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Lifestyle Post
「ルイナール」が築き上げた
アートとシャンパーニュの親密な関係

1729年に誕生した世界最古のシャンパーニュ・メゾン「ルイナール(Ruinart)」は、古くからアートとの繋がりを大切にしてきた。シャンパーニュとアートに共通の芸術性や洗練、美学を見出し、120年にわたり世界中のアートフェアやクリエイターを支援している。日本では2016年に続き、写真祭「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2017」への参加が決定。「ルイナール」が“アートのあるライフスタイル”を提案し続ける理由とは?

Text:Miho Matsuda

世界中から支持される“シャンパーニュの宝石”

「ルイナール」は、18世紀にベネディクト派修道会の高僧、ドン・ルイナールが、当時「泡立つワイン」として知られていたシャンパーニュに可能性を見抜いたことから始まる。その想いは甥のニコラ・ルイナールに引き継がれ、1729年に世界で初めてのシャンパーニュ・メゾンを設立。シャルドネ種にこだわり、巧みな技術でブレンディングされたワインは、歴史的建造物に指定されたガリアローマ時代の石切場、「クレイエル」と呼ばれるセラーで熟成。上質な素材と最高の環境で、シャンパーニュの「清らかさ」「フィネス(=洗練、上質)」「エレガンス」を追求している。シャルドネを主体に、繊細でフレッシュ、丸みのある豊かな味わいを引き出す卓越したアッサンブラージュから「シャルドネの芸術」とも呼ばれる。

アートとの関係も深く、その始まりはベルエポック時代にアルフォンス・ミュシャに広告ビジュアルを依頼したことから。その後もコンテンポラリーアーティストへの支援は続き、現代では芸術家、建築家、写真家とコラボレーションした限定デザインボックスや、伝統からインスパイアされたアートピースの制作を行う。また、アーティストの活動や芸術祭に対して深い理解を示し、「アート・バーゼル」「アート・パリ・アート・フェア」など、年間30を超えるアートフェアに協賛。スポンサーとして支援するだけでなく、ルイナールのエレガントな味わいがアートラバーたちを魅了し、アートシーンに欠かせないシャンパーニュの代名詞ともなっている。

コンテンポラリーアーティストをフィーチャー

アートと「ルイナール」の密接な関係は、2000年からコンテンポラリーアーティストをフィーチャーしたコラボレーション・プロジェクトへと進化を遂げた。「ルイナール ブラン・ド・ブラン」のための限定パッケージデザインや、メゾンのフィロソフィー、歴史、技術をモチーフにした作品制作を行い、アートフェアに出品している。これまでプロジェクトに参加したアーティストから、気になる5人をピックアップ。

Erwin Olaf 2016

アーウィン・オラフ
オランダのフォトグラファー、アーウィンは、歴史的建造物「クレイエル」セラーをモチーフに。地下深く全長8kmにも及ぶこの場所は、シャンパーニュの熟成のため光はごくわずか。微かな陰影を際立たせるためモノクロで撮影した(インタビューはこちら)。

気になる現代アーティスト

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