シースルーやフリルなどのフェミニンなアイテムも色やコーディネート次第でアクティブなムードに。スウェーデン出身で個性的なオーラを放つモデル、シグネ・マイケルソンが自由で軽快なスポーティな世界観へと誘う。(『Numero TOKYO(ヌメロ・トウキョウ)』2025年6月号掲載)

スポーツウェアとクチュールのエッセンスを融合した、今季のムードが詰まったルック。アシンメトリーなデザインのボディスーツに白のスニーカーを合わせ、モノトーンのシンプルながらも洗練されたムードを漂わせる。

スポーツテイストを感じさせるオーバーサイズフィットで、首元がリンガーデザインのシャツ。大胆な赤のグラフィックとマッチするタイツを合わせれば、ポジティブなエネルギーが溢れ出す。

「飾らない気品」をテーマに掲げたコレクションからピックアップしたのは、アイコンのウェブ ストライプが施されたタンクトップ。一枚でさまになるシルエットは、デイリーに着こなしたい。

ドリーミーでスイートなピンクの世界観に、アクティブなテイストをオン。ボディコンシャスなブラトップとパンタレギンスのインパクトあるスタイルは、日常に刺激を与える。ミニマルだからこそ、個性が際立つ。

鮮やかなブルーのスパンコールが光り輝く、立体的なフォルムのトップとショートパンツ。足元には、ナイロンとカーフスキンを組み合わせた存在感のあるシューズで、カジュアルな抜け感をプラス。

心地のよいリブニットとレギンスは素肌にさらりと纏って、異素材&異色の小物でコントラストをつける。レトロなムードを漂わせるカラーコンビネーションが、今の気分を盛り上げる。

ブランドの歴史とバレエの関係をテーマに展開されたコレクション。特に印象的だったのは、バレエの練習着から着想を受けたピース。バレリーナのような可憐なルックにビッグサイズのバッグを合わせると、スタイリッシュかつパワフルに。

繊細なシアー素材のスカートにはふんだんに羽根があしらわれ、開放的なムードが漂う。ミントグリーンのパステルカラーが華麗で爽やかな印象を与え、心も体も軽やかに舞い上がる。

深いVネックラインとローウエストに施されたフリルが印象的なロマンティックなスイムスーツ。夏に映えるラフィアバッグを相棒に、明るくポジティブなカラーパレットを楽しんで。

肌になじむセカンドスキンのニットトップには、流れるようなデザインが魅力のアシンメトリーなスカートを。ゴールドのイヤリングとサンダルを合わせて、女性らしさを引き立てる。

斬新なルックが際立った、衣服と身体の関係にフォーカスしたコレクション。シースルーのロングドレスの裾に施されたのは、煌めくブルーのスパンコール。シンプルな中に鮮烈なアクセントを添えて。
Photos:Brendan Freeman Styling:Irene Barra Hair:Yoshitaka Miyazaki at Saint Luke Makeup:Sunao Takahashi at Saint Luke Model:Signe at Premier Model Management Casting Director:Theo Spencer Casting Photo Assistant:Tom Ortiz Special thanks to Labyrinth Photographic Lab Edit & Text:Maki Saito