しいとき、悲しいときの感情の表現が本当に上手。僕も勉強になりました」</p>
<p>アロハ「パフォーマンスでは、表情管理を意識したことないかも。ボーカルの歌に合わせて楽しんでいるだけなんですけど、今回はお芝居なので円の表情はちゃんと考えました。円もわかりやすいキャラクターではあるし」</p>
<p>柔太朗「美鶴の場合は感情がわかりにくい性格ではあるんですが、徐々に感情の変化が現れるように、そこは僕も考えたかな」</p>
<p>──アクションシーンが多い作品ですが、撮影は大変でしたか。</p>
<p>アロハ「僕はアクションシーンが多かったんですけど、自分の希望を採用してもらったのが嬉しかったです。ボクシングの“フック”ってありますよね。僕のフックの形が監督から綺麗だねと言ってもらえたので、『僕、フックが好きなんです』と言ったら、フックのアクションをたくさん入れてもらえました」</p>
<p>柔太朗「僕はアクションシーンの数というより、スマートにこなして勝つという役だったんです。準備期間はアクションというよりも、体重を増やすことが大変でした。食べる量を増やして今より体重を7kgほど重くしていたんです。撮影が終わったら、すぐ痩せちゃいました」</p>
</p><p></p>誰もが元気になる特別ユニット「鶴 and 亀」制作秘話
<p class="picture"></p>
<p>──特別ユニット「鶴 and 亀」として、主題歌を担当しています。レコーディングやMV撮影はいかがでしたか。</p>
<p>柔太朗「hitomiさんの『LOVE 2000』という有名な楽曲をふたりでカバーさせていただけることがすごく光栄でしたし、映画にもすごく合っています。この曲を男性ボーカルで歌う良さも新たな発見でした。僕らふたりの声も相性がいいと思います」</p>
<p>アロハ「特に『愛はどこからやってくるのでしょう』っていうサビの歌詞が、本作の内容とも合っていて、歌わせて頂けることに感謝しかありません。でも、歌ってみると、キーが高くて難しいんです。僕は普段、超特急ではダンスを担当しているので、レコーディングの経験はあったけれど、ボーカルのひとりとしてこんなに歌ったのは初めてなんです。歌に慣れてないからボイストレーニングに行ったり、家でもたくさん練習しました。メンバーにも見てもらって『もっと明るくいけ』『もっと口を開けろ』と言われました」</p>
<p>柔太朗「シューヤくん？」</p>
<p>アロハ「分かった？（笑）。MV撮影では、最初、リップシンクしながら踊ることができなくて。グループでは、歌うときは歌う、踊るときは踊るというスタイルなので、歌いながら踊る経験がなかったんです。だから、ディレクターさんにめっちゃ怒られて……」</p>
<p>柔太朗「そんなに怒られてはないけど、『もうちょっと口開けて』って言われてたよね。僕はユニットも初めてだったし、別のグループのメンバーと一緒というのも新鮮で、すごく楽しかったです。ダンスになると、アロハくんは覚えるのがすごく早いんです。MV撮影の朝に、振りを覚えてすぐに撮影というタイトなスケジュールだったんですが、アロハくんはすぐに『大丈夫です、行けます！』って。『僕、全然大丈夫じゃないんです』ということがあって、ダンスはもうちょっと頑張らないといけないなと思いました」</p>
<p>アロハ「でも、色使いもユニークで、誰が見ても気持ちが明るくなるようなMVになったと思います」</p>
<p>──周りからこの作品についてどんな反応があると予想しますか。</p>
<p>アロハ「僕らのメンバーはすごく楽しみにしてくれています。今回のMVも『めっちゃいいじゃん』と言ってくれました」</p>
<p>柔太朗「M!LKのメンバーは、どうだろう。見てくれてるのかな。アロハくんと仲がいい塩﨑（太智）は、基本的にいつも無関心なんですが、今回は『アロハと何かやるんでしょ？』と、意外と共演することを知っていて、『ピンク色のMV、あれ良かった』と言っていたような気がします。だから多分、見てくれたんじゃないかな。太ちゃんがそう言うなんて、珍しいです」</p>
<p></p>趣味でリフレッシュ。一緒に楽しむなら「ゲームとサウナ」
<p class="picture"></p>
<p>──この作品では、美鶴と円、どちらもケンカに強い反面、暴力には肯定的ではないというキャラクターでした。おふたりにとって、「強さ」というのはどんなときに感じるものですか。</p>
<p>柔太朗「我慢ができる人には強さを感じます。我慢にもいろんな種類がありますが、感情が高ぶりそうなときにぐっとこらえらえていたり、つい口を出したくなるところを我慢して自分の中に収めている姿を見ると、強いな、かっこいいなと思います」</p>
<p>アロハ「今、『強さ』と聞いてパッと思いついたのが、ライブのオープニングでメンバーと横並びになった瞬間です。横にはメンバーがいて、目の前にはファンの皆さんがいてくれる時が、僕、今最強だなって思います」</p>
<p>──ふたりともアーティストと俳優という仕事を並行していますが、ふたつの活動は全く別のものと捉えていますか。演技がアーティスト活動にいい影響を与えることは？</p>
<p>柔太朗「僕の中では、そのふたつが全く別のものではなくて。むしろ、互いを補い合っているように感じています。俳優業に本気で取り組んでいるなかで、アーティスト活動には表情の使い方だったり、さまざまな影響を与えていて、僕にとってはどちらもなくてはならない存在です。グループを長く続けていくためにも役者として大きくなれたらと思っています」</p>
<p>アロハ「僕は超特急に加入する前からずっとダンスをしていて、ダンス歴は17年ぐらいになるんです。だから、ダンスだったらアドリブもすぐにできるんですけど、それに比べて芝居の経験はまだ浅いので、芝居のアドリブを求められても緊張してしまうんです。以前は、芝居をダンスの振り付けのようにして覚えようとしたこともあったんですが、それも自分には合ってなくて。だから今も模索中ではあるんですけど、お芝居の仕事を続けて今のダンスと同じくらいの経験値になったら……、例えば今のダンス歴と同じくらいの17年後、自分がどんな演技をしているか楽しみです」</p>
<p>──おふたりとも忙しい毎日が続きますが、疲れたときのリラックス方法は？</p>
<p>柔太朗「忙しいときほど、ゲームです。睡眠時間を削るほどではないんですが、次の日の現場入りの時間が少し遅かったらゲームをします。現実逃避することができるし、なにかに没頭する時間があると頭がリセットされる感覚になります」</p>
<p>アロハ「僕はサウナ！ サウナは本当にいいですよ。みんなにおすすめしたいです。サウナでととのってる時間は、頭が空っぽになるんです。何も考えない時間って、すごく貴重ですよね。それに仕事柄、いつ誰に見られてもカッコよくありたいからずっと肩に力が入っているんですね。でもサウナでととのうと『カッコよくなくてもいいや〜』と思えるくらいリラックスできる。そういう時間は大事だし、最高のストレス解消法です」</p>
<p class="picture"></p>
<p class="picture"></p>
<p>──自分の趣味に、お互いを誘うなら？ 例えば、柔太朗さんとアロハさんと一緒にするならどんなゲームをしますか。</p>
<p>柔太朗「アロハくんもスマホではゲームをやってるから、一緒にゲームすることはあるんですが、僕の場合はパソコンのゲームなので、誘うとしたら、まずパソコンを買ってもらわないといけないという敷居の高さがあって。何十万円かけてパソコンを買ってもらってからがスタートなので、なかなか誘うのも踏み出せないんですが、これひとつ買ったら無限の可能性があります」</p>
<p>アロハ「無限か！ 僕もパソコンを買おうかなと考えたことはあるんだけど、今の部屋には置くところがないんだよね。引越しのタイミングで考えようかな。やっぱり、画質とかスペックとかも絶対パソコンのほうがいいだろうし」</p>
<p>柔太朗「パソコンがあれば、ゲーム内で編集したりいろいろカスタマイズできるから、できることが増えます」</p>
<p>──アロハさんが柔太朗さんをサウナに連れて行くとしたら？</p>
<p>アロハ「東京にもサウナはたくさんありますが、東京のサウナって露天風呂がついてないことが多いんですよ。僕は温泉も好きなので、柔くんを箱根に連れて行きます。サウナもよくて自然に囲まれた温泉があるんですよ。春頃、少し暖かくなってきた頃に一緒に行きたいです。柔くんは多忙すぎるから、多分、爆睡するよ。サウナに入って、横になった瞬間、起きられない。それぐらい本当にいいところがあるんですよ。空気もおいしいし、鳥の声が聞こえるし、すごく気持ちいいから」</p>
<p>柔太朗「そう聞くと、サウナも温泉もいいなと思うんですが、やっぱりサウナに入る時間に、ゲームやりたくなっちゃう」</p>
<p>アロハ「じゃあ、箱根でゲームもしよう（笑）」</p>
<p>柔太朗「持っていけばいいか、パソコンごと（笑）」</p>
<p>衣装／山中柔太朗 ジャケット ￥104,500 パンツ ￥46,200（ともにガラアーベント /サーディヴィジョンピーアール 03-6247-9087）<br />
髙松アロハ ジャケット¥132,000、タートルネックカットソー¥22,000（ともにガラアーベント/サーディヴィジョンピーアール 03-6247-9087）その他スタイリスト私物</p>
『純愛上等！』
<p><br />
紅桜高校のトップ・亀井円は、明るく人望も厚いが、2年前の出来事をきっかけに「喧嘩も恋愛もしない」と決めていた。ある日、敵校・白岩高校のトップと噂される佐藤美鶴が、円の祖母の駄菓子屋「かめいや」の2階に入居。寡黙な美鶴と過ごす中で、円は彼の優しさに触れ、美鶴も円の真っ直ぐさに心惹かれていく。しかし、2年前に円の心に傷を残した人物の影が現れ、円が恋も喧嘩もしない理由、美鶴が近づいた理由の真実が明らかに…。</p>
<p>出演／山中柔太朗（M!LK）、髙松アロハ（超特急）／白鳥晴都、嵐翔真、浅野竣哉、小平大智、高橋瑠央、宮脇優／那須ほほみ、山中聡、オラキオ／堀夏喜（FANTSTICS）<br />
原作／七緒『純愛上等！』（BeSTAR comics）<br />
監督／八重樫風雅<br />
脚本／川崎僚<br />
音楽／斎木達彦<br />
主題歌／鶴 and 亀「LOVE 2000」（SDR）<br />
www.junai-movie.com/</p>
<p>全国公開中</p>
<p></p>
<p class="btn_entry">山中柔太朗＆髙松アロハのサイン入りチェキを<br />
1名様にプレゼント</p>
<p></p>
<p></p><p>The post 山中柔太朗 × 髙松アロハインタビュー「春になったら、箱根の温泉でゲームしよう」 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>ちゃんみなインタビュー「もう一度、素を見せるとき」</title>
        <link>https://numero.jp/20260215-chanmina/</link>
        <pubDate>Sun, 15 Feb 2026 03:00:52 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Interview]]></category>
		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Fashion]]></category>
		<category><![CDATA[CHANMINA / ちゃんみな]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>ツアー、結婚、出産、ガールズグループHANAのプロデュース。公私ともに大きな変化を経て、輝きを増すちゃんみな。自身の新アルバムを制作中という彼女の次なるクリエイションに迫る。（『Numero TOKYO（ヌメロ・トウキョウ）』2026年3月号掲載）</p>
<p class="picture"></p>
<p>──前作『Naked』から約3年、出産とHANAのプロデュースを経て、現在制作中の新アルバムでは制作スタイルに変化はありましたか。</p>
<p>「変わらないつもりでも、やっぱり変化しました。というのも、HANAがいることが大きくて。彼女たちの楽曲も全部手がけているので、自分のアルバムは必然的に『ちゃんみならしさとは何か』を追求した表現になりそうです。そういう意味でも、新アルバムは『ちゃんみなとは一体どういう人間なのか』を理解してもらえるものになると思います」</p>
<p>──2、3年おきにコンスタントにアルバムを発表していますが、今回もリリース日を決めて制作を？</p>
<p>「今回は焦りたくなかったんです。ずっとHANAの制作をしていたので、自分のアルバムを同時進行するのはどうしても無理があったんですね。私にとって音楽は、私生活あってこそ。私生活を犠牲にすると音楽が作れないから、まずちゃんと“生活”をさせてほしいとスタッフと話し合いました。だから、自分の気持ちにフィットするような曲作りをできている感覚があります」</p>
<p>──生活がクリエイションの源に？</p>
<p>「そうですね。娘と公園に行ったり、家の中で遊んで笑い合ったり。一緒にお風呂に入って、どんなに忙しくても一緒に眠る。それで朝は保育園に連れていく。ちゃんとオフの状態を作って娘と、そして家族と過ごしたり、友達と会ったり。パートナーは韓国に住んでいるので、両親に手伝ってもらいながらですけどね」</p>
</p><p></p>“ギャグセン”とアートの融合
<p>──2026年はデビューシングル「未成年」から10年目へと入りますが、これはひとつの章の完結、それとも新たな章のスタートでしょうか。</p>
<p>「継続のひとつのポイントになると思います。10年目にやりたいことは以前から決めていて、まだお知らせはできないんですが、形にしたいし、ライブツアーもありますし。ただ、23年から続いたツアーシリーズ『AREA OF DIAMOND（以下、AOD）』は、2月からの『AOD4』をもってピリオドを打ちます。次はライブの自由度をもう少し上げてみようかなと思っていて。音楽にはルールはないし、ライブは私の自由なAREAですよね。私は演出も自分で手がけているんですが、いわゆるライブの構成にこだわらずに、でもデジタル社会の今だからこそ、生で聴く意味や会場にわざわざ足を運ぶ価値があるライブの良さを提示できたらいいなと考えています」</p>
<p>──ライブツアーは18〜21年の「THE PRINCESS PROJECT（以下、TPP）」シリーズ、23年からは「AOD」シリーズでした。ツアータイトルが変わるときは、ご自身の中でも活動のテーマが転換する時期なのでしょうか。</p>
<p>「『AOD』を始める前に、私の中でも変化があって。デビューしてからそれまで、私のファンの子たちの肩身が狭そうだなと思うことがあったんです。『ちゃんみなが好き』と口に出しにくいんだろうな、と。デビュー当時、『練馬のJKラッパー』とかいろんなラベルが貼られて、イロモノ扱いされることもあった。そもそも名前がひらがなだし、私を知らない人は『何をやってる人？』という状態。大人たちも私の話をまともに聞いてくれなかったんですよ。『若い子が何を言ってるの？』って。</p>
<p>私は私で、当時、尖り散らかしていたんですけどね。でも『TPP』シリーズが完結したあたりで、私を取り巻くものが大きく変わったと感じました。大型フェスに出演したとき、会場に入場制限がかかるほどたくさんの人が見に来てくれて、一番奥にいる人まで私に手のひらを見せてくれた。そのときに初めて『私、認められたんだ』と感じました。ファンの子たちが『ちゃんみなが好き』と堂々と言えるタイミングが来たと確信して、『AOD』を始めようと思ったんです」</p>
<p>──それはアルバムでいうと『ハレンチ』と『Naked』の間頃？</p>
<p>「はい。その頃、自分に自信がついたんですよね。『私の好きなように表現していいんだ』と思えた。本当の自分を見せられるぐらい成長したから、素を出してしっかり生きてみようと。それでステージ上でメイクを落としたんです。『素敵』って『素に敵なし』だと思っているんですね。本当の自分をさらけ出して嫌われたら仕方ない。取り繕うほうが意にそぐわない。それから、だいぶ『変な人』になったと思います。でも本来、私はこんな感じです」</p>
<p></p><p>ジャケット¥346,500　トップ¥396,000　パンツ¥180,400　イヤリングセット¥88,000　ベルト¥62,700（すべて予定価格）／Balenciaga（バレンシアガ クライアントサービス）</p>
「違和感」から曲が生まれ、「責任」が背中を押す
<p>──今、クリエイションにおいて大切にしていることは？</p>
<p>「“ギャグセン”の高さです。新アルバムのジャケットも一歩間違えたらギャグになるけれど、それがアートと交差するとき、クリエイティブが爆発するような瞬間があるんですよね。本当に紙一重なんですけど、どれだけギャグセンが高いものを世に送り出せるかを追求したいんです。『面白い』ってたくさん種類があって、なかには人を傷つけたり、不快にさせるものもあるけれど、私はそれをいいと思わない。どれだけルードにならず、いかに面白さとアートを融合させるか。先行シングル『WORK HARD』もそうですけど、ライブの会場が『わぁっ』と沸いて、みんながハッピーになる、その瞬間を共有したいと思っています」</p>
<p>──クリエイションの原動力はどこから湧いてくるんですか。</p>
<p>「すべては『違和感』から始まります。今回のアルバムもそうですね。ガールズグループオーディション『No No Girls』が始まった頃から、『ちゃんみな先生』とか『ちゃんみな様』と呼ばれることが増えたんです。私は別にあがめられたいわけでもないし、先生と呼ばれるほどの年齢でも、経歴でも、芸歴でもない。美化されすぎているんじゃないかと違和感がありました。</p>
<p>そこから広げていって、かなり生々しい表現になりそうです。もちろん、ギャグセンを交えながらですけどね。もしかしたら今、もう一度、『素』を見せる段階なのかもしれません。ステージでメイクを落として、私とみんなの間にある壁を取り払ったら、なぜかキラキラのフィルターがかかってしまった。それを外す作業をしないと。私のファンの人にも、周りにいる人にも、できるだけ本来の『ちゃんみな』の認識であってほしいと思っています」</p>
<p>──出産を経験すると、母性が崇拝されすぎることもありますよね。</p>
<p>「すべての母たちはあがめられるべきですよ。子どもを産んで育てるって本当に大変ですから。その一方で『母』という言葉がプレッシャーになることもありますよね。『私』じゃなくて『お母さん』にならなくちゃ、優しくなくちゃいけないし、良い母であらねばって。母は偉大だけど、そこを強調しすぎないでほしいとは思います」</p>
<p>──出産・子育ては創作に影響しましたか。</p>
<p>「私にとって音楽は日記みたいなものなので、そこはあまり変わりません。『i love you』という曲は10月期の金曜ドラマ『フェイクマミー』の主題歌でもあったし、この純粋な想いを残しておきたいという気持ちもあったけど、だからといって、作品全部がガラッと変わるということでもなくて。何かを作るのは『タトゥー』を入れることに近い感覚です。だから私はタトゥーだらけ」</p>
<p>──身も心も削りながら、ずっと音楽を作り続ける理由は？</p>
<p>「クリエイションは私にとっての命綱です。これがなかったらとっくに死んでいたかもしれません。音楽を作ることで私でいられるし、今は『責任』もあります。定年退職した両親のこと、娘のこと、HANAのこと、『No No Girls』に参加してくれた子たちと今も連絡を取り合っているので、彼女たちの未来も。私の肩に『責任』がドンとのしかかっていて、それがエネルギーになっているわけじゃないけど、責任感から作り続ける部分もあると思います」</p>
<p>──ライブのMCで「私が死んでも曲は残る」と話したり、インタビュー記事でも「死から逆算して考える」と答えていましたが、いつも終わりへの意識が？</p>
<p>「人はいつか死にますから。『命日』は仏教（浄土真宗）で『仏としての命がもらえた日』という意味の言葉なんですって。日本は死んだら数え年で一歳増えるんですよね。そういうのも興味深いなと思って。死に対して恐怖心はないんです。好奇心があるというと誤解を生みそうですが、先に逝った親族や友人に会えると思うと楽しみですし。終わりを意識することで、今やるべきことがはっきりするんです。仕事ばかりしていても、もったいない。私が好きなこと、今やっておきたいことはなんだろうなって。たとえば旅行でも、死ぬまでに見たい景色を優先して行き先を決めています。エジプトに行ったり、今は最北端の街に行きたくて。余命は誰にもわからないから、毎日ベストを尽くそうと思って生きています」</p>
<p>──５年後、10年後の未来にやりたいこと、続けていきたいことは？</p>
<p>「音楽は自分と切っても切り離せないものだから、曲は作り続けていると思います。ただ、音楽しか知らない人間にはなりたくないんですね。この間も、自動車税の高さに驚きました。保育園の入園にもこんなにたくさん書類が必要なのかって。でも、そうやって地に足をつけて、生活することはちゃんと続けていきたい。それから、ほかのアーティストのプロデュースも続けられたら。HANAはいつかセルフプロデュースができるように育てているので、ある程度、私の手を離れるかもしれませんが、息苦しさを感じて生きるミュージシャン、クリエイターに対して、私が共感できるところは手を差し伸べてあげられるくらい、懐が広い人間になれたらと思っています」</p>




ちゃんみなが纏う、メゾンの新たな輝き 
Fashion / 14 02 2026




<p></p><p>The post ちゃんみなインタビュー「もう一度、素を見せるとき」 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>中島歩インタビュー「嫌われてもいいから、やりたいことは全部試した」</title>
        <link>https://numero.jp/talks129/</link>
        <pubDate>Fri, 09 Jan 2026 03:00:43 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Interview]]></category>
		<category><![CDATA[Ayumu Nakajima / 中島歩]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[talks]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>旬な俳優、アーティストやクリエイターが登場し、「ONとOFF」をテーマに自身のクリエイションについて語る連載「Talks」。vol.129はテレビ東京のドラマ25『俺たちバッドバーバーズ』で主演を務める中島歩が登場。</p>
<p class="picture"></p>
<p>演じるのは、表の顔は理容師、裏の顔は表社会で解決できないとトラブルを力で解決する裏用師（リヨウシ）という役柄。端正なルックスと知性漂う佇まいで、映画やドラマに欠かせない存在感を放つ彼が、本作では長髪でカジュアルな衣装をまとい、予測不能なコメディとアクションに挑戦している。かつてないほどの熱量で挑んだ現場、そして役柄を通して感じた「無敵」な感覚とは。彼が自身のキャリアの“原点”とも語るテレビ東京の深夜ドラマ枠で、全てを出し切ったという今の思い、そして創作の源泉となる「OFF」の時間について聞いた。</p>
</p><p></p>「無敵」になって全てを捧げた主演作
<p>──今回の作品はコメディであり、アクション要素も満載です。撮影を振り返っていかがでしたか。</p>
<p>「撮影はずいぶん前に終わりましたが、もう『全部出し切ったぞ』という感覚です。子どもの頃からふざけてきたことの集大成のようなものを、全て台本に乗せて出し切りました。体を動かすことも多いし、大声も張り上げる役なので、撮影中はとにかく体調が悪かったんです（笑）。スケジュール的にもハードでした。でも、お芝居をしているときは本当に楽しかった。とにかく『自由』でした」</p>
<p>──ご自身が演じた「日暮歩（ひぐれ・あゆむ）」というキャラクターをどう捉えていましたか。</p>
<p>「台本を読んだとき、すごく少年漫画っぽいなと思いました。ただ、それをいかにもキャラクターっぽく演じると面白くないので、塩梅に苦労しました。日暮は熱量がすごいので、そのエネルギーに置いていかれないように必死。今回は、思いついたことや適当さ、そういう『自由さ』をどんどん試しました。これは現場に怖い先輩がいなかったことと（笑）、主演ということもあって。『ここで急に段ボールをかぶってみよう』とか、『怒りに震えて電気がチカチカする演出はどうですか』とか。誰も聞いてないのに僕がその場で思いついて、『じゃあやりましょう』となる。周りが誰も止めたりしない……もしかしたら気を遣われていたのかもしれませんけど、今回は『それでもいいか』と振り切っていました。嫌われてもいいから、やりたいこと、思ったことは全部言おうというスタンスでした。まさに『考えるな、感じろ』といった調子で。普段、主演をやることもそんなにないですし、毎日朝から晩まで撮影して、全てを捧げた夏でした」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p>──アクションシーンや散髪のシーンも印象的です。準備はどのように？</p>
<p>「アクションに関しては、僕はプロの殺し屋の役ではないので、いかに『下手にやるか』を意識しました。銃を持ったことがない人が持ったときの感じとか、子どもが『わぁ、バンバン！』ってやるような、あそこまで下手なのは見たことないと言われるくらい（笑）。みんな上手にやろうとするものですが、あえて下手にやる面白さを狙いました。一方で、髪を切る手捌きに関しては、空き時間にずっとハサミを持って練習していました。フォームや持ち替えなど、そこは（草川拓弥さん演じる）月白との対比も見どころだと思います」</p>
<p>──バディでもある草川拓弥さんとの関係性はいかがでしたか？</p>
<p>「彼は役柄的にあまり自由にできない部分もあったと思うので、僕が好き勝手やるのは申し訳ないなと思いつつ……裏では車の話で盛り上がりましたね。彼の好きな車がすごく変わっていて、それに親近感を覚えました。僕もあまのじゃくだから、ちょっとズレたものが好きなんです。</p>
<p>バディとしては、本読みや撮影を通して『お母さん（＝日暮）と中学生の思春期の息子（=月白）』みたいな関係性が見えてきたんです。阪元（裕吾）監督の持ち味であるぶっ飛んだケンカやアクションの中に、二人でご飯を食べるような日常会話の繊細なやりとりを入れて、共感してもらえるように意識しました。僕の中では、これはある種のラブストーリーというか、熱い友情関係が育まれているところが物語の芯だと思っているので、そこを大事にしながらつくっていきました」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──今回の役を通して、ご自身に変化はありましたか。</p>
<p>「衣装を着て、変な髪型にしたときに『無敵』な気分になれたんです。撮影後、その髪型のまま車で家に帰ったんですけど、すごくカッコつけて運転している自分がいて。『俺は無敵だ』みたいな（笑）。役柄を通して、自分の中にあった見栄のようなものがはがれ落ちた気がします。作品が終わった今ではまたいつもの感じに戻りましたけど、自分の中に『こんなところもあるんだ』と発見できた体験でした」</p>
<p>──テレビ東京の深夜ドラマでの主演には、特別な思いがあったそうですね。</p>
<p>「オファーをいただいたときはうれしかったです。僕が初めて出たドラマもテレビ東京の深夜でしたし、小劇場や映画館、新宿武蔵野館界隈の映画人たちに優しく手を差し伸べてくれるのがテレビ東京の深夜枠なんです。ある種のホームのような場所。そこで主演のお話をいただけたことは、一つの到達点のような、願ったり叶ったりの出来事でした」</p>
<p class="picture"></p>
思考をチルアウトさせるための瞑想
<p>──お忙しい中でのオフのひとときに、中島さんがリラックスしている方法、心身をリセットする方法は何ですか？</p>
<p>「2年ほど前から毎日やっているのは瞑想です。Netflixの瞑想チャンネルを使って、風呂上がりにほてった体を冷ます時間にやっています。瞑想の目的は、まず第一に体の力を抜くこと。あとは、ずっと頭の中で言葉がバーッとなっている状態からチルアウトさせること。これは、情報社会における『情報のシャットダウン』でもあります」</p>
<p>──お休みの日は何をしていますか？</p>
<p>「家にいて溜まった家事をしていることが多いですが、先日やっと映画館に何度か行けました。ただ外に出ると、消費（買い物）が頭を占めてしまうので困ります。いろんな広告が目に留まってしまって。だから時間があれば、ちょっと街から離れるのもいいですよね。アウトドアで焚き火をして、温泉に入って帰る、ということも以前はしていました。ロケでも観光では行かないようなマイナーな場所に行ったりすることがありますが、そういうところに行くのがプロセスを含めて好きなんです」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──長期の休みが取れた際、行きたい場所はありますか？</p>
<p>「行ってみたいのは地中海、モロッコとか。特に目的はないんですけど、知らない場所に行くことは大好きですね。観光地に行くというより、自由に探し回って面白いものを発見するほうが、彷徨っている感じがしていいんです。そこにエキゾチシズムを感じてしまうのは、たぶんエキゾチックミュージックの影響です。細野晴臣さんがエキゾチックの定義として、『遠くにあるものを近くに持ってきて眺める』とおっしゃっていたのですが、その感覚がしっくりきています。知らない遠くの場所を眺めている感じです」</p>
<p>──音楽もお好きなんですね。</p>
<p>「音楽はずっと好きで、最近はアンビエントを聴いています。あんまりうるさいのは得意ではなくて、ゆったりしたものを中心に。インターナショナル・アンセムというシカゴのジャズレーベルがあって、そこのレコードをよく聴きます。ジェフ・パーカーやカルロス・ニーニョといった、西海岸のジャズを牽引している方々は特に気に入っています。音楽は家でも移動中でもずっと聴いてますね」</p>
<p>──普段のファッションで好きなテイストやこだわりを教えてください。</p>
<p>「今回の役柄では普段着ないような服と髪型をしていましたが、ずっとシンプルなものが好きです。好きなのは、シャツとパンツとカーディガン。色味はモノトーンは嫌で、紺は結構好んで着ます。ブランドだと、思春期の頃はラフ・シモンズが憧れでした。最近だとルメールも好きです」</p>
<p>&nbsp;<br />
</p>
<p>ドラマ25『俺たちバッドバーバーズ』<br />
田舎町にひっそり佇む「月白理容室」。一見、普通の理容室だが、店主の月白司（草川拓弥）には、客が持ってきた表社会では解決できないトラブルを力で解決する裏用師（リヨウシ）としての一面があった。ひょんなことから元美容師の日暮歩（中島歩）が月白理容室で住み込みで働くことになり、二人は不器用ながらもさまざまな依頼を引き受け、依頼人の人生と髪を整えていく。</p>
<p>脚本・監督／阪元裕吾<br />
出演／中島歩、草川拓弥、原田琥之佑、吉田美月喜、濱田龍臣、後藤剛範、高良健吾<br />
2026年1月9日（金）より、毎週金曜深夜24:42〜放送。</p>
<p></p><p>The post 中島歩インタビュー「嫌われてもいいから、やりたいことは全部試した」 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>バービー×植物療法士・森田敦子 対談 「ハーブでからだの不調をのりこなそう」</title>
        <link>https://numero.jp/20251227-phytotherapy/</link>
        <pubDate>Sat, 27 Dec 2025 03:00:22 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Interview]]></category>
		<category><![CDATA[Culture]]></category>
		<category><![CDATA[Barbie / バービー]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>4年半にわたる連載「開けチャクラ！　バービーのモヤモヤ相談室」がいよいよ最終回。ゲストに、妊活中からバービー自身の“モヤモヤ”に寄り添い、並走してきた植物療法士の森田敦子先生を迎え、日々の不調を整える方法を聞いた。（『Numero TOKYO（ヌメロ・トウキョウ）』2026年1・2月合併号掲載）</p>
<p class="picture"></p>
<p>&nbsp;</p>
<p>──二人の出会いを教えてください。</p>
<p>バービー（以下、B）「約5年前に結婚が決まり、ピルをやめて妊活を始めようと思ったんです。でも、前にピルをやめたときに重い生理痛やPMSに悩まされたことがあって、それをかかりつけの産婦人科の先生に相談したら、『バービーさんはフィトテラピー（植物療法）が合いそうだから、森田敦子さんのところに行ってみては？』と提案してくださって。それで、森田先生のサロンに伺ったんです」</p>
<p>森田（以下、M）「私、実はそのときバービーさんのことをあまり知らなかったんですけど、当時小学生だった息子が『世界の果てまでイッテQ！』を見ていて、バービーさんのファンだったんですね。『ママ、バービーさんって、冷たい池に落とされたり、過酷なロケしているすごい人なんだよ！』って教えてくれて（笑）。だから、お会いする前から『体は相当冷えてるだろうな』と思っていました」</p>
<p>B「最初のカウンセリングで『冷えてますよね？』と言われたのを覚えています（笑）。冷えを感じたらまずは足をさすって体を温めてね、と役立つケアを教えてもらったり、生活のリズムを整えることの大切さも教えてくださいました。そこから妊活に向けて、ハーブを取り入れた生活がスタートしたんです」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──具体的にどのようなハーブを飲まれていたのでしょう？</p>
<p>M「妊娠に向けての体づくりは冷えを取り、血流を促して、免疫を高めていくことから。なので、ホルモンバランスを整え、女性ホルモンのような働きをするチェストベリーや、心を穏やかに保つメリッサ、血行促進に効くヴァンルージュ、膣粘液をサポートするラズベリーリーフなどをおすすめしました」</p>
<p>B「教えてもらったハーブを取り入れるようになってから、ピルをやめても、気持ちの波が穏やかになって、むくみにくくなりました。あと、妊活中は森田先生がプロデュースしている『コスメキッチン エルボリステリア』のTGP Premium*というタンチュメールを飲んでいました」<br />
*TGP Premiumは現在は廃盤。</p>
<p>M「タンチュメールはハーブの濃縮液のことで。TGP Premiumは女性ホルモンの調整作用があるチェストベリーやメリッサ、血流改善に効くヴァンルージュやホーソンを配合していて、体温を上げ、より妊娠しやすい体づくりに導きます。あと、造血作用のあるネトルもブレンドしているので、月経時や月経前後の貧血の予防にもいいんですよ」</p>
<p>B「水に数滴垂らして簡単に摂取できるので、忙しい日でも無理なく続けられるのがよかったですね。妊娠中期は老廃物が溜まりやすく、むくみやすくなるのでデトックスを促すヴァンルージュやエキナセア、ローズヒップを。妊娠後期は抗酸化や血糖上昇抑制に効くブルーベリーリーフ、高血圧や集中力アップに効くゴツコラやストレス緩和にアプローチするギンコを飲んでいました」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──フィトテラピーを続けて、どんな変化を感じましたか？</p>
<p>B「妊娠中は体内のホルモンが変化して、マイナートラブルに悩まされがちですが、その時々に合ったハーブを飲んでいたおかげで、一度も風邪をひかず、腹下しもなく、健康的に過ごせました。産後は鬱予防にセントジョーンズワートや、母乳の分泌を促すといわれるチェストベリーを摂っていたおかげで、出産直後から『パワー増してない？』と周りから驚かれるほど元気で（笑）。あと、先生に教えてもらったスギナパウダーも摂取していたからか、産後の抜け毛も少なかったです。独特な味なんですけど、白髪が増えにくいと聞いて今も飲み続けています」</p>
<p>M「スギナは髪や骨を作るケイ素が豊富なんです。私もずっとスギナを摂ってるんですけど、白髪がほとんどなくて、全頭染めをしたことがないんですよ。植物療法は日本ではあまり浸透していないけれど、植物は薬の原点。アスピリンもヤナギの樹皮から作られています。だから、きちんと選べばちゃんと体が整うんですよ。ただし、妊娠中や授乳期に飲んではいけないハーブもあるので必ず専門家に相談してほしいですね」</p>
<p>──いまバービーさんは心や体の悩みはありますか。</p>
<p>B「プレ更年期の予兆を感じています。月経量や膣周りの潤いが少し減ってきたなと」</p>
<p>M「バービーさんが素晴らしいのは、そうやって自分の変化に気づけること。そういう人ってなかなかいないんですよ。更年期は45歳前後から訪れるといわれていますが、早めに気づいて対処すれば、ソフトランディングできる。冷えを防ぎ、血流を促し、潤いを保つなど、きちんと準備しておけば怖くないですよ。ハーブでいえばスギナやネトル、ローズなどがサポートしてくれます」</p>
</p><p></p>内なる声に耳を傾け、自分を整える
<p class="picture"></p>
<p>──お二人はフェムケアやフェムテックの発信もされていますが、伝える上で大切にしていることは？</p>
<p>M「まず何より、自分の心や体を労わることの大切さを伝えたいですね。そして、性欲があることは恥ずかしいことではなく、むしろ“生きる力”の一つなんです。健康を支える三本柱は『食欲・睡眠欲・性欲』。どれも人生に欠かせない基本的な欲求です。私はフランスで薬学を学んでいた頃、セクソロジー（性科学）に出合いました。セクソロジーは、単に性交や性的快楽を扱う学問ではなく、生き方や心身の健康を総合的に理解するための学問です。性に関する知識が不足していたり、偏っていたりすると、羞恥心や罪悪感にとらわれて、心身の不調を招くことも。自分の心と体をより良くして生きるための知恵でもあるんです」</p>
<p>B「そうですね。フェムケアも、セクソロジーの視点から語ることで一気に理解が深まると思います。私の場合、堅苦しくなく、ユーモアも交えて伝えられるのが強みかなと感じています。そういえば、セックスの経験がない友達に膣を潤すことや骨盤底筋群を鍛えることの大切さを話しても、『自分には関係ない』と言われるんですが、『将来、膣萎縮や脱腸のリスクが増えるかもよ』と話すと、老後が心配だから、前のめりになって聞いてくれるんですよ（笑）。 今だけでなく、これからをどう心地よく生きるかという視点で語るとフェムケアもセクソロジーもぐっと身近なテーマになるのかなと」</p>
<p>M「そうね。体を知ることは、自分を尊重すること。変化を恐れず、観察することから始めてほしいですね」</p>
<p>B「私も『不調が出る前に整える』という考え方を大切にしています。ハーブを通して、自分の心と体がどう対話しているのか、少しずつ感じ取れるようになってきました。これからも内側の声に耳を傾け、自分を整えていきたいです」</p>
<p></p>植物療法とは？
<p>植物が持つ有効成分を利用して、人間の心身の健康維持や不調改善を目的とする伝統的な療法。一般的には「フィトテラピー」とも呼ばれ、ハーブティーを飲む、精油の香りを嗅ぐ、植物を使ったハーブ剤を塗布するなどの方法で、体内の自然治癒力を高め、バランスを整える効果があるといわれている。</p>
<p>&nbsp;</p>
あの悩みに効く！森田先生とバービーのおすすめハーブ
<p>Tisane　ゴツコラ（10g）¥564</p>
<p>産後ケア、肌の養生には「ゴツコラ」<br />
血行を促進し肌の調子を整えるほか、コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンの生成を助ける働きで角質層の水分保持力をアップさせ、肌のバリア機能を高める。「“CICA”とも呼ばれ、肌トラブルを鎮める成分として化粧品に使われることも」（森田）</p>
<p>Tisane　チェストベリー（10ｇ）¥310</p>
<p>月経不順、PMSには「チェストベリー」<br />
女性ホルモンの一つ、プロゲステロン様作用を持っており、乱れたホルモンバランスを調整してくれる働きがある。「月経不順、無月経、月経痛、PMS、月経過多、更年期、月経中の肌荒れなど、女性特有の不調に大活躍してくれます」（森田）</p>
<p>Tisane　セントジョーンズワート　（10ｇ）¥383</p>
<p>ストレス、イライラには「セントジョーンズワート」<br />
自律神経のバランスを整え、精神を安定させるハーブ。海外では“サンシャインハーブ”と呼ばれることも。抗うつ薬との併用は厳禁。「産後鬱予防に処方してもらいました。元気でいられたのはこれのおかげかも」（バービー）</p>
<p>Tisane　ホーステール（10ｇ）¥339</p>
<p>白髪、抜け毛には「スギナ」<br />
別名ホーステール。ミネラル類を多く含み、髪に栄養を運ぶサポートをしてくれる。抗酸化作用を持つ成分も豊富で、白髪の発生を抑制する働きも。「産後の抜け毛対策にパウダーで摂取。ドカっと髪が抜けることはなかったです」（バービー）</p>
<p>*すべてLe Bois Eclat（ルボア エクラ）で取り扱い中。<br />
&nbsp;</p>
<p class="picture"></p>
<p>LE BOIS ÉCLAT（ルボア エクラ）<br />
森田敦子先生が主宰する体験型ウェルネスショップ。日々のストレスや体調の揺らぎ、女性特有のリズムに寄り添うハーブや精油、フェムケアアイテムが幅広くラインナップ。また、森田先生によるパーソナルカウンセリングや植物療法士がハーブブレンドを提案するサービスも。ハーブ蒸しの施術やハーブを学ぶためのワークショップも開催。</p>
<p>住所／東京都目黒区上目黒1-11-7 1F<br />
営業時間／11:00〜18:30<br />
定休日／火曜日<br />
TEL／03-6416-9548<br />
URL／leboiseclat.com</p>
<p>森田敦子／著（ワニブックス）</p>
<p>『ベスト・オブ 自然ぐすり- 体と心の不調と予防に -』<br />
ロングセラー書籍『自然ぐすり』がさらにパワーアップした完全保存版。あらゆる体の不調に対して最良の処方と考えられるハーブを図鑑形式で一挙に紹介する。</p>
<p></p><p>The post バービー×植物療法士・森田敦子 対談 「ハーブでからだの不調をのりこなそう」 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>祖先とつながり、起源に立ち戻る。マオリの信念を伝えるNZ発香水ブランドCurionoirに宿る深い精神性</title>
        <link>https://numero.jp/interview476/</link>
        <pubDate>Fri, 19 Dec 2025 09:00:09 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Interview]]></category>
		<category><![CDATA[fragrance]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[interview]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p class="picture"></p>
<p>ニュージーランドに土着するマオリ民族の血統と文化を引き継ぐTiffany Witehiraによる香水ブランド、Curionoir（キュリオノワール）。芸術作品のような佇まいと、小さなポーションで持ち運べる利便性、特徴的な香りで、人気を誇っている。</p>
<p>草花の特徴を活かしてブレンドされたCurionoirは、一つひとつがティファニーの大切な記憶に沿って、詩のように織り込まれている。濃度高く抽出された香りはその人の体温に乗って特徴を変えながらゆっくりと芳香する。ガラス職人たちとともに創り上げる香水瓶やキャンドルは、一つひとつ形が違い、主人の個性をそっと肯定する。使い終わったキャンドルはそのまま花瓶としても活用できる。</p>
<p>元々スタイリストとして活躍していたティファニーは、調香師となり、やがて、マオリに伝わる願いや祈りを込めたブランドを成功させることとなった。マオリ民族をルーツに持つ彼女のクリエイティブジャーニーに強い影響を及ぼしているのは祖母の存在だ。インディジネスの人々が大切にしてきた自然への敬意、畏怖、祈りや癒やし、そしてマオリのルーツに通じる大切なこころについて話を聞いた。</p>
<p class="picture"></p>
<p>──お会いできて光栄です。可愛らしいタトゥーが入っているんですね。</p>
<p>「このタトゥーは、古代マオリの女神を表しています。マオリの創世神話の中に登場する存在で、人が亡くなったとき、その魂が次へ向かうまで見守る役割を持っています。『ヒネ』は女性、『テ・ポウ』は夜を意味します。『ヌイ・テ・ポウ』は、“最も長い夜”。とても深い闇の象徴でもあり、同時に、守りの時間でもある。死というよりも、その先に進む前の“間”を司る存在ですね。私はこの女神に、昔から強く共鳴してきました」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──Curionoirという名前も、その世界観と強くつながっていますね。</p>
<p>「Curionoir自体は、マオリ語ではありませんが、私たちがとても大切にしている『Whakapapa（ワカパパ）』──系譜、血統、精神性──は、しっかりと繋がっています。私たちにとって、ものをつくるという行為には、『なぜそれをするのか』『どこから来ているのか』という背景が大切です。それがなければ、意味がないんです。何にもつながっていないものを、ただ“美しい”からという理由だけで生み出すことは、私にはできませんでした。</p>
<p>私が調香を学び始めたのが、20年ほど前で、その頃の環境はフランス語が中心でした。しかし、どんなに周囲の言語や文化が変わっても、私の中には『Whakaaro Māori』──マオリの思考のあり方が、ずっと残っていました。それは学んだものというより、血の中にある感覚です。</p>
<p>Curioは、好奇心を刺激する芸術的なオブジェを意味します。Noirは、闇、マオリ語でTe Pō。この二つを結びつけたとき、私が生きていた“ある時間”が、そのまま名前になりました」</p>
<p>──その“ある時間”というのはどのような時間だったのでしょうか？</p>
<p>「息子に授乳していた頃です。夜中に目が覚めて、そのまま眠れなくなることがよくありました。でも、ただ起きているのではなく、その時間に調香をして、学び続けていました。闇（Te Pō／Noir）の中で。</p>
<p>誰にも見せるつもりもなく、将来これが仕事になるとも思わず、ただ、惹かれるものに手を伸ばしていたんです。Curionoirという名前は、まさにその夜の時間のWhakapapaなんです」</p>
</p><p></p><p class="picture"></p>
<p>──当時はファッションや広告の仕事していましたが、なぜ調香師の道を選んだのでしょう？</p>
<p>「はい、ニュージーランドで、ファッションや広告の現場に関わっていました。当時を振り返ると、香りづくりは、最初は完全に“サイドプロジェクト”だったんですよ。正直、その頃『調香師になる』とか『ブランドをつくる』とかそんな明確なビジョンは、まったくなかった。ただ、なぜか離れられなかった。理由は説明できないけれど、『やらずにはいられない』という感覚だけがあったんです」</p>
<p>──そこには、家族の存在も強く関係しているのでしょうか？</p>
<p>「とても大きいです。私の家系では、代々、マオリの伝統医療『Rongoā（ロンゴア）』が受け継がれてきました。曽祖母の父は、Tohunga（トフンガ）と呼ばれるヒーラーでした。Rongoāは、在来植物を使った伝統的な医療のことです」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──マオリの伝統医療「Rongoā」について、教えてください！</p>
<p>「在来植物を使った治療法で、木や低木、花、シダ、樹皮、木部などを用います。でも、それだけではありません。マッサージや身体に触れるケア、私たちが『ミリミリ』や『ロミロミ』と呼ぶ施術、そして『Karakia』と呼ばれる祈りや詠唱も含まれます。</p>
<p>Karakiaは宗教ではなく、エネルギーを整えるためのもの。行為に意図を与え、その人の身体や心の状態に意識を向けるための時間です」</p>
<p>──Rongoāは、ご家族の中でどのように受け継がれてきたのでしょう。</p>
<p>「Tohungaは、ヒーラーであり、知恵を受け継ぐ人でもあります。これは100年以上前の話で、彼の父や母、その前の世代も、同じようにRongoāを実践していました。特に、私の家系では女性たちがその知識を守り、つないできました。曽祖母、その母、姉妹たち。Rongoāとは、知識として学ぶものというより、暮らしの中で自然に身につくものだったんです」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p>──日常の中では実際にどのようにRongoāのメソッドが使われていたのですか？</p>
<p>「もし誰かが咳をしていたら、『Kūmarahou（クーマラホウ）を取りに行こう』と森へ入る。筋肉が痛ければ、別の植物を使って身体を揉む。必要な分だけを採り、使い終えたら、また自然に返す。とても実用的なものでした。そして、そこに必ずKarakiaがあります。それは『治してあげる』という感覚ではなく、『今この人に必要なことをする』という姿勢です」</p>
<p>──Kūmarahouについて、もう少し詳しく教えてください。</p>
<p>「Kūmarahouは、私たちの家族にとってとても大切な植物です。今も毎日、葉を煮出してトニックとして飲んでいます。味は、正直に言うと、とても酸味が強いですし、多くの人が『美味しくない』と感じると思います。でも、呼吸器系にとても良く、アレルギーや皮膚炎、肝臓や内臓の浄化にも使われます。</p>
<p>冬は特に、喘息や呼吸が苦しい人にとって助けになります。花にはサポニンが含まれていて、水と一緒に揉むと泡立つ。石鹸のように使える植物でもあります」</p>
<p>──素晴らしい伝承医療ほど、伝えていくのが難しいという現状があります。</p>
<p>「1907年にニュージーランドで『トフンガ抑圧法』が施行されました。これは植民地政策の一環で、Rongoāの実践を制限するものでした。在来植物を使って人を癒すと、罰を受ける可能性があった。だから人々は病院へ行き、西洋医学に頼るしかなくなった。その結果、多くの知識が失われかけました。続けることが、とても難しい時代だったんです」</p>
<p>──お祖母様はどうしたんですか？</p>
<p>「彼女は、Rongoāを手放さず、同時に、看護師になる決断をします。それは伝統を否定するためではなく、西洋医学とマオリの世界、この2つを理解し、つなぐためでした。病院では、マオリ語を話せない医師と患者の間で通訳を務め、何が起きているのかを丁寧に説明していたそうです。</p>
<p>そして家に帰ると、『家で続けられること』『一緒に使える植物』そうしたことを人々に教えていました。対立させるのではなく、併走させる。それが彼女のやり方でした」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──祖母の存在や考えは、今のあなたの活動にどのように影響していますか？</p>
<p>「私が今やっていることは、正直に言って、祖母の教えがなければ成り立ちません。</p>
<p>祖母が何より大切にしていたのは、『取りすぎない』という考え方でした。必要な分だけを使うこと、それ以上は自然から受け取らないこと。それは言葉で教えられたというより、日常の行動そのもので示されていました。</p>
<p>祖母はとても質素な暮らしをしていました。派手なことは何一つなく、でも、すごく強い軸があった。自然と向き合う姿勢、人と関わる姿勢、そのすべてが静かでした。その考え方は、今の私のものづくりにそのままつながっています。プロダクトが売り切れたとしても、無理に補充はしません。ときには数カ月、待ってもらうこともあります。『作れるから作る』『求められているから増やす』という判断はしません。その姿を見て育ったからこそ、私も香りづくりの中で、伝統と現代、自然と科学を分けて考えることができません。</p>
<p>祖母はもうこの世にはいませんが、私の中では、ずっと一緒にいます。判断に迷うときや、少し立ち止まる必要があるとき、自然と祖母の姿や言葉が浮かぶ。今、私がやっていることは、祖母から受け取った感覚を、別の形でつなぎ直しているだけだと思っています」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──最初の香り「Dark Bouquet」は、ティファニーさんにとってどんな存在ですか。</p>
<p>「森にナナと曾祖母と一緒に入って、数日間過ごしたあとに生まれた香りです。森から出たところに、ジャスミンの茂みがあって、私たちはそのジャスミンに手をこすりつけていました。自然の中にいたあとの、あの突然の甘さ……。ジャスミンが強く、ベチバーや少しレモンのフレッシュさ、そしてシナモン。とても若くて、シンプルな香りです。17年くらい前に作った香りで、私にとっては原点と言えます。今の作品と比べることもあるけれど、ノスタルジーがあるので、残しています。私にとっては『時間と場所』がはっきりある香りだから」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──最新作のひとつ Opia について教えてください。</p>
<p>「Opia は、人と目が合ったときに生まれる感情から来ています。相手の瞳の奥に、引き込まれていく感じ。瞳孔の奥の、深さや暗さ。これは『死』ではなく、深さです。ダークで、ウッディで、とても樹脂的な素材を使っていて。とても、ミステリアスな香りです」</p>
<p>──Extrait de Parfum（エキストレドパルファム）にこだわっていますね。</p>
<p>「私たちが作っているのは、すべて Extrait de Parfum です。これは、もっとも濃度が高く、樹液のような質感を持っている香水です。拡散するための香りではないんですね。Extraitを肌に押し込むこと。ゆっくり混ざること。それは『纏うもの』ではなく、『関係を持つもの』だと思っています」</p>
<p>──香りを通して、何を一番伝えたいですか。</p>
<p>「世界を変えたいわけではありません。ただ、誰かが祖母を思い出したり、森や自然、昔の記憶を思い出したり、少し立ち止まって呼吸する時間を持てたら。それで十分だと思っています」</p>
<p></p><p>The post 祖先とつながり、起源に立ち戻る。マオリの信念を伝えるNZ発香水ブランドCurionoirに宿る深い精神性 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>ロウンインタビュー「言葉にすれば夢は叶う。僕は人生を楽しみたい」</title>
        <link>https://numero.jp/talks128/</link>
        <pubDate>Wed, 17 Dec 2025 04:00:51 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Interview]]></category>
		<category><![CDATA[ROWOON / ロウン]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[talks]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>旬な俳優、アーティストやクリエイターが登場し、「ONとOFF」をテーマに自身のクリエイションについて語る連載「Talks」。vol.128は俳優のロウンにインタビュー。</p>
<p class="picture"></p>
<p>ドラマ『婚礼大捷』や『恋慕』『偶然見つけたハル』などで、日本でも人気の高い俳優・ロウンが、『映画ラストマン -FIRST LOVE-』で日本映画に初出演する。日本語での演技や共演者との交流、俳優として活動していることや、入隊前の心境についても聞いた。</p>
</p><p></p>日本作品に挑戦して、新たな方向性を見出すことができた
<p class="picture"></p>
<p>──『映画ラストマン -FIRST LOVE-』で、日本映画に初参加されました。オファーを受けた理由は？</p>
<p>「やはり最初は少し心配でした。日本語と英語でのセリフ、しかも自分にとって新たな環境の中で演じることが、果たして自分にできるんだろうかと不安があったのですが、思い切って挑戦することで、結果的に自分の新たな方向性や可能性が開けたのではないかと思います」</p>
<p>──ドラマ『ラストマン』はご覧になりましたか？</p>
<p>「仕事柄、飛行機をよく利用するんですが、実は、機内で偶然、ドラマ『ラストマン』を見たことがあったんです。今回、オファーをいただいて、改めてドラマを拝見して、とても面白い作品だと思いました。これが映画化されるということは、物語は２時間に圧縮されるから、展開が凝縮されて確実に面白いだろうと思います」</p>
<p>──今回演じるのは、FBI特別捜査官であるクライド・ユンという人物です。彼の魅力を教えてください。</p>
<p>「あらゆることに意欲の高い人です。監督から、彼はアメリカから派遣された人物なので、自ら積極的に行動を起こす人物なのではないかとアドバイスをいただきました。コミカルな部分もシリアスな表情もあるので、みなさんに楽しんでいただけるんじゃないかと思います」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──この作品は豪華キャストで知られていますが、共演者と現場ではどのようなコミュニケーションが？</p>
<p>「日本語をうまく話せるわけではないので、最初は不安もあったのですが、大泉さんが積極的に声をかけてくださって、とても楽な気持ちで現場に臨むことができました。それに、福山（雅治）さんや大泉（洋）さんをはじめ、みなさんが僕を気遣ってリラックスさせてくださいました。とても学ぶべき点の多い方々だと思います。みなさんと連絡先を交換したので、日本に来たときに一緒に食事ができるような、そんな仲間になれたんじゃないかなと思います」</p>
<p>──今回のセリフはすべて日本語と英語でしたが、役づくりはどのように？</p>
<p>「まず、自分のセリフだけでなく相手役の方のセリフも翻訳していただいたものを読み、内容を理解した上で覚えました。セリフの間合いに関しても、韓国語とは異なる部分があったのかもしれませんが、感覚的に上手くできたんじゃないかと思います。英語のセリフに関しては、英語圏の友人が声を録音して送ってくれたり、日本語の部分は日本事務所のスタッフの方が助けてくれたので、言葉に関しては大きな心配というのはなかったです。ただ、いつもは、相手役のリアクションを計算せずに芝居に臨んでいるんですが、今回は外国語ということもあって、ある程度、相手はこういう反応をするんだろうなと頭に入れた上で演技をしました。本来、自分がしている演技のスタイルではなかったので、撮影序盤は少し違和感もあったのですが、共演者のみなさん、監督やスタッフさんとの距離感が縮まるうちに自然な気持ちで演じることができました」</p>
<p>──今回、北海道でのロケもありましたが、撮影中に北海道で食べたものや滞在中のエピソードを教えてください。</p>
<p>「北海道にはとても感動しました！ カニ丼や豚丼、蕎麦……、美味しいものをたくさんいただきました。共演の永瀬廉さんと一緒にお寿司屋さんに行ったのですが、そこで食べたお寿司がとても美味しくて。ウニもそうですし、全ての海鮮が最高でした。実は、北海道は豚肉でも有名だとは知らなかったんですけど、豚丼は3杯も食べてしまったくらい。いつもはそんなに食べないんですよ。今、思い出していたらお腹が空いてくるくらい、本当にあれもこれも全部、美味しかったです」</p>
<p></p>「ロウン」として長く活動したいから、自分を第一に考えるようになった
<p class="picture"></p>
<p>──今回、日本映画に挑戦されましたが、アメリカでは３月に行われた「第97回アカデミー賞授賞式」に出席されました。いかがでしたか。</p>
<p>「僕が信じていることのひとつに、『自分の夢を周りの人に話すと、実現に近づく』ということがあります。まるで夢が現実になったかのように、ありとあらゆることを想像して言葉にするんです。そういった意味で、アカデミー賞授賞式に参加したことは、とてもいい経験になりました。現地では、俳優の方々だけでなく、監督やカメラマン、メイクアップなど、映画に関わる様々な方とお会いしました。授賞式というのは映画を愛する人たちの集まりでもあるんですね。だから、僕はそういった方々に名刺を配ったも同然なんです（笑）。一言で表現するなら、すごくいい勉強ができましたね」</p>
<p>──ボーイズグループSF9の活動と並行しながら俳優を続け、2023年に演技を始めとする個人活動に集中することになりました。それ以降、ご自身の「表現」に変化はありましたか。</p>
<p>「俳優活動に本格的に転向することで、グループから自分ひとりでの活動になりました。自らを信じて、自らを試し続けることが、とても楽しいと感じています。自分の行動が全て自分に返ってくるので、自分自身に厳しくなったところもあるかもしれません。“ロウン”としてこれからも長く活動していきたいと思っているので、これは自分にとってプラスになるかどうかを、深く考えて判断するようになったし、はっきりと主張できるようになりました。それから、“キム・ソグ”を最優先に考えて大切にしていくことが大事なんだとも考えるようになりました。“キム・ソグ”というのは僕の本名です。それを念頭に入れて、いろんなことを判断することは、結果的にファンの皆さん、友人や家族を守ることに繋がっていくんだと思っています」</p>
<p>──変化の早い芸能界に流されず、自分自身を保つために意識していることは？</p>
<p>「本を読んだり、映画をたくさん観たりして、芸術的なものからインスピレーションを得るようにしています。それから、ひとりで過ごす時間を大切にしています。心配することも悩むこともあるんですが、悩みの原因を探って解決策を考えます。そうしないと気が済まない性格でもあるんですけど、自分が崩れてしまったら誰のためにもならないと思うんです。誰かのために生きるなら、自分がしっかりしていないと。自分をしっかり守ってこそ、周りの人にも手を差し伸べられる存在になれるんじゃないかと思います」</p>
<p>──ロウンさんが芸能界にデビューして以来、ずっと応援しているファンがたくさんいらっしゃいますが、どんなときにファンとの絆を感じますか。</p>
<p>「アイドル活動をしていたときは、ファンのみなさんと直接お会いする機会がたくさんありました。俳優活動に集中するようになると、その機会はとても貴重なものになるんですね。だからこそ、ファンミーティングを開催するんですね。みなさんにお会いして、直接、目を見ると、ずっと待っていてくれたんだなとわかるし、自分を恋しく思ってくれているんだな、自分の歌や演技を好きでいてくれるんだなと、感じることができるんです。すごくありがたいし、ファンのみなさんが送ってくださるメッセージが、僕の胸に突き刺さって切なくなることもあるんです」</p>
<p>──誠実な人柄が伝わります。努力家としても知られるロウンさんですが、演技や語学の勉強、トレーニングを続ける中で、挫けそうになったときはどうやって自分を奮い立たせるのでしょうか。</p>
<p>「一旦そこから離れてみるのもひとつの手だと思います。僕の場合は、あれもこれもやりたくないと思ったら、まず手を止めて、今日はSNSデイにしようと決めて、YouTubeばかりを見る日にします。それから、自分自身に『本当にやりたくないのか』と問い直す。本当に嫌なら辞めてもいいけど、リフレッシュすると、もう一度頑張ってみようかなと思えたりするんです」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──プライベートについてもお伺いします。好きなファッションや毎日の美容ルーティンを教えてください。</p>
<p>「ファッションはゆったりしたものが好きですね。Tシャツもオーバーサイズを選びます。それに、暑くても薄手のアウターを羽織るスタイルも好きです。美容は特別なことはやっていません。化粧水を塗るようになっただけでも、だいぶ進歩したんですよ。入隊してから、ちゃんとスキンケアを続けられるか心配です（笑）」</p>
<p>──日々のトレーニングはどんなことを？</p>
<p>「週に5回ほどパーソナルトレーナーと一緒にトレーニングしています。気分転換にテニスをすることもあります！　それから、鶏肉と水を混ぜた『鶏ジュース』もよく飲んでいます」</p>
<p>──世界を飛び回って活動する中で、韓国に帰ってホッとする瞬間は？</p>
<p>「お母さんが作ってくれた料理を食べるときです。でも今は、お母さんが日本旅行中なので、僕が先に韓国に帰って、猫に餌をあげないといけないんですよ」</p>
<p>──先ほど、北海道のグルメについて伺いましたが、読者におすすめの韓国料理を教えてください。</p>
<p>「おすすめは『テジコリ』という料理です。『豚のしっぽ』という意味なんですが、豚のお尻の部分からしっぽにかけての部位をスライスして焼いて食べるんです。ちょっと辛くて豚足にも似た食感なんですけど、ソメク（焼酎とビールで割ったお酒）に合わせると最高です。ぜひ一度味わってみてください！」</p>
<p>──最後に、これからについて伺います。現在、入隊を控えていますが、将来、挑戦したいことを教えてください。（取材は春頃に実施）</p>
<p>「演技だけでなく絵も描きたいし、音楽面ではアルバムもリリースしたいと思っています。それ以外にも、様々な分野に挑戦したいし、機会があれば日本やアメリカの作品にも出演してみたいです。世界中を旅してみたいし、これからも僕には楽しい人生が待ってると信じています。僕は、楽しむことを休んだりしませんよ。ファンのみなさんとは、しばらく直接お会いすることはできませんが、2年分のカレンダーを作りました。これを眺めながら、待っていてくださると嬉しいです」</p>
<p>『映画ラストマン -FIRST LOVE-』</p>
<p></p>
<p>どんな事件も必ず終わらせる最後の切り札・ラストマンの異名を持つ全盲の FBI 特別捜査官・皆実広見(福山雅治)と、警視庁捜査一課の護道心太朗(大泉洋)。<br />
数々の難事件を解決してきた無敵のバディは、ある事件のために北海道へ。そこで出会ったのは、皆実の初恋の人、ナギサ・イワノワ（宮沢りえ）。<br />
謎の組織から追われている彼女を守るため、FBI から新たに派遣されたクライド・ユン捜査官(ロウン)や護道泉（永瀬廉）、CIA、北海道警の合同チームと共に事件に挑むが、そこには世界を揺るがす陰謀が絡んでいた……。</p>
<p>脚本／黒岩勉<br />
企画プロデュース／東仲恵吾<br />
監督／平野俊一<br />
出演／福山雅治、大泉洋、永瀬廉、今田美桜、ロウン、月島琉衣、寛一郎、谷田歩、黒田大輔、松尾諭、今井朋彦、奥智哉、木村多江、吉田羊、上川隆也、宮沢りえ</p>
<p>X／＠LASTMAN_tbs<br />
Instagram／lastman_tbs<br />
TikTok／@lastman_tbstv</p>
<p>2025年12月24日(水)全国ロードショー<br />
URL／www.lastman2025.jp/</p>
<p></p><p>The post ロウンインタビュー「言葉にすれば夢は叶う。僕は人生を楽しみたい」 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>礼真琴、新章へ。喜びもゆらぎも力に変えて、歩み出す理由</title>
        <link>https://numero.jp/interview475/</link>
        <pubDate>Mon, 15 Dec 2025 09:00:27 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Interview]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[interview]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>2025年8月に宝塚を退団し、新たな一歩を踏み出した礼真琴。「ひとりで歩き始めて2歩目」だと語る彼女は、毎日揺れ動く心境の中で、新しい出会いや挑戦に身を委ねながら、自分自身の輪郭を更新し続けている。トップスターとして積み上げてきた覚悟と、まだ知らない未来への高鳴り。そのすべてを抱えながら、“礼真琴の第二章”は静かに加速していた。</p>
「宝塚で過ごした時間は、“礼真琴”を形づくったすべてなんです」
<p class="picture"></p>
<p>──宝塚歌劇団を2025年の8月に退団されて少し時間が経ちましたが、どんな心境の変化がありましたか？</p>
<p>「毎日、心境が変化しています（笑）。退団した後、まだ宝塚に自宅があった頃は、家に帰るたびに少し切なくなったり、悲しくなったりしていたんです。でも、上京をしてからは、いい意味で“帰る場所がない”状態になったからこそ、『前に進むしかない』という気持ちに切り替わりました。今回のような撮影を経験したり、新しい方々と出会う機会が増えて、新鮮で刺激的な日々を送っています」</p>
<p>──宝塚歌劇団での経験はすべてが宝物だと思うのですが、振り返ってみていかがですか？</p>
<p>「宝塚で過ごした時間は、“礼真琴”を形づくったすべてなんです。だから退団した今も、つい『宝塚ではこうだったけど、ここではどうなんだろう』と、何事も宝塚を基準に考えてしまいます。でも、環境が変わった今でも、人との関わり合いのように変わらないものもありますし、宝塚時代にずっと続けていたルーティーンが、今の生活で自然と役に立っていることもあるんです」</p>
<p>──具体的にどのようなことでしょうか。</p>
<p>「まず、朝起きたらどんなに暑くても湯船に入ります。そうすることで、身体をリセットしているんです。さらに、宝塚時代からずっと一緒に過ごしてきた愛車をそのまま東京に持ってきました。車の中って、いろんな思い出がよみがえるんですよ。だからこそ、新しいことで頭がいっぱいいっぱいになったとしても、愛車に乗るだけで心がふっと癒される。そんな些細な出来事が、私の芯になっているように思います」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──これまでトップスターとして活躍される中で、大きな責任感やプレッシャーもあったと思いますが、ご自身の弱さを誰かに見せることができましたか？</p>
<p>「弱さは絶対に出さないタイプでしたね」</p>
<p>──それは、今も変わりませんか？</p>
<p>「う～ん……出したくないというか、出せないんです。星組時代も周りに『何かあったら言ってね』と声を掛けてくれる方がたくさんいてくれたのですが、性格的に人に頼るのがあまり得意じゃなくて（笑）。自分の悩みを打ち明けることで、相手の時間を奪ってしまう気がして、つい申し訳なくなってしまうんです」</p>
<p>──その感覚は、幼い頃からあったのでしょうか。</p>
<p>「いや、宝塚に入ってからですね。決してそれをネガティブに捉えているわけではないのですが、『これは相談しようかな』と思ったとしても、相手のことを考えると『自分で解決したほうがいいか』と思ってしまうんです。ちょっと面倒なタイプなんです（笑）」</p>
</p><p></p><p>コート¥1,113,200　ニット¥185,900　ピアス¥155,100　ブレスレット¥165,000／すべてEtro（エトロ ジャパン 03-3406-2655）</p>
<p>──でも礼さんはとてもお話しやすいタイプだから、逆に相談される機会は多かったのではないでしょうか。</p>
<p>「そうですね。私は人の話を聞くのが好きなので、誰かとお会いするときも“ずっと話していてほしい”と思うタイプなんです（笑）。だから、自分の悩みはあまり口にせず、時間が解決することを待つことが多いですね」</p>
<p>──気持ちの発散は、どのようにされていたのでしょうか。</p>
<p>「実は私、とても泣き虫なんです。自分のことではあまり泣かないのですが、ドラマや映画を観るとすぐに涙がブワッと出てしまうタイプ。先日も、星組公演の『アレクサンダー』を観て心から感動し、自分でも驚くほど号泣してしまいました（笑）。私が退団した後の3カ月の間に、星組生は新しい作品をつくり上げ、千秋楽まで走り抜けているんです。そのタカラジェンヌのエネルギーと底力に圧倒されましたし、舞台上のみんなの頑張りを見ていたら、思わずボロボロと涙があふれてきて……」</p>
<p>──それは在籍時にはなかった感情ですか？</p>
<p>「新しい感情でした。当時は自分も演じる側だったので、客観的に受け止めたことがなかったんです。でも、今回は違った視点で観ることができて、改めて『すごいところにいたんだな』と実感することができました」</p>
<p>──新しい感情との出会いが続く、そんな日々なんですね。</p>
<p>「本当にその通りで、毎日が学びの連続です。宝塚にいた頃は、たくさんのことを多くの方に支えられていたんだと、改めて気づきました。稽古初日には台本や楽譜も揃っていて、自分が出る場面も衣装も、すでにすべてが決まっているということが“当たり前”の環境だったんです。でも今は、コンサートひとつをとっても全部自分で決める立場になっていて。『自分は何をしたいのか』『何をすべきなのか』に向き合う日々。正直、頭がパンクしそうになることもありました（笑）。それでも、今はそのプロセスがすごく楽しいんです」</p>
<p></p>「毎回、怖いくらい緊張しますし、不安や恐怖もあります。だからこそ、“どう乗り越えるか”が自分の課題なのです」
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<p>──改めて今、表現する楽しさ、表現する意味をどう捉えていますか？</p>
<p>「きっと、これから感じるんだと思っています。これまで男役として培ってきたことが、どう舞台で役立つかはまだまだ未経験ですし。なによりも、2026年に主演させていただくミュージカル『バーレスク』は未知の世界なので、今はすごくワクワクしています。ただ、純粋に楽しみな気持ちだけでなく、不安で怖い気持ち、早く飛び込んでみたいという気持ちや緊張が入り混じっている状態で……。はじまってしまえば、楽しみ方を見いだせると思うのですが、今の準備期間がいちばん怖いですね」</p>
<p>──ミュージカル『バーレスク』の主演が決まったときの心境を教えてください。</p>
<p>「かなり前に映画を観たときは、自分が主役を演じるなんて想像もしていなかったので、ただ単純に楽しんでいました。でも、実際に役が決ってから改めて観直したら、顎が落ちるほど衝撃で！　さらに、ロンドンでミュージカル版を観たときは、出演者のみなさんの圧巻のパフォーマンスに完全に圧倒されてしまって。だからこそ、日本のキャストでどこまでできるのか──その挑戦を、ぜひ楽しみにしていただけたら嬉しいです」</p>
<p>──お話をしていると、プレッシャーに負けるようなイメージがあまりないのですが……。</p>
<p>「いえいえ、めちゃくちゃ感じます！（笑）　毎回、怖いくらい緊張しますし、不安や恐怖もあります。だからこそ、“どう乗り越えるか”が自分の課題なのです。結局は、どんなことでも“練習の量”と、“負けず嫌いの気持ち”、そして“自分には負けたくない”という強さが大事なのかなと思っていて。宝塚にいた頃も、怯えている自分やひるんでいる自分に負けたくなくて、毎回自分を奮い立たせて舞台に立っていました。きっとこれからもその姿勢は変わらないと思いますし、一生、自分自身と戦い続けていくんだろうなと思っています」</p>
<p>コート¥1,113,200　ニット¥185,900　ピアス¥155,100　ブレスレット¥165,000／すべてEtro（エトロ ジャパン 03-3406-2655）</p>
<p>──そのストイックさが、舞台に立ち続ける原動力になっているんですね。</p>
<p>「そうですね。現役の頃は、どんなコンディションの日でも『絶対にここまではやる』という自分なりのラインを決めていました。調子がいい日や、休前日はそのラインを超えていきますし、逆に体調がすぐれない日は、どうにかそのラインだけは下回らないように踏ん張っていて。でも、そう考えると……やっぱりストイックなのかもしれないですね（笑）」</p>
<p>──自分を保つためにしていたことはありますか？</p>
<p>「役や仕事を家に持ち込まないようにしていました。家に帰ったら、愛犬とゴロゴロしてリラックスする時間に切り替えるんです。そのスイッチがはっきりしているので、たとえ舞台で極悪人を演じていても、直前まで爆笑していることもあるくらい（笑）。オンとオフをきちんと分けることは、すごく大事にしています」</p>
<p>──これから、どんな景色を見てみたいと思いますか？</p>
<p>「まだ、“ひとりで歩き始めて2歩目”くらいの段階なので、正直どんな未来が待っているかは想像しきれないんです。でも、コンサートや『バーレスク』を終えたら、きっと新しい自信が生まれると思うので、今はその瞬間が楽しみですね。男役時代も、自分では自覚ができていなくても、経験を重ねることで確かな積み上げがありました。これからも同じように、経験と自信をひとつずつ重ねていきたいと思っています。</p>
<p>そして今後は、舞台に立つことや歌うことだけでなく、映像の世界にも挑戦してみたい気持ちがあります。その夢を一つひとつ叶えていくためにも、まずは目の前のことを丁寧に、着実に積み重ねていきたいですね」</p>
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<p>──では最後に、2009年の宝塚入団当初の自分自身に会えるチャンスがあるとしたら、どんな言葉をかけたいですか？</p>
<p>「『調子に乗るなよ』って言いたいですね（笑）。3年目くらいの自分の舞台映像を見ると、どこかちょっと調子に乗って、カッコつけて踊っているんですよ。それを見るたびに『もっとまじめにやってよ～！』って思うんです。でも、今日の撮影の写真だって、10年後に見たら『無理に女性らしく撮ってない!?』なんて思うかもしれないですよね（笑）」</p>
<p>──10年後、その気持ちを確認するためにも、またインタビューさせてくださいね（笑）。</p>
<p>「ぜひ！」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p>ミュージカル『バーレスク』日本キャスト版<br />
脚本／スティーヴン・アンティン<br />
エグゼクティブプロデューサー／クリスティーナ・アギレラ<br />
演出／トドリック・ホール<br />
公式HP／http://www.umegei.com/burlesquejapan2026/</p>
<p><br />
東急シアターオーブ（東京）2026年5月～6月<br />
梅田芸術劇場メインホール（大阪）2026年7月　<br />
博多座（福岡）2026年7月～8月</p>
<p></p><p>The post 礼真琴、新章へ。喜びもゆらぎも力に変えて、歩み出す理由 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>【対談】アリ・アスター × 板垣巴留「映画と漫画、それぞれの“描き方”」</title>
        <link>https://numero.jp/interview474/</link>
        <pubDate>Wed, 10 Dec 2025 09:00:17 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Interview]]></category>
		<category><![CDATA[cinema]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[Paru Itagaki / 板垣巴留]]></category>
		<category><![CDATA[Ari Aster / アリ・アスター]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p class="picture"></p>
<p>『ミッドサマー』など独自の視点で人々の中に潜む狂気や悲しみを描いてきた、鬼才アリ・アスター監督の最新作『エディントンへようこそ』がついに公開される。前作に続く起用となったホアキン・フェニックスをはじめ、ペドロ・パスカルやエマ・ストーンといった実力派俳優たちが集結した本作では、新型コロナウイルスによるパンデミックやBLM運動といった実際の社会問題を背景に、小さな町で起こる人々の対立と暴走を皮肉たっぷりに描いたブラックコメディだ。</p>
<p>今回、本作の公開に合わせて『BEASTARS』や『SANDA』などを手掛ける人気漫画家、板垣巴留とアリ・アスターのクリエイター対談が実現。独創的な世界観で人々や社会の本質を描いてきた２人が考える、クリエイションの楽しさや人々への眼差しの根底にあるものとは。</p>
予想を裏切り、期待を超える展開
<p class="picture"></p>
<p>──最初に、板垣さんの思うアリ・アスター作品の魅力を教えてください。</p>
<p>板垣巴留（以下、板垣）「アリ・アスター監督の作風は人の哀しさや人生のどうしようもなさを笑い飛ばそうとしているのではないかな、と思いながらいつも楽しみに拝見しています。最新作の『エディントンへようこそ』で描かれている新型コロナウイルスによるパンデミックというのは、私にとってとても辛い時期だったのですが、この映画はそんな辛かった記憶すらも面白おかしく塗り替えてくれたような気がして、とても嬉しかったです」</p>
<p>アリ・アスター（以下、アスター）「最新作を楽しんでくれて嬉しいです」</p>
<p>板垣「前作の『ボーはおそれている』は特に大好きな作品です。他の作品と比較しても、とても内省的で個人的な映画だと思うのですが、監督は自分の撮りたいものや語りたいことと、観客が求めるもののバランスはどのように考えているのでしょうか？」</p>
<p>アスター「正直、僕はみなさんが何を見たいのかよく分かりません。だから、とにかく自分が見たいと思うものや自分だったらどうかな？と考えていつも驚きを作るようにしています。一方で、いわゆるジャンル映画と呼ばれるものを作るときは、いくつかのセオリーがあり、人々が何を期待しているのかが分かるので、わざとその逆をやってみたりして。案外そっちも面白いねってなるんじゃないかなと思いながら、そういうゲームを映画作りで楽しんでいます」</p>
<p>板垣「なるほど。漫画でも予想を裏切り、期待を超える展開が一番いいとされていて、まさしく監督の作風はそれだなと思いました」</p>
<p>アスター「ただ、『ボーはおそれている』はどのジャンルに当てはまるのかよく分からないんです。個人的にはピカレスクじゃないかと思っていて、ピカレスクというのは映画よりも文学に近いとも思うので、そういう意味で『ボーはおそれている』は僕の作品の中では最も小説的な作品と言える気がします」</p>
</p><p></p>追い詰められる瞬間がいい作品につながる
<p class="picture"></p>
<p>板垣「アリ・アスター作品をいくつか観るなかで気になったことがあって、監督は人間が好きなのでしょうか？それとも嫌いですか？」</p>
<p>アスター「個々の人間は好きですが、グループや団体になると怖くなっちゃうんですよね」</p>
<p>板垣「確かに、それはすごく作品から伝わります。作中では、追い詰められた人々がよく出てきますよね。私も追い詰められている人間を漫画描くことが好きだったりするのですが、監督はどういうシーンを撮っている時にテンションが上がりますか？」</p>
<p>アスター「人が追い詰められる場面というのは、物語を語るうえで絶好の機会だと思っています。撮影においてテンションが上がる瞬間は、ストレスフルでみんながプレッシャーを感じている瞬間。時間がないなかでいいものを撮りたいという追い詰められた環境下で撮影したシーンというのは、出来上がって観客と一緒に観る時に一番楽しいんです」</p>
<p>板垣「私の場合は、苦しみながら描いたシーンは後から読み返しても苦しいので、その感覚はすごく新鮮です」</p>
<p>アスター「絵を描くことと撮影することの大きな違いは、絵は自分がペンをコントロールできるので、ダメだったら捨てればいいということ。撮影は、俳優やクルーといった人たちが周りにいつもいるので、うまくいかなかった時のストレスがついて回っているんです。撮影中は時間がない！いつまでに終わらせなきゃ！というプレッシャーがあるので、描く時に感じるような楽しみを感じることはありません。それでも、うまくいかないと思ったシーンが、モニターで見ると案外いいこともあって。そういった手応えが次に進む活力になっています」</p>
<p>板垣「プレッシャーも前向きに捉えていらっしゃるんですね。監督のことを勝手に明るくて陽気な方なんだろうと思っていたので、想像に近い回答でホッとしました。映画監督のお仕事は、他者とコミュニケーションを取る場面が多いと思うんです。チームを組む上で一番大切にしていることはなんですか？」</p>
<p>アスター「仲良くできる人で、自分がやろうとしてることを理解できる人、またその人の活動を自分が理解できる人と一緒に仕事をすることが大事だと思います。それと、ユーモアの感覚が同じかどうかも大切。僕の映画には独特のダークなユーモアがあるので。人間的にも好きだなと思える人と一緒に仕事をすることはとても大事ですね」</p>
<p>板垣「結局は人と人ですもんね。『ボーはおそれている』に続いて、今作でもホアキン・フェニックスさんを起用したのも、ユーモアのセンスが合っていたからなんですか？」</p>
<p>アスター「イエス！本当に僕たちは一緒にお互いに笑かせ合うし、同じものを面白いと思うし、仲がいいんです。『ボーはおそれている』は僕にとっても一番お気に入りの作品です」</p>
次回作はチキンが主役!?
<p class="picture"></p>
<p>──お二人とも独自の世界観をビジュアルとして作り上げながらも、テーマには人間の本質的な部分を扱っていたりと通じる部分もあるのかなと思うのですが、自身の表現についてどのように感じていますか？</p>
<p>アスター「僕は自分のやってることをあんまり考えないタイプなんです。脚本やアートを作ることは直感的な部分が強いので、きっと鑑賞者の方がテーマや何について語っているのかを考えられるんじゃないかなって思います。例えば、『BEASTARS』のカバーを僕が見た第一印象は、動物を使っていることは、何かの強い比喩なんだろうなと思いました。ある人間のパーソナリティを動物で表現してるんじゃないかな？って。寓意とか例え話とか隠喩といったものに関して魅力を抱いてるというところでは、この作品にすごく共感を持てます」</p>
<p>板垣「嬉しいです。結局私たちは現実世界を生きているわけだから、物語を描くとなるとどうしても現実世界を鑑みたストーリーになると思うのですが、そのままを描くのはあまりアートじゃないなと思って、動物とかを使うことが私のスタイルになりました」</p>
<p>アスター「この漫画を早く読んでみたいな」</p>
<p>──最後に、お二人がこれから表現したいものについて教えてください。</p>
<p>板垣「とにかくしっかり連載を続けて、いつか無事に今描いている作品を完結させるということが目標です」</p>
<p>アスター「僕はまだ次何をしようかなって考えている最中。いつもいろんなインスピレーションを探してるので、今日あなたと会えたことで新しいインスピレーションが湧いちゃうかも。今度は大きなチキンの話にしようかな（笑）」</p>
<p>板垣「それは光栄ですね。楽しみにしています！」</p>
<p></p>『エディントンへようこそ』
<p><br />
舞台は2020年、ニューメキシコ州の小さな町、エディントン。コロナ禍で町はロックダウンされ、息苦しい隔離生活の中、住民たちの不満と不安は爆発寸前。保安官ジョーは、IT企業誘致で町を“救おう”とする野心家の市長テッドと小競り合いから対立し「俺が市長になる！」と突如、市長選に立候補する。市長選をきっかけに、町全体に疑いと論争と憤怒が渦を巻き、暴力が暴力を呼び、批判と陰謀が真実を覆い尽くす。</p>
<p>監督・脚本／アリ・アスター<br />
出演／ホアキン・フェニックス、ペドロ・パスカル、エマ・ストーン、オースティン・バトラー、ルーク・グライムス、ディードル・オコンネル、マイケル・ウォード<br />
配給／ハピネットファントム・スタジオ</p>
<p>2025年12月12日(金) TOHO シネマズ 日比谷ほか全国公開<br />
© 2025 Joe Cross For Mayor Rights LLC. All Rights Reserved.</p>
<p></p><p>The post 【対談】アリ・アスター × 板垣巴留「映画と漫画、それぞれの“描き方”」 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>アーティスト門田千明インタビュー「平凡な日常に漂う印象を色とかたちで表現する」</title>
        <link>https://numero.jp/20251202-chiaki-kadota/</link>
        <pubDate>Tue, 02 Dec 2025 05:00:16 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Interview]]></category>
		<category><![CDATA[Feature]]></category>
		<category><![CDATA[Art]]></category>
		<category><![CDATA[interview]]></category>
		<category><![CDATA[Numero CLOSET / ヌメロ クローゼット]]></category>
		<category><![CDATA[Chiaki Kadota / 門田千明]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>木や花、サンドイッチや果物、ソファやぬいぐるみといった日常のひとコマを、グレイッシュな色味で描く門田千明。いつも霧に包まれてような北海道・苫小牧の景色の中で育った門田の作品には、心地良く優しい雰囲気が漂う。選ばれるモチーフは生活の中でふと心に「とまる」ものであり、「愛でられる」対象だ。画題を慈しみ大切にしたいと願いながら、ありきたりな日常の中にある幸せを描こうとする門田の表現を支えるモチベーションをひも解く。</p>
<p class="picture"></p>
絵との出会いが仕事になるまで
<p>──もともと絵を描くのが好きだったのでしょうか。</p>
<p>「北海道の苫小牧で生まれ育ったのですが、子どもの頃、道路のアスファルトにうつる自転車の影が、時間が経つにつれて変化していく様などをチョークでなぞるのが好きでした。そうやって絵を描いていたら、ある日近所のおじいさんに「絵が好きなの？」と聞かれたのです。実はおじいさんはもともと校長先生で、定年後に絵を描きつつ油絵も教えている方だったので、その教室へ通うようになったのです」</p>
<p>──運命的な出会いですね。どれくらい通ったのですか。</p>
<p>「デッサンや彫刻などいろいろ教えていただいたのですが、一番大きかったのは、ものの見方や、広く言えば社会の捉え方など、概念的な要素を学ぶことができたことでしょうか。創作の基本的な価値観は、その時培ったように思います。小学校一年生から中学校に入学するまで通いました。中学に上がる前、『もう技術的に教えることはないから、別のところに通った方がいいよ』と言われたので、寂しかったけれどもやめました。それから美大の予備校に通い始めたのですが、私はただ絵が好きで、美大に入ってからの目的がなかったこともあり、つまらないと感じるようになってしまいました。そしてファッションに興味を持ったので、服飾系の学科がある東京の大学に進学しました」</p>
</p><p></p><p>CAFE AALTOでの個展に合わせて、フィンランド・デザイン界の巨匠アルヴァ・アアルトの代表作フラワーベースに生けられた花々をモチーフに。（左）《けいとう》（右）《smoketree and echinacea》</p>
<p>──ファッションで自己表現するようになったのですね。</p>
<p>「アパレル系の会社に就職したいと思いながら、夜間に美容専門学校へ通い、美容師の免許を取りました。その後、就職した会社でヘアアクセサリーの企画販売を手がけました。学んだことを生かせるので、やりがいを感じられましたね」</p>
<p>──当時、絵は描いていなかったのですか？</p>
<p>「仕事でヘアアレンジの提案をする時などは絵を描いていました。あとイラストも手がけていましたが、仕事ではなく遊びで描いている感覚でしたね。当時は休みの日に美術館へ行くくらいで、アートに関してはつくり手というよりも鑑賞者側だったように思います。<br />
その後、結婚して鎌倉に引っ越しをし、子どもが生まれたので会社を退職したのですが、自分の時間が取れなくて、子どもが大きくなった時ロスになるような気がしました。そんな時、たまたま保育園に空きが出たので預けて仕事をするようになりました」</p>
<p>（左）《cinnamon roll》（右）《sandwich》グラフィカルなストライプ模様は、実はサンドウィッチ。</p>
<p>──絵のお仕事でしょうか。</p>
<p>「イラストを描いたりカレンダーをつくったりしていまして、フリーランスならイラストレーターとして仕事ができるかもしれないと考えるようになりました。鎌倉には出版社で働いている方など面白い人が多くて、縁がつながるようになったのです。順調だったのですが、5～6年経つと次のフェーズに行きたいと考えるようになり、プロになるためには学び直した方がいいのかな、などと思うようになりました」</p>
<p>──考える時期に入ったのですね。</p>
<p>「やがてコロナが流行し、社会も止まったのですが、その頃にグラフィックデザイナーの友人が子どもの造形アトリエをつくり、オープンを手伝う機会がありました。子どもたちと絵を描くのはとても楽しく、自分が大人になって凝り固まっていたことに気づかせてもらいました。その時友人に『表現したい気持ちがあるなら公募に出してみたら？』とアドバイスをいただいたんです。自分では表現したい気持ちがあると思っていなかったのですが、とても良いきっかけでした。そして自分だけの色やかたち、情景などをいろいろ重ねてスパイラルの公募型アートフェスティバル『SICF22』に出品し、ワコールスタディホール京都奨励賞をいただきました」</p>
描きたいもの、描きたい瞬間
<p>《blueberries》アアルトのフラワーベースの有機的なフォルムは、フィンランドの湖の形、白樺の根本付近の断面形状とも言われ、門田さんのモチーフ使いにもどこか共通している。</p>
<p>──木や花、サンドイッチや果物、ソファやぬいぐるみなど、具象の絵が多いですね。</p>
<p>「描いているのは具象のもので、画題を通して前向きな気持ちを引き出してもらっている気がします。私は人が楽しい気持ちになったり、ウキウキしているところを見るのが好きなので、そういった気持ちを共有できると嬉しいですね。一方で、私の絵が好きではない方もいらっしゃると思うのですが、どのように見えてもいいですし、好きな人もそうではない人もいる、寛容な状態がいいですね。寛容さがあれば生きにくさがなくなると考えています」</p>
<p>──画題にするものの共通点はあるのでしょうか？</p>
<p>「造形などにも惹かれるのですが、平たい言葉で言いますと『愛でられる』もの、でしょうか。愛でるという行為は、慈しみ、大切に接し続けることでもあります。気ぜわしい現代社会の中でこそ、太古から息づいていたであろう美しい心を大切にしたいですし、そういった気持ちが表現を支えるモチベーションになっていますね。画題を『愛でたい』と感じる瞬間に心が動きます」</p>


	


<p>（左）《zakuro and pear》（右）《あじさい》</p>
<p>──そういったモチーフを「描きたい」と感じるのは、どういった瞬間ですか。</p>
<p>「例えば食べものを描く場合は、おいしい』とか『好き』だと思う時でしょうか。なにげないもの、気になるもの、経験につながるものを描きたいです。ほか、ぬいぐるみには人格があるようで愛おしく、世代や時間をつなぐ『有限』を感じさせる部分に惹かれます」</p>
<p>──詳しく教えてください。</p>
<p>「最近、私は時間を描いているんだと思っていて、『有限』を意識することで『今しかないもの』を大切にできると考えています。昔はどちらかというと面白いもの、刺激的なものを求めていたのですが、今は日常の愛おしさ、ありきたりな生活の中にある幸せを描きたいのです。年齢を重ねることで純粋になれたのかもしれません。例に出すのもおこがましいようですが、大家のアーティストでも高齢になって自由になられる方がたくさんいらっしゃいますよね。この瞬間、こんな風に感じた、こんな色だった、そういったことをたくさん発見し続けて、前向きでありたいです」</p>
<p></p>色づかいに宿る自身のルーツ
<p>《white birch》白樺は、自身の思考を巡らせるきっかけであり、自分らしさを表す大切なモチーフだという。</p>
<p>──色の使い方が独特ですが、気をつけていることなどはあるのでしょうか？</p>
<p>「技術的なお話ですと、対角にあるものの色や補色などの法則を使っているのですが、具体的な法則性は小学校の頃におじいちゃん先生から教えていただきました。先生には『千明さんは色の人』だと言われたのですが、色彩が新しいということで嬉しかったのを覚えています。描くときは自分の色の基準があって、受け身で『描かされている』気がします」</p>
<p>──曖昧な色が多いですね。</p>
<p>「グレーや霧がかかっている感じは、私がもともと持っている感覚だと思います。生まれ育った苫小牧は大体霧に包まれているような天気だったので、そういった見え方が原体験として残っていて落ち着きます。はっきりした色のものを見ても、見たままには描けないと思います」</p>
<p>「In Denmark」シリーズ。（左）《lakescape l》夏に訪れたデンマークの湖と湖面に映る緑深い森を描いた作品。（右）《lakescape ll》上空から見た湖面に映る空の表情を描いた「lakescape」<br />
</p>
<p>──「SICF22」でワコールスタディホール京都奨励賞を受賞された『Portrait of my friends』は白樺をモチーフとした作品ですが、控えめな色調が印象的でした。</p>
<p>「実家に帰ると千歳空港から白樺が見えるのですが、その光景になんとなく安心するんです。帰省して白樺が目に入ると『私は頑張れたかな？』と考えますし、関東へ戻るときは白樺に『行ってらっしゃい』と言ってもらえるような気がしています。今は葉山に住んでいますので、海を描いたこともあるのですが、自分らしさとは何かを考えた時、白樺は私にとって思考を巡らせるきっかけみたいなもので、今の私らしいモチーフだと思っています。白樺を描いた時、基本的な技術は既にしみ込んでいて、表現したいものや概念は自分の中にあるんだと気づかされました」</p>
<p>──門田さんの作品には、北海道出身というルーツが生かされていますね。</p>
<p>「北海道にいた時、あのおじいちゃん先生に本質的なものを与えていただいたんでしょうね。あと、自然しかない環境で生まれ育ったので、昔は東京に出たかったのですが、今になると故郷は豊かで全てがあると感じていますし、ありがたいことにルーツが強みになっていると思います。その意味で、先日伺った北欧も北海道に似た部分があって落ち着きました」</p>
内なる風景とこれからを見つめて
<p>Numero CLOSETにて販売中の「ode to joy」シリーズの3作品。（左から）《flowers》《two figs》《home》</p>
<p>──アーティスト活動は、どのように継続なさっていく予定でしょうか？</p>
<p>「今はあふれる想いのままに試行錯誤しながら絵を描いていて、自分の表現とは何かを考えながら制作していますね。個展をやることで自分の中で整合性をつくっているので、日常がテーマの個展を続けていきたいです」</p>
<p>──日常の中に色やかたちを見つけていくのですね。</p>
<p>「はい、そこに喜びがあると思っています。私にとって絵を描くことは内省的な行為でありつつ、外界や社会とコミュニケーションを取ることですので、絵を通して想いや感動を表出しているのだと考えます。小説や物語は言葉で表現しますが、私の場合は絵で表現しています。ですので個展でお客様のお話を伺い、感想などをいただくのが好きです。私も個展に行った時、作家の原風景を伝えてもらった気がしてはっとするのですが、自分の個展でお客様が何かを伝えてくださると、同じようにはっとしますね」</p>
<p>──今後はこういったものを描きたい、こういう活動をしたい、などはありますか。</p>
<p>「より抽象的なものを描いていきたいという気持ちがあります。ほか、ミニマムで洗練されていて、歴史を感じさせるので、日本的なモチーフにも挑戦したいと思っています。あとは絵本の制作にも興味を持っていますね」</p>
<p>CAFE AALTOにて開催中の門田千明展の様子</p>
<p>門田千明展<br />
会期／開催中〜2026年1月12日（月）<br />
時間／11:00〜21:00（平日・土）11:00〜20:00（日・祝日）※最終日のみ19:00まで<br />
会場／CAFE AALTO店内（Spiral Garden 新丸ビル4F）<br />
住所／東京都千代田区丸の内2丁目4-1 新丸ビル4F<br />
URL／https://www.spiral.co.jp/topics/11929_kadotachiaki</p>
<p class="btn_entry">
Numero CLOSETで門田千明の作品をみる</p>
<p></p><p>The post アーティスト門田千明インタビュー「平凡な日常に漂う印象を色とかたちで表現する」 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>くどうれいんインタビュー「やさしい顔で歩きたい」</title>
        <link>https://numero.jp/talks127/</link>
        <pubDate>Sat, 29 Nov 2025 03:00:58 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Interview]]></category>
		<category><![CDATA[Rain Kudo / くどうれいん]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[book]]></category>
		<category><![CDATA[talks]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>旬な俳優、アーティストやクリエイターが登場し、「ONとOFF」をテーマに自身のクリエイションについて語る連載「Talks」。vol.127は作家のくどうれいんにインタビュー。</p>
<p class="picture"></p>
<p>小誌の連載をまとめた染野太朗との短歌集『恋のすべて』を2025年9月に発売したばかりのくどうれいんが、早くも2カ月ぶり、今年8冊目となる新刊書籍『もうしばらくは早歩き』を11月に上梓。今度は“移動”についてのエッセイ集だ。くどうにとって“移動”とはどんな時間なのか。また移動中の楽しみから31歳を迎えたいまのモットーについてまで、さまざまなオンとオフを聞いた。</p>
自分と向き合い、気持ちを切り替える<br />
グラデーションのような時間としての「移動」
<p>──『小説新潮』での連載をまとめた『もうしばらくは早歩き』ですが、移動をテーマにエッセイを書き続けたことによって、移動に対するイメージや思い入れは変わったりしましたか？</p>
<p>「家の中に引きこもっていても、キッチンとか寝室までの移動があるじゃないですか？　だから生きている限り移動からは逃れられない。食べることについてのエッセイも1日3食あるからどんどん書きたいことが増えるように、移動についても書きたいことがいっぱいあるんじゃないかなと思って連載を始めたようなところがあったんですが、思ったより昔話が多くなって。それがけっこう意外でした」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──全編を通して、移動はくどうさんにとって自分と向き合う時間のようにも感じられたのですが、ご自身としてはどう捉えていますか？</p>
<p>「もうまさにその通りという感じで。私はボーッとするとか、あてもなく散歩するみたいなことが比較的苦手なんです。何かタスクを消化している状態でありたいからか、人の目が気になるのかわからないんですけど、のんびり自由にするというよりも何か目的に向かっているときのほうがリラックスできるような気がしていて。</p>
<p>例えば、家にいる自分から仕事をしにいく自分に切り替わるグラデーションみたいな時間や、人へ会いに行くために自分のことを整理し、気合いを入れなおす時間として移動が機能している気がしています。もしかしたら移動中のみんながそれぞれ何かに集中していて、私のことを誰も気にしていない状態が心地よいのかもしれないです。ドラえもんがタイムマシンに乗っているときの背景みたいに景色が流れるなか、自分のことに集中していても許される時間としてとてもありがたいと思っています」</p>
<p>──私は移動の時間こそ自分の心のゆとりにするべきなのではと思いつつも、つい仕事の時間にしてしまいがちです……。</p>
<p>「でも、『移動中にこの仕事ができる』というのも、ひとつ心の支えになりますよね。私も『移動中にこの仕事を終わらす』というのをよくやるから、移動中に休もうという気持ちもそこまでなくて。事務作業とか移動中のほうがよく捗りますし、なんかJR東日本のWi-Fiにつないでいるときだけ、返信しづらいメールがするする返せるときがあるんですよ」</p>
<p>──移動の魔法！</p>
<p>「ね、なんかある気がします」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──作中では移動中に楽しまれていた音楽や本についても触れられていましたが、最近はどのような作品を楽しまれていますか？</p>
<p>「先日、絵本作家の柴田ケイコさんに会いに高知へ行ったんですけど、移動中、真造圭伍さんの漫画『ひらやすみ』（小学館）の今出ている巻を全部読んでいました。ちょっとずつ読んではいたんですけど、ドラマ化される前にもう一回読んでおきたいなと思って」</p>
<p>──音楽はいかがですか？</p>
<p>「聞くことでいうと新しい音楽をどんどん聞くというよりは、ポッドキャストのほうが多くて。最近は『聞く図鑑』という、『学研の図鑑LIVE』編集部のふたりが、興奮しながら『ヘビってかっこいいんですよ！』とか、恐竜の話とかを話しているポッドキャストがすごく癒やしになっています。あとヒコロヒーさんの『岩場の女』は、同じ仕事をしている女性として聞いていてすごく元気が出るし、『やっぱりプロはしゃべるのうまいなあ』とか『勉強になるなあわたしもがんばろ』と思いながら聞いています」</p>
<p>──そうか、くどうさんもエフエム岩手のラジオ番組『丸顔たちは、きょうも空腹』に出演されていますもんね。</p>
<p>「そうです、そうです。だから、話すということへの興味も沸いていて。会話としての語彙の豊かさとか、間の取り方とか、声色とか、楽しいと思いながらけっこう聞いちゃいますね」</p>
</p><p></p>忙しない日々の中で見えてきた<br />
力を入れすぎない働き方と休み方
<p>──表題作の中で「どうせ止まったり、ゆっくりしか歩けなくなる日が来るのであれば、いまは思う存分早歩きをしたい」と書かれていましたが、くどうさんがいろいろな物事のペースを落とされている姿を全く想像できないです。</p>
<p>「怖いことを言うと思うんですけど、専業作家になってからは今が一番そのペースを落とせていると思っているんです」</p>
<p>──今年だけで8作品も新作を発表されていたのに？</p>
<p>「でもすごく休めていて、メンタル的にも割と落ち着いているので、集中力というか効率みたいなものはもしかしたら上がってきているのかもしれないです。今は夕方まで泣いていたり、ずーんと沈むようなことがないぶん、すごくヘルシーに働けている感覚があって。</p>
<p>毎年『ちょっと仕事を減らして集中したい』と言っているんですが、もうスケジュールの忙しなさとかゆとりって、たぶん自分がコントールできるものじゃないと諦め始めていて。書く速度や売れ方みたいなものがコントロールしできないのであれば、なるべく安定して書けるような環境をつくっておくとか、状況が良くなくなったときにどうにかできる体制を取っておくことくらいしかできないのかなと思っていたりもします」</p>
<p>──少し前に温泉に行かれていましたが、プライベートで行かれていたのでしょうか？</p>
<p>「『これは3〜4カ月後くらいに忙しくなって窮屈な気持ちになってくるぞ』と思ったら、先に土日に温泉の予定を入れることを今年はやっていて。忙しくなっちゃうとリフレッシュすることもタスクみたいになっちゃうので、ゆとりがあるうちに、そのときに本当に休みたいかわからなくても休みの予定を入れるというのを覚えたんです」</p>
<p>──オンだけでなくオフも含めて、生き方が上手になっているんですね。</p>
<p>「どうなんですかね？　でもそうかもしれない。結局書くのがしんどいときって、原稿を書き上げられないのがずっとしんどいので、その状態で温泉に行っても『ずっと書けてないのに、温泉なんかに浸かっちゃって……』という気持ちになっちゃって。温泉の予定が決まっていると『そこまでに絶対に終わらす！』という気持ちになれるというか。ご褒美のために前倒しで原稿を進めるとか、つらくても書くのを終わらせると、とってもすっきりするんですよね」</p>
<p class="picture"></p>
<p></p>ファイティングポーズを取っていた20代から<br />
ほがらかになる練習を心がける30代へ
<p>──先ほど話されていた柴田ケイコさんに会いに高知へ行かれたこともそうですが、くどうさんのSNSを拝見すると作中に登場するモットー「会いたいならおまえが来い。会いたいからわたしが行く」を実践するかのように、このところいろいろな地域へ出かけられていますよね。</p>
<p>「そうなんです。なんか最近、みんな盛岡に来てくれるようになってしまって、来てもらうことが申し訳ないと思うようになって。『こりゃいかん、〈私も行ってるんだから、来てもらって当然〉くらいのモードに戻さないと』と思って。トークイベントやサイン会は、読者の皆さんや書店員の皆さんといった会いたい人に会いたくて行くけど、それはやっぱり仕事なので。そうではなく誰かに会いに行くことをやんなきゃダメだなと強く思いました」</p>
<p>──大学時代に生まれたモットーだったそうですが、どういったきっかけで生まれたのでしょうか？</p>
<p>「『次、東京に来るのいつ？』と東京に住んでいる同級生とか友だちに言われるのがすごく嫌で。例えば私は盛岡なので、仙台で落ち合うとかならまだわかるんですけど、ローカルにいる側が都会に来て当然みたいなのってシンプルにフェアじゃないよなと思って。その頃は『時間もお金も持ち寄ろうよ』みたいな感覚があったんです。</p>
<p>仕事を始めてからも、東京での仕事が多いので『次、東京に来るタイミングがもしあればご挨拶させてください』とか言われて。それが悔しいというか、『用事があるのはそちらなんじゃないですか？　私だって東京に来たら他の用事もありますけども？』というファイティングポーズにだいぶなってしまっていました」</p>
<p class="picture"></p>
<p><br />
──30代になって生まれたり、最近心がけていたりするモットーはありますか？</p>
<p>「『みんないい人』ですかね」</p>
<p>──ファイティングポーズを取らなくなったんですか？</p>
<p>「それもありますが、忙しくなっていくと自分がピリピリしているから『失礼だな』と感じやすくなったり、『失礼だったんじゃないか』とビクビクしやすくなったりするんですけど、人はそんなに裏表がないし、嫌だったら嫌だと言うだろうから、あんまり『裏ではこう思っているんじゃないか？』と考えないようにしようと心がけていて。</p>
<p>例えば『ん？』と思うようなメールが届いたとしてもきっと何か事情があるんだろうと、一回『この人、いい人』と思う時間をちゃんと設けないと余裕がなくなってしまう、ほがらかになる練習をどんどん重ねていかないと、って自分に言い聞かせている感じです。</p>
<p>ややこしい作家だって思われたくないけど、自分だけが作家としておいしい甘い汁を吸うみたいなことでもなく『本に関わる全員の労働環境をみんなで良くしていきたいよね、改善できることは話していこうよ』という姿勢を持っていかなきゃいけないと考えていて。だから『れいんちゃん』とも『くどう先生』とも呼ばれたくないし、ちょうど良いところのバランスが難しいなって試行錯誤している状態です。</p>
<p>あと私、早歩きをしているんですけど、徒歩での移動を自分のことを考える時間にしてしまっているので、たぶん眉間にシワを寄せているんですよ。そうしたらすれ違う人や読者に『怒っているのかと思って話しかけられませんでした』と言われることが相次いで。なので、もうちょっとやさしい顔で歩きたいなっていうのをすごく思っています」</p>
<p>──ほがらかに早歩きですね。</p>
<p>「そうそう。そのほうが怖いか」</p>
<p class="picture"></p>
<p>『もうしばらくは早歩き』<br />
新幹線、車、飛行機、ローラースケート、台車、たらい船、象、そして自分の足──多彩な移動手段を使った先に立ち現れるさまざまな風景。教習所の教官とのやり取りには笑いがこぼれ、自転車と紡いだ学生時代の思い出には切なさがあふれる。一歩ふみ出すエッセイ集。</p>
<p>発売／2025年11月27日<br />
価格／¥1,760<br />
発行／新潮社</p>
<p>&nbsp;<br />




くどうれいん×染野太朗 対談「恋をしていてもしていなくても、短歌でなら恋の感情は書けるし体験できる」 
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<br />




くどうれいんと染野太朗の短歌集『恋のすべて』の装丁を手がけた北岡誠吾にインタビュー 
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<br />




くどうれいん×染野太朗×渡邉季穂「短歌とネイルオイル。日常にパワーをくれるコラボ」 
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</p>
<p></p><p>The post くどうれいんインタビュー「やさしい顔で歩きたい」 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>眞栄田郷敦×監督・藤井道人。能登を舞台にした映画『港のひかり』で生まれた化学反応</title>
        <link>https://numero.jp/interview473/</link>
        <pubDate>Thu, 06 Nov 2025 09:00:31 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Interview]]></category>
		<category><![CDATA[Michihito Fujii / 藤井道人]]></category>
		<category><![CDATA[Gordon Maeda / 眞栄田郷敦]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>厳しい寒さに包まれた日本の原風景に、希望という名の光を灯す感動作『港のひかり』。北陸を舞台に、視力を失った少年と元ヤクザの漁師が紡ぐ、世代を超えた友情、信頼、愛を描く本作は、革新を続ける映像界の流れを横目に、あえてフィルムで撮影され、まるで原点に立ち返るかのような静かな力を宿している。幅広いジャンルで才能を発揮し、『正体』（2024）で第48回日本アカデミー賞最優秀監督賞に輝いた藤井道人監督と、表情一つで豊かな感情を映し出す俳優・眞栄田郷敦が、『港のひかり』への思い、現場の熱気や裏話を臨場感たっぷりに語ってくれた。</p>
<p>撮影は巨匠・木村大作。フィルムで撮る、貴重な現場で感じたこと</p>
<p class="picture"></p>
<p>──今回のコラボレーションの経緯について。初タッグとなる本作で、藤井監督は眞栄田さんのどこに惹かれて、青年期の幸太役をお願いしたのでしょうか？</p>
<p>藤井道人「郷敦くんは20代前半の頃から注目を集めていましたが、僕の先輩である萩原（健太郎）監督が撮った『ブルーピリオド』を観て、改めて本当に素晴らしい俳優だなと感じて、いつか必ずご一緒したいという思いが強くありました。そんなとき、スターサンズの（プロデューサーの故・）河村光庸さんと舘さんとの『港のひかり』という企画が動き、“おじさんと僕の物語”をどう描くかと考えたときに、印象的な瞳を持つ郷敦くんが浮かんだんです。脚本がまだ荒削りな段階でしたが、オファーさせていただきました」</p>
<p>──眞栄田さんにとって、藤井監督との初仕事はどのようなものでしたか？</p>
<p>眞栄田郷敦「今回の現場は、多分、異例でしたよね？」</p>
<p>藤井「そうなんですよ」</p>
<p>眞栄田「監督も戸惑う部分が多かったと思うので、普段の藤井組の現場もぜひ経験してみたいなと思いました」</p>
<p>──監督が“戸惑った”というのは、具体的にはどんな部分だったのでしょう？</p>
<p>藤井「まず、カメラマンの木村大作さんが（当時）85歳。自分より50歳近くも年上のチームと映画を作るのは初めての経験でした。でも、それこそが今作を撮る意味でもあったと思います。郷敦くんは20代ですが、僕らは30代。成功や失敗を経て守りに入りやすい時期に差しかかっています。だけど、自分は攻め続けたい。体も感覚もフルに使って実験し、キャリアを壊しながらも自分自身に期待し続けたい。その思いが根底にあります。今回はその挑戦として、フィルム撮影を選びました。自分にはフィルム経験がなかったので、先輩たちがどんな思いで映画を作ってきたのかを知りたかったし、40歳というフェーズに向けて、継承していくべきものをきちんと学びたいという気持ちがありました」</p>
<p>──普段の監督作品とは明らかに違うテイストが本作の醍醐味ですね。</p>
<p>藤井「そうなんです。郷敦くんが言ったように、普段はマシンガンを持っているのに、今回はこん棒だけを渡されて『これで戦えってこと？』みたいな（笑）。僕が得意とするドローンやクレーンを使った映像表現は全部封印。まさに『試されてるな！』という感覚でした。だから映画との向き合い方が改めて変わったし、リスペクトも増しました。そのうえで、今度は郷敦くんと二人で、マシンガンを持って一緒に暴れたいな、という気持ちも芽生えました」</p>
<p>──木村大作さんとのコラボレーションはどのように実現されたのでしょうか？</p>
<p>藤井「僕自身、ちょうど『変わりたい』と思っていたタイミングで、親交のある岡田准一さんに相談したんです。すると『木村大作さんと藤井くんの掛け算は絶対に面白いと思う』と言っていただいて。それで、どうせ断られるだろうと思いつつ、ピンポンダッシュするような気持ちでお願いしたら、なんと『待ってました』と立っていてくださった。それが出会いで、そこからトントン拍子で進み、本当にかけがえのない経験をさせていただきました」</p>
「いつか本格的なコメディもやってみたい」（眞栄田）
<p class="picture"></p>
<p class="picture"></p>
<p>──大先輩を前に“こん棒”しか持たない藤井監督をどうご覧になっていましたか？</p>
<p>眞栄田「普段の藤井さんの現場のやり方を知らないので、僕の場合は特別な違和感はありませんでした。ただ、現場にモニターがないというのは、監督にとっては不安要素なんじゃないかな、とは思いました。もちろん意見がぶつかることもあったと思うんですけど、そういう中で二人が寄り添って信頼関係を築いていこうとしている雰囲気が素敵だな、と。大作さんも藤井さんの作品を色々とご覧になって、『どういう世界観を好んで、どう作る人なのか』を勉強されたと聞きました」</p>
<p>──お互いを知ろうとする向学心がいい現場と作品を生み出すのですね。</p>
<p>藤井「そう言えば、郷敦くんと先輩刑事役を演じる一ノ瀬（ワタル）のシーンも……」</p>
<p>眞栄田「警察でおじさん（舘ひろし）の過去を調べているシーンですね？」</p>
<p>藤井「そうそう。あのシーンでは照明に何時間もかけたんですけど、急に大作さんが『照明を全部消せ』とおっしゃって。『こういうのが好きなんだろう？』って」</p>
<p>眞栄田「言ってましたね（笑）」</p>
<p>藤井「きっと『新聞記者』を観てくださったんでしょうね（笑）。意外と気に入っていただけたのかもしれません」</p>
<p>──ちなみに、演じる側としてモニターがないことは不安になったりしますか？</p>
<p>眞栄田「あってもなくてもそんなに変わらないです。普段からモニターをすごく見る方ではないので。ただ今回はまったく映像を見ることがなかったので、仕上がりがすごく楽しみでした」</p>
<p>──自分の中で「実は苦手」としているジャンルや、憧れのジャンルや作風があれば教えてください。</p>
<p>眞栄田「僕はコメディの経験が少ないので、すごく難しそうだな、と。だからこそ、一度がっつりチャレンジしてみたいなと思っています」</p>
<p>──眞栄田さんのコメディ、観てみたいです。今度藤井組でタッグを組むとしたら、どんな物語や役をやってみたいですか？</p>
<p>眞栄田「闇を抱えた役だったり、もう少し年を重ねたらヤクザ役もやってみたいですね」</p>
<p>藤井「一緒にコメディもやってみたいね、という話も出ましたよね」</p>
<p>──藤井さんが撮るとダークでブラックなコメディになりそうです。</p>
<p>藤井「『最後まで行く』（2023年）を撮ったときに、自分の中では極上のコメディができたと思ったんです。でも劇場では誰も笑わないという現象が起きて。『これ笑うには不謹慎すぎない？』みたいな空気になってしまって、自分とのズレを感じました（笑）。いつかリベンジしたいです」</p>
</p><p></p>「舘さんの自然体で生きている姿が好きで、憧れます」（藤井）
<p>シャツ ¥46,200　パンツ ¥48,400　ジャケット ¥73,700／すべてSuzuki Takayuki（スズキ タカユキ）　スズキ タカユキ03-6821-6701</p>
<p>──今作の登場人物の中で、5年後、10年後に演じてみたいキャラクターはいますか？</p>
<p>眞栄田「やっぱり三浦諒一（舘ひろし）はやってみたいですね。でも舘さんは、（椎名）桔平さんが演じられた河村組の組長・石崎をやってみたいって言ってました」</p>
<p>藤井「舘さんが？　確かにね。桔平さんも面白いですから」</p>
<p>眞栄田「（椎名桔平が演じる石崎が歌うシーンを真似して）『♪探しものはなんですか〜？』って」</p>
<p>──（一同笑い）。あの歌唱シーンは台本にあったんですか？</p>
<p>藤井「完全に桔平さんのアドリブです。僕は俳優さんのアドリブに対しては、比較的『いいですよ』と答えるタイプなのですが、桔平さんは天然でもあるので意外性があってすごく面白いんです」</p>
<p>──本作は、故・河村光庸さんがプロデュースし、被災前の能登で撮影された作品でもあります。改めて本作が監督にとってどのような意味を持ったのか、教えてください。 </p>
<p>藤井「郷敦くんのラストカットを撮ってこの映画はクランクアップしたのですが、その1週間後に被災がありました。僕はクリスマスイブまで撮影させてもらっていたので、本当に心が痛みました。けれど、被災された方々に富山でお会いしたとき、『映画の中に被災前の能登の景色が残っていて嬉しい』と言っていただいて。そう思ってもらえたなら、映画として少しでも意味があったのかなと思っています。現場の皆さんには本当に良くしていただいたので、公開時などいろんな場面で恩を返したいと思っています」</p>
<p>──河村光庸さんとの企画は、もともと一緒に温めていたものだったのでしょうか？</p>
<p>藤井「舘さん主演の作品を進めていたんですが、そのときに僕と舘さんで河村さんに相談したんです。すると『これだ』と2つ企画を出してくれて。1つは闇医者の話で面白そうでしたが、舘さんが『医者の家系だから医者よりヤクザの方がいい』と（笑）。それで今作に決まりました」</p>
<p class="picture"></p>
<p>偉大な先輩方の存在に学ぶ日々</p>
<p>──舘さんとの共演で新たな発見はありましたか？</p>
<p>眞栄田「本当にあのまんまの方ですよね。かっこよくて色気があって、でも隙も作ってくれる。そこが素敵なんです。食事にも誘ってくださって、男としても役者としてもいろいろなお話をしてくださいました。僕が直接言われたことではないのですが、『芝居はうまくなるな。存在感で見せろ』という言葉が印象的でした。舘さんが渡（哲也）さんにそう言われて育ったと」</p>
<p>藤井「すごい説得力ですよね」</p>
<p>眞栄田「『分かりました』としか言えないくらいでした」</p>
<p>藤井「僕は石原プロの作品が大好きなのですが、もし渡さんとご一緒できたとしたらものすごく緊張したと思うんです。でも、いま郷敦くんが言ったように、舘さんは『隙を作ってくれる』。それが本当に素晴らしいんです。別のインタビューで舘さんが『大作さんは子どもですから』と言っていましたが、舘さんも結構子どもっぽくて（笑）。ホテルでチーズバーガーを頬張っている姿とか、無理をせず自然体で生きているのがすごく好きで、憧れます」</p>
<p>──最後に。誰かにしてあげたこと、してもらったことで心に残っていることを教えてください。</p>
<p>藤井「初めてのフィルム撮影で、僕のチームもフィルムは初めてだったので。すごく大変でした。でも毎回、舘さんが『監督、大丈夫？』『困ってない？』『疲れてない？』と声をかけてくれて。僕だけじゃなくて、キャストやスタッフにも同様で。もしあの優しさがなかったら、心が折れていたかもしれません。思いやりひとつで、人生を少し楽にできることを舘さんから学び、自分もああいう大人になりたいと思いました」</p>
<p>眞栄田「僕は年上の友達が多くて、遊ぶのも40代以上の方が多いんです。そういう方々から学ぶことは大きくて、人間的な部分や考え方が自分のキャリアにも影響しています。今の自分があるのはそうした先輩方のおかげ。振り返ると、先輩の存在は本当に偉大だなと思います」</p>
<p class="picture"></p>
<p></p>映画『港のひかり』
<p>北陸の港町を舞台に、かつてヤクザだった漁師・三浦（舘ひろし）と、不遇の少年・幸太（尾上眞秀）が出会う。視力を失いながらも力強く生きる少年と、孤独を抱える男。年齢も境遇も違う二人が、やがて深い絆で結ばれていく──。十数年にわたる時の流れと共に運命を描き出す、藤井道人監督による魂を揺さぶるオリジナルヒューマンドラマ。</p>
<p>監督・脚本／藤井道人<br />
出演／舘ひろし、眞栄田郷敦、尾上眞秀、黒島結菜、斎藤工、ピエール瀧、一ノ瀬ワタル、MEGUMI、赤堀雅秋、市村正親、宇崎竜童、笹野高史、椎名桔平ほか<br />
企画／河村光庸<br />
撮影／木村大作<br />
11/14（金）より全国公開<br />
公式サイト／https://minato-no-hikari.com/</p>
<p>配給／東映・スターサンズ<br />
©2025「港のひかり」製作委員会</p>
<p></p><p>The post 眞栄田郷敦×監督・藤井道人。能登を舞台にした映画『港のひかり』で生まれた化学反応 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
        </description>
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        <title>本田翼 × YOU 対談「自分らしく軽やかな生き方」</title>
        <link>https://numero.jp/20251031-amiparis/</link>
        <pubDate>Fri, 31 Oct 2025 03:00:16 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Interview]]></category>
		<category><![CDATA[Tsubasa Honda / 本田翼]]></category>
		<category><![CDATA[Ami Paris / アミ パリス]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[YOU]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>いつも自然体でありながらどこか凛とした雰囲気をもつ、俳優の本田翼とタレントのYOU。『Numero TOKYO』12月号で「アミ パリス（AMI PARIS）」のファッションシューティングにのぞんだふたりが語る、自分らしく心地いいスタイル、友情、生き方。まるで親戚のような“ちょうどいい距離感”の不思議なつながりを感じる、スペシャル対談をお届けします。</p>
<p class="picture"></p>
</p><p></p>まるで“親戚︎”のような、心地よい距離感
<p>YOU「久しぶりだね〜。元気にしてた？」</p>
<p>翼「相変わらずです。YOUさんもお変わりなく」</p>
<p>YOU「おかげさまで元気よ。でもこの感じ、お正月に顔を合わせる親戚同士の会話じゃない？ テレビで翼ちゃんを見かけるたびに、いつも自由でのびのびしていて、素敵だなと思っているわ。芸能界の荒波の中で、“自分の呼吸”で生きているんだなって」</p>
<p>翼「実は私YOUさんが目標なんです。今回、ふたりで撮影したアミ パリスにも共通するような、エフォートレスでエレガントなYOUさんに憧れていて。私も、いつか軽やかで余裕のある大人になりたいと思っています」</p>
<p>YOU「この生き方は大変よ（笑）。エレガントかどうかはわからないけれど、エフォートレスではあるかもね。夏なんて、Tシャツにインナーは水着のブラトップ、冬はTシャツにスウェットだったりする」</p>
<p>翼「わかります！ 私も友達と過ごすときは、スウェットの上下が定番。家の中でゲームしたり、出前を頼んで恋愛リアリティーショーを見ながらおしゃべりすることが楽しくて」</p>
<p>YOU「それ、恋愛リアリティーショーの正しい楽しみ方！ ひとりで見ていてもつい友達に連絡したくなるもんね。私も（小泉）今日子と過ごすときは、いつもおうちでYouTube三昧。外で飲み歩くのも好きだけどね。翼ちゃんはインドア派よね」</p>
<p>翼「そうですね。おうちが大好きだし、愛犬ガブがいるので、ますます出不精になってしまって（笑）」</p>
<p>YOU「私は正反対に、韓ドラがなかったら家でじっとしていられないタイプ。私たち真逆なのにどこか似てるところもあって、ほんとに“親戚”っぽい距離感だよね」</p>
<p>〈本田翼〉トップ￥92,400　スカート￥118,800　ネックレス￥47,300　シューズ￥69,300〈YOU〉シャツ￥59,400　パンツ￥81,400　シューズ￥69,300／すべてAmi Paris（アミ パリス ジャパン　オンライン カスタマーサービス）</p>
パリでも、マイペースな旅スタイル
<p>翼「今年の6月に、アミ パリスの撮影でパリに行ってきたんですよ」</p>
<p>YOU「どうだった？」</p>
<p>翼「すごく楽しかったです。YOUさんのおすすめスポットも伺いたくて」</p>
<p>YOU「そうね、翼ちゃんにおすすめするなら、サントノーレ通り近くにある『EBIS』。日本風の中華料理店なんだけど、ランチにもおすすめよ。翼ちゃんは、どこかおいしいお店に行った？」</p>
<p>翼「ル・ボン・マルシェのデリで、チーズや生ハムを買って、スタッフさん達とホテルのお部屋でいただきました」</p>
<p>YOU「あら、パリでもインドア派なのね」</p>
<p>翼「本場のフレンチもいいけれど、ジェットラグもあるからディナーの途中で眠くなってしまって。だから、デリであれこれ買ってホテルのお部屋で食べるほうが楽しくて。レストランやカフェともひと味違う、パリの暮らしを味わえるような気もして」</p>
<p>YOU「そういう過ごし方もいいよね。ショッピングはどうだった？」</p>
<p>翼「マレ地区でお洋服を見たり、アミ パリスのフラッグシップショップに立ち寄ったり。ヴィンテージのお店もまわりました。パリは景色が素敵ですよね。街並みが芸術品のよう」</p>
<p>YOU「パリは、街に歴史が刻まれているのよね。だから街歩きが楽しい。日本もすぐに再開発しないで、パリを見習ってくれたらいいのに」</p>
<p>翼「もし、YOUさんと一緒にパリに行くことがあったら、ぜひ一緒にショッピングしてみたいです。YOUさんが行くヴィンテージのお店が気になる！」</p>
<p>YOU「昔、クリニャンクールの蚤の市でシャンデリアを買ったことがあるの。服やインテリア雑貨とか、掘り出しものがたくさんあるお店だったんだけど、最近お邪魔してないから、今度チェックしておくね。パリを拠点に、フランスの地方都市やモロッコに足を伸ばすのもいいわよ」</p>
<p>翼「いいですね！　私ニースにも行ってみたいんです！」</p>
<p>YOU「ニースで海を眺めながら、ワインを片手にのんびり。最高ね。ただ、ひとつ心配なのは、私は旅行するなら街を歩き回りたいタイプなんだけど、翼ちゃんはインドア派じゃない？」</p>
<p>翼「世界のどこにいても、室内が好きです（笑）」</p>
<p>YOU「となると、一緒にヴィンテージショップを巡ったら、翼ちゃんはホテルに戻り、私は外で飲み歩くことになりそう」</p>
<p>翼「そうかも……。でも、お友達と旅行をするときは、プランを立ててくれる人に黙ってついていくタイプです」</p>
<p>YOU「あら、私もよ……。ってことは、私たちが旅をするときは、もうひとり“段取り上手”が必要ね」</p>
<p></p><p>アウター￥667,700　シャツ￥79,200　バッグ￥262,900／すべてAmi Paris （アミ パリス ジャパン　オンライン カスタマーサービス）</p>
大人になるほどに実感する、友人の温かさ
<p>翼「YOUさんは日本だけじゃなく海外にもお友達が多いですよね。長くいい関係を続けるコツってありますか」</p>
<p>YOU「友達は多いほうだけど、みんなお互いに仕事もあるから、忙しいときは疎遠になっちゃうこともあるよ。お互いの状況が変化したら、また頻繁に連絡を取るようになったり。人間関係って、自然に変化していくものだから面白いと思うの。翼ちゃんは？」</p>
<p>翼「私は新しい友人がかなり限られているんです。それでもしばらくぶりに会った人と、以前と同じように話せると嬉しくなったりします」</p>
<p>YOU「たまに『魂が入れ替わった？』ってくらい雰囲気が変わる人もいて、それも面白いよね。翼ちゃんは、少数精鋭のお友達を大切にするタイプなのね」</p>
<p>翼「そうかもしれないです。誕生日に『おめでとう』のメッセージをもらうと、友人のありがたさを実感します。これがなかったら、誰からも祝われずに1日が終わるところだった！ ということもあって」</p>
<p>YOU「誕生日は大切よ。年齢を重ねると特に大切になるから」</p>
<p>翼「自分がメッセージをもらうと嬉しいのに、友達の誕生日をつい忘れがちで……」</p>
<p>YOU「私はそのあたり、抜け目ないわよ。大人になるほど、年齢を重ねる重みが変わってくるから。恋人よりも、友達や家族と一緒に過ごす時間が貴重に思えるの」</p>
<p>翼「たしかに、友達と一緒にテレビを見ながらおしゃべりしている時間ほど、楽しいものはないですよね」</p>
<p>YOU「そうなのよ。私たち、行動パターンは外向きと内向きで完全に正反対なのに、不思議と共通点が多いよね」</p>
<p>翼「YOUさんも私も、ファッションが大好きですしね」</p>
<p>YOU「やっぱり、洋服の手触りだったり、そういうところから感性が通じ合うこともあるのかもしれない」</p>
<p>翼「手触り？ 新しいですね！　でも、そんなふうに感性が近いのはうれしいです。これからも“親戚”として仲良くしてください！」</p>
<p>YOU「もちろん！ いつか一緒にパリにも行きましょう」</p>
<p>アミ パリス ジャパン<br />
TEL／03-3470-0505<br />
URL／www.amiparis.com/jp/</p>
<p></p><p>The post 本田翼 × YOU 対談「自分らしく軽やかな生き方」 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>SKY-HI、SHUNTO（BE:FIRST）、Aile The Shota、RYUKI（MAZZEL）が語る、BMSGの5年間と未来</title>
        <link>https://numero.jp/interview472/</link>
        <pubDate>Fri, 10 Oct 2025 08:00:44 +0900</pubDate>
        <lastpubDate></lastpubDate>
        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Interview]]></category>
		<category><![CDATA[SKY-HI / スカイハイ]]></category>
		<category><![CDATA[Aile The Shota / アイルザショウタ]]></category>
		<category><![CDATA[BE:FIRST / ビーファースト]]></category>
		<category><![CDATA[BMSG]]></category>
		<category><![CDATA[MAZZEL / マーゼル]]></category>
        <description>
            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>SKY-HI率いるマネジメント／レーベル「BMSG」が創立５周年を迎えた。その大きな節目に合わせ、BMSG ALLSTARSとして『GRAND CHAMP』をリリース。そこで、BMSGのアーティストであるSHUNTO（BE:FIRST）、Aile The Shota、RYUKI（MAZZEL）、そしてSKY-HI本人に、この5年間の歩みと未来について語ってもらった。</p>
<p class="picture"></p>
加速度を上げて疾走してきた、BMSGの5年
<p>──5周年おめでとうございます。まずは、SHUNTOさん、Aile The Shotaさん、RYUKIさんがBMSGに参加する前のイメージと、実際に入ってみての感想を教えてください。Aile The ShotaさんとSHUNTOさんは、会社の輪郭が見えない中でオーディションに参加していますよね。</p>
<p>Aile The Shota「僕とSHUNTOはそうですね。当時は、どうにか音楽で生きていきたいと模索していた時期で、よくボーイズグループのオーディション番組を見ていました。ただ投票システムには違和感もあって。その中で、日髙さんが会社を設立してオーディションを開催すると知ったんです。AAAの日髙光啓もヒップホップアーティストのSKY-HIも好きだったので、これだと思いました。配信での『ありのままの状態で来てほしい』という言葉が胸に刺さったのを覚えています。</p>
<p>──ソロアーティストとしてデビューしてからは？</p>
<p>Aile The Shota「BE:FIRSTを始め、次々とアーティストたちが始動して、その中で徐々に会社のアイデンティティが確立されていったと感じました。入社してしばらくすると、何気ない会話の中で『BMSGっぽいよね』というワードが出てくるようになったんです。それだけBMSGの美学のようなものをみんなで共有しながら、会社が成長しているんだなと。ソロとしてグループを客観的に眺めながら、じゃあ自分はどうしていこうと考えて、Aile The Shotaの活動にフォーカスしていくなかで、自然にBMSGらしさを見いだせたんじゃないかなと思います」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──SHUNTOさんは？</p>
<p>SHUNTO「自分も『THE FIRST』に応募したときは、どんな会社になるのか全く見えない状態でした。それ以前は、ずっと練習生だったので、デビューのきっかけを探していた時期に、SKY-HIさんの配信を見て、『これは本気の人の目だ』と感じました。その頃は、音楽のことを第一に考えるというより、どうすればデビューできるかに必死だったんですね。BE:FIRSTのメンバーになってから、より深く音楽を追求することの楽しさや、仲間と共有する喜びを知りました」</p>
<p>──BE:FIRSTは、BMSG発のボーイズグループ第一弾でしたが、プレッシャーはありましたか。</p>
<p>SHUNTO「正直、プレッシャーはありました。デビュー後しばらくは、現場に社長もチーフマネージャーとして帯同していたけれど、どこへ行っても緊張感があって。僕らも気を張っていたし、とにかく何か吸収しなきゃという気持ちでいっぱいでした」</p>
<p>──RYUKIさんが参加したオーディション『MISSIONx2』の時には、すでにBMSGは有名でしたよね。</p>
<p>RYUKI「僕は『THE FIRST』を観ていて、音楽に対して熱い想いをもつ会社だと知ったので、ここに自分が入ったらどうなるんだろうとワクワクしながら応募しました。実際には、想像以上に熱い会社で、音楽やパフォーマンスに対してまっすぐに向き合っていて。でも、みんな優しいんですよ」</p>
</p><p></p><p class="picture"></p>
<p>──これまでにSKY-HIさんからもらった言葉の中で、印象に残っているものは？</p>
<p>RYUKI「8月にMAZZELのツアーの最後にアリーナ公演を行ったんですが、『MAZZELは本番に強いから大丈夫だよ』と言っていただいたことが印象に残っています。すごく緊張していたけど、ずっと見てくれている人からの言葉だったので、そこで肩の力が抜けました」</p>
<p>Aile The Shota「深い話をするときに、よく『みんなで一緒に幸せになろうぜ』という言葉が出るんですね。日髙さんが僕らを幸せにするんじゃなくて、自分も日髙さんを幸せにする存在だと自覚させてくれるし、BMSGでの存在意義を認めてくれているようで、本当に嬉しいです」</p>
<p>SHUNTO「僕は、オーディションの初期に社長が言った『世界を獲るぞ』という言葉です。当時、デビューすること自体が目標だったので、その先のことは、日本を拠点に活動していくんだろうなくらいしか考えていなかったんですね。自分の中で勝手に思い込んでいた“天井”を突き破ってくれた、音楽人生に大きな刺激を与えてくれた言葉です」</p>
<p>SKY-HI「……目の前でそういう話を聞くと、さすがに照れるね（笑）」</p>
<p>──すいません、まずは３人に話を聞いて、社長に締めていただこうと。続いて、この５周年で“飛躍した”と感じた瞬間を教えてください。</p>
<p>RYUKI「MAZZELのファーストワンマンツアー “Join us in the PARADE”です。このツアーを通して、自分たちのカラーや音楽性を掴むことができたし、これがこれからの土台になると感じました。メンバー同士の絆も深まった大事な出来事だったと思います」</p>
<p>Aile The Shota「僕はBMSG MARINEの『Memoria』です。自分の音楽性やプロデュース能力を評価してもらった実感がありました。この曲が三代目J SOUL BROTHERSの作詞参加に繋がったりと、活動範囲を広げてくれた曲になりました。日髙さんが『誠実に音楽と向き合うと、神様がたまにギフトをくれるんだ』と言ってくれて。この曲はまさに僕にとってのギフトでした」</p>
<p>SHUNTO「グループとしてもう一段階、団結を強めたという意味では、バンドを導入したタイミングです。『BE:FIRST ARENA TOUR 2023-2024 &#8220;Mainstream&#8221;』から生バンドになり、ライブパフォーマンスがさらに進化しました。よりBE:FIRSTらしさを表現できるようになったと思います」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──バンド特有のグルーヴ感にダンスを合わせるのは難しいのでは？</p>
<p>SHUNTO「そこが面白いんですよ。パフォーマンスにライブ感が出るし、バンド特有のアレンジが加わってすごく楽しい。僕はずっとバンドと一緒にパフォーマンスしたかったので、ただ嬉しかったです」</p>
<p>──最後にSKY-HIさん、この5年の飛躍のポイントは？</p>
<p>SKY-HI「毎年のBMSGフェスです。毎年『エンターテインメントの更新』を掲げていて、22年と今年は、BMSG全員で３〜４時間のショーケースを作ります。やっぱり、ひとつのグループが2、3曲パフォーマンスして次、だと演者も観客も疲れちゃうし、ヒップホップカルチャー育ちとしては、音が止まらない空間を作りたかったんですね。設備面では、毎年トイレの数を少しずつ増やしています。いずれ、いずれ、ナイトイベントも開催できたらと考えています。主催側の都合になるんですけど、公演が20時に終わったとして、一度に数万人が帰ると、混雑が発生するんですね。夜にDJイベントを設けて、5,000人くらい残ってくれたら運営側としてはすごく助かる。そういうエンターテインメントに『あったらいいな』というアイデアを、BMSGフェスでひとつずつ実現していこうと。とはいえ、毎回試行錯誤です。24年は、3日間2回公演だったんですけど、同じラインナップで６回公演はなかなか難しいと感じました。バンドのドラマーが腰痛になったり、物理的に厳しいものがありました。ただ、みんなが1回1回、決しておざなりにせず、真剣に向き合えていたのは良かった。『Memoria』もそうだけど、BMSGフェスがあるから頑張って作ったものが、それぞれの実力やキャリアを推し進めたりもするので、これは頑張って続けていきたいと思います」</p>
<p></p><p class="picture"></p>
<p>SKY-HI「やるべきことをやり続けないと、神様からのギフトはもらえない」</p>
<p>──SKY-HIさんは5周年を迎えてどのような心境ですか。</p>
<p>SKY-HI「想像していたような感慨はなく、５年は一瞬でしたね。毎日、何かしら嬉しいことがあって、嫌なことがあって、やるべき課題があって。これはしんどいなと思うと、誰かが嬉しいニュースをもってきたり、サウナに入りながら水風呂に入っているような状態です」</p>
<p>──この5年で急成長を遂げましたが、これは計画通りですか？</p>
<p>SKY-HI「想像の幅の中間くらいですね。これを必要としている人がいることはわかっていたので、最低でもこれくらいの規模にはなりそうだなと見込んでいたところもあるし、予想以上のものももちろんあった。思い描いていたことの75%くらいは達成しているんじゃないかなと思います」</p>
<p>──4月にBullmoose Recordsが、Sunnyをジェネラルプロデューサーに迎え、独自の契約システム「FlexDeal」を通してラッパーのSALUとプロデューサー兼アーティストのBANVOXと契約したと発表がありました。今後は、BMSGの精神に共鳴してくれる外部のアーティストと連携していく流れも？</p>
<p>SKY-HI「BMSGはボーイズグループのための会社ではなく、“いい音楽を作る会社”でありたいんですよ。それを前提に、ボーイズグループやソロアーティストを輩出しているという姿勢は大事にしたい。ただ、これからは音楽シーンのどこを見ても、BMSGの人がいるという状態にする必要があると思っていて。『今、アジアで面白いもの』にBMSGの名前が挙がるようにしたいので、まずは日本の各シーンに本質的なプレゼンスを示す必要があるし、そのためにもリスペクトを表明して、一緒にやっていけたら嬉しい。日本の音楽を世界に輸出することにこだわりたいんですね。今、日本の音楽シーンは、世界から隔絶されていて、例えば、ストリーミングサービスで日本の音楽をたくさん聴くと、“おすすめ”に日本の音楽しかサジェストされないんです。『日本の音楽が好きな人は、日本の音楽しか聴きませんよね』というアルゴリズムの善意の判断なんですけど、その状況を壊したいんですよ。そうじゃないと、日本の音楽シーンが弱体化する一方です。今、音楽サブスクにおけるアジアのエリア分けが「東南アジア、東アジア、日本」となぜか日本だけ独立しているんですよ。それだけ日本は特殊なんですね。でも、日本の音楽シーンを『世界の中のアジア、その中の日本』にしたい。ただ、一番大きな岩は、もうすでに動いている気がしますね。BMSGだけの実績ではなくて、マーケット全体の潮目が変わったと感じています」</p>
<p>──経営者としての経験が、ご自身のクリエーションにも影響を与えましたか。</p>
<p>SKY-HI「旧『タイトル未定』という曲が大きかったですね。ソロアーティストたちに『絶対にマトは絞った方がいい、これで行くとなったらしばらくそこに集中したほうがいい』とよく話すんですね。そこには自分の反省もあって。中学でバンドを始めて、ダンスをやって、ラップをやって。AAAになって、アンダーグラウンドでラップして。多動気味な性格のせいで、器用だけどどういう人なのかを確立するまでに時間がかかってしまった。今でも、新曲を作ろうとすると、やりたいことが広がりすぎて大変なことになっちゃうんですよ。でも、自分にしかできないことと、自分がやるべきことが繋がった瞬間があって、それが旧『タイトル未定』でした。いかんせん自分の制作に集中できる時間は限られているんですけど、年に1回くらいそういう曲が書けると、神様に『まだやれ』と言われている気がします」</p>
<p>──『No Flexin’』は経営者としての生き様を感じました。</p>
<p>SKY-HI「あの曲は、逆にそれしか書くことがなくて、危なかったんですよ。そんなことを思っていたら、Aile The Shotaが、Taka Perryとか10人くらいのミュージシャンをうちに連れてきてくれて。すごく助かりました。そういう場を強制的に作ってもらわないと、見る景色が同じになっていくんですよ。これも、よく話しているんですけど、やるべきこと、やりたいこと、世の中に必要なものが合致したときにヒットする。でも、ちゃんと打席に立ち続けてないとタイミングが巡ってこない。前提として、やるべきことをやり続けることは必要だけど、それだけでは同じ景色しか見ないから、ほどよく“雑念”を入れていろんなことに興味をもつのも大切。バランスだと思いました」</p>
20年後も音楽に夢が見られるような世界を作る
<p>──5周年を記念したBMSG ALLSTARSの新曲『GRAND CHAMP』に込めた想いを教えてください。</p>
<p>RYUKI「自分のパートが『引き下がれない／引き下がらない／ナシをアリに変えてきた物語』という歌詞なんですが、無理だと言われ続けた自分の過去を、MAZZELでアリに変えていっている自信はあるので、すごく感情が入りました。大好きな歌詞です」</p>
<p>SHUNTO「僕はこの曲に命を込めています」</p>
<p>Aile The Shota「（笑）。SHUNTOのバースが『命すら賭けるんだ／この誇り以外いらない』なんですよ。日髙さん、この歌詞を書いて良かったですね」</p>
<p>SKY-HI「SHUNTOのこの1行のために、20行ぐらい書いて、50パターンくらい出してるから。楽しかったけど」</p>
<p>Aile The Shota「BMSG POSSEのメンバーは、自分のバースを書いたんですね。NovelCoreと一緒にご飯に行って、僕たちは今、何を歌うべきかすごく話しました。個人としてだけじゃなくてBMSGとしても」</p>
<p>SKY-HI「『自責と実績を重ねたその先で』ってすごくいいよね」</p>
<p>Aile The Shota「この歌詞を書けた時点で僕のBMSGフェスは成功です」</p>
<p></p>
<p>──最後に、BMSGの6周年、さらにその先の10周年、もっと先の未来に向けての抱負を、新年の書き初め風に一言で表現してください。</p>
<p>Aile The Shota「ずっと掲げている『本質を大衆へ』です」</p>
<p>RYUKI「僕は『輪』です。BMSG、そしてアーティストとファンのみなさんの輪をどんどん広げて、10周年になる頃には、世界で『BMSGヤバイ』と言わせたい。そのためにしっかりとみんなで輪を広げていきたいです」</p>
<p>SHUNTO「書き初めには収まらないかもしれないけど、『制作のクオリティを上げる』。少しずつ経験を積んできて、発言に対する責任や、言葉に説得力をもたせるための知識が必要なフェーズに入ってきているので、メンバーそれぞれが力をつけて、クオリティを上げていきたいと思います」</p>
<p>SKY-HI「10周年にやりたいことがあるので、そのための1年目が始まったと考えると、もう大詰め感があるし、特に今年と来年は重要な局面だと思います。これからデビューする3つ目のグループは、10代のメンバーが多いんですね。10年後はまだ20代。例えば一人例を挙げるなら、KANONと僕は20歳離れているんですが、KANONは確実に20年後も音楽をやっていると思うんですね。そのときに、バイトをしないと音楽が続けられない世界にしたくない。このままでは、特に莫大な経費がかかるダンス＆ボーカルは、20年後には日本では成り立たないものになってしまう。だから、ここ5年で、もう2、3つパラダイムシフトを起こさないといけないと危機感を持っています。そのためにも、やるべきことをやる。メンバーであるSHUNTOだって『BE:FIRSTが歴史を変えた』と言われてもピンとこないだろうけど、BE:FIRSTの出現によってダンス＆ボーカルには実力が必要だという、当たり前だったはずの常識をみんなが再認識できましたよね。『そこで時代が変わった』というポイントは、後から振り返って初めてわかるものですが、そういう瞬間をこの10年で更に積み重ねて当たり前を更新することができたら、2035年にも日本で音楽を今以上に楽しめる未来があるはずです。だから、書き初めにすると『頑張ります』」</p>
<p></p><p>The post SKY-HI、SHUNTO（BE:FIRST）、Aile The Shota、RYUKI（MAZZEL）が語る、BMSGの5年間と未来 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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        <title>宮藤官九郎の頭の中。舞台『雨の傍聴席、おんなは裸足…』で魅せる、さらなる新境地</title>
        <link>https://numero.jp/interview471/</link>
        <pubDate>Wed, 17 Sep 2025 09:00:17 +0900</pubDate>
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        <status>1</status>
        		<category><![CDATA[Interview]]></category>
		<category><![CDATA[pickup]]></category>
		<category><![CDATA[Kankuro Kudo / 宮藤官九郎]]></category>
		<category><![CDATA[interview]]></category>
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            <![CDATA[<article><p class="first_section"><p>大人計画とPARCO劇場が共同プロデュースする、オリジナルのロックオペラ・シリーズ「大パルコ人」が4年ぶりに新作を上演。シリーズ第5弾となる『雨の傍聴席、おんなは裸足…』。本作では、離婚を決意したミュージカル俳優（阿部サダヲ）と、その妻である演歌歌手（松たか子）が、親権をめぐり法廷で争う物語が描かれる。テーマは「親バカ」。シリーズ全作の作・演出を手がける宮藤官九郎に、なぜ今このテーマなのか、そして演劇だけでなく、映画やドラマなどたくさんのプロジェクトを並行して進める、多忙な彼の仕事術を聞いた。</p>
<p>「毎回、これが最後のつもりで、全てやり切っています」</p>
<p></p>
<p>──2009年から始まったロックオペラ「大パルコ人」ですが、シリーズが誕生した背景を教えてください。</p>
<p>「一度、グループ魂で、ロックオペラみたいなことをやったんです。ライブハウスのお客さんの前で芝居を見せるという。今、思えば何か間違えてますけど、演じる方は楽しかったんです。それで、パルコと一緒に何かやろうとなったとき、ロックオペラはどうか、と。ロックオペラと言うからには、ミュージカルとも違うわけで、自分の中では、現役のバンドマンに作曲をお願いするっていうことを決めてます。僕が20代で芝居を始めた頃は、演劇とバンド、映画なんかがもっと近い存在だったけど、今は交流がなくなっているような気がして。3回目からは怒髪天のギタリスト、上原子友康さんにお願いしています。（上原子）友康さんは、引き出しがいっぱいあるんですよ。メタルも演歌も得意だし、演劇に向いていると思います」</p>
<p>──今回の「オカタイロックオペラ『雨の傍聴席、おんなは裸足…』」は、4年ぶりの新作になりますね。</p>
<p>「このシリーズは毎回、これが最後のつもりでやっているんですね。芝居のセリフのほかに歌の歌詞を書いて、そこに笑いも入れたいとなると、ものすごく大変なんです。キャストも、もうこれ以上の布陣はないだろうなと思うくらい豪華な役者を揃えていますから。毎回、全力を出しきっているんですね。だから、もう次はないぞと思うのに、人間って辛かったことは忘れもので、しばらくして、映画を見たり知人の芝居を見たりしていると、次の『大パルコ人』はこういうのをやってみたいなとぼんやり思ったりするんです。そんなことをしているから『シリーズ』と謳ってるわりには、4、5年ぐらい間隔が空いちゃうんです」</p>
<p class="picture"></p>
<p></p>
<p>──歌詞も毎回、新しいものを書いているのですね。</p>
<p> 「音楽も、僕が目指す形があるんですね。セリフにメロディをつければいいわけではなくて、独立した楽曲として、いい曲だと思えるようなものにしたい。『これ良い曲だね、CDはあるの？——あ、劇中歌なんだ…』と思ってもらえるような曲にしたいから、時間がかかるんでしょうね。それに、歳を重ねて僕が好きな音楽が、音楽市場のメインストリームから外れてきてるという意識もあって。知らない音楽の方が圧倒的に多くなってきたから、最近流行している音楽も一応勉強するんです。けど、面白くないなってやめちゃう。そういうことをして時間がかかっているんですよね」</p>
<p>──今回、阿部サダヲさん、松たか子さんに出演をオファーした理由は？ 二人は7月スタートのドラマで「10年ぶりの夫婦役」として話題を集めていましたが。</p>
<p>「松さんとは俳優としては共演していますが、こういった形で出演していただくのは『メタルマクベス』以来です。あの作品がすごく良かったので、いつかご一緒できたらと思っていました。松さんの歌がすごく良いので、自分の書いた歌詞をいっぱい歌って欲しい。阿部くんは1作目の『R2C2〜サイボーグなのでバンド辞めます！〜』以来です。他の仕事で一緒だし、最近もライブをしたから、久々の感じはないですけど。この2人にオファーしたのは3年前なので、ドラマよりも先なんです（笑）。3年前にオファーしていますから。ドラマのことも知ってましたけど、まあ内容が全然違うからいいかなと。ふたりの名前が出揃ったとき、パッと法廷ものがいいと思いつきました。このシリーズは毎回、超能力だったり、トラック野郎だったり、学園ものだったりテーマを決めていて。それで今回は法廷です。法廷って、裁判官も観客（傍聴席）側を向いているし、舞台装置のようですよね。それで判事や書記官が楽器を弾いたら面白いかなあと。このふたりなら離婚裁判がいい、と。法廷は、他人には知られたくないことも大っぴらになる場です。それが歌詞になっていたら面白いかなと」</p>
<p>&nbsp;</p>
</p><p></p><p>「娘が、かつて自分が大人計画に入った頃の年齢になった」</p>
<p class="picture"></p>
<p>──法廷に行ったことはありますか？</p>
<p>「ずいぶん前ですけど、松尾（スズキ）さんが作っていたミニコミで、裁判を傍聴するという企画があったんです。それで裁判所に行ったんですけど、知らない人の知らない話を、全く関係のない僕らが聞くという状況も含め、ものすごく興味深かったんですね。育児ノイローゼと集団リンチとかだったかな。3つくらいの裁判を傍聴したんですよ。短時間で3つの全く違う裁判を見ることができるなんて、すごいなと思った記憶があります。最近は行けていませんけど」</p>
<p>──阿部さんがミュージカル俳優、松さんが演歌歌手というのは？</p>
<p>「松さんが演歌を歌ったら新鮮で面白いだろうと思ったんですね。阿部くんも、バンドで歌ってはいるけどミュージカル俳優ではないから。演歌もミュージカルもたくさんの方に愛されているけれども、興味のない人はまったく知らない世界で。紅白歌合戦でも近年では、なぜか演歌とけん玉やドミノがコラボさせられていて不思議な気持ちになります。それから、普段はずっとラジオを聴いているんですけど、ミュージカル俳優のラジオ番組がすごく面白いんですよ。ラジオなのに毎回歌っていて。って、誰のことかわかっちゃいますね」</p>
<p>──テーマは「親バカ」とのことですが、これはご自身の経験が反映されているのでしょうか。</p>
<p>「子は鎹（かすがい）と言いますが、夫婦の喧嘩の原因は半分以上が子供のことなんじゃないか？と思います。やっぱり、自分の子どものことになると、冷静じゃいられないんだなと実感しました。そう考えると、最初から“親”に向いていた人はいいですよね。でも、僕みたいに、精神的に子どものまま急に親になった人は大変だろうなって。それに、親バカにならなそうな人が見事に親バカになったりするのを見て、この人もかと親近感が湧くこともあります。僕も親バカだと思いますね。今、娘がちょうど、自分が大人計画に入った頃の年齢になったんです。あの頃、僕は将来のことや、“自分”って何だろうとか、考えなくてもいいことをたくさん考えていた時期でした。今、そういう年齢の人と一緒に暮らしているから、自然と“家族”について考える気持ちにもなったのかもしれません。みんな、親だったり子どもだったりするわけだから、こんなことも心当たりがあるだろうなと思いながら書いていたら、親子の話になりました」</p>
<p>──演歌歌手とミュージカル俳優の子どもを、峯田和伸さんと黒崎煌代さんが演じるのですね。</p>
<p>「演歌の歌手とミュージカルの俳優の子どもだったら、当然、歌は上手いだろうと期待して、音楽の道に進むように仕向けるけれど、才能が開花しなくてイライラしたり、『この子は天才なんだ』って親が言っちゃったから、子どもは何にもできなくなって、かわいそうだとか。それもあって、峯田くんに出てもらいたいなと思ったんです。黒崎くんは今回、初めてご一緒するので楽しみですね。ただ今、ちょうどそのあたりを書き進めているので、幕が上がったら、全然違う話になっているかもしれません」</p>
<p>宮藤官九郎流仕事術は、仕事で仕事の疲れを癒す</p>
<p>──舞台とドラマ、映画など、いくつもの作品を同時進行で書かれていますが、スケジュール管理や、モチベーションの維持はどうされていますか。</p>
<p>「もうそれが普通になってるので、慣れました。スケジュール的には舞台が先に決まるんですね。上演する何年も前に決まるので、今はこの舞台、次は舞台、その間に何しようかなという感じで、スケジュールを決めています。スケジュール管理は、グーグルカレンダーに書いたり書かなかったりというくらいで。ひとつの仕事が終わると、区切りとして、どこかに旅行したり、楽器を買ったりすることはあります。先日も、ドラマが終わった区切りとして神保町でギターを買いました。それを見るたびに、あの作品のときに買ったやつだと思い出したりしますね」</p>
<p>──それがリフレッシュに？</p>
<p>「それに仕事のことを考えるのは、そんなに嫌いではないんです。ただ、今やらなきゃいけないことを考えるのは、ツラい時もあります。でも、ひとつふたつ先の作品について考えているときは、まだ“夢”を見ている感覚なので楽しんでいられる。“現実”と“夢”がちょっとずつスライドしていっているだけなんです。だから、『大パルコ人』もこの間まで考えていて楽しかったのに、今まさにやらなきゃいけない“現実”です。そういう意味では、次の仕事のことを考えている時間がリフレッシュになっているのかもしれません」</p>
<p>──では、今まさにツラい作業に向き合っている最中なのですね。</p>
<p>「取材を受けるときは、だいたいそういうタイミングなんですよね。でも、稽古が始まったら楽しいんです。幕が上がったらもっと楽しい。いつも公演期間の後半になると、もうこの曲は演奏しないんだなと、寂しくなるんです。これがバンドだったらずっと演奏し続けられるのに、このシリーズは演奏するのも俳優自身ですから。作り手側は楽しんでいますが、観客のみなさんも、ほかでは体験できないものを見てもらえるんじゃないかと思っているし、そうなることを目指しています。お客さんも盛り上がる仕掛けも予定しています。楽しいものになると思いますが、全部を理解しようとしなくて大丈夫です。全部が伝わらないぐらいのほうが、未来があるような気がして作っているところがあるので」</p>
<p>「他にはない体験ができると断言できます」</p>
<p></p>
<p>──最後に、この舞台を楽しみにしている方に向けてメッセージを。</p>
<p>「毎回、その公演に対してベストのキャスティングを組んでいるのですが、今回はこれだけ揃ったら次はないだろうという役者が揃いました。今回も、これが最後という気持ちで臨んでいます。ぜひお楽しみください」</p>
<p>&nbsp;</p>
<p></p><p>大パルコ人⑤オカタイロックオペラ『雨の傍聴席、おんなは裸足』<br />
作・演出 ／宮藤官九郎<br />
音楽／上原子友康（怒髪天）、峯田和伸（銀杏BOYZ）<br />
出演／阿部サダヲ　松たか子　峯田和伸　三宅弘城　荒川良々　黒崎煌代　少路勇介　よーかいくん　中井千聖　宮藤官九郎　藤井隆<br />
企画／大人計画　<br />
プロデュース・製作／大人計画、パルコ</p>
<p>＜チケット一般発売日＞<br />
2025年9月27日(土)AM10:00〜<br />
公式HP／https://stage.parco.jp/program/okatai/<br />
公式X／@parcotheater　#大パルコ人<br />
公式Instagram／@parco_stage</p>
<p>＜公演日程＞<br />
PARCO劇場（東京）　2025年11月6日(木) 〜2025年11月30日(日)<br />
ＳｋｙシアターＭＢＳ（大阪）　2025年12月4日(木) 〜2025年12月14日(日)<br />
仙台サンプラザホール（宮城）　2025年12月20日(土)･21日(日)</p>
<p></p><p>The post 宮藤官九郎の頭の中。舞台『雨の傍聴席、おんなは裸足…』で魅せる、さらなる新境地 first appeared on Numero TOKYO.</p></article>]]>
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