THEONETHATIWANT | George Inaki
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2014年5月、世界で最もアイコニックなパルファム、Chanel N°5の新アイコンとしてブラジル出身のスーパーモデル、ジゼル ブンチェンが抜擢された。アメリカを代表するフットボール選手のトム ブレイディを夫として持つジゼルはなにかと公私共に話題の絶えない女性である。

 Chanel N°5の新ショートフィルムが一般公開される前に、プレス向けに試写会がNY市内某所で行われたので出席した。

本フィルムの監督は「華麗なるギャッツビー」の監督としてでも有名である、 バズ ラーマン氏がディレクションを務めた。

試写会には本人自らホストをし、本作品関連のスピーチとオーディエンスのQ&Aにユーモアのあるトークで終始会場内を楽しませた。

バズ ラーマン氏はとても親日家で、試写会中にはI love Japanとコメントをしたほど 。

(プレス向け試写会にて。)

実は、11年前に、女優ニコール キッドマンが主役を務めたChanel N°5のショートフィルムをディレクションしたのもバズ ラーマン氏。

この作品のために膨大なChanelのアーカイブを勉強し、たくさんのヒントを得て制作に取り組んだと語る。

 ニコールバージョンの作品は、表情に躍動があり、情熱的でセリフが多かったラブストーリーに対し、今回のフィルムは、ファミリーと男女間のラブストーリーを描いた一切セリフのないサイレントフィルムだった。

両作品共にバズ ラーマン氏らしく、鮮やかでゴージャスでインパクトのあるビジュアル映像だったのは間違いない。

スーパーモデルのジゼルにはアクティングはできるのか?と、疑問を持つ人はたくさんいるだろう。

しかし、バズ ラーマン氏いわく今回のキャスティングはジゼルがぴったりだと語る。

なぜなら、ジゼルが本質的に持っているエレガントで着飾らない人柄がChanelのブランドアイデンティティをナチュラルに演出しているからだ。

本フィルムでは、幼い女の子がジゼルの子供役として出演しているが、まるで自分の本物の娘と共演していると思うかのように、すごく自然な表情だった。私生活でもママであるジゼルにとって子供に感情移入するのも難しくはないだろう。

バズ ラーマン氏のお気に入りのシーンは、ジゼルがChanelのサーフボードに乗って華麗に海に飛び込んだシーン。

“Giselle is incredibly natural and beautiful. I love how fiercely she jumped into the water”とコメントをした。

フィルムを観た人は、誰もが納得するでしょう。

ニコールバージョンの作品は撮影現場がアップタウンが中心で、イブニングドレスの衣装が多かったに対して、今回はダウンタウンとハンプトンを中心に撮影されており、衣装はChanel流の クルーズ系のスポーティな印象。

オリジナルのChanelウェットスーツ、水着、サーフボードそして家具までもがChanelだからマニアにはたまらないフィルムになっている。

ChanelオフィシャルYouTubeチャンネルで観ることができるのでぜひチェックするべき。

ジゼルの登場。Chanel N°5パーティにて。

ジゼルとバズ氏のツーショット。Chanel N°5パーティにて。

お約束のアナ様とカール様のツーショット。Chanel N°5パーティにて。

illustration by: Mitja Bokun represented by Jed Root.

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Spanish/Filipino and Japanese, raised in Japan with trilingual skills and an international perspective to match an enthusiastic, happy vibe. When people talk about "The George", they mean me. The only George the world will want to be following. Enjoy my words.

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