7時間でちょっとニッチな金沢まで楽しむ方法 | Aisa Arikawa
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7時間でちょっとニッチな金沢まで楽しむ方法

Happy White Day!だけではなく・・・

今日のは朝から、北陸新幹線開通の話題で持ち切りですね。

新幹線本体はもちろん気になるところですが、
一番大事なのは、北陸で何をするか?ということですよね。

というテーマで、私の金沢弾丸トラベル(2014.09)を参考に、(※この時は朝一の富山駅発のバスで金沢へ)
日帰り金沢一人旅のタイムスケジュール。

 


オラファー・エリアッソン、レアンドロ・エルリッヒ、ジェームズ・タレル、カプーアは言わずもがな。

 

今月31日までは、こちらの作品も必見。
先日も、YSLのシークレットパーティーでゲリラレストランを開催されていた
フードアーティストの諏訪綾子さんによる「好奇心を味わう小部屋」
瓶詰めにされた食材は、それを触っても、口にしてもいないのに、妙な生々しさを感じて、ドキドキしてしまう。
 


仏教哲学者の鈴木大拙の記念館。
設計は、金沢出身の建築家、谷口吉生
「写る」、「反射する」マテリアルは静かに興奮してしまう。


 

 

チェコやポーランドなどの東欧をメインに買い付けを行っているそう。
ボヘミアングラスのヴィンテージから、用途が一目で分からない一風変わったものまで、ちょっと珍しいものに出会える。
3Fのストックルームにも案内してもらい、店主と話し込む。
この空間で仕事終わりの一杯なんて羨ましすぎる。
 

 

SKLOのオーナーから教えてもらってこちらへ。
金沢のご当地グルメ「ハントンライス」発祥の店と言われる老舗洋食店「グリルオーツカ」でランチ。

「レトロ」と一言で言ってもそのムードは様々だけど、こちらはちょっとアールデコ調。

「カウンター素敵ですね」と奥さんとおしゃべりが盛り上がっていると、ご主人もキッチンから出て来てくれた。
なんか、さりげなく置いてある醤油さしからハントンライスの絶妙なバランス感までとにかくセンスが最高だった。
 

グリルオーツカを出てすぐ、最近話題のエリアだという「せせらぎ通り商店街」をお散歩。

New Shopと同時に武家屋敷跡や、伝統の町家などの街並みを楽しみながら金沢駅の方に向かっていくと、
交差点にあるのが「ひらみぱん」。

大正時代の鉄工所跡の建物を利用しているそう。

まだお腹いっぱいだから、カフェは諦めて朝ご飯のためのパンを購入。
明日の朝、東京に戻ってからも旅の思い出に浸れるように。
 



谷口吉生が設計、父の谷口吉郎が監修。
谷口吉郎は最近建て壊しで揺れるあのホテルオークラのメインロビーを設計した建築家。
大胆に張られた鉄板のファサードが潔い佇まい。
 


構造美に圧倒される金沢駅舎。
駅舎をゆっくり楽しみつつ、帰りに食べる駅弁を選んで旅はおしまい。
 
うん。満足満足。
徒歩で7時間あれば、寄り道をたくさんしちゃっても余裕でこのコースは回れます!
 
でも、
ホンネは、いいお宿をとって、ゆっくり北陸を満喫したい!!
 
それでは、素敵な週末を!

Profile

aisa arikawa
TOKYO
student of architecture
 

1990年生まれ。インテリア、ファッションから「場」について考える端っこ建築学生。キラキラしたダイヤモンドよりもマットで温かい質感の陶器が好き。そんな私のちょっと外れた視点から眺めたデザインの世界。

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