女優、仲間由紀恵の転機「興味を広げてくれたのは『TRICK』」 | Numero TOKYO - Part 3
Interview / Post

女優、仲間由紀恵の転機
「興味を広げてくれたのは『TRICK』」

自分自身の今に影響を与えた人物や、ターニングポイントとなった出来事、モノ、場所との出会い。それをきっかけに変化し成長した自分を振り返る。仲間由紀恵のビフォー&アフター。

numerotokyo きっかけ yukienakama
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──昨年は谷村新司さんとのデュエットで出演されたり、以前は歌手としても活動されていましたね。普段、どんな音楽を聴かれますか。 「そうですね、昔は歌や演技、いろんなことをしていました。歌うのは今も好きです。聴くのは声のきれいな女性ヴォーカルが多いですね。番組にも出演していただいた手島葵さんや平原綾香さん、あと『羊毛とおはな』など、リラックスできる曲をよく聴きます」 ──女優としては、この先どんな役を演じたいですか。 「ホラーが好きなので、怖い役かな。ゾンビものが大好きで、小栗旬くんに『ウォーキング・デッド』をすすめられて見たら、すごく面白いんです。最初はゾンビが怖いし気持ち悪くてびっくりしたけど、シーズン6までくると、ゾンビがいるのは当たり前(笑)。限られた世界の資源を人間が奪い合う、その人間ドラマにはまっています」 ──以前の「ヌメロ・トウキョウ」の取材でも、ホラーものを熱く語っていましたね。 「あのときは、恐怖映像100連発とかに夢中で(笑)。“この映像は作り物?”、 “もしかして本物かな?”と探すのが楽しくて。嘘か本当かわからないからゾッとするし、ワクワクします」 ──ホラー以外で今ハマっているものは? 「携帯ゲーム(笑)。静かに遊ぶのが好きなんですね。今は『城ドラ』(城とドラゴン)を攻略中! 一つの遊びが長く続くタイプです。あくまで遊びなので、空き時間があったとしても、現場では絶対にやりません、集中できないから(笑)。…って仕事とゲーム、どっちにでしょうね?(笑)」 ドレス 参考商品/Hanae Mori Manuscrit(ハナエモリ マニュスクリ)

Photos:Takeshi Shinto
Styling:Natsuko Kawabe
Hair&Makeup:Hiroshi Tanaka
Interview&Text:Maki Miura
Edit:Saori Asaka

Profile

仲間由紀恵(なかま・ゆきえ)1979年生まれ、沖縄県出身。95年に上京し、翌年映画デビュー。2000年『リング0 〜バースデイ〜』で映画初主演。同年ドラマ『TRICK』のヒロイン役で一躍人気を博す。02年、主演ドラマ『ごくせん』が大ヒット。06年にはNHK大河ドラマ『功名が辻』で主演。NHK紅白歌合戦の司会を4回務めるなど、司会者としても評判が高い。現在、TBS系『7時にあいましょう』ナレーションレギュラー、フジテレビ系音楽番組『ミュージックフェア』(毎週土曜18:00 〜)で軽部真一アナとともに司会を務めている。

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