フランソワ・オゾン監督が「同性愛」「女装」というテーマを描いた理由を告白 | Numero TOKYO
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フランソワ・オゾン監督が「同性愛」「女装」というテーマを描いた理由を告白

パリ出身の映画監督で、いまやフランス映画界を牽引する存在となっているフランソワ・オゾンにインタビュー。完成したばかりの新作映画『彼は秘密の女ともだち』について、作品を通して伝えたかった思いや、俳優たちとのエピソードを激白。ヌメロ・トウキョウ(https://numero.jp/)のインタビュー連載「Numero Talks」で語ってくれた。   国際的な注目が高まる女優アナイス・ドゥムースティエが主演の『彼は秘密の女ともだち』。共演したフランスの人気俳優ロマン・デュリスが美しく化粧を施し、ウィッグを付けた姿が予告版やポスターで公開されすでに話題となっているが、監督がいま「同性愛」や「女装」というテーマに初挑戦したのには理由があった。「2013年にフランスで同性愛者の結婚が法律で認められた際、反対派の人々の過激な暴力が話題になった。あの出来事をきっかけに、今こそこのストーリーを政治的なメッセージを込めて描くべきだと思ったんだ」。男優が女性的な役を演じることについての監督としての見解から、女装に興味を持ったことはある?といったストレートな質問の答えまで! <フランソワ・オゾンのインタビューはこちら>

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