吉田羊が語る挫折「自分の芝居はまだまだ下手だと認めた瞬間、すごくラクになった」 | Numero TOKYO
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吉田羊が語る挫折「自分の芝居はまだまだ下手だと認めた瞬間、すごくラクになった」

昨年放送されたドラマ『HERO』の礼子役をはじめ、いまやテレビドラマに欠かせない存在となった女優・吉田羊。安定感のある演技を武器に、キラリと光る印象的な存在感を示してきた彼女が、4月28日発売の「ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)」2015年6月号に登場。まさにスターダムに駆け上がろうとしているいま、自分自身をどんなふうに見つめているのだろうか? その胸中に迫っている。

吉田羊の名前が世間に浸透してきたのは、ここ数年のこと。それ以前の姿をテレビやスクリーンで見た記憶がある人は、少ないのではないだろうか? 実は彼女のキャリアは学生時代から小劇場で培われ、映像の世界の扉を開けたのは、30歳を越えてからだった。きっかけは、出演舞台を見た、自分の同い年の現在のマネージャーによるスカウト。「お互いに年齢的にも新たなことに挑戦するラストチャンス」と考え、翌日にはOKの返事を出したという。それがなければ、いまでもそれまでと同じようにアルバイトをしながら、友人と小劇場の舞台に立っていただろう、と当時を振り返る。

小劇場では看板女優として、恵まれた環境にいた彼女だが、ある出来事がきっかけで一度だけ芝居を辞めたいと思ったことがあったという。それは芝居人生初ともいえる挫折だったが、いま思えばタイミング的にも必然的なものであったと話す。「自分の芝居はまだまだ下手だと認めた瞬間、すごくラクになったんです。だったら、一生懸命やるしかないなって––」。挫折を乗り越えた彼女が達した新しい境地とは、どのようなものだったのだろうか?

そのほかインタビューでは、仕事とプライベートの両立や恋愛観についても、素直な心境を吐露。さらに特集内には、撮り下ろしのビジュアルや、プライベートをのぞき見できる本人撮影のデジカメ日記も掲載。衣装やヘアメイクによってそれぞれまったく違う女性のように変容しているファッションビジュアルでの表現力は、彼女が生粋の“女優”であることを感じさせる。女優・吉田羊の魅力がつまった特集は、ぜひ本誌でチェックして。

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