風間ゆみえさんのセンス。その2。 | Numero TOKYO editor
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風間ゆみえさんのセンス。その2。

10月13日に風間ゆみえさんの新刊「Lady in Red」が発売されました。

5年ぶりの待望の新しい一冊は、風間さんが感じる“女であること“の88のセンスが綴られています。

 

前回のブログでも書きましたが、風間さんのご自宅とアトリエには、いい香りで包まれています。

玄関のドアを開けた瞬間から「いい香り」。

「いったいどんな素敵な女性が住んでいるんだろうか?」とワクワクする。

パフュームキャンドルが至るところに焚かれていて、

美しいパフュームボトルもクローゼットの中やお部屋に置かれています。

 

香りのことにも触れている、私の好きな章をご紹介します。

「a day in black dress – 恋人が変わるとき- 」

夏の暑い日に、リトルブラックドレスを着てカフェに入る風間さん。

そこへカップルが入ってきて、その女性の洋服は白いトップスに白いスカート。

全身黒のご自身と、白い服の女性が、ガラス越しに重なり、

ふと「そんな日曜日の昼下がり、彼と一緒だったなら私も白い服を着てたかしら?」と自問してみる。

(注意:風間さんの書いた文章は、もっと素敵な文章で綴られています)

そんなエピソードが続いて。。。最後に。

 

男の人のために着たい服がある。

男の人のために付ける香水。

男の人が変われば視線が変わる。

香りを探る楽しみ。

香りにも記憶がある。

となりの景色が変わるとき香りも変わる。

 

こんな素敵な言葉でファッションと香りを綴っています。

Lady in Redを読んでいると、嗅覚、視覚、触覚、おしゃれをする感覚、日常を過ごす感覚…

いろんな感覚を刺激してくれます。

頷きながら読んだり、忘れていたことを思い出させてくれて、ハッと自分を戒めたり。

 

読み終わった後に感じることは、センスとは人生を豊かにしてくれる。

人生すべて気分。いいも悪いも、私はすべて自分の気分次第だと思っています。

そしてセンスも、なんだか気分にとってもよく似ている。

自分次第で、人生はどこまでも豊かになれて、センスを磨くことで、自分も大好きな人も豊かになれる。

大人の女性にぜひ、読んでいただきたい一冊です。

 

 

そして、明日!(もう今日ですね。。)

センス抜群な我らの編集長 田中杏子×風間ゆみえさんのトークショウが東京駅近くのKITTEで、19時から行われます。

平日ではありますが、めったに見られないセンス溢れた2人のトークを聞きにいらしてください。

詳細はこちらから。

 

 

 

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