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Culture News
古市憲寿×鈴木康広が読み解く「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」アートの定義とは?
古市憲寿×鈴木康広
2015年12月、表参道の「エスパス ルイ・ヴィトン東京」にて開催された一夜限りのイベント「ルイ・ヴィトン × ヌメロ・トーキョー アーバンナイト」。会期中の「フランク・ゲーリー/パリ–フォンダシオン ルイ・ヴィトン 建築展」の特別解説やカクテルパーティに加え、メインイベントとして、社会学者の古市憲寿とアーティストの鈴木康広によるトークショーが実現した。フランク・ゲーリーが作る世界の秘密を紐解きながら、建築家、アーティスト、そして社会学者の共通項を探ってみると、ある意外な事実に行き着いた。建築やデザインは、どの時点から“アート”という呼び名に変わるのだろうか? ルイ・ヴィトンの新たな芸術活動の一環として2014年10月にフランス、パリにオープンした「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」の話題からスタート。

 

古市憲寿(以下F)「お土産があるんです。パリで『フォンダシオン ルイ・ヴィトン』に行ったときにミュージアムショップで買った鉛筆。確かこれ、ひとつ2ユーロです。世界で最も安いルイ・ヴィトングッズなんじゃないかな(笑)」

鈴木康広(以下S)「HBですね。しかも、鉛筆なのに四角い」

F「プレゼントしますね。僕が今日持っているこのノートも同じく『フォンダシオン ルイ・ヴィトン』のグッズです」

S「準備万端ですね。パリのブローニュの森に作られた、フランク・ゲーリーが建築を手がけた現代アートの殿堂。僕はまだ行けていなくて」

F「今日このトークショウをやると決まる前、2015年の3月にたまたまに行ってたんです。鈴木さんは今日この会場や、六本木の21 21 DESIGN SIGHTで開催していたフランク・ゲーリー展を見て、いかがですか?」

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