Be confident with bag of WAKA TAKAHASHI | Aisa Arikawa
Aisa Arikawa

Be confident with bag of WAKA TAKAHASHI

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“Fashion Week”「ファッションウィーク」

残念ながら東京は街全体がファッションというポジティブでエネルギッシュなムードに包まれるという雰囲気は無く、

メインブランドの不在などでいつも以上に寂しい今シーズン・・・

それでも、次々と行われる新しいブランドや作品の発表にパワーをもらえるイベントであることに変わりはありません。

 

今シーズンは、素敵なバッグブランドに出会うことができました。

“WAKA TAKAHASHI”

NYを拠点に活動されているデザイナーのWAKAさんによるファーストコレクションです。

ブランドコンセプトは、女性の中に眠る大人の面と小女性の調和と対立。

女性の強さとナイーブさすべてを包んだ、自然体で上品だけどたまに遊びもあって、自立していて美しい。

そんなデザイナーのWAKAさん自身の理想の女性の姿をイメージして作られているそう。

 

aw16のコレクションのテーマ。

“WHAT IF I SAY I STILL BELIEVE IN?”「私がもしまだ…を信じていると言ったらどうする?」

大人になったと感じるに連れて同時に純粋に何かを信じること難しくなってきた、というよりも信じるのが怖くなってきた。

それでも何か盲目的に信じられるものが欲しいし、純粋に信じることができたらどんなに幸せなんだろう。

最近そんな葛藤を胸にしていた私の心に、このテーマはぐっと迫って来た。

しっかりした形でありながら、とても軽い。何よりも上質なイタリアンレザーの質感とディテールの美しさに魅了される。

しなやかな美しさを持ったバッグ。

肩にかけた瞬間、肩の力が抜けて自由になれる。

自分に自信を持つパワーをくれるそんなバッグ。

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(写真下左上から”AM”、”I” 、”WITH”)

コレクションは2つのラインで構成されており、こちらは“Classic Collection”

“I” “AM” “IN” “LOVE” “WITH” “PIXIE”の5型での展開。

シーズン毎に増えていく型を、少しずつ集めながら、組み合わせながら

自分のストーリーを作っていって欲しいという願いが込められているそう。

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”IN LOVE”

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手触りが最高に気持ちよいムートン/ゴートと、手にしっくりなじむ樹脂のチェーンの素材の組み合わせがとてもいい。

 

あと、どのバッグにも裏側にポケットがついているんです。

バッグを開けずとも、名刺やカードをサッとしまうことができる。

日常の1シーンやビジネスシーンでの機能性も考えて丁寧にデザインされていることが、ディテールから伝わってきます。

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この日の私のoutfitには、このバッグが一番マッチしていたかも。

IMG_0037_2“PIXIE”IMG_0049_2

もう1つのラインは“ONOMATOPÈe”オノマトピィ。

こちらはもっとClassic Collectionよりもイージーでプレイフルなムード。

“KIRA KIRA”と”MOCO MOCO”

単にバッグを持つだけではなく、バッグを見て、触れて、音を連想して・・・色んなインスピレーションが湧いてきそう!

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印象的な金具モチーフは、甘くてビターなチョコレートをイメージしてデザインしたということで、

お土産にオリジナルのチロルチョコを頂いてしまいました!

チロルチョコもこんなにハイセンスなパッケージに身を包まれるとは想像もしていなかったでしょう笑

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展示会の帰りは、ワードローブを思い出しながら何をオーダーするのか妄想するのに必死なのでした笑

 

[contact]

Highbridge New York Inc.

 

Profile

aisa arikawa
TOKYO
student of architecture
 

1990年生まれ。インテリア、ファッションから「場」について考える端っこ建築学生。キラキラしたダイヤモンドよりもマットで温かい質感の陶器が好き。そんな私のちょっと外れた視点から眺めたデザインの世界。

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