森高千里が語る転機とこれから。「ミニがはけるうちはもう少し頑張ろうかなと」 | Numero TOKYO
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森高千里が語る転機とこれから。「ミニがはけるうちはもう少し頑張ろうかなと」

現在、生放送の歌番組『水曜歌謡祭』(フジテレビ系)ではアンジャッシュの渡部建と共に初のMCにも挑戦している森高千里。作詞、作曲、ドラムを中心とした楽器演奏で従来のアイドルとは一線を画した新しいアーティスト像を確立した彼女が、5月28日発売の「ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)」7・8月号に登場している。 初めての作詞が大きな転機に 2012年にはデビュー25周年を迎え、精力的に音楽活動を続ける彼女。キャリアの中で大きな転機になった曲が、初めて作詞を担当した『ミーハー』(’88年)だった。「そこでチャレンジしなければ、その後、歌詞を書くこともなかったでしょうし。歌手・森高千里も今とは違ったものになったと思います」と話すほどに、その後を決定づけるターニングポイントとなったようだ。 ミニスカートばかりがフィーチャーされる戸惑い 『非実力派宣言』や『私がオバさんになっても』など、順調にヒット曲を連発した彼女のトレードマークといえば、ミニスカートを思い浮かべる人も多いのではないだろうか。当時、そのスラリと美しく伸びる脚は、男性はもちろん、女性たちからも憧れの的となった。しかし、「ミニは自分が好きで普段からはいていただけなのに、思った以上にそこばかり注目されて」と話すように、楽曲よりもミニスカートばかりがフィーチャーされることに、戸惑いや抵抗を感じたこともあったのだとか。同時に、それが音楽を聴いてもらいたいと頑張るための原動力となったそうで、昨年出演したサマーソニックのステージ上でミニスカートを披露したことに話題が及ぶと、「ミニがはけるうちはもう少し頑張ろうかなと」。今後もしばらくは、彼女のミニスカート姿を見ることができそうだ。 さらに本誌では、『私がオバさんになっても』の創作秘話や90年代生まれのDJ、tofubeatsとのコラボレーション、さらに今後の目標などについても語られている。アイドルの殻を破った先駆者として活躍を続ける彼女から目が離せない。

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MAY 2024 N°176

2024.3.28 発売

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