美術手帖2015年5月号「日本のアート、最前線!!」に掲載中 | Saeborg
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美術手帖2015年5月号「日本のアート、最前線!!」に掲載中

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日本のコンテンポラリー・アートを加速させる、若手アーティストたち。
この特集では、その刺激的な作品と、問題意識に肉迫します。

プライマリーギャラリーが存在感を放ち、
日本でも「現代アートバブル」という言葉が聞かれたゼロ年代。
しかし、2011年の東日本大震災を経て、日本の風景は 大きく変わりました。
もちろん、アーティストも無関係ではいられません。

PART1では、卯城竜太(Chim↑Pom)と黒瀬陽平(カオス*ラウンジ)を
キュレーターに迎え、注目の若手作家を紹介。揺らぐ社会にいち早く反応し、
鮮烈な作品を生み出す作家や、 独自の方法で活動するオルタナティブな気運は、
日本の美術にパラダイムシフトをもたらすのでしょうか?

PART2では、アートシーンを牽引する気鋭のアーティストが登場。
作家自らの言葉で、今の時代と対峙する表現について語ります。
さらに今、日本で起きているアクチュアルな動向を探る、座談会とコラムをお届け。

さあ、私たちの時代のアートを、存分に楽しみ、思考する旅に踏み出そう!

Contents

SPECIAL FEATURE

日本のアート、最前線!!

PART 1 : CURATION & CROSS TALK
新世代作家キュレーション対決!!
卯城竜太(Chim↑Pom)×黒瀬陽平(カオス*ラウンジ) 梅沢和木/キュンチョメ/藤城嘘/小鷹拓郎/サエボーグ/
愛☆まどんな/範宙遊泳/ カオス*ラウンジ/久松知子/QP∴/
大山エンリコイサム/山下陽光/ハタユキコ/ 荒渡巌/高田冬彦/
UDOK./井田大介/中島晴矢/NATURE DANGER GANG 対談:若手作家は、アートシーンに
パラダイムシフトを起こせるか?
成相肇=司会
PART 2 : INTERVIEW & DISCUSSION
気鋭のアーティストが語る表現のかたち 千葉正也 沢山遼=聞き手・文
毛利悠子 島貫泰介=聞き手・文
蓮沼執太 松井茂=聞き手・文
座談会:絵画#1
今井俊介×高橋大輔×小牟田悠介
小金沢智=司会・構成

淺井裕介 福住廉=聞き手・文
二艘木洋行 畠中実=聞き手・文

座談会:絵画#2
今津景×坂本夏子×近藤亜樹 新藤淳=司会・構成

百瀬文 佐々木敦=聞き手
丹羽良徳 木村絵理子=聞き手・文

座談会:リサーチ/アーカイブ/ナラティブ
下道基行×ミヤギフトシ×佐々瞬×飯山由貴
西川美穂子=司会・構成

コラム1:2000年以後のメディアアートについて 馬定延=文
コラム2:3.11以降の現実に「介入」するパフォーマンス 桜井圭介=文
コラム3:地域社会とアートの交流から生まれる創造性 服部浩之=文
コラム4:京都に巻き起こるニュー・ニューウェーブ 野路千晶=文

〈小説〉
藤野可織 スパゲティ禍
フジモトマサル=絵

MIHO MUSEUM
「バーネット・ニューマン 十字架の道行き」展

「PARASOPHIA:京都国際現代芸術祭2015」レポート
小吹隆文=文

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WORLD NEWS
New York/London/Brussels/Zurich/
世界のアート注目トピックス

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學展で作品を魅せるコツ
renTarT「アートの裾野を広げる、ウェブサービス」
遠藤一郎「愛と平和と未来のために」 Vol.77
奈良美智
「10代の頃、僕はレコードジャケットで美術を学んだ。」 Vol.32

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ARTIST INTERVIEW
ガブリエル・オロスコ Gabriel Orozco
松井みどり=聞き手

lineREVIEWS
渡辺豪/ホンマタカシ/杉戸洋/ジョシュ・スミス/
ピエール・ユイグ/ 石川直樹+奈良美智/加藤立/
針生一郎と戦後美術
畠中実+椹木野衣+清水穣+大森俊克+石川卓磨+
北出智恵子+勝俣涼+黒瀬陽平=評

lineINFORMATION
EXHIBITION /AWARD/MEMORIAL / BOOK /
OTHER TOPICS /月刊美術史『美術手帖』定期購読割引サービスのご案内
常備店リスト+バックナンバー案内
次号予告+読者プレゼント

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BOOK IN BOOK
ART NAVI 今月の美術館・ギャラリーガイド

期待のアーティストに聞く!/今月のイチ押し展覧会!/イベント情報/
ギャラリストに聞く

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<次号予告>
特集
ポスト・インターネット

オンライン/オフラインの区別が
意識のうえではなくなりつつある、
「ポスト・インターネット」社会を生きる
デジタル・ネイティブな世代のアーティストたち。
インターネット創世記とは異なるリアリティーを持つ
彼らの作品と、それをとりまく状況の考察により
アートと、表現の、未来を探る。

小泉明郎 インタビュー

*内容は都合により変更することがあります。

 

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本日発売のBTにサエボーグも黒瀬陽平氏のキュレーションコーナーにて、フルカラー1頁で紹介してもらっています。

アツい特集なので是非お手にとってみてくださると嬉しいです~~

写真は兵頭喜貴氏。

 

Profile

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サエボーグ(saeborg)はラテックス製の着ぐるみ(スーツ)を自作し、自ら装着するパフォーマンスを展開するアーティストです。これまでの全作品は、東京のフェティッシュパーティー「Department-H」で初演された後、国内外の国際展や美術館で発表されている。2014年に岡本太郎現代芸術賞にて岡本敏子賞を受賞。主な展覧会に『六本⽊アートナイト2016』(A/Dgallery、東京、2016)、『TAG: Proposals on Queer Play and the Ways Forward』(ICA/ペンシルバニア大学、アメリカ、2018) 、『第6回アテネ・ビエンナーレ』(Banakeios Library、ギリシャ、2018)、『DARK MOFO』(Avalon Theatre/MONA 、オーストラリア、2019)、 『あいちトリエンナーレ』(愛知芸術劇場、名古屋、2019)、 『Slaughterhouse17』(Match Gallery/MGML、 スロベニア、2019 )など。

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