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Beauty Editor's Post
アディクションのスプリングコレクションが限定発売。AYAKOが魅せられた色彩美。

 

2017年、アディクションの春のテーマは「Flower Evolution」。クリエイティブディレクターAYAKOが北欧で出合った、あるアーティストの絵画にインスピレーションを受けて誕生した。

「それは一つ前のコレクションのために、インスピレーションを求めて北欧を旅していたときでした。ノルウェーで書店員さんと北欧アーティストの話をしていたとき、Hilma Af Klint(ヒルマ アフ クリント)の名前が挙がったのです。19世紀後半〜20世紀初頭に生きた彼女が3m×2mの巨大な絵画を描いていたことを知り、その後ロンドンでエキシビションが行われていた際に、パリでの撮影の合間に日帰りで見に行きました。初めて実際の絵画を見たのですが、それは想像以上に大きな絵画でとても大きな衝撃を受けました」(AYAKO)

毎回、旅をテーマにしたコレクションを発表しているアディクション。世界各国の都市や空気感、女性像を取り入れたカラーコレクションは、不思議と時代の空気感とぴったりとハマる。それもNYをベースに活動しているAYAKO自身が「旅」によって感覚を研ぎすましているからだろう。ロンドンで実際に作品と対面した後、ストックホルムで財団に出合い、今回のコラボレーションを実現させた。

©Photo: Åsa Lundén / Moderna Museet-Stockholm

©Photo: Åsa Lundén / Moderna Museet-Stockholm

「彼女の壮大な絵画のなかにあるカラーの組み合わせは美しいパステルだけでなくパワフルで、単なる“かわいい”だけではないところが、アディクションに通じる部分がある!と感じました。そのときに直感で浮かんだ女性像は、60年代のツィギーだったのです。その後、彼女が死後20年間は作品を公開しないでほしいと伝えていたことを知り(1944年没)、それがちょうど60年代になることにも何か縁を感じました。彼女からのメッセージを私なりに解釈して、いまの女性たちに伝えたいと思いました」

モンドリアン、カンディンスキーらとともに20世紀初頭に抽象画を開拓したヒルマ アフ クリント。図形や花のようなイメージを描き出したその絵画は、AYAKOが魅了されるに相応しい色彩の美しさが際立つ。その絵画を再現した「フローラルモザイク」製法によるアイカラーは、配色バランスを綿密に計算しながら、ひとつとして同じ模様はない。

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ザ アイシャドウ 限定10色 各¥2,000

ザ アイシャドウ 限定10色 各¥2,000

「絵画を俯瞰で捉え、まるでGoogle Earthでギューッと凝縮していくようなイメージで、まずは自分で色鉛筆で画柄を描いた物をラボ(研究所)へ提出しました。何度も何度も試作を繰り返し、配色バランスが完成。またアイシャドウを瞼に乗せたときに、フロスティーな質感とともに、濁りのない綺麗なパステルカラーになるサプライズ感にも拘りました。その二つの製法を“フローラルモザイク”と名付けましたが、アイカラーを丸めてボール状にしたものをプレスすることから、始めラボの人たちは“丸めてドン”という名で呼んでいたんです(笑)」

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ヒルマの作品を見たときに浮かんだという、ツィギーをモダンにアレンジしたキャンペーンビジュアルは、「Flower Evolution」のテーマのとおり、パッと花が咲いたような目元が印象的だ。マットなアイシャドウで描いたダブルラインに、ボリュームのあるアイラッシュが引き立つ。スプリングコレクションはアイカラーのほか、60〜70年代のフロスト感が溢れるレトロなカラーラインナップのリップスティックとブラッシュ、また春霞のようなスモーキーなパステルカラーを再現したというネイルポリッシュが揃う。ヒルマとAYAKO、ふたりの女性が時空を超えて出合ったコラボレーション。フレッシュな春のメイクを自由に楽しんで。

ADDICTION 2017SPRING :FLOWER EVOLUTION

ADDICTION 2017SPRING :FLOWER EVOLUTION

ADDICTION 2017SPRING FLOWER EVOLUTION
ザ アイシャドウ 限定10色 各¥2,000
ブラッシュ 限定3色 各¥2,800
リップスティック ピュア 限定3色 各¥2,800
ネイルポリッシュ 限定6色 各¥1,800

※ザ アイシャドウ2つを含むアディクション製品を店頭及び公式オンラインショップで合計9,600円(税抜き)以上購入した方に、ヒルマの絵画を用いた限定コンパクトをいずれかプレゼント。なくなり次第終了。

アディクション ビューティ
Tel/0120-586-683

Profile

浅香紗織(Saori Asaka) エディター。大学卒業後、渡英。ロンドンの大学院を卒業して帰国。出版社でのアシスタントを経て2008年から『Numero TOKYO』に参加。本誌インタビュー連載「きっかけはコレでした」や、美容、ライフスタイル系の記事を担当。ウェブマガジンやファッションアプリ、カタログの美容コンテンツなども手がける。趣味はうつわ、お茶、単身ライブ通い、衝動買い、ホテル遊びetc.(主に一人遊び!?)。ライフスタイル取材を通して理想のライフスタイル模索中。最近のお気に入りは和モノ。

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