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都築響一氏の「ROADSIDERS’weekly」に「HISSS」掲載

いつもお世話になっている写真家の都築響一氏がサエボーグの新作展示「HISSS」を記事にしてくださいました!!
転載許可を頂いたのでこちらにご紹介。
都築さんの記事はいつも面白いので、サエボーグ記事以外も読みたい方は是非、「ROADSIDER’S weekly」を定期購読されるよう、お勧めします!!
ROADSIDER’S weekly http://www.roadsiders.com/
都築さんのtwitter  https://twitter.com/KyoichiT

2015/06/10号 Vol.167

 

ロードサイダーズ・ウィークリー167号をお届けします。
今週はめずらしく(?)、すべて日本国内の話題。東京都現代美術館の展覧会から、田舎の温泉、福島の案山子まで、いろんな場所にお連れします。
告知も、編集後記も今回は特大版。最後までお見逃しなく!


モノのあはれ 03
ひとつだけのコーンフレーク

fashion 雨のなかの涙
――山口小夜子展をめぐって

photography 湯けむりの彼岸に
――『雲隠れ温泉行』と村上仁一の写真

travel 案山子X 22
石羽古碑街道かかしまつり(宮城)

art ラバーの炎にくるまれて

告知1

辛酸なめ子の「善行ビジネス講座」、明日!

告知2

青木昌三作品展・公開対談、土曜日!

告知3

おかんアート展!

告知4

珍寺大道場大博覧会!

 

 

art ラバーの炎にくるまれて

 

 
先週号の告知でお知らせしたラバー造形作家サエボーグの『HISSS』。2014年の岡本太郎現代芸術賞における岡本敏子賞・受賞展として、今週末まで青山の岡本太郎記念館で展覧会を開催中。日曜の会期末まで、これから毎日2回、着ぐるみならぬ「火ぐるみ」がインスタレーション内をうごめく予定だという。僕も先週見学に行ってみたら、予想以上にビザールかつパワフルな作品に仕上がっていたので、写真だけでもお見せしたく、もういちど紹介させていただく。 
今回は火をモチーフにしました。
今回のスーツは蛇からうまれた「火ぐるみ」です。
「世界のはじまりの蛇」からうまれてきた生物を超えた生命体です。
岡本太郎が常に描き続けたのはいのちというビックバンです。
かつて蛇には手と足がありました。
蛇は土をくらい、地べたを這いずりまわるようになり、一方で龍は強大な力をもちます。誰が蛇の手足を奪ったのでしょうか。
その問いかけを今回は作品にしました。
神に近づき畏怖する人間、それは現代のプロメテウスなのかもしれません。
(展覧会サイトより)
 
記念館の2階、ひと部屋を専有する巨大なラバーの蛇。そのとぐろのなかを「火ぐるみ」がうごめく不気味さは、現場で炎に巻き込まれてみないと、実感できないかも。壁面には岡本太郎のペインティングがびっしりと掛かり、そのカラフルなフォルムとのマッチングも、かなり楽しい。時空を超えて、こんな意図せぬコレボレーションが現実化してしまうとは。 
 
火ぐるみが活動する時間帯は、以下のとおり。それぞれ1時間半ほどうごめいているので、確実にその時間を目指すよう、強くお勧めする。
6月10日(水)12:00~13:30/15:30~17:00
6月11日(木)12:00~13:30/15:30~17:00
6月12日(金)14:00~15:30/18:30~20:00
6月13日(土)11:00~12:30/16:00~17:30
6月14日(日)11:00~12:30/16:00~17:30 
なお『HISSS』は去る5月2日、デパートメントHの恒例「第6回大ゴム祭」でお披露目されたが(第3回の模様は本メルマガ2012年5月9日配信号で特集ずみ)、そのステージは全天球動画システム「ハコスコ」で録画された。会場内では専用ヘッドギアを装着して、リアルな全天球体験を味わえる。ハコスコの全天球動画はスマホのアプリや、chromeなど一部のブラウザでも視聴できるので、以下のサイトからお試しあれ。岡本太郎記念館とはまったく異なる環境でのパフォーマンスを、堪能していただきたい。
 

HISS ハコスコ全天球動画@鶯谷デパートメントH

 

サエボーグ 「HISSS」
~~6月14日(日)まで開催中
@岡本太郎記念館
http://www.taro-okamoto.or.jp/exhibition_sae.htmlトークイベント:6月12日(金)19:00~
申し込み詳細:http://www.taro-okamoto.or.jp/event.html 

 

Profile

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サエボーグ(saeborg)はラテックス製の着ぐるみ(スーツ)を自作し、自ら装着するパフォーマンスを展開するアーティストです。これまでの全作品は、東京のフェティッシュパーティー「Department-H」で初演された後、国内外の国際展や美術館で発表されている。2014年に岡本太郎現代芸術賞にて岡本敏子賞を受賞。主な展覧会に『六本⽊アートナイト2016』(A/Dgallery、東京、2016)、『TAG: Proposals on Queer Play and the Ways Forward』(ICA/ペンシルバニア大学、アメリカ、2018) 、『第6回アテネ・ビエンナーレ』(Banakeios Library、ギリシャ、2018)、『DARK MOFO』(Avalon Theatre/MONA 、オーストラリア、2019)、 『あいちトリエンナーレ』(愛知芸術劇場、名古屋、2019)、 『Slaughterhouse17』(Match Gallery/MGML、 スロベニア、2019 )など。

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