SLOW MORNINGNo00 | Aisa Arikawa
Aisa Arikawa

SLOW MORNINGNo00

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「師走」という字のごとく、忙しなく駆け抜けた12月ももうすぐおしまい。
 
今年はいつもより少し早めの帰省で地元、北九州に戻ってきました。
4:30a.mに家を出発。眠さと空腹をちょっと我慢しながら、羽田から小倉へ瞬間移動。
(国内線だと一回寝て起きると目的地なのでこう思ってしまう・・・笑)
 
地元に帰る楽しみの一つ、そして最近は一番の楽しみになっているのは、友人のお店に行くことなのですが、
「お店のオープン前にお茶でもしよう〜」とmessageをしたら、「ぜひお店で!」とのこと。
実は、
このpostを見ていたので、もしかしたらお店でsmall gatheringできるかな?と密かに期待していた確信犯でした笑

 
半年ぶりの再会を果たした10:00am。
 
場所は彼女のお店、C&MILLSで。
いつもは商品が並ぶ台は、彼女のセッティングによって“TABLE”へと整えられていて、
そこに、お互い持ち寄ったFOODと食器を配置してみる。
うん、ちょうどいいバランス。
軽く連絡をとってからは打ち合わせをすることなく、お互い自分の「直感で好き」を選んだだけ。
見てほしいもの、食べてほしいもの、伝えたいものが”TABLE”という小さな空間でシェアされる。
 
めまぐるしかったこの1年を纏めるのにふさわしい、ゆったりとしたまさに「豊かな時間」が流れる朝になりました。

 

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「なんで?」で解決する(解る)”good design”と違って、
「直感でいい!」と思うその感動と良さは、伝えるのも共有するのもとても難しい。
でも、簡単に「わかる」シンプルなものだけが、いいものではない。
ものを持たない、質素に生きたい、ふつうがかっこいい、という世代だけど、
たくさんのものを見て知ること、たくさんのことを考えること、
そして、たくさんのものから自分で選ぶこと、を放棄してはいけないと思う。
 
物事の背景、コンテクスト、ストーリー。
言葉だけが一人歩きしている気がするけど、物事の本質は見た目じゃなくてそこにある。
ロジックではない、感覚としての感動は、じっくりものと向き合うことでしか得られない。
それを語るにもまだまだ若すぎるのだけど、そういう価値観を一緒に温めてくれる友人の存在はとても貴重。
そして、そういう価値を伝えるplatformとしてのお店の存在も素敵だ。
 
version upして、SLOW MORNINGというsmall gatheringをこれからも実現していきたい!
 
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次回はお店についてご紹介・・・

Profile

aisa arikawa
TOKYO
student of architecture
 

1990年生まれ。インテリア、ファッションから「場」について考える端っこ建築学生。キラキラしたダイヤモンドよりもマットで温かい質感の陶器が好き。そんな私のちょっと外れた視点から眺めたデザインの世界。

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