おそらく既に色んな媒体でMarc by Marc Jacobs Fall 2014の記事を読んだでしょう。
それに乗っかっていわゆる”ファッションレポート”を書いたら、自分でも吐き気がするのでそれはやめておく。
一言でコレクションを表すとしたら、”期待大”である。
昨年に発表されたMarc by Marc Jacobsの新クリエイティブディレクター、Katie HillierとLuella Bartley
初のランウェイショーとなった。
Alice’s Theme-Danny Elfman(Alice in Wonderland)の曲がかかって不気味な感じでショーはスタートした。
音だけを聞くと、ダークで湿ったコレクションになるのかなと思った。
コレクションをみたらジャパニーズインスパイアの”NINJA SNEAKERS”や柔道着からインスパイアされた
新時代のBMXガールがテーマだった。
細かいことは他の媒体でコレクションの詳細を読んでもらいたい。
じゃあこの記事で一番書きたかったことはなに？
フィナーレでMarc JacobsがスタンディングオベーションでKatie HillierとLuella Bartleyの二人を
心から祝福して、それをみて感動したということ。
残念ながらこれは僕の写真ではないのだが、この瞬間を自分の目でみたとき素晴らしいブランドなんだなと思った。
Marc by Marc Jacobsでスポットを当てられることのなかったKatie HillierとLuella Bartleyが
やっと公で堂々と発表することができてさぞかし嬉しかっただろう。
どんな気持ちであのランウェイを歩いたのか、Marc Jacobsはどのような想いで二人を祝福したのか
このショーですごく素敵な人間ドラマをみれたのが一番の収穫だった。
Marc JacobsはLouis Vuittonを離れ、これから自身ブランドに集中をする。
僕は普段からMarc Jacobsをすごく愛用しているし、これからの本当のMarc Jacobs帝国Revampに期待をしたい。
正直値段の割には品質が劣っていると商品もあるが、これからはそれを改善し次のレベルにアップしてもらいたい。
デジタル中心のNYらしいPRアクティビティも日本でどれほどできるのかもみてみたい。
このブランドの今後の行方に”期待大”。
“The George”
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