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Culture News
文化勲章受章! 京都にて、染織家・志村ふくみの個展が開催中
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現代日本の染織分野に独自の世界を展開し、紬織の重要無形文化財保持者(人間国宝)にも認定されている志村ふくみ。蚕の繭からつくった紬糸(つむぎいと)や、草木から引き出した染料など、自然の素材を元に手織りで色彩豊かに織りあげられた彼女の作品は、多くの人々を魅了してきた。その文化勲章受章を記念した個展が、京都国立近代美術館で開催中だ。
 
思想家の柳宗悦に導かれ染織家の青田五良から手ほどきを受けた実母・小野豊の影響で、志村は織物の世界に入った。「―母衣(ぼろ)への回帰―」と題された今回の個展は、小野が残した残り糸や屑糸を使用しこの展覧会のために制作された大作『母衣曼荼羅』ほか、初期作から最新作まで約60年におよぶ創作の歩みを紹介。彼女の原点回帰とも言える大規模個展にぜひ足を運んでみて。
 
 
志村ふくみ ―母衣(ぼろ)への回帰―
会期/2016年2月2日(火)~3月21日(月・祝)
会場/京都国立近代美術館 京都府京都市左京区岡崎円勝寺町
時間/9:30〜17:00
休廊/月曜日 ※3月21日(月・祝)は開館
TEL/075-761-4111
URL/www.momak.go.jp
 
志村ふくみ 『秋霞』 1959年 京都国立近代美術館蔵
 

Text: Ai Kiyabu

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